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音楽プロデューサーのイ・ヒョン(チャ・テヒョン)は、愛する女性ヒョンギョン(ソ・ヒョンジン)にプロポーズしよう急いでいた時、交通事故にあってしまいます。
彼が気付いた時は、妊娠している女子高生になっていました。
記憶はないものの明らかに自分とは違う、しかも女性ではない!と大混乱のイ・ヒョンは、ひょんなことから知り合った同じ(?)女子高生のスカリー(キム・ユジョン)の助けを借りてなんとか元に戻ろうとしつつも、必然的に妊娠問題にもかかわる事に。
しかし、なんとか女子高生の体から脱出したイ・ヒョンを待っていたは、なんと離婚直前の男性刑事の身体でした。
…果たして彼が元の体に戻れる日は…。
彼女にプロポーズしようとしていた男性が交通事故にあい、その結果、他人の身体に憑依(なのかな)してしまい、いろいろな愛の形を経験してしまいます。その結果、自分の記憶を取り戻しつつ、改めて自分の愛を観直すことができ…といったストーリーです。
他の人間に乗り移るためにオムニバス形式に近い演出で、スカリーだけが共通して手伝うって感じ。いろいろな人に乗り移るるために、やっぱりその時には自分が違う人間になっているので、どうしてもコメディになってしまいますが、そこから離れる時にはきちんと感動できるように作られているのが凄いですね。
ただ最後の老人の件は反則です。(_ _)こういうのは泣くんですよ。
いろいろな恋愛は、韓国特有でベタで王道なものが多いのですが、私はベタなのに弱くって泣いてしまいますね。
一瞬嫌な予感もするのですが、ハッピーエンドで終わってよかったです。
最近では、邦画もそうなんですけど苦労して、苦労して、やっとたどり着いたのにアンハッピーエンドという報われない作品が多かったので、特によかったです。(^^)
映画に逃避しているときくらい、幸せにしてほしい…ともう歳かな。(_ _)
【ここがいい!】
・やっぱり乗り移り後のドタバタ。
・いくつものベタ恋愛が観れるところ。
・いくつものベタ恋愛のお陰で自分の愛を観直せたところ。
・「愛しているから」。
・どれに乗り移っていてもスカリーが手助けしているところ。
【ここは問題かな?】
・一番最後の乗り移りはどういうことでしょうか?スカリーの推測が違っていたという事かな?最後で彼女自身が「どうしてかな?」って言ってますしねぇ。
・乗り移った際に、その本人の姿だったり、主人公にの姿になったとり、最初は「あれ?」ってなったりしていたので統一してほしかったです。まぁ、だんだん慣れてきて、最後はその方が面白かったですけど。(^^;なら、いいじゃん。
【一言いいたいコーナー】
・あとになって知りましたけど、主人公のチャ・テヒョンは2001年「猟奇的な彼女」の彼氏だったんですね。もうおじさんでしたけど、ギャグのセンスは相変わらずよかったです。(^^;
・故ユ・ジェハの「愛しているから」の曲が流れる直前にニュースが流れますが、これは本当にあった事なんですね。合掌。
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