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イルカの棲み自然保護区となっている湾を、大富豪リウ(ダン・チャオ)が信じられない程の高額な金額でセリ落としました。彼は強力なソナーで海洋生物を追い出すことによって、リゾート開発の許可を取り付けたのでした。
しかし、そのソナーはイルカだけでなく、海底で生活をしていた人魚族たちにも影響を与え、彼らは近くの難破船へと居住の場を移すことになるのでした。
リーダーであるタコ兄(ショウ・ルオ)はリウを暗殺するために、人魚のシャンシャン(リン・ユン)を地上に送り込みます。
いろいろな策謀の中、リウとシャンシャンは互いに惹かれあっていくのでしたが、シャンシャンに嫉妬する投資家ルオシン(キティ・チャン)の行動によって事態は一変、人魚族に危機が迫るのでした。
映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回夏のきもだめし企画」です。
通算するとなんと第80回目ですね。おめでとうございます。(^^)/
きもだめし企画となると、やっぱりホラー。吸血鬼、狼男、ミイラ男、亡霊、そしてゾンビと幅広いですね。
ゾンビといえば巨匠であるジョージ・A・ロメロが今年の7月16日に亡くなっており、追悼の意味でもゾンビ3部作を観ようとも思ったのですが、残念ながら今日のレンタル発掘行では貸りる事が出来ず、まずは名前からはホラーとは思えない作品「人魚姫」からの鑑賞となりました。
とはいえ、なにげに人魚姫の物語って、王子に恋して人間になるのはいいのですが、その尾っぽを足にする代償として舌を切られ、歩くとガラスを踏んだかのような痛みまで…ラストもかなり残極な結末なんですよね。
本作では、若干ロミオとジュリエット感を持たしつつも、リウとシャンシャンの惹かれあいだすところがいいですね。
チャウ・シンチー特有のギャグには笑えるところと、苦笑するところと観る人を選ぶと思いますが、それも前半だけで、後半にはとんでもない修羅場が待ち構えていおり、怖かったですねぇ。まさにホラーです。
確かに「ありえねぇ〜」人魚姫でした。(^^)
【ここがいい!】
・なんと言ってもタコ兄の顔芸でしょうか。寿司バーでの生きたままの…あのシーンは笑っていいのか怖がったらいいのか…正直、タコ兄にとっては生殺しですけど…ここもホラーですね。(^^;
・ほのぼのしたピュアな恋愛事情。
・後半の問答無用の修羅場。
【ここは問題かな?】
・最後の修羅場は、いったい何をやっているのか!でしたね。普通、希少生物に関しては捕獲が定番。生け捕りにするんだー!が当たり前でしょうけど、本作では問答無用、まぁ、嫉妬に狂っているルオシンとともかくとして。
【一言いいたいコーナー】
・シャンシャンが人間に化ける時には尾っぽに無理やり靴下、靴を履くという…つまり下半身が人間になっているわけではないんですよね。大きなお世話ですけど、子孫繁栄はどうするのでしょうか。(^^;
・シャンシャン、お腹、大丈夫なのか!?
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