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ある日の事、ラムの故郷でコールドスリープのまま放置されていた曾祖父が発見されました。その曾祖父(声:北村弘一)によると若いころ、とある事件の際『闇の世界』に住むウパ(声:緒方賢一)という男と、将来、女の子が生まれたら嫁にもらう。という約束をしていたことがあったと。
時を同じくしてサクラ(声:鷲尾真知子)の水晶玉には、ラムが闇に囚われるという暗示が映し出されているのでした。
そして、友引町にブタと共に現れた少年ルパ(声:塩沢兼人)は、ラム(声:平野文)の成長を高め角を抜けさせるや、無抵抗となった彼女を闇の世界へとさらっていくのでした。
あたる(声:古川登志夫)や弁天(声:三田ゆう子)たちはラムを救うために闇の世界に乗り込みますが、そこで出会ったカルラ(声:井上瑤)という少女があたるを偽装結婚の相手として乗り込んだ為に式場は複雑な誤解を生むことになるのでした。
偽物のラムの存在もあって、あたるとラムの関係は拗れに拗れてしまい、さらに地球へ逃げていったカルラが持ち込んだキノコが、地球に大繁殖。それを駆除するためにはルパの力を借りるしかありません。しかし、ラムとルパは駆除に対しての条件をだしてきました。
それは『鬼ごっこ』、期日は10日間、その間にあたるがラムの角を掴むか、もしくはラムに「好きだ」と言えば決着がつくことになるのでした。
かくして、地球存亡をかけた『鬼ごっこ』が始まったのです。
映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画2回目に観たのは、うる星やつらの劇場版では最後…かと思っていた「うる星やつら 完結編」です。
劇場版としては5作目ですが、その後、長編としては「うる星やつら いつだってマイ・ダーリン」が作られています。
唯一、原作がある話であり、私も一番好きな作品ですね。
先日鑑賞した「うる星やつら オンリー・ユー」と同じく結婚騒動ですが、今回は逆にラムの結婚式をあたるが止めに行くという流れです。ただそれは中盤までで、お互いに拗れてしまった気持ちを清算する為にとった手段が、奇しくもラムちゃんが初めて地球に来た時の勝負方法『鬼ごっこ』でした。ゼッケンまで同じ『4』とは。(^^;
ギャグも今までものに比べると格段にテンポがよくなっており、笑う個所も多く、それでいて『鬼ごっこ』のラストは本当に感動して何度観ても泣いてしまいます。でも、ラストは…うる星やつららしい2人のセリフでしたね。ただお互いもう『それを』言わなくても心が通じているような感じでよかったと思います。
【ここがいい!】
・やっぱり1番好きなのは『鬼ごっこ』で、あたるが「忘れるもんか、忘れるもんか」と過去のシーンがフラッシュ・バックのように思い浮かべるシーンからの決着までで、こういうのは反則技(^^;だと思いますけど、もう涙が溢れて止まりません(何処のシーンだったかも思い出されて、いままでの想いも溢れ出ます)。
・ギャグのテンポがとてもいい。個人的には曾祖父の喋りが好きです。
・ルパとカルラの子供のころの思い出。カルラが怒るのも無理もないです。
・記憶喪失装置が汗を流すところ。
・ラムちゃんやカルラがあっかんべ〜をするところ。
・ランちゃんの怒りを皆がスル〜しているところ。(^^;
・ブタたち、凄すぎるゼ!
【ここは問題かな?】
・問題という訳ではないんですけど、今まで3、4といい表情の絵が続いていたのですが、この完結編では今までと雰囲気が違いました。でも、この絵はこの絵で好きなんですけどね。
【一言いいたいコーナー】
・あぁ、塩沢兼人さん。本当に…合掌。(_ _)
・同時上映が「めぞん一刻 完結篇」であり、当時好きだった高橋留美子さんの作品が、同時に完結してしまいました。(T T)
両方とも漫画を読んでいましたねぇ。懐かしい。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「うる星やつら 完結篇」」
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うる星の単行本全巻、買ったやつ、姪にあげたんだっけな…?
めぞん一刻も、漫画、アニメ、両方好きでした。響子さん、好きでした。響子さん…そのあと今日子さんを好きになりました。恭子さんも好きです。ええ。
嬉し泣きですね。(^^)
うちの単行本は実家のお蔵です。めぞん一刻もお蔵。巻数多いですからね。
えっ、ど、どのきょうこさん?(@o@)