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2016年12月12日

フィフス・ウェイブ

愛は種族存続の幻覚だ…と思っていた。
フィフス・ウェイブ 4K ULTRA HD & ブルーレイセット
2016年(THE 5TH WAVE)製作国:アメリカ
監督:J・ブレイクソン原作:リック・ヤンシー
製作:トビー・マグワイア、グレアム・キング、マシュー・プルーフ、リン・ハリス製作総指揮:デニス・オサリヴァン、リチャード・ミドルトン、ベン・ウェイスブレン
脚本:スザンナ・グラント、アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ピンクナー撮影:エンリケ・シャディアック
音楽:ヘンリー・ジャックマンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
アメリカ、オハイオ州に住むキャシー・サリヴァン(クロエ・グレース・モレッツ)はアメフトの男の子ベン(ニック・ロビンソン)に憧れる普通の女子高生でした。

そんなある日、突如として地上400キロの上空に、巨大な飛行物が姿を現すのでした。
アザーズと呼ばれたその物は10日間沈黙を保っていましたが、第1波として電磁パルスで電子装置を無効化。さらに第2波として地殻変動を起こし津波で都市を壊滅状態に陥れるのでした。生き残った人たちにも第3波ウィルスの恐怖が待ち構えていました。

第3波で母リサ(マギー・シフ)を失ったキャシーたちの家族は、避難キャンプでの暮らしを余儀なくされるのでしたが、そこに現れた軍隊が大人と子供たちを分け、子供たちを施設へと送ってしまいます。キャシーは弟サム(ザカリー・アーサー)の忘れ物のクマを捕りに行っている間に取り残されてしまいます。
軍のヴォーシュ大佐(リーヴ・シュレイバー)の言う理由は、アザーズたちが人間に寄生をし始め、その検査の為に検査のしやすい子供たちと大人を分けたという事でした。しかしそれに反攻した大人たちは殺されてしまい、父オリヴァー(ロン・リビングストン)を失ったキャシーはただ独りキャンプから脱出し、サムが連れて行かれた施設(ライト・パターソン基地)へと向かうのでした。
その途中、高速道路で狙撃されたキャシーは、エヴァン(アレックス・ロー)と名乗る青年に救われ、一緒に行動を共にすることに…。

一方、施設では集められた若者たちで班を組み、アザーズへの攻撃要員としての訓練を受けることになりました。
ウィルスから奇跡的に復活した通称ゾンビのベンをリーダーとし、ダンボ(トニー・レヴォロリ)、ティーカップ(タリタ・ベイトマン)、そして他の班から異動してきたリンガー(マイカ・モンロー)たちの班に、ナゲットの通称と共にサムもいました。
そして第5波の攻撃を阻止するために、ベン達の班を含む4班にアザーズの巣にダメージを与えるべく出動が下るのでした。

映画レビュー
普通かな「キック・アス」で一躍有名になったクロエ・グレース・モレッツ主演のSF作品です。

突如とした現れた巨大な飛行物体、大津波、ウィルス、寄生など、パニック映画の代名詞ともいえる事が立て続けに起きます。予告では第1波=暗黒、第2波=崩壊、第3波=感染 、第4波=侵略と名付けられており、4の侵略(寄生)の話までは瞬く間に終わってしまうのはちょっと駆け足すぎな感はありますが、その分第5波への期待が膨らみます…が。(^^;

いろいろとツッコミ要素も多いのですが、後でのどんでん返しの1つであろう軍の正体など、でもキャンプに来た時から怪しすぎで、絶対こいつらアザーズだろう!って思ってしまうのが悲しい。
謎の青年エヴァンに関しても、登場からの行動がやっぱり怪しい。あながち推測したのと同じでしたが、設定に関してはそう来たか!というところ。

ちなみに何の解決にもなっておらず、続編に続く!って感じで終わってます。
続編の話はまだ聞かないですけど…個性的なキャラもいるので観たいような、でもこの1作目の出来では難しそうですね。

チェックポイント
【ここがいい!】
・エヴァンにならった護身術での拳銃取り。連続技としては最後まで行きませんでしたが、結構ハッとしました…って結局私はそういうアクションを期待していたのかな。ただの女子高生にしては頑張った方ではないかと…きっと「キック・アス」のイメージが強すぎるんですよね。

【ここは問題かな?】
・地殻変動やウィルスだけでもほぼ絶滅で来たと思いますが、その後一切ないのは何故なんだろう。まぁ地球自体が壊滅したのでは困るので地殻変動はほどほどなのかな。(^^;
・免疫がかる人間もあり!ウィルスちょっと甘い。これも爆発的猛威を振るったようですが、その後一切話なし。
・首に埋め込まれる発信機、あまりにも簡単に取れ過ぎ。(^^;
・アザーズの人類掃討の計画第5波にしてはかなり雑過ぎたような気がします。あのように区別できる装置を作れるのであれば、感知しながらローラーしてもよかったような。ドローン飛ばして狙撃も非効率的な気がしますね。
・キャシー、あの大怪我で走りすぎ。(@o@)

【一言いいたいコーナー】
・正直、また巨大円盤来たか!!って感じもあります。(^^;
・救うのサムだけかい!
・ゴーグルをかけると寄生されている人が緑色で光って正体が見えるというのは、1988年ジョン・カーペンター監督の「ゼイリブ」の眼鏡を思い出してしまいました。
Number870知らずに隣の人がエイリアンだ!というのは怖い話ですよね。

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或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「フィフス・ウェイブ」

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posted by 白くじら at 19:54| Comment(2) | TrackBack(1) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エンドロールの歌がよかった!
あとは、クロエたんの成長を見守るだけ…かいっ!?
あとでTBいきます!
Posted by ボー at 2016年12月13日 23:07
こんにちは、ボーさん。

確かに、エントロールの音楽はよかったですね。
クロエちゃんは、一般の女子学生でしたから、アクションも難しかったと思いますが、キャラとして成長はして行ってましたね。
今後に期待です。あるのかな。(^^;

トラックバック、ありがとうございました。
こちらからも、させて頂きます。(^^)
Posted by 白くじら at 2016年12月15日 19:22
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