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150年前、アパッチ族の結婚式が軍隊によって踏みにじられ、花嫁は凌辱の限りを尽くされた後「血の木」に埋められるのでした。
現代…結婚式を控えたマルコとキラ(ヘンリエッテ・リッデルヴォル)は、マルコの友人であり弁護士のハリソンの山小屋で一夜を明かします。
愛を再確認した2人でしたが、次の日の朝、突然侵入してきた男たちにマルコが囚われ、1人奮戦したキラでしたが、その乱闘の中、マルコは射殺されます。森に逃げたキラも捕えられ3人にかわるがわるレイプされ、最後には殺された挙句、2人そろって埋められてしまうのでした。
しかし、その埋められた場所にあった木こそが、伝説の「血の木」だったのです。
アパッチの花嫁アイアナの霊は同じように惨殺されたキラと同調し、彼女は復活するのでした。
蘇るマルコとの日、そして凌辱されたこと、アイアナからアパッチの斧を託されたキラは男たちの姿を求めて森の中に消えていくのでした。
一方、男たちは彼らを雇ったというボスから、誘拐失敗のきついお説教を受けていたのですが…。


ただ、同じ世界観ならともかく、これは「トレマーズ」の続編を期待する前に登場してきた「新」だの「シー」などをつけた偽物に近いかもしれません。
それでも同じようなストーリーには違いないんですけどね。
主人公のキラは、マルコにサプライズだということでウェディングドレスを披露(なぜか下はブーツですけど)するのですが、その時に襲われてしまうため、「花嫁が…」という形をとっています。この花嫁さん、一作目の華奢なゾーイと比べて、もともとかなりの戦闘能力を持っています。いったい何者なのでしょうか。そのせいでマルコがあっさりというのもなんとも。しかも外に逃げ出してからはその能力もあまり発揮されておらず捕まってレイプと…どうしてこんな設定だったのかよく解りません。
なので、アパッチの花嫁の憑依は不死身の体と武器の入手だけだったのも知れませんね。(^^;
復活後は、男どもへの復讐ですが、グロいシーンもあるものの執拗にグロいわけでもなかったように思えます。それになんとも男たちがバカすぎて、凶悪な個性が感じられないのも敗因の一つですね。こういう作品ではとことん卑劣な男に、とことんグロい方法で復讐するのが見どころとなるはずなのに、困ったものです。

【ここがいい!】
・ちょっとだけ修復するところもあったのですが、グレーのガムテープが出てきました。(^^;ちょっと嬉しかった。
・目つぶし!これは痛いぞー。
・アパッチのアイアナ…可愛すぎやしない?ラストはいいけど、迫力が…(これ、ここがいい!ところなのか!?)…だから不死身にするしかできなかったのかな。(^^)
【ここは問題かな?】
・序盤のキラとマルコの愛を語り合うところが、車から山小屋まであまり感じられない上に異様に長いです。しかもキラがツンツンで。(^^;
・レイプシーン…無表情過ぎ。もう死んでいるのかと思いました。
・乗り込んできた男たちがバカすぎる。4人のリーダーからして言っていることが簡単にボスに論破されていまうという。それに、リーダーにしてもボスにしても、みんな話がくどくど長くって、とてもテンポも悪いです。
・大ボスはいったいどうするの?ついでにあの彼女は?
【鑑賞中の秘密の話(@@)】
・最初の犠牲者は恨みとばかり「アレ」を切り落とされるのですが、いったいいつ切られたのかさっぱり…確かにズボンのその部分は血塗られてましたけど、血もつかずにその部分だけ落ちているとは…何度も見直してしまいましたが…???はて?
【一言いいたいコーナー】
・掘り返された穴を見たときに、マルコではなく、キラだと思った理由は?


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内容が内容だけに?
しかしつまらない作品でした
前作といっていいのか、話の関係はまったくないようなのですが
前作の出来がいいぶん、こちらの話・演出などの酷さが際立っていました
勝手に「2」とした配給会社、
ちゃんと前作を観た上でそうしたんですかねー??
そういえば、1の方にもトラックバックが入ってなかったです。
今は設定できる禁止ワードやURLは何もしていないので、シーサーとの相性なのでしょうか。申し訳ありません。(_ _)
そうですね。
1があまりにもよかったため、2と名を打って200%とか告知したので余計あらが目立ってしまいましたね。原題も違うので、同じ設定という事で2にしたんでしょうね。
残念です。(>_<)