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ミネソタでライリーが生まれた時、頭の中に1つの感情が生まれました。それはヨロコビ(声:エイミー・ポーラー:竹内結子)の感情。しかしその幸せはわずか33秒、すぐにカナシミ(声:フィリス・スミス:大竹しのぶ)が生まれ、さらにビビリ(声:ビル・ヘイダー:落合弘治)、ムカムカ(声:ミンディ・カリング:小松由佳)、イカリ(声:ルリス・ブラック:浦山迅)と次々生まれ、みんなで5つの感情ができたのです。
今やライリー(声:ケイトリン・ディアス:伊集院茉衣)は11歳。今までの成長の中で大切な思い出が貯まり頭の中にはいろいろな島が作られていきます。それが彼女自身の性格を表しているのです。今日も頭の中はライリーの幸せを願って5人がてんやわんやするも楽しい1日が終わり、彼女たちはこの平和がいつまでも続くと思っていました。
しかしパパの仕事の都合で、一家はサンフランシスコへ引っ越しすることになります。なんとかして楽しい思い出を作ろうとしていたヨロコビでしたが、カナシミが思い出を触ったことから事態は急展開。2人は大切な思い出と共に、司令室を飛び出てしまうのでした。
ヨロコビとカナシミを失ってしまったライリーは、残る3つの感情で生活をすることになるのでしたが、それはパパとママとの溝を作ってしまうことに。
一方、司令室に戻ろうとするヨロコビとカナシミは途中で昔の空想キャラであるビンボン(声:リチャード・カインド:佐藤二朗)と出会い、道案内を頼むのですが…。


なのでライリーの表情が作られたもののような気がして、素直に感動いることが難しかったです。何度か観ている内に慣れるかな。
でも、頭の中がどうなっているのかを映像化したという点ではとても面白かったです。
思い出がどのように記憶されているのか。もう昔の事で忘れた記憶、スマホに登録したから必要なくなった番号の記憶など、知ったら忘れたくない記憶もあるけど、時間は無情に記憶を奪って行ってしまう。それなのにいつまでも頭に残っているガムのCMの曲などは残っていたり、そう思うと記憶ってなんだか皮肉なものだなーなんて思ってしまいます。
そういえば「空飛ぶゆうれい船」の「ごっくりごくりこんとボーアジュースッ!」のCM曲は未だに記憶の中に残ってますね。こういうことか!(^^; いい加減で消しなよ、管理人たち。
これらの記憶を構成しているものが5つの感情になるわけですが、バラバラに活躍していた感情が、実はそれだけではなく、そろそろな感情があってこその幸せの思い出になる事に気付くのは当たり前でありながら、気が付きにくい事なのかもしれませんね。
操縦感はともかく、素直に感動できる作品だったと思います。
私は小鳥頭だし、ひょっとして保管庫が小さいのかな。(@@)

【ここがいい!】
・エンディングでいろいろな人(それぞれ特徴があるしリーダーも違う)や動物!の頭が覗けるのは面白かったです。猫は…そうなんだ。(^^;
・明確な敵がいないというのも珍しいですね。
・3Dや2Dに変化するのにはびっくり。
・カナシミが触れたものは…これはその部分があってこその…という事だったのでしょうか。
・島という名で性格付けがされていますが、現実世界で何かあると崩壊してしまいます。結構怖い描写だと思います。
【泣きポイント(T T)】
・1:09:35 ヨロコビが幸せな思い出を来るためには何が必要だったのかわかるシーン。
・1:12:08 ヨロコビとビンボンが記憶の捨て場から脱出するシーン。
・1:20:22 カナシミの出番のシーン
【ここは問題かな?】
・イカリは表現しやすいですけど、ムカムカとビビリは表現が難しいのか、あまり出番がなかったのが残念。
・感情たちもそれぞれ感情を持っているようで謎です。彼女らの頭の中にもひょっとして。(@@)
・彼氏の扱いひどくない?(^^;
【一言いいたいコーナー】
・ライリーのパパにカイル・マクラクラン、ママにダイアン・レインが声を当てていました。ちなみにパパの中のイカリには監督であるピート・ドクターが。(^^)


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ラベル:ピクサー
映画のトラックバック届いてるかな?
一応やってみましたよ。
これはかえるままも観ました〜。
悲しみもとても重要な存在なんですよね。
ボーリングのボウルの様な感情が綺麗で何故か美味しそうで(笑)
ゴロゴロと転がるのが印象的でした。
嫌いなものが吹き替え版だとピーマンになってるのですね?
日本の子どもに合わせたってことですか。すごーい芸が細かいですね。
あぅー、現在トラックバックは何も届いておりません。(T T)
おお、観ましたか。
幸福は喜びだけでなく、悲しみや他の感情もとても必要ですね。感情の起伏があってこその大切な思い出になるのではないでしょうか。(^^)
そういえば、ボウリングの一回り小さいくらいの玉で、重さもちょっとありそうでしたね。
放置されたり、ごとんと落ちたりするのはいいのかなって思ってました。
ピクサーのものは観ていると吹き替えと字幕で変わっているものが多いですね。文字などは典型的でちゃんと日本語になってたりします。(^^)
色んな感情があってこそ一個の人間を作り出している、という点に
焦点をあてた映画でしたが、
よろこびとかなしみがいないだけでも、
人間ってだいぶ性格が変わりますね
まあ子供ですから、極端なのでしょうが
家族みんなでウホウホ猿真似してるシーンの
頭の中はどうなっているのか、ちょっとみてみたいです(笑)
どの感情がなくなったとしても人間として完全じゃなくなるんですね。
しかも笑顔がないとこんなにもコミュニケーションが取りにくくなるとは、予想していたとしてもどんどん悪い方向へ向かってしまいましたね。(>_<)
ウホウホするのはどうするのでしょうね!
操作盤がどんどん複雑になってて、そういうところも面白かったです。(^^;
トラックバックありがとうございました。
こちら、白くじらさんの記事を少し読ませて頂いて面白そうだと思い鑑賞致しました。
頭の中がどうなっているのか、それを上手くアニメーションとして丁寧に楽しく描いている作品だと思いました。
ホロリとする部分もあり(ビンボンのシーンとかが特に!)個人的には大好きな1本ではありました。
色んな生き物の頭の中を見せてくれるエンドロールも面白かったです。
やっぱりピクサーは人間以外の描き方がうまいと思いました。
ビンボンとの脱出シーンは本当に泣けました。さらにその後最後まで出なかったということは記憶から消えちゃったのかなー。(T T)
エンドロールの各種の頭の中は面白かったですね。
とくに犬や猫たち、人間以外が。(^^;
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせて頂きます。
小鳥頭たちは、2、3日で古くなったと捨てられてしまうのではないでしょうか。(^^;
これはふかーい谷が必要ですよね。
でも、何かのきっかけで急に思い出すこともあるんですよね。(^^)
トラックバックもありがとうございました。
こちらからもさせて頂きます。(^^)/