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1971年、ロードアイランド州ハリスヴィルの田舎にある古びた一軒家に、5人の娘たちと引っ越してきたペロン夫妻(ロン・リビングストン)でしたが、悪臭、時計が全て3時7分で止まったり、ペットの犬が死んだり、家に体当たりしてくる鳥…そして子供たちにまで怪奇現象が及ぶ事になり、ついに母親のキャロリン(リリ・テイラー)は、心霊現象の研究者としては有名なウォーレン夫妻に解決をお願いするのでした。
妻のロレイン・ウォーレン(ヴェラ・ファーミガ)は透視が使える霊能力者であり、研究家である夫エド・ウォーレン(パトリック・ウィルソン)とスタッフたちとともに家にやってきましたが、そこに巣食う悪霊は、夫妻の想像を超える邪悪な存在であり、その魔の手は彼らの娘ジュディ(スターリング・ジェリンズ)にも伸びていくのでした。
映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回夏のきもだめし企画」です。
今回観たのは「死霊館」、続編やスピンオフ的作品も作られた第一作目です。
有名な超常現象研究家のウォーレン夫妻が実際に調査した事件の中で、これまで封印してきたという衝撃の体験談を基に作成されたとのことです。
実はその後作成された「アナベル 死霊館の人形」の噂を聞いたり、本作のパッケージに人形が出ていたりしていたので、てっきり「チャイルド・プレイ」のように人形がメインの作品かと思っていたのですが…本作のメインストーリーには基本関係なかったので、ちょっと肩透かしを食らってしまった感がありましたが、内容的にはオーソドックスな作りでしたね。とはいえ、実際に音や動きだけにとどまらず、本当に悪霊が姿を現してしまうのは今風かな。
まるで「ポルターガイスト」ような役立たずスタッフになるかと思ってしまいましたが、何気にちゃんと能力を持っていてびっくりです。(^^;
【ここがいい!】
・心霊現象に関しては、子供たちの恐怖がよく出ていましたね。髪を引っ張られたり、足を掴まれたりとそれほど特別な特撮ではないんですけど、恐怖感を出していました。ただ、おしいのは子供たちが5人もいて区別がつきにくかったところでしょうか。
・やっぱり母は強しといったところでしょうか。両家族の母親がキーになっていたのもいいです。
・どうしてこんなことになってしまうのか?という現象に関して徐々にわかっていく構成がいい。
【ここは問題かな?】
・除霊できるの?最初から…。(@@; 結構、科学的に解明していっていたのに…うーん。
・アナベルがほとんど出てないじゃん!いいのか(いいのです)!
【一言いいたいコーナー】
・バチカン、役に立たない!(-"-;
・だから、アナベルは!?
忘却のエンドロール(宵乃さん)の「映画「死霊館」観ました」
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「死霊館」」
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能力者の人達もちゃんと能力者だったのがいいですよね。
アナベルのことは知らずに見たので、存分に楽しめました。
ホラー映画、そんなに見ていないですが、私が見たうちでは極上に怖いっす。
続編の「死霊館 エンフィールド事件」(人形の話ではありません)も一段と素晴らしいので、ぜひ!
最近のドバドバぶった切り鮮血による恐怖ではなかったのが、かえって怖かったですね。
「ポルターガイスト」からコメディ要素を取ったような感じでした。
序盤でアナベルが出ていたので、てっきりその話かと思っていたら、「インディ・ジョーンズ」のように違う話が序盤にあったんですね。(^^;
心霊現象系のオカルトとしては、怖かったですね。
劇場で観ていたら、飛び上がってしまったかもしれません。(^^;
気になって「死霊館 エンフィールド事件」も観ましたが、さらに恐怖度が増していました。
でもアナベルが最後しか出ませんでした。がーん。