![]() 製作国:日本 監督:北野武 プロデューサー:森昌行、齋藤恒久 企画:齋藤智恵子 原作:子母沢寛 amazon.co.jpで詳細を見る。 |

宿場町への道で休んでいたあんま…近づいてきたヤクザの集団は子供をつかい、あんまの杖を奪います。しかしヤクザたちは目にも止まらないあんまの動きに、あっと言う間に2人を殺されるのでした。
あんまは盲目でありながら、居合いの達人座頭市(ビートたけし)だったのです。
その日、宿場町は座頭市のほかに、用心棒を生業としている浪人の服部と妻、旅芸者の姉妹を迎い入れました。
服部は妻の重い病気の費用を稼ぐために、この町の親分である銀蔵に雇われることに。一方姉妹は、自分たちが子供の頃に一家惨殺された犯人を追いかけていました。
賭場で稼いだお金で姉妹たちを買い、彼女たちが暗殺の技を持っていることと、悲惨な過去があることを知る座頭市。
賭場でイカサマを暴いた座頭市の大暴れから、用心棒服部との出会い、そして親分銀蔵を裏から操る真の大親分…姉妹の言葉から、その男こそが彼女たちの犯人であることを知り、ついに壮絶なる死闘が開始されることに!


ストーリー的にはヤクザ抗争中の宿場町に一匹狼の座頭市がやってきて…というタイプの映画でしたが、殺陣がなかなかよかったです。ただ血がCGだそうで、時々空中に飛んだ血がふっと消えるようなシーンがあってここだけはなんだか変かなって思ってしまいました。
それにしても何かといえば、白刃がきらめく映画だったので少し怖かったですね。
向かい合ったら殺されるのでは!と思ってしまいました。座頭市、ちょっと殺しすぎ。(- -;;
でも緊迫感のある中にもどこかほっとする場面も挿入されていて、ただの殺伐とした作品になっていないところがよかったです。
【一言いいたいコーナー】
・冒頭で2人のヤクザが斬られ、残った集団の中で1人のヤクザが刀を抜くところがあるのですが、その抜く行行為で隣のヤクザの腕を斬ってしまうシーンがあります。こういう何気ないところに刀の恐ろしさがあるのはいいですね。集団のときにはありそうな描写だと思いました。

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確かに血の吹き出しっぷりがあまりに威勢が良くて
まるでコミックを読んでいる感じでしたね♪
座頭市がプラチナの髪、下駄のタップ。
勝版との差異をかなり気にして作ったらしいので
どこかB級テイストが漂っていて、好きな映画の一つですw
血の吹き出しに関しては、CGではなく、昔の血のりでしたほうがよかったような気がします。CGだとちょっと拍子抜け?技術の問題なのでしょうけど。
髪の毛はあまり違和感がなかっのですが、タップは。(^^;古い人間の私には難しいです。
でも、結構気に入っている作品ですね。(^^)