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2029年ロサンゼルス…核戦争後の荒廃した世界で、機械と人間との戦いが続けられていました。しかし、その最終戦は未来では現代で行われるのでした。
1984年ロサンゼルス、5/12(木)AM1:52…夜景が見渡せる場所に、稲光のような光と風と共に1人の裸体の男(アーノルド・シュワルツェネッガー)が姿を現しました。彼は近くで屯していた不良どもから衣類を奪い、アラモ鉄砲店から銃器を奪うのでした。そして電話帳を探る男の指先はサラ・コナーの名前で止まりました。
また時を同じくして、路地裏へも裸体の男(マイケル・ビーン)が姿を現します。彼は浮浪者から衣類を奪い、通り合わせた警官たちから逃げるのでした。
一方、ファミレスでバイトをしていたサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は、同姓のサラ・A・コナーが射殺されたというニュースをTVで見ることに。
更にもう1人のサラ・L・コナーが殺害され、警察も次のサラ・コナーの安全確保に動こうとするのでしたが、すでにサラはクラブ・テクノアールで危険にさらされていました。そんな彼女を危機一髪で救った男は、彼女の命を狙っていると男は未来から来たターミネーター・サイバーダイン101型(T-800)であり、自分は彼女が生むであろう息子ジョン・コナーから、彼女を守るために送り込まれたのだと言います。
サラは半信半疑ながらも、カイルと共にターミネーターから逃げ出すのでしたが…。


今鑑賞すると流石に古臭いシーンもありますが、恐怖感はそのままですね。
目的(サラ殺害)のためには、どんなことになっても何処までも追いかけてくる殺人機械ターミネーターは恐ろしい。こういう追っかけっこだと「ウエストワールド」のユル・ブリンナーが演じたロボットを思い出しちゃいますね。本当に部品一つ一つにまで、命令が書き込まれているんじゃないかと思ってしまいます。
そして両作とも共通するのは、悪側に魅せられてしまうという事ですね。
そうそう、ターミネーターは序盤からサングラスをかけているイメージがあったのですが、実際には目を負傷して、それを隠すためにかけていたんですねぇ。(^^;

【ここがいい!】
・いろいろな銃器の説明は、一種のオタク心をくすぐりそう。プラズマライフルを求めるターミネーターは現代の情報ミスでしょうけど、こういう拘りも好き。レーザーサイトが有名になったのもこの作品かな?
・追っかけっこの恐怖はピカ一。もう終わったか…で続くのがいいですね。
・警察が全く役に立たない上に、足を引っ張るところ。(^^;
・同様に撃たれても無表情に相手を射殺するターミネーター。まさに機械ですね。
【 I'll be back ポイント 】
・59:36 西警察署の受付で乗り込む前。
【ここは問題かな?】
・折角のタイムスリップモノですが、未来と現代とのギャップがほとんどなかったのが残念でした。
【一言いいたいコーナー】
・アール・ボーエン演じるピーター・シルバーマンという犯罪心理学者がいますが、なにげにその後の3作まで出ています。ターミネーターが警察に乗り込む直前にすれ違っているんですけど、生き延びたせいで次作でとんでもない役に。困ったものです。
・実は当時劇場で観たのですが、最初、ターミネーターとカイルの区別ができてなかったのは内緒。(^^;
・5月25日(作中ではなく公開日)は「ターミネーターの日」だそうです。


1984年「ターミネーター」
1991年「ターミネーター2」
2003年「ターミネーター3」
2009年「ターミネーター4」
2015年「ターミネーター 新起動/ジェニシス」

或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)「「ターミネーター」」
いやいやえん(makiさん)「ターミネーター」
忘却エンドロール(宵乃さん)「映画「ターミネーター」観ました」
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【関連する記事】
続編ができる映画の1作目には、すばらしいストーリーの基本アイデアがありますよね。だから、ヒットもするし、続きも作りたくなるんでしょう。
やっつけたと思っても、しぶとく追いかけてくる、コワかったですよね!
やっとコメントのご訪問出来ました♪
この映画は3〜4年前に、4作品続けて見ました。
>今鑑賞すると流石に古臭いシーンもありますが、恐怖感はそのままですね。
この第1作は、他の作品と違ってシュワちゃんがめちゃ怖かったので特によく覚えています☆
そう、年代的に古臭くても、すっごく怖かったです!
>・追っかけっこの恐怖はピカ一。もう終わったか…で続くのがいいですね。
>・警察が全く役に立たない上に、足を引っ張るところ。(^^;
>・同様に撃たれても無表情に相手を射殺するターミネーター。まさに機械ですね。
仰るとおりですね〜☆
>・折角のタイムスリップモノですが、未来と現代とのギャップがほとんどなかったのが残念でした。
ははは・・・。
>・実は当時劇場で観たのですが、
それは大迫力だったでしょうね〜! やっぱりこういう作品は、旬な感じが大切ですよね〜!
映画館に行けなくても早めに借りて見るのが正解だったと思いますが、
私はこういうタイプの映画が嫌いだったので見なくても仕方なかったです。。。
.
でも、無機質なターミネーターのシュワちゃんがあってこその2作目なんでしょうね。あのギャップにやられます!
そういえば、サングラスをかけた理由がちゃんとあったんですね。すっかり忘れてました(笑)
いつかシリーズ通して再見したいです♪
通して出ている人には、私も情報収集していてびっくりでした。
どうにもこうにも陰険な人なので、通して観るときっとわかると思います。(^^;
1作目はやっぱり基本アイデアは重要ですし、かなり練られて作ると思います。でも2作目をおんぶにだっこ状態で作るとこけるんですよね。なかなか2作目がヒットするものはないですね。
追いかけっこの恐怖は大好きですねぇ。(^^)
トラックバックもありがとうございました。
こちらからもさせて頂きます。
こちらではお久しぶりですね。(^^)
>この映画は3〜4年前に、4作品続けて見ました。
おお、そうでしたか。
私は4がDVD化された時に4のレビューは書いたのですが、1〜3はほったらかしでした。(^^;
無表情でどこまでも追いかけてくるアーノルドさんはとても怖かったですね。
ほとんど無敵の強さですからね。
こういうアクション系の作品はやっぱり劇場がいいですね。
迫力が段違いですよ。
なるべくアクション系は劇場と思っているのですが、なかなかお金が…どんどん高くなってますしねぇ…困ったものです。(- -;
>1作目より2作目が印象に残ってます。
やっぱり2作目はお金のかけ方も半端ではありませんでしたし、なんといってもアクションシーンが迫力ありましたね。それに1よりは感動するところもありましたし。
ギャップは1あってのですね。
あの逆転の発想はよかったですね。
>そういえば、サングラスをかけた理由がちゃんとあったんですね。すっかり忘れてました(笑)
私も最初服を奪うところからずーとかと思ってましたが…2はそうなんですけどね。(^^;
後半の追いかけっこの恐怖感がやっぱり好きですね〜
そしてカイルがかっこよいのです…
カイル役色んな人が演じてきましたけど、
やっぱりこの1作目のカイルが一番素敵だな
そしてシュワちゃんは笑っちゃうくらいほんと若いですよね(笑)
私も最初に観たからというのもありますけど、カイル役のマイケル・ビーンは好きです。1作目では皆さんキャラが立っており、低予算なぶん、みんな体当たりで頑張っていたと思います。
サラを守る戦士にぴったりでした。
アーノルドさんの体には驚きですよね。
これがCGではないことにびっくりです。(^^;
トラックバックありがとうございました。
やっぱりターミネーターと言えばこれですよね。
あと、3作目まで登場している博士は、出てきてすぐにピンときました。確かに陰険な雰囲気です(笑)
忘れないうちに2や3も再見せねば!
やっぱりバイクとサングラス、そしてショットガンが揃っていないとねー。(^^)
サングラスをかけるとぐっときちゃいますね。
あの博士は、とことん現実主義者で実際にはそういう人は多いんじゃないかなって思います。
でも1はともかく、2では陰険でやりすぎだったように思えます。もっともサラも病院ではやりすぎ感が物凄くありましたけど。(^^;;
トラックバックもありがとうございました。