![]() 製作国:アメリカ 監督:デヴィッド・R・エリス 製作:クレイグ・ベレンソン 製作総指揮:ストークリー・チャフィン 原案:ジョン・ヘファーナン 脚本:セバスチャン・グティエレス amazon.co.jpで詳細を見る。 |

オアフ島カエナ・ポイントでバイクの調子を見ていたショーン(ネイサン・フィリップス)は、偶然にもギャング、エディ・キムたちが検事ヘイズを惨殺してしまうのを目撃してしまいます。すぐさま追っ手のかけられたショーンを間一髪で救ったのは、FBIのネビル(サミュエル・L・ジャクソン)。
ネビルはショーンにエディを刑務所に送り込むために、ロサンゼルスに来て証言をしてほしいと頼みます。
サウスパシフィック121深夜便のファーストクラスを借りきり、ショーンとネビルたちFBI…そして芸能人『3G's』、犬連れ、キックボクサー、新婚さんなどの一般の客たちは、ホノルル国際空港を飛び立ちました。
しかしその貨物室の中には、エディの放った無数の蛇たちがおり、高度1万フィート上空でついに放たれてしまうのでした。エディはなんと証言者ごと飛行機を落とそう企んだのです。パニックと化す機内に逃げるところは!
一方、ネビルから連絡を受けたFBIのハリスは、ヘビにかけては第一人者と言われるプライス博士を呼び寄せるのでしたが。


設定からしてB級の匂いが漂っていたのですが、なかなかどうして面白い作品に仕上がっていました。
当初ヘビを使っての暗殺と来ていたので、なんとアバウトな計画なんだ。と思っていましたが、当の計画者は飛行機自体を落とそうとしていたようである程度納得でした。とはいえアバウトには違いないと思いますが。(^^; いかに大量のヘビが貨物室から放ったとしても、それで飛行機が落ちる保障はどこにもありません(作中では偶然に危機に陥ります)。
でもレイを使ったフェロモンによって、ヘビたちを興奮状態にさせるのは面白いアイデアですね。
サミュエル以外に美女美男子が見当たらないところもB級らしいところですが、こういう方が意外とリアル感をもたらせ、なおかつ味のあるキャラになっているのかも知れません。『3G's』のお付きの2人や、仕事第一主義者、副機長リック、客室乗務員の3人の女性など、いい感じでした。バカップルが早々に消えてくれたのもよかったかもしれません。
ヘビたちの襲うパターンもいろいろと凝っていて面白いです。
こちらがこれどうなるんだと思った疑問、ヘビを使ってどうやって特定するの?血清の種類はどうするの?そのほかにもいろいろとあったのですが、作中できちんと「一応の」解説があるところも、私的には評価が高くなったところです。こういう部分って、ほかの作品ではおざなりにされていることが多いですからねぇ。
というわけで、密室系のパニック映画としては『ちょっとオススメ』作品でした。
着陸の安易さ(面白いですが危機感なし)、どこにいたんだラストの奴など、ちょっとしたところの問題点がなければ「オススメ」にしたところです。
【一言いいたいコーナー】
・プレイステーション2が活躍するとは!
・実際にはヘビより爆弾が早いとは思ったりするのですが、一応、爆弾だと機械なのでチェックに引っかかるようですね。ちなみにヘビをトランクに入れたりすると、どうなるのかというのはエンディングをどうぞ。
・ジャケ写でサミュエルが持ったスタンガンから、貧弱なライトサーベルのように光が迸っていますが、剣のような使い方はありません。
・巨大ヘビ…ラストのどこかで登場してほしかったです。


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GWは満喫されてますか?
私は映画にいったり、家でゴロゴロMLB観てますよ^^
B級のノリなのに、細かいところまでも(血清など)描かれていてありえない話でもないんだよね。
着陸の安易さはある。
プレステは、唖然でした^^;
笑えるし、なかなかの娯楽作でした!
TBもありがとう♪
私も前半は出かけていたりしていたのですが、後半はゴロゴロが多いです。(^^;
そう、意外と細かい設定もきちっと作ってあって、ていねいに作られている感がありましたね。
プレステ2のネタ自体は面白いと思うのですが、あまり簡易に着陸させるのはどうかと思いました。計器がぜんぜん違うじゃん!と思っちゃいます。
トラックバックありがとうございました。
こちらは、今日明日、大雨で、休みも台無しでーす。
私は、仕事だったので、影響無しですが(汗)
この映画、面白かったです!
笑い所も、有りましたが、俳優陣の体当たり演技
女性が、壁にぶち当たる所なんか、本気演技で
その為に、物語に緊張感があって、リアルでした。
ヘビの動きも凄かったですね・・本物?CG?
境目が、分からなかったです。
確かに、プレステ2には、呆れましたが(笑)
あのノリは、何だ?・・と思いつつ、楽しめました(∩.∩)
トラバさせてくださいね(^o^)
蛇は、ごっつぅ怖かったんですが、
日にちも経った事ですんで、
お蛇様方の姿が薄れていっている今日この頃、
改めて、面白かったよなぁ〜って思います。
A級のくせにB級にしたような映画でしたね。
結構、気に入っています。
でも、もう一度観るのは勇気もんだなぁ〜
ヾ(@^∇^@)ノ ワハハハ
みなさん、A級のB級映画って評価が多いですね。
僕もそう思いますよ。これって、正直アホでしょう?(爆)
でもでも、アホを素晴しい演出センスでもって見せているから、めっちゃ楽しめる。
たぶん頭の良いスタッフが作り上げたんでしょうね。A級の映画を作れる実力のある頭脳たちが、わざとふざけてるかんじ。
だから洗練されている。洗練されたアホ。
プレステ2得意って理由だけで、あのブラザーにテキトーに飛行機操縦させるとこなんて、テキトーすぎるから逆に気持ちいいみたいな。(笑)
なんだこのテキトーさは?!ってゆー感動ですね。
終盤〜ラストの脚本の圧倒的テキトーさは、痛快度200%ですよ!!
ジャクソンもめちゃ楽しそうに演じてて大満足でした。
TB返ししますね。
こちらでは今日から雨になりました。明日からは会社なので、やんでほしいです。今日は最後の日なので…掃除ですね。(- -;;
俳優陣頑張っていましたね。
昔のものは特撮が弱い部分ストーリーや演技でカバーしていますが、この作品では特撮もいけていましたし、演技ストーリーもいいという、どこかの特撮だけ作品とは比べ物にならないデキだったように思えます。
最後のPS2もネタ的には私も好きです。
もう少しだけ難しいほうがよかっただけです。(^^)
トラックバックありがとうございました。
面白かったですねぇ。
ヘビが苦手なちゃぴちゃぴさんが絶賛しているところで、この作品が世間一般に受け入れられた証明にもなっていますね。
巨大モノでもありませんでしたが、多くのヘビがそれを上回る恐怖と笑いを持ってきてくれました。
もう一度観たい作品です。
トラックバックありがとうございました。
私も同感です。
結構バカなことを、ちゃんと計算して作っているふしがありますね。
こういう部分は「チーム★アメリカ」に通じるところがあるのではないでしょうか。
ラストのプレステ2のアイデアは、そこまでゲームばっかりしていた人に白羽の矢が立った時点で、これはやるぞと思ったものですが、操縦方法も違うのでもう少し操縦に悩んでほしかったところです。でもアイデア自体は好きです。私もゲーマーですし。(^^;
トラックバックありがとうございました。
普通なら噛まれた乗客は全部諦めそうですが、専門家も活躍してくれて。おふざけと本気のバランスが良かったと思います。
ゲーム知識で操縦はさすがにお気楽すぎましたが…。私ももう少し緊張感あってもいいのでは?と思いました。
でも、それでも許せるのが、この作品が一流のB級作品である証明ですね(笑)
人気があるのも納得です。
これはなかなかの作品でしたね。やっぱりB級ではありますけど、なかなかこだわりがあっていろいろな方法で登場したり撃退するのは観ていて面白いですね。
流石にフライトシミュレーターしていても本物は無理でしょう。(^^;
同じフライト・パニックモノとしては、蛇ではなくゾンビが登場の「デッド・フライト」が掘り出し物のオススメですよ。
こちらもこだわりがかなりあって楽しめた作品です。(^^)
トラックバックも、ありがとうございました。