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建築デザイナーであるマギー・ウォルシュ(キャサリン・ロス)の元に仕事が舞い込みます。彼女は恋人ピート(サム・エリオット)と共に観光を兼ねてロンドンに向かうのでした。
ロンドン郊外…2人のバイクは前方から来たロールスロイスを避け損ねてしまいます。ロールスロイスの紳士ジェースン・マウントオリーブ(ジョン・スタンディング)は2人を心配し村の修理屋を紹介するとともに、自分の屋敷に招待するのでした。
くつろぐ2人でしたが、どことなく不気味な看護婦アダムズ(マーガレット・タイザック)の存在や不可思議な事故が起こり、この屋敷に対する不信が起きたころ、次々と客が到着し始めます。
不思議な事に偶然にここへ招かれたはずのマギーのことを全員が知っていました。そして最初の惨劇が…水泳選手である女性がプールでおぼれてしまいます。動揺を隠せないマギーは死期が訪れているジェイソンに呼ばれ、彼女を含む来訪者がジェイスンから莫大な遺産とパワーを受け継ぐことになっていることを知るのでした。
信じられない思いの二人でしたが、次に起こった惨劇に屋敷を出ます。車を奪い逃げますが、何故かその土地から出ることができず、ついにマギーは屋敷に残る決心をするのでしたが…。
映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第5回夏のきもだめし企画」です。
ホラー系は大好きですが、今回は先日購入してからまだ観ていなかった懐かしの「レガシー」にしました。1970年代は1973年「エクソシスト」1976年「オーメン」などに触発されオカルト(主に心霊現象、超常現象を扱ったもの)ブームとなり類似作品が数多く作られましたが、この「レガシー」もその1作です。
他の作品では、主人公が超常現象に立ち向かうことが多いのですが、本作ではタイトルのレガシー(遺産)の名の通り、その能力を受け継ぐことができるのかというところにポイントを置いているところが違うところです。
とはいえ、次々と遺産を受け継ぐ資格者が次々と惨殺されていくのは当時の定番ですね。
今観るといろいろと謎で突っ込みたいところも多いのですが、懐かしの1本なのでよし!としましょう。おい。(^^;
【ここがいい!】
・実はこのOPで使われている曲は大好きです。当時テープに録音して何度も聞いたものです。ラストで決め台詞の後も流れていたのですが、字幕で観ていたら別のおどろおどろしい曲でした。(@@;; あれは吹き替えだけだったのかな。実はちょっと軽快なテンポなので作中に流れるのは緊迫感が途切れるかもしれませんが、移動中なら脱出できそうでいいのかな(脱出は出来ないんですけどね)。
・ラストで銃口を塞ぐところ。魔女として覚醒したのかな。
・白猫が生き返るところ。
【ここは問題かな?】
・ガラスの破片で串刺しにされるバーバラですが、後のシーンで全て抜き取られているのはミス?
・屋敷の中でピートがあまりにも場違い。(^^;;
【一言いいたいコーナー】
・主演のキャサリン・ロスとサム・エリオットは5年後の1984年に結婚しました。
・なんだか「そして誰も居なくなった」とダブります。
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初めて聞くタイトルです。この手のホラーが量産されていた時期の作品なんですね。
白くじらさんにとって懐かしい作品の再見、楽しまれたようで何よりです。大好きなOPの曲も、映像と併せてみると、より楽しめますよね〜。
今回もご参加ありがとうございました♪
実際に猫の首というのは出ないのですが、要所要所に登場して不気味さを演出していました。
結構カルト扱いされている作品のようですよ。(^^;
子供の時に比べると恐怖さは落ちていましたけど、不条理に死んでいくところは怖かったりしますね。
久しぶりに懐かしい作品を観られてよかったです。