1970年(WHEN THE DINOSAURS RULED THE EARTH) 製作国:アメリカ 監督:ヴァル・ゲスト 製作:アイダ・ヤング 脚本:ヴァル・ゲスト、J・G・バラード 撮影:ディック・ブッシュ 音楽:マリオ・ナッシンベーネ 特撮:ジム・ダンフォース、デヴィッド・アレン、アラン・ブライス |

原始時代…岩山に住む一族の長は太陽の異常をしずめるために、3人の金髪娘を生贄にささげることにしました。しかしその内の1人は逃げ出し、そのまま崖から落ちて死に、慌てて残りの2人をささげようとしたときは、大地が怒り竜巻が荒れ狂いました。
生贄の1人サンナ(ヴィクトリア・ヴェトリ)は海へ転落してしまいます。それを救い上げたのは海辺に住む一族のターラ(ロビン・ホードン)でした。
タ
ーラは初めて見る金髪の美しい女性に、心を奪われてしまいます。
彼といい仲だった女性はそのことに腹を立て、ターラが漁に行っている間に彼女を殺そうと、恐竜が襲ってきたことを彼女のせいにしてしまいます。なんとか難を逃れたサンナでしたが、岩山に住む部族が自分を捜しに来たことを知り、部落を逃げ出してしまいました。それに気付いた男たちは彼女を追いかけますが、恐竜に襲われ…そして戻ってきたターラもまた彼女を追いかけて行くのでした。


ハマーフィルムが作った名作「恐竜100万年」に続く恐竜映画なのですが、恐竜の動きはいいところもあるものの、ストーリー自体はレベルが落ちているような気がします。喋れるような喋れないような言葉も、どちらかというともう喋らないで身振りだけで十分だったような…。
この時期の特撮ものにはつきもののストップモーションは、レイ・ハリーハウゼンではなく、ジム・ダンフォース。でも恐竜の動きはなかなかです。
作品自体は人間の新しい時代への第1歩…という感があるのですが、やっぱり恐竜映画は特撮かな。(^^; いろいろと出てくるのは大好きです。
【一言いいたいコーナー】
・何が起こってもすぐにサンナのせいにするのはあまりにもかわいそうでは!!

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