![]() | 公開年 | 2015年 VICE |
制作国 | アメリカ | |
監督 | ブライアン・A・ミラー | |
原案 | ||
制作 | ランドール・エメット、ジョージ・ファーラ、アダム・ゴールドワーム | |
制作総指揮 | オリバー・ジーモン | |
脚本 | アンドレ・ファブリツィオ、ジェレミー・パスモア | |
撮影 | ヤロン・レビ | |
音楽 | ハイブリッド | |
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近未来、巨大企業のCEOであるジュリアン・マイケルズ(ブルース・ウィリス)は、富裕層向けに、殺人、ドラッグ、セックスなど人間の欲望をかなえることができるリゾート施設≪ヴァイス≫を創り上げました。その中では、人間と区別がつかないほど高性能なレプリカント(人造人間)が生活しており、顧客の満足をかなえていました。
しかし、ここのでの犯罪が、そのまま外の世界での犯罪を増長させており、テデスキー刑事(トーマス・ジェーン)は何とかして≪ヴァイス≫を閉鎖をしようと探っていました。
そんな時、女性型レプリカント6126-ケリー(アンビル・チルダーズ)が消去されたはずの記憶をフラッシュバックさせるという異常が発生。すぐさま修理を行うも、ケリーはその修理中に逃げ出し≪ヴァイス≫の外へ出てしまいます。
彼女は彷徨った挙句、夢に出てくる建物、教会へとたどり着きます。そこで出会ったエヴァン(ブライアン・グリーンバーグ)はなんと制作者でした。彼はケリーに真実を告げ、通信の届かないセントヘレナ島へと脱出するようにと、ハッカーであるジェームズ(ブレット・グランスタッフ)に協力を頼みに向かいます。
しかし、彼らを追ってテデスキー警部、そしてマイケルズ配下のクリス(ジョナサン・シェック)たちが襲いかかってくるのでした。


あまりレプリカントがいるからどうのというのもありませんし、もっと人間との対比があればよかったと思います。
残念ながら作品では、レプリカントの恐怖はまったくなく、かといって感情があり自分がレプリカントということを知らされても驚いたり、悲しんだりするような事もないので、物語が淡々と進みます。ただ最後は自分の出生の秘密よりも、自分を制作者が思い人と思っていたことに対する慕情、そしてそれを亡くされた時の怒りの方が上だったのかも知れません。
【ここがいい!】
・序盤の銀行強盗は導入としてはいいと思います。
・施設内では顧客(つまり人間)には銃を撃てないようになってます。これはレプリカントがしている識別の腕輪のせいのようです。ちなみに≪デロス≫では体温による抑制でした。
・ケリーが銃を撃てないのは人間に対してのよう。こういう制限はつけておくべきでしょう。と思ったのですが、ラストのオチを観ているとこの説明は間違いかな?実際には「ロボコップ」のような社員に対してだったのかも。でもそれも入口で一人殺しているし…わけわかりません。まぁ、そういうオチだったわけ。(^^;
【ここは問題かな?】
・≪ヴァイス≫側の銃はとにかく当たりません。識別入ってんじゃないの?といいたいほど。(^^;
・エヴァンさん、趣味で作ったって…それはないんじゃない?で、どうしてそれが≪ヴァイス≫で使われているの?
・首絞めて殺すって…人間もレプリカントもあったものではないですけど。甘々なシステムで中に入ると顧客も死を覚悟した方がいいんじゃないかなって思います。
【一言いいたいコーナー】
・ブルース・ウィリスが出ているのに!!
・レプリカントと人間の壮絶なバトル!!そんなのありません。誇大広告もいいところですね。
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パパがんばって(^^)/(かえるママ21さん)の「映画「デッドシティ2055」見たよ」
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こちらからも、やってみたんですが......
トラックバックを返すのって難しいですね〜。
はい、ブルースウィリスが出てるのに....というのは、同感です。
しかも出演時間が少なすぎませんか?
白くじらさん、鋭い観察眼をお持ちですね。
もっとレプリカントの悲哀を描いて欲しかったですね。
むー、トラックバック駄目でしたか。
以前も駄目でしたけど、かえるままさんができるようになった記事があったので載せておきますね。
http://movie-dic.seesaa.net/article/240643435.html
本当に、出る映画を選んだ方がいいのでは?と思える作品にちょっと出てたりしますよね。
でもやっぱり出ると、存在感が大きいですね。流石です。
レプリカントの悲哀で言ったら、やっぱりブレードランナーでしょうかね。(^^)