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アフリカの奥地にコンゴ・ベル号が到着しました。
乗っていたのはイギリスから総督マスターズ(E・E・クライヴ)を訪ねてやってきたジェーンの従妹リタ(ベニタ・ヒューム)とその兄エリック(ウィリアム・ヘンリー)でした。彼らの行先は禁断の地、マティアの断崖で猿とそのリーダーである白人男性と一緒に住むジェーンに会うためでした。その目的は叔父の遺産がジェーンに残されたために、そのおこぼれにあやかろうというものでした。
しかし断崖への道は、狂暴なガボニ族が住む一帯を通らなければなりませんでした。
そんな話を聞いたアフリカでも有数の狩猟家であるフライ大尉(ジョン・バックラー)は、白い猿を捕獲するチャンスだと思い、リタ達の道案内をかって出るのでした。
こうして翌朝には探検隊が組織され、一行は断崖へ向かうのでした。
一行は多くの犠牲を払いながらも、ターザン(ジョニー・ワイズミュラー)とジェーン(モーリン・オサリヴァン)の居住にたどり着きます。故郷の話を聞き、その思いをはせるジェーン、そしてそんな彼女を見るターザンは…しかし、そんな中、フライ大尉の陰謀が動き始めるのでした。
ジョニー・ワイズミュラー版ターザンの3作目です。
相変わらず邦画タイトルにはハテナですが、騙されて捕まってしまったターザンの逆襲って言ったところでしょうか。
今回も下界からの珍客で、2人の出だしの言い分を聞いていると、とんでもない連中かなと思っていたのですが、ジェーンの事を本当に心配していることが分かってほっとしました。
悪人はフライ大尉だけでいいですよね。でも、この人、無茶苦茶だわ。
それにしても、このターザンシリーズ、ええっていう事が多くって、昔の作品なのに新鮮です。(^^;
先日セール品でターザンの10本組2巻目を発見。これでジョニー・ワイズミュラー版の12本が網羅できそうです。
【ここがいい!】
・フライ大尉があくまでも悪役に徹しているところ。
・ラストで落胆のターザンが、我家の煙突からの煙を見た時の表情がとてもいいですね。
・現地人たちの脳天一撃攻撃が恐ろしい!さらに捕まった人たちが股裂きって…恐ろしいです。
【ここは問題かな?】
・ジェーンの泳ぎのシーンはあるのですが、前回の水着シーンではないところは、大きな問題でしょう。(^^; まぁ、いろいろとあったようですけど、そういう面に関しては今の方が緩やかですね。
【一言いいたいコーナー】
・もちろん空中ブランコは健在です!
1932年「類猿人ターザン」
1934年「ターザンの復讐」
1936年「ターザンの逆襲」
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「ターザンの逆襲」」
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ラベル:ターザン
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ジェーンの着衣が増えたのが惜しい!
確かに「逆襲」ってつくのは続編の定番名ですし、やっぱり観たくなってしまいますよね。
でもターザンに関しては謎タイトルでしたけど。(^^;
ジェーン…世間の言葉が恨めしい。(*^o^*) まったく
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