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昔々、深い森の近くの小さな村に住むパン屋の夫婦は、貧しくとも幸せには暮していましたが、子供だけがまだ授からないでいました。
そんなある日の事、突然魔女(メリル・ストリープ)が現れ、子供が授からないのは夫(ジェームズ・コーデン)の父が自分の庭から野菜や魔法の豆を盗ったために呪いがかけられたのだ。と告げられます。しかしその呪いは、100年に一度という3日後の青い満月の時刻にのみ解くことができると…またその為には『ミルクのように白い牝牛』『血のように赤い頭巾』『トウモロコシの房のように金色の髪』『金色の靴』が必要だと言います。
パン屋夫と妻(エミリー・ブラント)は、さっそく森の中に入っていき、その中で赤ずきん(リラ・クロフォード)、ジャック(ダニエル・ハッスルストーン)、シンデレラ(アナ・ケンドリック)と王子(クリス・パイン)、ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)と王子(ビリー・マグヌッセン)などの様々な人物と出会うのでしたが…。
映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画3回目に観たのは、「イントゥ・ザ・ウッズ」です。
「赤ずきんちゃん」や「ジャックと豆の木」「塔の上のラプンツェル」「シンデレラ」といった有名なおとぎ話のそれからの物語です。
とはいうものの、それらの物語の主人公たちを絡ませながら各エンディングに持っていくために要している時間はなんと1時間15分。(^^;; いや、長すぎでしょ。
とはいうものの、その中には後半への布石もいろいろと盛り込まれているのですが、そのお陰で人間不信になりそうな話の流れになっているような気がします。
人間と言う生き物の身勝手さが凄いですね。その中でも、悪い事をすればバツを与えられるということでしょうか。後半は、ハッピーエンドと言っていいのかどうか、ちょっとあまり見たくなかった結末だったかもしれません。
この物語には複数の親子関係がありましたが、とどのつまりみんな愛情に飢えていたのかもしれません。
そんな中で一番成長したのは、パン屋の夫だったかもしれませんね。でも、彼が手に入れたものは大きいですが、同時に失ったものも非常に大きかったことでしょう。
【ここがいい!】
・話の流れ的には、全て知っている物語なので解りやすく、このアイテムはここで使うんだろうな。とか、ある程度わかるところもいい。
・狼さんの遠吠え。
・ラプンツェルの髪は、やっぱりひっぱったらそれなりに痛いんだと分かったところ。(^^;
【ここは問題かな?】
・ざっと流して、あれからの話をしてほしかったかな。
・シンデレラの王子、自分が靴持っていったら合ったところで違う人間だと思わないの?
・後半のシンデレラの王子、酷すぎやしない?
・全体的に映像が暗いです。
【一言いいたいコーナー】
・魔女が魔法を解きたかったのは、子供というよりまずは元の姿に戻りたかったのかな。でもそれにしては金色の髪で大ボケしてますけど。(-o-; 馬鹿ですか。
・狼さん役としてジョニー・デップが出演していますが、出番は非常に少ないうえに、腹は割かれるわ、皮は剥されるわ(グロなし)。(^^;
・最後にシンデレラが言った「お願い」は何なんでしょう?
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「イントゥ・ザ・ウッズ」」
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アンチ・おとぎ話のような意地悪さが好き!(あんまり覚えてないけど、適当に言ってます。すいませんでした!)
私、ラプンツェルを、この映画で、はじめて見ました。
おお、ベストテン入りしていましたか!
おとぎ話には、真の、とか、本当の、というのをよく聞きますね。日本も外国のも結構ダークな部分がありますから、私も結構好きです。
ただ、今回のはディズニーでしたし、ちょっと驚きました。
私がラプンツェルを知ったのはアニメ版の時かな。