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一度は英国へ戻ったホルト(ニール・ハミルトン)でしたが、ジェーン(モーリン・オサリヴァン)を諦めきれない彼は、象牙目当ての相棒アーリントン(ポール・キャヴァナー)と共に再びアフリカへ戻ってきました。
しかしムチア山から象の墓場へと続く地図と同行する奴隷たちを別の探検隊に奪われ後れを取る事に…が、後れて出発したホルトたちは、カポーニ族に襲われ全滅していた別の探検隊を目のあたりにしてしまいます。さらに襲撃を受けて彼らは絶壁まで逃げることに…もはや駄目だというとき、あのターザン(ジョニー・ワイズミュラー)の雄叫びが轟くのでした。
間一髪のところでターザンに助けられた一向は再会を喜びますが、象牙を持ち帰る事に関してはジェーンは了承したものの、肝心のターザンは良しとしませんでした。そこでなんとアーリントンはひそかにターザンを銃で狙撃し、彼はワニに襲われて死んだと皆に告げるのでした。かくして象牙の運搬が開始されたのでしたが、そこに再びカポーニ族が襲撃…一人、また一人と殺されていく一行…はたして。
前作1932年「類猿人ターザン」で象の墓場から帰ったホルトが、再びアフリカへやってきます。象牙も欲しいのでしょうけど、やっぱり本当の目的はジェーン。彼女の気を引くために今が旬な服や靴をいっぱい持ってきているところが面白い。(^^)
前作に比べると、人間や動物などのバリエーションがはるかに多くて楽しめました。
ただ妙に冗長なシーン、全裸ジューンとターザンの泳ぎなど…まぁ、話題になるシーンではありますがそんなに長くなくてもいいじゃないの?って思いますね。(^^;
チーター(息子)が活躍する部分もあって、冗長ではあるんですけど、こちらはよかったですね。チーターいてこそのターザンでした。
ちなみに原題に復讐ってどこにもなくって、MATEなので、どちらかというとジェーンのことを言っているんでしょうね。
ひょっとしたら銃で撃たれたので復讐ってつけたのでしょうか?
実際には復讐前に…ですし(^^;ジェーンを助けているだけなので、復讐と言う言葉はなんだか変ですけどね。
【ここがいい!】
・相変わらず動物たちの共演は、この時代でCGもなく撮れているのは素晴らしいですね。
・巨大ワニとの死闘が圧巻。食らいついた後はともかく、その前にあんなにローリングするワニって初めて見たかもしれません。
・ライオンたちとの戦いももう悲惨この上ありませんね。特にサポートしていた原住民のサイディがライオンに襲いかかられるところは惨いです。
【ここは問題かな?】
・ジェーンの性格がどうも…動物や象牙に対するところなど、やっぱりまだまだ現実世界というか普通の人なんだなって思うところが多いですが、それでもターザン一途なところはいいですね。
【一言いいたいコーナー】
・2011年12月28日、フロリダ州の霊長類保護施設においてチータが亡くなりました。なんと80歳の長寿だったそうです。合掌。
・空中ブランコは健在です!
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「ターザンの復讐」」
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ライオンいっぱい出てきましたっけ。絶望的な。やはり、象の暴走で踏んづけてもらうとかしか手はないんでしょうか!
ローリングワニ、あとの話でも登場しますか!
なかなかの迫力でしたねぇ。(^^)
ラストはライオン多かったですよ。
人間の力ではもうどうにもならないですよね。
何かで読んだか見たかしましたけど、ライオンと象の戦いも、象が負けることもあるそうで…とにかく勢いで踏まないと危ないのかも。(@@)