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戦国時代、諸国を次々と滅ぼしていた織田信長でしたが、虎狼の族と言われていた忍者がいる伊賀だけには手出しをするなとの命を出していました。
そんな伊賀者の中に無門(大野智)と呼ばれる凄腕の忍者がいました。が、彼はさらってきた女房お国(石原さとみ)の為に、金にならない仕事には見向きもしないような男でした。
一方、伊勢を統括していた織田信長の次男信雄(知念侑李)は、父に自分の力を示すために勇猛な日置大膳(伊勢谷友介)を臣下におき、伊賀討伐を考えていました。おりしも伊賀忍者の一人下山平兵衛(鈴木亮平)が裏切り、伊賀侵攻の手引きをしてしまいます。
圧倒的戦力で三方から侵攻する織田軍を迎え撃つ伊賀者でしたが、ほとんどの伊賀者が金にはならない戦から逃げ出してしまったために、劣勢になってしまいます。
そんな時、残った伊賀者を見捨てる無門にお国が出した案は…そして反攻に出た伊賀者と織田軍との戦いは!
忍者ものということで期待をしていたのですが、戦いの場においてもふざけた戦いがあり、ちょっと苦笑いしてしまう個所が多々あったのが残念ですね(それは忍者の戦いじゃないだろーって)。また、ギャグ部分も中途半端で、もう少し無門とお国との触れ合いの部分が欲しかったです。もっとお尻に引かれての無敵さのギャップが。
でも大野君のアクションシーンはよかったですね。
【ここがいい!】
・無門が戦う殺陣はなかなかのもので、手に汗握ります。特に、平兵衛と伊賀特有の『川』という戦いの場は良かったです。ただ、長い為か同じような組手が多用されていたのが残念なところでした。
・格闘モノにはしばしば使われる、今までは重いものを身に着けていたので…というのがここでも使われるとは!定番ですけど、こういうのは好きだったりして。
【ここは問題かな?】
・日置大膳の弓矢が凄すぎなのはいいんですけど、ひ弱そうな信雄があの弓を引けるのはどうなのかな。
・土遁、木遁が…ああ、なんだか情けない。(T T)
【一言いいたいコーナー】
・あの伊賀の統領たちは無門がやっつけてほしかったかな。それに死の掟である『抜人』討伐は?
・幼少の時から毒の鍛錬とは言ってても、いくらなんでも、受け過ぎじゃない?(^^;
いやいやえん(makiさん)の「忍びの国」
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ラベル:忍者
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>日置大膳の弓矢が凄すぎなのはいいんですけど、ひ弱そうな信雄があの弓を引けるのはどうなのかな。
これ、私も思いました。強弓使いの日置がひける弓…
あんなひ弱なぼんぼんが引けたら日置の凄さが伝わらないだろうと。
全体的にはコミカルに仕上げながら
忍びのだいご味であるシニカルシリアスな部分をいれつつで個人的には満足出来ました
それこそ、昔のオダギリジョーの「SINOBI」でしたっけ…よりかは
何倍かも忍び映画でしたもの。
ひ弱ぼんぼんの矢でも結構な勢いで飛んでましたから、あの弓をいっぱい作ったら強力部隊になるじゃん!って思ってましたよ。
日置大膳の強さって…ここはねぇ。(^^;
細かくチェックしていくと、いろいろな忍びの術が使われたりするんですよね。
私はアクション自体はシリアスにしていて欲しかったです。余裕で敵をあしらうようなのはいいんですけどね。(^^)
「SHINOBI」は評価悪かったようですね。
原作が甲賀忍法帳ですね。アニメ版は大好きなんですけど、実写はかなりオリジナルが入っているようで…まだ観ていないのですが今度観てみたいですね。