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ある春の日…グルメの祭典である≪B級グルメカーニバル≫に行きたい幼稚園児の野原しんのすけ(声:矢島晶子)は、ネネちゃん(声:林玉緒)、マサオくん(声:一龍斎貞友)、風間くん(声:真柴摩利)、ボーちゃん(声:佐藤智恵)、そして面倒を見るように頼まれたシロ(声:真柴摩利)と共に子供達だけで出かけてしまいます。
しかし、バスを間違えたために見当違いの場所に着いてしまうのでした。
その頃≪B級グルメカーニバル≫では、グルメッポーイ(声:中村悠一)率いる『A級グルメ機構』が襲撃、各店舗が襲われていました。彼らはB級グルメの壊滅を企んでいたのです。
次々とA級に塗り替えられる店々…ついにはソースの健(声:辻親八)の焼きそば屋が残るのみ…。
一方、徒歩で≪B級グルメカーニバル≫を目指していたしんのすけたちは途中、謎のお姉さん、生姜の紅子(声:渡辺直美)と出会い、壺に入った伝説のソースを会場へ届けてほしいとお願いされます。いい恰好がしたかった風間くんがOKしてしまい、彼らは重いソースを運ぶことになるのでした。
しかしその時から次々と襲われ始めるしんのすけたち…心身共に枯れ果て次第に単なる「重さ」だけではなくなる壺を前に、ついにカスカベ防衛隊の危機にまで発展しまう中、伝説のソースはソースの健に届けられるのでしょうか!
ほら、こぼれているぞ、しんのすけ!
映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「「クレヨンしんちゃん」シリーズ」、2016年9月現在なんと全24作もある劇場版からのチョイスで、クリスタルの断章のポール・ブリッツさんからリクエストです。
今回鑑賞したのは劇場映画シリーズ第21作目に当たる作品です。
初期の作品はいくつか観ていたのですが、いつしか観ないようになってて気が付いたらなんということか24作もあってびっくりです。どれにしようかと思ったのですが、旧作になっているものの中から新しい作品を選ぶことに…本当はこの次の作品も借りたのですが、期間中に観れませんでした。(^^;
基本、どの作品から観ても問題なし!というのも凄いかも…永遠の幼稚園児ですから、メンバーが変わってなくってとても懐かしい。みんな、「あの」性格が面白いですね。
実は人間臭いマサオくんが、一番好きかもしれません。(^^)
久しぶりに楽しんで笑えました。
普通に子供が感じる事を5人が代表して行動しているみたい。そして不思議とそれが1つの目的に向かって万進していくさまは、まるでインサイド・ヘッドみたいにも思えます。けなしたりもするけど、やっぱりみんな、みんなが好きなんですよね。
今回はB級グルメがメインで食べる喜びや、空腹による悲しみやいら立ちですが、基本同じスタンスなのかな。
でも、昔観た作品よりは感動というものが少なかったような…泣くところまではいけませんでした。
でもでも、観終わってヤキソバが食べたくなったのもまた事実。(^^)/
【ここがいい!】
・グルメッポーイの子供時代はある程度想像できたものの、健との繋がりがあったことにはびっくり。こういう絶対的な悪が敵ではないところが、本作のいいところかもしれませんね。
・本来のヤキソバではなかったこともいい。
・三大珍味のトリュフ、フォアグラ、キャビア…大人が喜んで食べるものも、子供の味覚では…というのも面白いし、そうだと思います。(^^) まさに、周囲の意見に影響されずに自分の舌で味わって感じたいといったところでしょうか。それは最後のシーンでも同じ…だからこそ、美味しいと言える。
【ここは問題かな?】
・フレンチシェフの川越達也さんが本人役で登場していましたが、やっばり声優としてはダメですね。実写なら問題ないんでしょうけど。(^^;
・両親があまり活躍しなかったのは残念。まぁ、今回は仕方がないかな。
【一言いいたいコーナー】
・OPがクレイアニメになっていましたが…そういえば昔の作品でも観たような…ひょっとしてしんちゃんの作品のOPは全てクレイなんでしょうか?(@@) 素晴らしい。
・グルメッポーイの両親の名前がチチッポーイにハハッポーイって…本当に両親なのかぁ!?
・B級も有名で人が並ぶほどになると、それはもうA級なんじゃないのかなって思います。
・外でみんなで食べると美味しいんですよね。
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私もこのシリーズは途中から観なくなっていたんですが、これはたまたまオンエアに遭遇して、そのまま全部観ちゃいました。
そしたら、意外と面白かったなぁと。
孤食が増えている時代に、こういう「みんなで楽しく食べると美味しい」と子供たちに教えるのはいいことですよね。
OPがクレイアニメなのは2作目からずっとらしいです。最新作もウィキペディアを見たら石田卓也さんの名前がありました。もはやクレしん映画のお約束の一つですね。
今回もご参加ありがとうございました♪
たぶん、今回の企画が無ければそのまま立ちぎれていたかも知れません。(^^;
ありがとうございました。
本作は感動よりもギャグが多かったように思えます。
結構笑ったのですが、感動面においてはよくある話だったので、涙するまでは行かなったのですが、いい話だったと思います。
皆で食べる。特に外で食べた時には、通常の数倍の美味しさになっていると思います。(^^)
クレイは2作目から続いていたんですね。
何気に凄いですね。クレイは大好きなので、予期せず嬉しかったです。