1989年(HONEY,I SHRUNK THE KIDS) 製作国:アメリカ 監督:ジョー・ジョンストン 製作:ペニー・フィンケルマン・コックス 製作総指揮:トーマス・G・スミス 原案:スチュアート・ゴードン 脚本:エド・ナーハ amazon.co.jpで詳細を見る。 |
ある土曜日の朝、サリンスキー家ではサリンスキー(リック・モラニス)は講演へ、妻のダイアン(マーシャ・ストラスマン)は仕事にと、大慌てで飛び出していきました。残されたエミー(エミー・オニール)とニック(ロバート・オリヴェリ)は当然留守番。エミーは今晩のダンスパーティーに心は飛び、モップ相手に踊っていました。
それを窓から見ていたのは隣のトンプソン家の長男ラス(トーマス・ブラウン)、彼はフットボール部を外され、何をするのも嫌になっていましたが、エミーを見ているうちに心が癒されていることにまだ気付いてはいませんでした。父親のトンプソン(マット・フルーワー)が釣りに誘ってもラス、そして弟のロンはうわの空、まだ準備をしている時間をぬって、ロンはバットとボールで遊んでいました。と、そのボールがサリンスキー家の2階の窓ガラスを割ってしまいます。
それを見たラスは、ロンをつれて謝りに行きます。
2階のガラスを掃除しなくてはというエミーに、ラスはロンと一緒に付いて行くことに…しかしそこで彼らを待っていたのはサリンスキーが寝る暇も惜しんで創っていた物質縮小装置!失敗ばかりして対象を破壊していた装置が、ボールが当たったことで基盤が焼けオーバーロードしかけていました。そこへ来たエミーたちは、自分たちを狙っている光線銃の先端を目撃、そこからほとばしった光線は彼らを縮小してしまいました。
一方、物質縮小の理論を講演会で発表していたサリンスキーは、誰にも信じてももらえず、がっかりして家に帰ってきました。
子供たちのいないことに気付きつつも、2階に上がったサリンスキーは、窓ガラスが割れていることを知り、ほうきで掃除をしてしまいます。そしてそのゴミは裏庭にある込み捨て場に…そう、彼らがゴミと一緒に入っていることにも気付かず…。
ゴミ袋を切り裂いたエミーたち4人の前に広がる光景は、まるで別世界。
身長6mmほどになった彼らにとって、裏庭は広大なジャングル。家まではなんと5キロメートルにも相当するのでした。
1989年「ミクロキッズ」
1992年「ミクロキッズ2 ジャイアント・ベビー」
1996年「ミクロキッズ3」
発明狂のサリンスキーが発明した物質縮小装置が、誤動作により子供たちを縮小、小さな裏庭は一転して広大なジャングルに。たった6mm程度の身長になった子供たちの大冒険が今始まります。
小さくなることにより、今までなんでもなかった水溜り、蟻、蝶、蜂、そして恐怖の芝刈り機など、特撮もなかなか秀逸ですし面白いです(どうして蠍までいるのかは謎ですが)。蜂に乗っての飛行や、蠍との戦いなど見所は随所にあります。
いじめっ子のロンとニック、エミーとラスとの青春シーンもまじえながら、大冒険を繰り広げている子供たちを捜すリック・モラニスの奇想天外な捜し方も爆笑モノで、隣のトンプソン曰く「イカレタ男だ」。
サリンスキーの言によれば、分子と分子の間にある隙間を取り除くことによって、縮小するということでした。とはいうものの小さすぎ?さらにこの方法だと、小さくなっても質量は同じということになると思うのですが。また逆の拡大ですが、縮小したものを拡大するのはいいとしましょう。しかし本来の大きさのものを拡大した場合、やはり元の重さのまま(つまり見かけよりずいぶん軽い)で中身が…お菓子などはすかすかで美味しいのかどうか怪しそうですね。(^^; と、ちょっと突っ込んでみました。
続編として「ジャンアント・ベビー」「ミクロキッズ3」が作られましたがこれまた第1作目がもっとも面白いですね。
【一言いいたいコーナー】
・夜になって8ぽっちのレゴブロックの中で寝るシーンがあって、レゴファンの私としてはなんだか嬉しかったです。日本モノだったらダイヤブロックとかになるんでしょうね。
・こういうミニチュアというと思いだすのがTV映画の「巨人の惑星」などでしょうか…ってこれは縮小じゃなかったんですけどね。
【関連する記事】
こういう発想のお話って、なんか気になります。
1は、見たいです!
じゃコッチにジャイアント・ベビーのコメントを
(紛らわしくてすみませんw)
アダム君がネオンのギターを抱えて大暴れするシーンが好きです♪
ディズニー映画て夢があって良いッすね☆
これは劇場に行きました。(^^)
こういうSFコメディは好きな上に、しかもファミリー向けだったので、お子様に観せても一緒に楽しめると思います。
残念ながら続編はレベルが下がってしまいましたが、1作目はオススメですよ。
あはは、順番に上げていっていましたから、今日(もう日付が変わってるけど)は、最後の3作目もレビューしておきました。
ディズニー映画はきちんとまとめられているので、そつなく楽しめますね。
おっけーでした。