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2015年12月08日

トレマーズ5 ブラッドライン

バート・ガンナー、アフリカに立つ!
トレマーズ ブラッドライン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
2015年(TREMORS5 BLOODLINES)製作国:アメリカ
監督:ドン・マイケル・ポール原作:S.S.・ウィルソン、ブレント・マドック
製作:オグデン・ギャヴァンスキー製作総指揮:リサ・グッディング
脚本:ジョン・ウェルプリー撮影:マイケル・スワン
音楽:フレデリック・ウィードマンamazon.co.jpで評価を見る。

ストーリー
狩りを続けていたバート・ガンマー(マイケル・グロス)は、グラボイズたちを北半球に追い込んでいました。
ネバダ州南部モハーベ砂漠でサバイバリストとして動画を撮り続ける彼でしたが、突然のバイク乗りのトラヴィス(ジェイミー・ケネディ)が現れ、カメラマンが交代してしまいます。ファンである彼は驚くバートを尻目にカメラマンを買って出たのです。
押し問答を繰り返していた彼らの元に一台の車が…現れたのは一人の紳士エリック・ファン・ヴィック(ダニエル・ジャンクス)。彼は南アフリカの野生動物省の職員だと言います。現地にアスブラスターが出現したというのです。
バートに代わってトラヴィスが商談をまとめ、彼らは南アフリカへ。

南アフリカ、人類化石遺跡群(人類のゆりかご)…そこでは現地のハンターが一人洞窟で死に、グラボイズの化石を発掘していたカップルも襲われ死亡。
現地に到着したバートは厳しい税関のために持ち込んだ銃は3日後でなければ手に入らず、代わりに受け取った銃はガンマニアのバートにはとっては死にに行けと言わんばかりのものでした。
そんな彼らの前に現れるアスブラスター。そしてグラボイズが襲いかかってきます。北米のそれとは明らかに違う彼らに翻弄されるバートたち…はたしてグラボイズたちを倒すことはできるのでしょうか。

映画レビュー
ちょっとオススメいままで「トレマーズ」の名を冠された作品は多々ありましたが全部偽物、そしてついに正当なる続編の登場です。
バートことマイケル・グロスが今作にも登場していることがうれしいですね。ハゲてましたけど。(^^;
もうかなりのお年のようですが、頑張ってます!

登場する地底怪物の生態は、「トレマーズ3」で明らかになった通り、タマゴ→(幼体)→グラボイズ→シュリーカー(12時間以上放置で脱皮)→アスブラスター→グラボイズのタマゴという図式ができています。
今回登場したのは、アスブラスターとグラボイズです。両方ともアフリカ産のためか体型がかなり違います。アスブラスターはあまり直線的ではなく高速で飛べるのかなって思ってしまいます。グラボイズの方はなんと回転ジャンプします!これは怖い。(^^; また触手が単体で動けるようです…普段はいったいどうなっているんでしょうか?
作中では突然変異のような言葉もありましたけど、洞窟には壁画もありましたし昔からいたようです。アメリカ産とはまた違った進化をした生物かもしれません。
そもそも部落では祭りでインプンドゥールと呼ばれているくらいですから、今回突然現れたのではないようですね。

サバイバリストとしてのバートは、面目躍如だったのではないでしょうか。
惜しむらくは、グラボイズたちの姿があまり見えなかったことでしょうか。もう5作目ですし、最初から姿を出してもよかったような気がしますし、犠牲者が少なーい。(^^;

人間ドラマ的には希薄ですが、CGは他のB級モンスター作品とは一線を画していますね。こういうところはさすがに人気シリーズです。おおまけで★4かな。
まだ続きそうな感じですね。

チェックポイント
【ここがいい!】
・最初にバートが今までのシリーズというか、グラボイズの生態について説明があるのがいいです。
・バートにしては武器が平凡かなって思っていましたが、少しずつ強力になるところ。ちなみにナンディ(パール・ササイ)という女医さんが女性版バートみたいな感じ、ヘリのおじいちゃんも武器マニアでした。(@@;
・硬いところは通れないシーンもあり。ぶつかって死んでほしかったけど。

【泣きポイント(T T)】
・ありません。まぁ、グラボイズ登場は泣くほど嬉しかったですけど。

【ここは問題かな?】
・バートさん人間巻きこんじゃダメです。これは正直一番の問題かも。
・怪物の登場シーンが少ない。
・グラボイズは仕方がないですけど、アスブラスターは一度にいっぱい出てほしかったな。シュリーカーも出てほしかった。
・女医さんの娘がどうしてあの状況になったのかがよく解りません。車もないのにね。
・部落のみんなが屋根に上っているのも笑っちゃいますけど、襲ってほしかったな。
・触手切り離しはどうなのかな。折角の変なモンスターが。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・ブラッドライン…そういう意味でしたか。(@@; ちょっと驚きました。でも改めて考えると、人間とグラボイズ、両方の事かな。
・なんとなく、今回はグラボイズが悪いんじゃない!と思ってしまうのは私だけ?

関連リンク
1989年「トレマーズ
1995年「トレマーズ2
2001年「トレマーズ3
2004年「トレマーズ4
2015年「トレマーズ5 ブラッドライン
2018年「トレマーズ6 コールドヘル

#820

コメントとトラックバックをさせていただきました。
銀幕大帝α(ヒロ之さん)「トレマーズ ブラッドライン
忘却エンドロール(宵乃さん)「映画「トレマーズ ブラッドライン」観た

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ラベル:トレマーズ
posted by 白くじら at 18:28| Comment(6) | TrackBack(1) | モンスターパニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おぉ、正式な5作目が出てたんですか!?
バートも登場というのが嬉しいです。やっぱりこのシリーズはバートがいなくっちゃね♪
良いところも悪いところもあるみたいですが、グラボイズが見られるというだけでワクワクします。
いつか見るぞ〜!
Posted by 宵乃 at 2015年12月08日 19:48
こんにちは、宵乃さん。

実に11年ぶりですね。
バートさんも相変わらず健在で、皆勤賞は彼とグラボイズだけですね。(^^)

いろいろとツッコみたいところはありましたが、やっぱりグラボイズが観れたことが一番うれしかったですね。
ぜひ、観てくださいね!!(^o^)/
Posted by 白くじら at 2015年12月09日 16:35
こんばんは!
こちらにも失礼します。
コメント&TBありがとうございました。

ファン待望の新作がようやく登場してくれましたね^^
シリーズは全部観ているので、この映画の情報が出たときは飛び跳ねました。
バートが変わらず出演してくれたのも嬉しかったですねぇ。
残念ながらオリジナルビデオでしたが、それでも映像のクオリティは相当高かったと思います。
そういう意味ではファンの期待に監督はしっかりと応えてくれていました。
後もう少し、母体となるグラボイズの暴れっぷりを描いて欲しかったかなぁという思いは出ましたが、こうして正式な続編が11年ぶりに観れた事だけでも感謝しないといけないですね。

それでは、今年も明日で終わりですね。
白くじらさんとこうしてお話が出来たのは嬉しいです。
来年も素敵な作品と出会えることを願いつつ、よいお年をお迎えくださいね。
失礼いたします。
Posted by ヒロ之 at 2015年12月30日 23:15
こんばんは、ヒロ之さん。

実際にはなかなか1作目は超えられないようですが、同じ世界観を味わううえで、心待ちにしていた1本でした。
バートさんは凄いですねぇ。まだまだ活躍できるのかも知れませんね。
かなりCG技術も進んでいるので、もっと大暴れしてほしかったのは私も同感です。
もっともっと暴れて、もっともっと犠牲者を!!(^^;

トラックバックもありがとうございました。

私も新たな知り合いが増えて嬉しいです。
もう今年も4時間足らず、来年もよろしくお願いいたしますね。(^^)/
Posted by 白くじら at 2015年12月31日 19:44
久しぶりにこのシリーズを見たので、グラボイズの登場頻度が少ないというのは気付きませんでした。もう「グラボイズだー!」とはしゃいじゃって(笑)
CGはよくできてましたよね。もっと積極的に集落を襲っていれば、もっと楽しかったと思います。
バートの活躍はバートファンには嬉しいものがありましたね。バートと新しい相棒にはこれからもグラボイズと戦ってほしいです!
Posted by 宵乃 at 2018年01月11日 07:40
こんばんは、宵乃さん。

本当に久しぶりの正統なる続編でしたね。
私ももうグラボイズさえ出ていれば、もう嬉しくって、嬉しくって。
流石にCGになってきたのが時代ですけど。(^^;

バートが今でも頑張っていたのは、凄かったと思います。
しかも、女バートのような方まで。(^^; このコンビでシリーズを続けていってほしいですね。
新しいTV版も気になりますね。
Posted by 白くじら at 2018年01月12日 23:02
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Excerpt: TREMORS 5: BLOODLINES 2015年 アメリカ 99分 アクション/ホラー/SF オリジナルビデオ 監督: ドン・マイケル・ポール 出演: マイケル・グロス ジェイミー・ケネデ..
Weblog: 銀幕大帝α
Tracked: 2015-12-30 23:04
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