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2018年04月11日

リメンバー・ミー

たとえ亡くなっても家族の事は忘れない!
リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック Soundtrack
2017年(COCO)製作国:アメリカ
監督:リー・アンクリッチ原作:
製作:ダーラ・K・アンダーソン製作総指揮:ジョン・ラセター
脚本:エイドリアン・モリーナ撮影:
音楽:マイケル・ジアッチーノ
シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ「リメンバー・ミー」
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ストーリー
メキシコのサンタ・セシリア、代々靴屋を営んできたリヴェラ家の12歳のミゲル(声:アンソニー・ゴンザレス/石橋陽彩)は、靴屋ではなくミュージシャンになりたいという夢を持っていました。しかし一族には音楽に魅入られた男が家族を捨てて出て行ったという過去があり、家族の中では音楽禁止となっている為にミゲルも音楽の事をいう事が出来ずに屋根裏で練習をしているだけでした。
ミゲルの憧れは、同郷で伝説にもなっているミュージシャン、エルネスト・デラクルス(声:ベンジャミン・ブラット/橋本さとし)でした。彼は1942年に不運な事故によって他界していましたが、ミゲルは彼の出ている番組を繰り返し観ては練習していたのです。中でも大好きなのは大ヒット曲『リメンバー・ミー』でした。

メキシコには年に一度、亡くなった人たちが家族に会いに来るという「死者の日」がありました。
その日、ミゲルは祭っていた先祖の写真から高祖父が尊敬すべきエルネスト・デラクルスである事を知り、彼の霊廟に飾られていたギターで音楽祭に出場しようとするのですが、霊廟でそのギターを弾いた瞬間、彼は死者の世界へと足を踏み込んでいたのでした。

ミゲルは戻ってきていたリヴェラ家の先祖たちと死者の国に戻り、解決策を探します。
ここへ来てしまったのは死者のモノを盗んでしまったためであり、家族の許しを得ることにより戻れることが分かりましたか、高祖母であるイメルダ(声:アラナ・ユーバック/松雪泰子)がその許しに「音楽をしない」という条件を付けたため、ミゲルは、彼女ではなくミュージシャンであるエルネスト・デラクルスに許しを得ようとその場から逃げ出してしまいます。
その途中、デラクルスの親友であるというヘクター(声:ガエル・ガルシア・ベルナル/藤木直人)と出会い、ヘクターの生前の写真を持って帰り飾る事を条件にデラクルスに合うことになります。
実は死者の国では、生者の国でも忘れられてしまうと「二度目の死」が訪れ、死者の国からも消えてしまうため、ヘクターは写真を飾り誰かに覚えてほしかったのです。
デラクルスに会うためには、音楽コンテストで優勝しパーティに招待してもらわなければなりません。ミゲルはコンテストに出場し歌うのでしたが…。

映画レビュー
オススメメキシコの死者の日を題材にした作品です。
この日(だけではありませんが)亡くなった人の写真を飾って亡くなった人を偲ぶのですが、日本の偲ぶ…のそれとは違って、かなり華やかに執り行われます。もうこれはお国柄ですね。
その日の死者の国に行ったミゲルは、あることから死者の国に行くことになり初めてわかるのですが、死者が生きている家族に会えるのは死者の写真を飾ってその人が思われていることが条件。写真が飾られていないヘクターは行くことができません。さらに記憶から消えてしまうと、その死者の国でありながらも「二度目の死」が訪れて姿が消えてしまいます(どうなってしまうのかも分かりません)。

自分の事が、残された家族の中から消えてしまうことは、たとえ自分が死んでいても非常に悲しい。
誰にも思い出されないようになるという事がどんなに悲しく怖い事か。
そして彼らの思い出が甦るための音楽には涙しました。それゆえに、リメンバー・ミー…。

自分自身、おじいちゃん、おばあちゃんは子供のころに亡くなっていますが、もうその時の思い出が鮮明に残っておらず、日々薄れていっているような気がします。父が亡くなり、母も亡くなる…その度に覚えている人がいなくなり、この世界から少しずつ…やがて自分にも同じことが起こる事は決して避けることはできないことは胸を締め付けられるようです。

さらに私は…小鳥頭ですし。

チェックポイント
【ここがいい!】
・ミゲルがギターを弾くシーンはどれも素晴らしい。特にやっぱりママ・ココに対して弾くところは最高ですね。
・父親の正体や、ママ・ココの事などはやっぱり先読みできますけど、それでいてのこの感動がいい。
・いろいろな伏線回収はやっぱ流石。
・派手な模様の動物たち(アレブリ)の存在感。
・フリーダ・カーロ(声:ナタリア・コルドバ=バックリー/渡辺直美)の世界観。

【ここは問題かな?】
・問題と言うか、後半にミゲルがギターを持ったまま霊廟を出られたのは何故?いろいろと判ってミゲルが盗むというよりも、取り返したという解釈なのかな。

【一言いいたいコーナー】
・悪い奴が1人だけ。(^^; しかもとんでもなく邪悪だ。ホントにこんな奴、忘れてやる!
・犬の名前がダンテ…おそらくデラクルスの馬からミゲルが付けたように思いますが…最後は名前を変えた方がよかったかも。(^^)
・日本では2018年公開となり、同時上映は「アナと雪の女王 家族の思い出」です。
Number924ちなみに死者の日は11月1日と2日行われている為に、全米公開はともかく日本ではアナ雪と共に季節感無視の上映となってます。

コメントをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「リメンバー・ミー」
いやいやえん(makiさん)の「リメンバー・ミー

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posted by 白くじら at 17:02| Comment(4) | CGアニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
私も劇場に先日2回目いってきましたよ
物凄く良い話!!!というほどではないのですが、
しっとりとした、親しみのおける感動のある作品でした
ラストの、ママ・ココとのリメンバー・ミーで
涙してしまいました。

いつかは、みな消えてしまう。
永遠に誰かの中で生き続けることは出来ない。
先延ばしになるだけとはいえ、しかし娘ココに思い出してもらい
死者の国にての再会ができたヘクターは、幸せだっただろうなあ。
それにしても不思議なのは、ママ・ココはおばあちゃん姿の骸骨なのに、
他の親族たちは比較的若い中年くらいの骸骨でしたよね
ヘクターが若いのはわかりますが…。
まっそんなことはどうでもいいか。
Posted by maki at 2018年04月11日 22:26
ああっ! 小鳥頭連盟なんでした! 忘れてました! 
私も記憶を保つようにせねば。

その人についての記憶がなくなっても、写真を飾っておけば大丈夫ということですよね。実家の仏壇にも、私の記憶にないご先祖さまの写真がありますもの。
Posted by ボー at 2018年04月12日 07:52
こんにちは、makiさん。

おぉ、もう二回目ですか!
私も気になっていて、公開直後に観に行ったのですが、レビューが今頃になってます。(^^;
ラストのママ・ココとのリメンバー・ミーはもう泣いてしまいますよね。
いい話でした。

死者の世界は亡くなった時の姿のままのようですね。
ママ・ココ以外は、結構短命だったのでしょうか。ちょっと気になりますね。
Posted by 白くじら at 2018年04月12日 16:17
こんにちは、ボーさん。

そうですね。私たちは何としても生きていたという痕跡を残しておかねばられませんね。(^^;
写真があるのは記憶があるという事でしょうけど、誰だか分からないと思い出もありませんし、なんだか微妙ですね。

記憶にないご先祖さまの写真…ありますね。
聞いたことはあるかもしれませんけど…覚えていません。(@o@)
Posted by 白くじら at 2018年04月12日 16:21
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