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長野県松本市…女子高校生の高宮菜穂(土屋太鳳)は2年生の始業式の朝、桜並木で自分のカバンのポケットに手紙を発見します。
それは10年後の26歳になった自分から、16歳の自分に宛てたものでした。
誰かのいたずらかと思った菜穂でしたが、手紙に書かれていた通りその日、東京から転校生、成瀬翔(山ア賢人)が現れます。その手紙には26歳になった自分の後悔を今の自分には味わってほしくない事、そしてそのためにしてほしい行動が書かれていたのでした。
手紙を信じ始めていく菜穂でしたが、その手紙の先には10年後の世界には翔がいないこと…つまり17歳の冬に事故にあう事が書かれており驚きます。
次第に翔に好意を持ち始めていた菜穂は、なんとか未来を変えたいと手紙の忠告を実行していくのでしたが…そんな時、友人である須和弘人(竜星涼)にも手紙が届いていることを知り、他の仲の良い茅野貴子(山崎紘菜)、萩田朔(桜田通)、村坂あずさ(清水くるみ)たちとも相談し、共に翔の為に動き出すのでしたが…翔は事故ではなく自殺であったことを知り…。


また学校の授業の中でタイムスリップについての話があり(おお!?)、ご存じ卵が先かニワトリが先なのかの矛盾も語られ、過去を変更してもパラレルワールドであれば辻褄があうという説明があります。つまり、その物語の中ではパラレルワールドが存在するという暗示があります。
なので現在でいくら歴史を変えても、平行に語られている未来はあくまでも変更される前の世界であり影響がなく、実際にはどういう未来が待ち構えているのかはその時点が来るまではわかりません。この点においてはうまい演出だと思います。おかけで最後までハラハラしました。(^^;
ちょっと不思議な手紙はあるものの、まさに青春ラブストーリーでしたね。
いじめっ子がいてよくあるいじめもあるんですけど、それだけで終わってしまって、ちょっと罰与えてほしかったなー。

【ここがいい!】
・ちょっとした言葉から、人を傷つけてしまう事って現実世界でもよくあると思います。母へ、菜穂へ、そして仲間同士であっても…その分、はっとしてしまうシーンが多かったように思えます。それにしても菜穂は献身過ぎますね。うーん、ずごい。
・たい焼きアイスは普通に美味しいと思います。(^^)
・タコ焼きアイスは…ちょっと想像できない。レピシが見たい。(^^;;
【ここは問題かな?】
・こういう話で一番閉口してしまうのが、何故、手紙を最後まで読まないのだ!というところでしょうか。でもそれ言っちゃうと物語が破綻しちゃうんでしょうけど。(^^;
・後悔していることをなんーとか解決しようというのは解りますが、今の生活を後悔しているの?とも思えてしまいます。だとしたら…それはそれで悲しいんじゃないのかな。
【一言いいたいコーナー】
・土屋太鳳さんと山ア賢人くんは、NHKの「まれ」以来の再共演ですね。
・せっかく過去に自分に「後悔が1つ…」と言っているのに影響ないなんて。(- -;

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ラベル:ラブストーリー