![]() 製作国:アメリカ 監督:M・ナイト・シャマラン 製作:サム・マーサー 脚本:M・ナイト・シャマラン 撮影:ロジャー・ディーキンス 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード amazon.co.jpで詳細を見る。 |

1897年…森に囲まれた小さな村でのこと。
平和だった村に、ある異変が起こっていました。発見者は子供たち…それは首を捻られ毛をむしられた家畜の死体でした。コヨーテではないかと思われましたが…。
村には掟があり、村の外にある森へ入ってはいけないというものでした。森には大きな爪を持った何者かが住んでおり、お互い境界を越えないことで平和が保たれているというのです。
あるとき、若者ルシアス(ホアキン・フェニックス)が森に入ってしまい、その夜、村は恐怖にさらされます。ルシアスは後悔し悔い改めます。そんな彼を好きだった盲目の少女アイヴィー(ブライス・ダラス・ハワード)とお互い引かれ始め、結婚することになりますが、そんな時、ルシアスは何者かに指され重体に…。
アイヴィーは仲間2人と共に、一番近い町に薬を取りに行くために、禁断のコヴィントンの森へと入っていきます。そこに待つのは…。
一方、娘を送り出したエドワード(ウィリアム・ハート)から、娘のことと村の真実の姿が村人たちに語られるのでした。


閉鎖された村という設定は、古いところでは「プリズナーNo.6」から「ブリガドーン」「八墓村」「変態村」「2001人の狂人」などがありますが、作品を支えているのは『どうして村がそこにあるのか』という理由付けがあり、そして村特有のルールがあるというところでしょう。
この「ヴィレッジ」でも村を囲むコヴィントンの森を禁断の地とし、さらに不吉な色に『赤』を持ってきていました。この『赤』は各所で伏線となっており、なかなか効果を上げていたと思います。
あと1つの要素がノアの役どころでしょうか。彼の存在が真相に輪をかけていたために、謎がそのまま活かされていたようです。にしても…最初の真相、そこまでするかー。でしたけど。(^^;
アイヴィーの献身的な行為が胸を打ちますが、これは彼女が盲目であるが故の感動、そして恐怖でした。こういうところの作りはうまいですね。
彼らはやはりあそこでこれからも暮らしていくのでしょうか。若干のヒビが入ったかのような気がしましたが、なんとも微妙なラストで、余韻を含んでいました。
【一言いいたいコーナー】
・黄色のフードコートがとてもあっている。
・ただ…やっぱりこれは「逃げ」ということになるのでしょうか。少し消化不良を起しそうな真相でしたね。


夫婦でシネマ(wancoさん)の「ヴィレッジ」

DVDレンタルサービス ぽすれんの「ヴィレッジ」
ホラー映画って呪怨が怖いの?さんの「ヴィレッジって怖いの?」
この映画のラストは全くの想定外で、完全にやられてしまい、大喜びでした!
TBさせていただきますね。
一方白くじらは恐怖しなかった。
なんとなく、そういう世界なんじゃないかという予想はしました。
なので、後半はドキドキが下がっていったように思う。
赤や黄色の色が印象的でした
呪い村465だっけかな?
これも、閉鎖空間の村でした。
これも良かった。
スゲーミステリアスで、感動的。スリラーの形を借りた純愛ラブストーリー。
見事ですよ。ホント。
ホント、あのラストには驚きました。
されしてさらに戻ってからも…こういう閉鎖的空間での生活モノは、余韻も含んでいていいですね。
私もお気に入りです。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
これは途中である程度真相がわかるものの、その後にさらにもうひとつの真相が隠されていた点が評価できる点でした。
決着が付いたのに、いつまでも森にいるアイヴィーに変だなと思ったらガツンときてしまいました。(^^;
「呪い村465」はまだ観ていないんですよー。(_ _)
「シックス・センス」「アンブレイカブル」「サイン」といい作品が続いていますね。
一度観るとオチは判るものの、それを知った上でも違った視点で観ることもできるいい作品でした。
あとは「レディ・イン・ザ・ウォーター」も観なくっちゃ。(^^)/