1995年(THE MANGLER) 製作国:アメリカ 監督:トビー・フーパー 製作:アナント・シン 原作:スティーヴン・キング 脚本:トビー・フーパー 撮影:アムノン・サロモン amazon.co.jpで詳細を見る。 |
プルーリボン洗濯工場は、病院からのシーツの洗濯で大忙し。
ガートレー社長と現場監督スタナーの号令の元、今日も巨大なスピードアイロン「マングル」が動きます。
社長の姪であるシェリーは、シーツを「マングル」に入れているときに、後ろを通った冷蔵庫の運搬員のために手のひらを怪我をして「マングル」のまるで口のような入口に血を撒き散らせてしまいます。たちまちショートでもしたのか火花が飛び、それは冷蔵庫にも飛び火するのでした。
やがて洗濯工場でフローリーという女性が持っていた薬を「マングル」の台に落とし、それを取ろうとしてはさまれると事故が起こりました。
フローリーはそのまま機械の中に取り込まれ、絞られ、そして畳まれるという…呼ばれたハントン刑事も思わず戻してしまうほど悲惨なことに…ときを同じくして搬送された冷蔵庫に閉じ込められた少年が死ぬという事件も発生。
工場では安全装置がちゃんと働いていることを確認するだけで、それ以上の調査も行わず仕事を再開。そのことに引っかかるものがあったハントンは、知り合いのマークに相談を持ちかけます。
オカルトに強いマークは、その事件からなにかしら邪悪なものを感じますが、さすがに現実主義のハントンは…しかし冷蔵庫の浄化や工場の記録を調べているうちに、街の実力者たちの間で、何か恐ろしいたくらみが何年も前から行われていることに気付きます。
一方ガートレーは従業員で艶かしいリン・スーを仲間に取り込み、仕事が恐ろしくなってきたスタナーを「マングル」に「食わせ」、さらに悪魔との契約から16歳になったシェリーを、生贄にささげようと行動を起こし始めたのでした。
「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー監督、スティーブン・キング原作「人間圧搾機」の映画化です…ってなんというタイトル! 巨大なチェーンで動く「マングル」は洗ったシーツを絞り、折りたたむ機械ですがその不気味さにはとても近づきたくないです。
解説では少女の血によって邪悪な魂を…となっていますが実際には何年も前からこのようなことをしていたので、それは偶然のように思えます。ただ冷蔵庫に転移したのはその血のようでしたが…それにしても「マングル」も凄かったですが、冷蔵庫っていうのは逆にちょっと笑ってしまいました。
最後にマングラーが動き出すところは、キングらしいノリで好きです。
ラストのオチもいいですね。お疲れさまですハントンさん。
【一言いいたいコーナー】
・人間折りたたみは怖すぎ!以前学生時代にダンボール工場で働いたことがあったのですが、プレス機で指を潰してしまった人がいました。身近に現実にもあったことなのでこういう機械はものすごく怖いです。
・この作品には「マングラー2」という続編があるのですが、いつも貸し出し中でまだ観れておりません。(T T)
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夏だから冷蔵庫が気になるのかナイトメアー。
この映画は観たことないんです・・・恐ろしくて。。
原作は読んでまして、おもしろかったな。
最後のシーンはキング独特の世界ですよね。
キングもののホラーは荒唐無稽な内容なので、映像にして表現するのは難しくもありますね^^;
これは怖い描写が多いですね。なんと言ってもプレス機ですから、こんなのにつぶされ折りたたまれるは絶対に嫌です。(- -;;っていうか、呪われてなくても危なすぎですこの機械。
これまた私は原作は読んでいないのですが、これは読みたいかも。
そうですねぇ、キングものは映像にするには難しいものがあるようですね。
ホラーが見たい! もう見たい・・恐ろしく恐いのが
良いな(笑)最近、ホラーで、これは!・・がヒットしない私です・・これは、普通ですかぁ〜。トビーフーバー監督&キング原作・・最強そうですがぁ。ん〜。
白くじらさん、メルアドの件ですが、白くじらさんの
ご意見を送っていただけますか。それと1つ、白くじらさんの記事の下部のタグの入れ方も、教えてください・・分からない所は、又、メール返し致します。
お手数かけますが、なにとぞヨロシクお願いします。
ナイトメア君の最初の質問に笑ってしまいましたw。
それもいわゆる、”機械の暴走”ですねw。
ちょっと変なところがあるので「普通」扱いしていますが、実際には☆3つということで、それなりにいいですし、ホラー系の人には☆をもう一つ追加してもいいかなって思います。
怖いシーンは多いので、一度、ご覧になってもいいかと思います。
METAに関しては了解しました。
私のわかっている範囲で書いて送ることにしますね。
タグはね、シーサーの機能の一つなんですよ。こちらはお役に立てず申し訳ないです。
では、しばしお待ちください。
機械などが暴走する作品は私も好きです。身近なものが反乱を起こすのはパニック映画の定番ですが、定番になるイコール怖い題材ということですね。
確かに…ナイトメアが自分勝手にやっていることって暴走に近いですねぇ。(^^;