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19世紀末…かつてのジャングル生活からロンドンに戻り、貴族として生活を送っていたターザンことジョン・クレイトン(アレクサンダー・スカルスガルド)の元に、故郷コンゴを統治しているレオポルド二世から招待状が届きました。
当初は断っていたジョンでしたが、アメリカからコンゴの状況を調べに来ていたジョージ・ワシントン・ウィリアムズ(サミュエル・L・ジャクソン)に説得され、ジェーン(マーゴット・ロビー)と共に故郷へと旅立つのでした。
しかしそれは、ターザンを息子の仇と狙うムボンガ(ジャイモン・フンス)が、2世の命を受けたレオン・ロム(クリストフ・ヴァルツ)にダイヤモンド採掘を条件とした為に仕掛けられた罠だったのです。
かくして、到着早々、故郷を蹂躙され、ジェーンまでもを誘拐されたジョンは、怒りの叫びを上げるのでした!
ターザンといえば、火星シリーズ、地底世界シリーズと並ぶエドガー・ライス・バロウズの代表作の1本ですね。
私はターザン以外は小説を読んでいるのですが、何故かターザンは読んでおらず…地底世界シリーズでターザンが登場する話があってびっくりしたものです。
ターザンは小説よりも映画がなじみが深くて、中でもジョニー・ワイズミュラーが演じた作品が好きでした。とはいうものの、小鳥頭なためにもはや記憶は…。(^^;
今回の作品ではリメイクではなく、ロンドンに帰って貴族の暮らしをしていたターザンが、再びジャングルへ戻るというストーリーになっており、続編とも言えそうです。ただ、ロンドンに戻ったという話はあったのかな?(^^;;
ちなみに、作中では赤ん坊の時にゴリラに育てられる話から成人になるまで、ジェーンとの出会いなどの回想シーンも入っているので、解りやすかったです。
迫力もあって、ちょっとオススメです。
【ここがいい!】
・アクションシーンは独特な戦い方、迫力もあってよかったです。それに密林の王者と言えども負ける時もあるのもいいですね。
・サミュエルの同行はターザンの行動に驚くところの為ですが(^^;これがまたよ面白かったですし、肝心な場所ではちゃんといいところ持って行ってます。
・ついに雄叫びが出たところ。
・求愛の声や頭をコツンとする仕草など、伏線もよかったです。
・アリで傷口を縫い合わせるのは凄すぎ。(@@)
【ここは問題かな?】
・上でも書きましたが絶対無敵ではないところはもちろんいいのですが、密林の王者にしては、ちょっと弱かったようにも思えました。ブランクのせいかな。(^^;
・両者が共に復讐心を持っているところの解決方法がちょっと簡単だったかな。とはいえ、難しい問題ですけどね。さらに凶悪な敵がいてよかったというところでしょうか。
・ラストでの光景に…あれだけいた動物どこいったー!!(@@)
【一言いいたいコーナー】
・ゴリラさんたち、つよー!
・蔦で移動するシーンは好きですけど、下手するとスパイダーマンみたいな感じも。もちろんこっちが元祖ですけど。ゴリラたちと移動するところは感動でした。
・帰りにDVD屋さんでジョニー・ワイズミュラーのターザン傑作10選というのが1700円くらいで売っていたので思わず買ってしまいました。どうせならあと2本入れておいてほしかったですけど。(^^;
・吹き替えは観ていませんが、予告や紹介などでちらっと見た感じでは、やはり吹っ切れ感が素人なので難しいといったところでしょうかね。(- -;; まぁ、DVDが出てからの確認ですね。
sailor's tale(starlessさん)の「ターザン:REBORN」
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「ターザン:REBORN」」
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小栗旬あたりがやってるのかと思いながら観ていましたが、桐谷…ちょっと野性っぽいのが起用理由か!?
(…美玲さんではありません)
吹き替えの方を観られましたか!
野生っぽい魅力はあったのかな?あまり違和感がなかったのであればよかったですね。って、ボーさんはジェーン押しだから…。(^^;
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせて頂きました。(^^)/
ターザンを全く知らない私にも、ここまでのいきさつがすっきりと理解できました。それもセリフでの説明ではなく映像中心で構成されていたのがさすがだと思いました。
私はターザンは知っていたものの、もうストーリーは忘却の彼方でしたから、回想シーンは嬉しかったですよ。
ヒーローものの誕生秘話みたいなものですね。(^^)
しかし今後、どう続けていくんでしょうねぇ。