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イギリスからアフリカへ行商に来ていたパーカー(C・オーブリー・スミス)とホルト(ニール・ハミルトン)。彼らはムチア山にあるという伝説の象の墓場を探していました。というのも墓場にある象牙で一攫千金を狙っていたのです。
出発直前、アフリカが好きと言うパーカーの娘ジェーン(モーリン・オサリバン)が来てしまい、パーカーは愛する娘を危険な探検に同行するのに困りますが、結局は押し切られ、一行はムチア山へと出発するのでした。
探検は困難の連続で、仲間が次々と命を落としてしまいます。そんな危機の中、彼らは謎の叫び声に助けられていることを知ります。そして…騒動の中、ジェーンが突然いなくなりました。
彼女を誘拐したのは、なんと白人…どうしてこんな場所に白人…しかも腰布一丁で…訳が分からないジェーンでしたが、やがて片言で彼がターザン(ジョニー・ワイズミュラー)という名を持っていることを知ります。
一方、ジェーンを探していたパーカーたちは、ターザンが獲物を採るために離れた隙に樹上にジェーンを発見、近くにいた猿(類猿人)を射殺してジェーンを救い出してしまうのでした。それに気付いたターザンでしたが…。
先日、新しい2016年「ターザン:REBORN」を鑑賞したので、懐かしのターザンも観てみることにしました。映画第1弾はエルモ・リンカーンの1918年「ターザン」ですが、今回はジョニー・ワイズミュラーの1932年「類猿人ターザン」です。
それにしてもこのシリーズ、話が続いているわけではありませんけど長々と続いているものですね。それだけ愛されているキャラクターということでしょうか。(^^)
一応、ジョニー・ワイズミュラーのシリーズとしては一作目なので誕生秘話のような話かと思っていたら、そういう話は一切なくって、秘境行ったらターザンという類猿人がいたという流れでした。とりあえず、ジェーンとは初めて出会ったことになりますけどね。
驚いたのが動物にあまり優しくない作品だった、という事でしょうか。
カバは最強とは言われていますけど、親子を見てほのぼのしていると言ったあとで、カバが近づいてくると撃ち殺してしまうとか(しかもジェーンが)、チーターがボロ雑巾のように何度も叩きつけられるシーンがあったり、ターザンが何度も短剣で動物を刺し殺すとか、象に槍が刺さるとか…そして黒人(奴隷)を鞭で…リアルなのかもしれませんけど、何気に今観ると当時の人間性が反映されている恐ろしい作品なのかも知れません。(- -;;
【ここがいい!】
・ターザンのライオンなどの猛獣との死闘はCGではありませんし、調教師のなせる業でしょうね。
・ジョニー・ワイズミュラーはオリンピック自由形の金メダリストであり、作中の中でも泳ぎを披露しています。
・言葉の壁は高かったですね。ターザンのジェーンに対する荒っぽい扱いは、まさに類猿人といったところでしょうか。
【ここは問題かな?】
・原住民の紹介や動物などには別フィルムが使われていたようですね。中でも序盤の原住民のシーンはまるでドキュメンタリーと言った感じ。さらにそれを上映してる前で演技している感じでした。まぁ、昔の特撮と言ったところでしょうけどちょっと残念。まだ難しかったかな。
・蔦を使った移動時、どう見ても空中ブランコのバーが見えてます。(^^;
【一言いいたいコーナー】
・ちなみに有名な「アーアアー!」という叫び声は、この作品からです。どうやら危険を知らせる、もしくは助けを求めるような意味合いが高いようです。でもこの甲高い声を戦いながらや泳ぎながら叫ぶのにはちょっと無理があったかも。(^^;
・象がターザンを助けるシーンがあるのですが、なんと鼻で巻きつけるのではなく、ターザンの頭?首をかんで移動してました。
まさにターザン首つり状態…よく死ななかったものです。(@@;
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「類猿人ターザン」」
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カバが強いというのは意外で、1頭、用心棒に欲しいくらいです。
やはり、命の危険があれば、どうしても、相手の動物をやっつけちゃうんでしょうね。
昔のほうが、動物愛護とかうるさく言われてなくて、うおー、やっつけた! すごいぞ!って観客から拍手歓声があがったりしたのかも。
空中ブランコバー、見落としていたかも。昔の映画だと、なんだか大らかに笑って許せそうなんですよねー。
過去ター(^^;続きが気になりますね。
結構、友好的に別れているので、また来た時にどうなるんでしょうね。
カバは怒らせてはいけないようですね。
自分の命は第一でしょうけど、なんたか回避できるところも多かったような。
今だといろいろと問題を醸し出されそう。最近は何でも禁制ですから。(^^;
空中ブランコなんかは、ほほえましいですね。(^^)
ジュラシック・パークのロストワールドでも、平行バーが出てて…こちらは愕然としました。(@@)