|
アメリカのとある田舎町…その夜、隕石が降り注ぎ、大空で飛散しました。
周囲に落下した破片の光は、近くにいた犬たちに、なんらかの影響を与え、狂暴化させてしまうのでした。
少しずつ変わっていく日常…そんなこととは知らないロズリン(トリスティン・メイズ)は、再婚相手の母サラ(ケリー・ラザフォード)とのぎくしゃくした関係に悩んでいました。
家を飛び出して果樹園で働く父デイブ(ロブ・モロー)会いに行った後、彼女は友人のピアとアリスと遠出に出かけてしまいますが、そこで出会った犬に襲われ友人たちは、噛み殺されてしまいます。慌てて両親に連絡をするロズリンでしたが、既に町中で惨劇が始まり、サラは娘のダニエル(カーメン・トンリー)と隣へ逃げ込むのでしたが…一方デイブが務める果樹園でも異変が…。
犬が狂暴になって襲いかかってくる映画には、1977年「ドッグ」がありましたが、こちらも怖かったですし、ラストも結構に衝撃的でしたね。次は私よって感じでね。(^^;
この作品はリメイクという訳ではないでしょうけど、同じように普段可愛がっているワンコたちが、牙を剥きだし襲ってくるのはやっぱり怖い現実だと思います。
ただB級にありがちな、どうしてこうなった?という原因に関しては不明、唯一の影響を受けない聴覚異常のワンコもいたのですが結局対策も解らず、ただ逃げるだけといった作品なんですよね。
パッケージがなかなかよかったので思わず借りては見たものの…。(^o^)
監督のエリック・レッドは、1986年「ヒッチャー」で有名。その他にも1989年「ブルースチール」、1996年「バッドムーン」などが好きですが、それらの恐怖感は皆無と言っていいでしょう。
【ここがいい!】
・信頼しきっているワンコに裏切られる時の驚愕の表情。
・ラストはありがちながら、絶望感があるバッドエンドですが、それもまたいい。
・バラバラにされているのはやりすぎですが(^^;何気にグロいシーンもあります。ただちょっと少ないですけどね。
【ここは問題かな?】
・ところどころ傷付いていたところがなくなったりしていたのは残念。
・聴覚異常の伏線が活かされていないところ。
【一言いいたいコーナー】
・誰か1人くらいは、あちこち落ちて緑色に光っている隕石を調べようよ!
・盲目の人を撥ねてしまったサラは…別の事件に注意を奪われたとはいえ、前方不注意でしょうね。困ったものです。
・ワンコの代表名とも言えるベンジーが最初に…でも種類は違っていたようですけど。(^^;
この名前を使うかーって感じです。(^^;
▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼
【関連する記事】