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1976年、教会からの依頼でニューヨークのとある家に訪れた心霊研究家のエド(パトリック・ウィルソン)、ロレイン(ヴェラ・ファーミガ)のウォーレン夫妻でしたが、そこは1965年の一家惨殺事件の舞台となった家であり、透視能力を持つロレインは地獄であるとつぶやきます。
アミティー事件と呼ばれたこの事案は、夫妻の心身に大きな傷跡を残すことになりました。
しかし、その1年後、ロンドンのエンフィールドの住宅で、夫妻は更に邪悪な地獄を見ることになるのでした。
1977年、ロンドン北部のエンフィールド。
シングルマザーのペギー・ホジソン(フランセス・オコナー)は、長女マーガレット(ローレン・エスポジート)、次女ジャネット(マディソン・ウルフ)、長男ジョニー(パトリック・マコーリー)、そして末っ子のビリー(ベンジャミン・ヘイ)と一緒に古びた家に住んでいました。
夫と別れ4人の世話で大変なうえに、ジャネットが学校で煙草を吸ったとの報告もあり、家族はぎくしゃくしていました。
そんな時、物音や実際に家具が動いたり、ジャネットが太い男の声でしゃべったりと怪奇現象が起き始めてしまいます。次第にひどくなる怪奇現象に、教会を通じてウォーレン夫妻に救いを求めるのでしたが、夫が死ぬという予知夢を見てしまったロレインは気が重くなるのでした。
それでも調査を始めていた夫妻でしたが、ジャネットが霊が暴れたという偽装工作をしているところがカメラに写っており、落胆した2人は調査を打ち切る事に…しかし!


いろいろなポルターガイストは前作を上回り、かなり長期にわたって続いたようです。どうやら霊と言うのは、人々の感情によって出てくるようで、家族、学校のゴタゴタのせいで出てきやすくなってしまったようですね。
とくにとりつかれてしまうジャネットは心身ともにボロボロ状態ですね。未公開映像にもありましたが、学校での可哀そうなくらい虐めが酷いです。先生も見ているだけで何もしないし…ホントに取りつかれて当然だと思うくらい。
悪魔などより、よっぽど同級生が怖いです。

【ここがいい!】
・今回も母親と子供(特にジャネット)との交流はよかったですね。特にベッド中でタバコの事をいうところなど。でもこの事件が無かったら母親はずっと娘の言う事を信じなかったのかも?
・警察などほかの人間にもポルターガイストが観れたのは良かったです。
・どきっとするシーンは前作を上回ってます。
【ここは問題かな?】
・これも実話を基にしているようですが、後半悪魔の存在が出てきたときには逆にちょっと拍子抜けしてしまいました。木の杭の部分なども、実にエンターテイメント的な要素だと思いますけど、どうなんでしょうね。(^^;
・あの全てを偽装だと言っていた女性(役所の人だったかな)にも霊やポルターガイストを見せて反省してほしかったです。でも、そういう演出こそエンターテイメントかな。(^^;;;
【一言いいたいコーナー】
・長男のジョニー…影が薄いですね。(^^;
・悪魔さん、霊のビルにあんなこと言わせて、支配下においていなかったの?
・ビルの入歯って実体化していいの?


2013年「死霊館」
2016年「死霊館 エンフィールド事件」

或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「死霊館 エンフィールド事件」」
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【関連する記事】
ホラーも、どんどん繋がりが広がっていきますね。
ポルターガイスト現象が、ほんとなのかどうか、が焦点ではなかったのが新鮮でした。すぐに大勢が目撃しちゃってますからね。
しかし、こんな、お祓いの仕事は、いやです。
本編もアナベルも、前日譚でますます話が広がって行ってて楽しみですね。
やっぱりアナベルの前日譚が早く観たいですよねー。ってまだアナベル観てないですけど。(^^;
この事件では結構な人が目撃してしまったようですね。
あの役所の人も見てほしかったですよ。偽装、偽装ってホントに腹のたつ。
お祓いは命がけですね。(@o@)怖い、怖い。
1年半以上ぶり復活しました。
仕事の方が、超ストレスな感じで何もできない状態から、転職して復活し平穏な日々で趣味に戻ってこれた感じです(笑)
このシリーズは、安定的に面白いですね。
緊張感もありながら、ドラマ性があるので好きです。
さすが、ジェームズ・ワン監督だなって思います。
それでは、また遊びに来ます!
お久しぶりです。復活されて何よりです。(^^)/
平穏な日々…なんという誘惑的な響き。うらやましいです。
今までこのシリーズを観てなかったことを、今になって後悔しております。
でも、まだまだシリーズは続いているようで、しばらくは楽しめそうですね。
では、今後とも、よろしくお願いいたします。(^^)/