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カテリーナ・ゴロフキナ(オルガ・ディホヴィチナヤ)、通称キャット率いるデビッド・ジョーダン(ジェイク・ギレンホール)、ミランダ・ノース(レベッカ・ファーガソン)たち国際宇宙ステーション(ISS)の6名の宇宙飛行士たちは、火星探査機の回収を成功させます。
持ち帰った土壌サンプルからは、なんと地球外の生命体を発見されました。
沸き立つ地球では、抽選によって選ばれたとある学校の生徒がその生物を学校の名から『カルビン』と名付けるのでした。
一方、ISSでは宇宙生物学者ヒュー・デリー(アリヨン・バカレ)が『カルビン』の調査をしていましたが、その行為から命の危機を覚えた『カルビン』は狂暴化しヒューを襲うのでした。ヒューを救うべく部屋に入ったローリー・アダムス(ライアン・レイノルズ)は、ヒューを部屋から出したものの『カルビン』に襲われその場で火炎放射器で戦うことに。しかしその影響でスプリンクリーが起動。ショウ・ムラカミ(真田広之)がスプリンクラーを遠隔手動で止めようとしますが、間一髪『カルビン』はスプリンクラーの穴から逃げ出してしまうのでした。
こうして残ったクルーと『カルビン』との戦いが始まったのですが、恐るべき知能を持った『カルビン』に翻弄され、1人、また1人と命を落としてしまうのでした。
今やISS自体が隔離状態となり、孤立無援のままの彼らは生き残る事が出来るのでしょうか。
もっと宇宙生命についての難いSF的な作品かと思っていたのですが、結局は「エイリアン」的な密室ホラー作品でした。(^o^)
全編を通して、どうしてそうする!から無駄死といったところが多く、若干B級的な演出が感じられていたのですが、ラスト、これで逆だったら本当にB級だなって観ていたら、本当にそうなってしまってなんとも言えない感じが残ってしまいました。(^^;
ライフというのはクルーたちが生きるための行動、そして地球に住む人類の命を守るための行動、そして火星の生物である『カルビン』の生存本能を言っているのでしょう。そもそも美しい序盤の『カルビン』を観ているとどうしてそこまで変貌してしまったのか。意識回復の為とはいえ、電気ショックを与えて攻撃と思った『カルビン』の行動をどうして攻められようか。彼もまた生き残るために行動したのでしょう。
いったい、だれが悪かったんだろう。
いや、それは…ね。
まぁ、映像美は素晴らしい部分もあるのですが、ストーリー的にはB級だなって思いました。
【ここがいい!】
・宇宙船が部分的に破壊されるところ。(^^;
・『カルビン』が小っちゃいとき。
・最初の犠牲者が口から鮮血を出す時の無重力演出。
・ラストの絶望感。まぁ、実にB級的ではあるんですけど、私は好きですから。
・隔離のレベル。
【ここは問題かな?】
・無駄死にが多いですね。折角犠牲になっても、えっ、ここから入られるの?えっ、それも知っている?ええっ?
・ヒューさんの下半身ネタ(下ネタではない)ってそんなに必要だったのかな。食べられても感覚無いというところかな?
・地球からのソユーズのアバウトな処理感。あんなのでいいのかな?
・ショウ役の真田広之さんの存在感が…後手後手過ぎてなんだか悲しかったです。
【一言いいたいコーナー】
・『カルビン』の無重力移動って、あんな移動方法できるのかな。壁の反動を使っているだけならともかく、泳いでいたようですけど、水の中じゃないんだから。(^^;
・脱出ポッドは、最低でも人数分必要では?
・せっかくの豪華俳優だったと思いますけど。(^^;;
こわいものみたさ(とらさん)の「ライフ」
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が、エイリアンが割とかわいらしいので怖さもなく!
でもこの映画で感心したのは、無重力感ですね。
生活しているところもそうですが、エイリアンに襲われ血がプシャって飛び散る無重力描写もなかなか良かった。
そして、ラストはまさかの(ありきたりの)でしたねー。
もぅ、読め読めでした。
地球側も絶望ですが、宇宙に一人飛んでった女性の孤独に死んでいく絶望も辛いっすね。。
ですねぇ、映像美は美しいのに、なんだかもったいないエイリアン映画でしたね。
「カルビン」も最初、美しかったです。
無重力で血が口から洩れたり、プシャってなるところとか、そういうところはとてもよかったと私も思ってます。水が溜まっていくところもよかったですね。
ラストはうーん、究極のB級オチで驚きました。
そうそう、宇宙の彼方へ行った方も…窒息死までは恐怖のままですね。(>_<)