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戦国時代、火事で死に直面したまだ幼い少女のすず(声:島本須美)は、未来へとタイムスリップし、丁度通りかかった夫婦に保護されます。
すずは持っていた鈴から涼子(すずこ)(声:島本須美)と名付けられ、やがて高校生、17歳に成長しました。

そんなある日の夕方、近所の小さな子、周平(声:田中真弓)と共にガス爆発事故にあいました。
気が付いた涼子は、そこが戦国時代の、それも合戦跡と知って愕然とします。そしてわけのわからぬまま野盗に襲われ、危ないところを宿丸(声:水島裕)に救われるのでした。

宿丸は近くの村を守っていた若者で、涼子を嫁として連れてきたのですが、服を見繕っていた時に周平が着ていた服を発見し、彼もまた同じようにタイムスリップしていることを知ります。
宿丸と共に周平を探す毎日、少しずつお互いに気になる存在になっていくのでしたが、ある日、宿丸の妹すずが自分と同じ鈴を持っている事を知るのでした。
そんな時、宿丸たちが涼子を助け野盗の上前を撥ねていたことから、野盗の襲撃が始まるのでしたが…。


後の作品「犬夜叉」の元になったとも言える作品ですが、魔物のような生物は登場しません。
高橋留美子全盛期の作品であり、作風、ギャグの展開などは「うる星やつら」ファンのみならず受けると思います。
時間も48分と短めなので、テンポも速いのに、結構どんでん返しもあってオススメです。

【ここがいい!】
・相変わらずのボケとツッコミのタイミングがいいですね。
・登場人物が少ないため、双方向のタイムスリップ関係者が解りやすいです。これは後々のどんでん返しの伏線にも関わってきていて、慣れている人には簡単に解るかもしれませんけど。(^^;
【ここは問題かな?】
・ガス爆発を回避させようという思考がないんですね。結構この爆発って死んでいる人が多い最悪的な事件だと思うんですけど。過去、いや未来は変えられないということかな。
・タイムスリップものなのですが、その時代とのギャップがほとんどないのが残念です。
・タイムスリップ後の時代や時間は双方ともにちょっとご都合主義かな。子供の頃に比べると…次第に慣れてきているのかな。
【一言いいたいコーナー】
・両親に置手紙くらいはしておきましょう。
・こういう作品には多いのですが、どこが始まりなのかよく解らなかったりして。(^^;

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いまNHKで続いてる死神?のは見ています。
先日、漫画を久々に雑誌に、と聞きましたが、見逃した〜。
こういう短編も見てはみたいですね。レンタルしないからなー。
私は逆で、高橋留美子さんのは何でも読んでましたが、最近はとんとご無沙汰です。
NHKの「境界のRINNE」は第1期を数話観ましたけど…いつの間にか観なくなってました。(^^;
いろいろとアニメ化はされていてVHS版はされていたのですが、当時の作品のDVD化はされていないんですよね。残念です。
ちなみに、youtubeなどには転がってる場合がありますけど。(^^;