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20年前…コッド岬に来ていたバウアー一家はボートでの景色を楽しんでいました。ただ独り8歳のアランは海を見つめていましたが、何を思ったのが海へダイブ!そこには女の子がいたのです。見つめあう二人…しかしアランはボートの船員に助けられ、2人はボートの上、海の中と別れてしまうのでした。
そして現代、ニューヨークのとある町…アラン・バウアー(トム・ハンクス)は青果会社を営んでいましたが、今日も兄フレディ(ジョン・キャンディ)のギャンブルの借金のしわ寄せを解決したり、彼女であるビクトリアをほったらかしにして別れを告げられたりとてんやわんや。
結婚式の2次回でも寄ってしまい他人に当たり、果てには480キロも離れているコッド岬までタクシーで行ってしまう始末でした。
コッド岬では、またしてもトラブルにあいボートから落ちてしまいます。
気が付くと砂浜、そして向こうの茂みには彼を助けたらしい女性(ダリル・ハンナ)の…しかも真っ裸の姿があるではありませんか。アランに気が付いて海に逃げようとする女性に追いすがりますが、彼女はアランにキスをして海に消えていくのでした。
彼を助けたのは人魚でした。
彼女は、海底でアランが落とした財布に入っていた身分証明書から、彼がニューヨークに住んでいたことを知ります。そしてニューヨークの自由の女神像の近くに姿を現すのですが、たちまち警察に捕まってしまいます。しかし警察からアランへ連絡が飛び、彼はすぐさま警察へ向かい、2人は再開することができました。
最初は何もしゃべれなかった彼女でしたが、6時間のTV教育を経て英語を喋るようになります。アランは彼女にマディソンという英語の名前を付け、2人は付き合い始めるのでしたが、何故かマディソンは6日後の月が満ちる時には、この地を去らなければならないといいます。しかしアランとマディソンの愛はどんどんと燃え上がり…。
一方、海底で人魚を見ていた科学者のコーンブルース(ユージン・レヴィ)は自由の女神像の前に現れた裸体の美女こそが人魚であると確信し、なんとか正体を暴こうと忍び寄るのでした。
映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第4回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画3回目に観たのは「スプラッシュ」。人魚を題材にしたラブコメディ要素のあるファンタジー作品です。
トム・ハンクスもダリル・ハンナも、まだまだ若くて初々しい。(^^)
何気に人魚であるというのは観客にはすぐに解って、知らぬは主人公だけ…って感じなので、マディソンの人間らしからぬ行動と、それに驚きつつもそんな彼女の存在がどんどんと大きくなっていくのがいいですね(ただ、出会った直後からしてしまうのは、アランは遊んでいただけ?ともとれますけど)。
好きで愛し合っても種族が違う、それも人間ではない。人魚ではない。というのはお互いにとってやはり大きな壁です。それを乗り越えていくのは、やはり感動がそこにはあります。ラストでアランが服を海底に投げつけるところは、人間としての決別を現していたと思います。
まぁ、あまりにも先のわかるギャグや滑っているところもあるんですけど、お気に入りの1本です。
【ここがいい!】
・2人で楽しそうに泳いているところ、その先には輝く…。
・やっぱりマディソンの奇行でしょうね。人間社会は彼女にとって初めてですから、あらゆるものが珍しくて、何気ない道路標識ですら美しいものになる。逆に人魚としての生活ぶりも、ロブスター丸かじりなどでも現されてましたが楽しいですね。
・人間側の研究施設の面々の嫌なところ爆発です。マディソンがあまりにも可哀そう。あの下半身の白い皮を見た時にはもう…。(T T)
【ここは問題かな?】
・人魚がちょっと色情狂みたいなところがちょっと。(^^;
・逃げちゃって、あとはどうするのってところでしょうか。特にあの研究施設に天罰が欲しい!
【一言いいたいコーナー】
・6時間のTV鑑賞で英語をマスターするのは凄すぎる!
・キスでなくマディソンが近くにいれば…というのが謎な部分。
・ダリル・ハンナといえば「キル・ビル Vol.1」に登場したカリフォルニア・マウンテン・スネークのエル・ドライバー…ってイメージ変わりすぎ!(@@)
・1988年に続編としてテレビ映画「スプラッシュ2」が作られましたが…配役も違うらしいですね。一度は観てみたいですけど。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「第4回真冬のファンタジー企画」
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この映画は昨年見たのでまだある程度は覚えています(笑)。
初見でした・・・あまり良い作品とは思いませんでした・・・。
>トム・ハンクスもダリル・ハンナも、まだまだ若くて初々しい。(^^)
女優さんは全然知らなくて・・・
>・人間側の研究施設の面々の嫌なところ爆発です。
>・人魚がちょっと色情狂みたいなところがちょっと。(^^;
>・6時間のTV鑑賞で英語をマスターするのは凄すぎる!
このあたりは仰るとおりですネ〜。
まぁファンタジーなので・・・笑。
>・逃げちゃって、あとはどうするのってところでしょうか。特にあの研究施設に天罰が欲しい!
天罰・・・ほほほ・・・きっと当たると思います☆
私が思うこの映画の好きではないところは、お兄さんをほったらかして自分だけ人魚と幸せになるという部分ですが、きっと多くの方はそれで良いのでしょうから、自分が変わり者なので仕方ないと思います(笑)。
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個人的には、妊活に来る人魚というのが割と妖怪っぽいので、恋愛モノとしての印象は薄いんですよね。例えば、サキュバスに精を奪われる哀れな男みたいな(汗)
とはいえ、人間の生活に興味津々なダリル・ハンナは可愛らしかった覚えがあります。
3作品目もご参加ありがとうございました♪
おお、昨年観られましたか。結構昔の作品なので、今回のフアンタジー企画がなければ、思い出すこともなかったかもしれません。
私も2人だけに限って言えば、幸せになるでしょうけど、あとはいったいどうなるんだろうって思ってしまいました。
これは当時は思わなかったのですが、今回再見して、地上界は、おっしゃる通りお兄さんもそうですし、会社だって急にいなくなって、それにあの研究機関だってあんなものでは挫けず追いかけてくるでしょうし…とドライに考えてしまいました(ちょっとだけもう戻れないというところで躊躇はしたのですが…)。
この部分に関しては、私も同感なのでmiriさんだけが変わり者というわけではないと思いますよ。(^^;
続編の存在は私も今回初めて知ったのですが、情報がなく、いったいどのようなものだったのかよくわかりません。人気はあったと思いますが…。(^^;
実際には婚活に来ていたわけではなくって…子供の頃から好きだったアランに会いに来たって感じでしたね。
どちらかというは、アランの方が結婚には積極でしたし、人魚は当初一週間だけいて海に帰るつもりでしたから。まぁ、そうもいかないんですけどね。
人間の生活を楽しむシーンはとても面白かったです。(^^) 変すぎて
トラックバックありがとうございました。
そういうところが野性味あるというか、人間の愛情とはちょっと違うと思えたんですよね〜。
ああ、妊活でしたか、失礼しました!
なるほど、野生児ですから子孫繁栄のために…ということでしたか。(^^;
なんだか、わかります。(^^;;;; そうだったのかー。