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ある夏の暑い日…のび太(声:大原めぐみ)とドラえもん(声:水田わさび)はカキ氷を食べていましたが、そんなところにドラミちゃん(声:千秋)からメッセージが入ります。それはドラミちゃんがドラえもんの占い結果を心配してのものでした。それによるとドラえもんには氷難の相が出ておりラッキーアイテムは星とのことでした。
この季節に?とそんな結果を信じない2人でしたが、あまりの暑さに2人は氷山に遊び場を作りカキ氷を満喫するのでした。果てには一大遊園地を作ると、しずかちゃん(声:かかずゆみ)、ジャンアン(声:木村昴)、スネ夫(声:関智一)を誘って遊ぶのでした。
そんなとき、のび太が氷山の下部で金色のリングを発見するのでした。
戻ってきたのび太たちがリングを調べたところ、なんと10万年前の物である事が判明。
ドラえもんはひみつ道具を使って、氷山がどこから流れ着いたか調べました。そこは、南極大陸…しかし、のび太たちはリングを落とした人に返すために、南極大陸に向かうのでした。
激しいブリザードの中、ひみつ道具『ここほれロープ』が反応した場所から下に掘り進むと、そこには巨大な空間があり、台座で『タイムベルト』を使用し、一向は10万年前の世界へ…。
10万年前の世界には広大な都市が広がっていましたが、誰も人の姿が…と、そのとき謎の巨大生物オクトゴンと見知らぬ少女カーラ((声:釘宮理恵)が…。
映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第3回 春のファミリー企画」です。
企画3回目に観たのは、「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」です。
劇場用としては37作目、声優交代の2期から数えて12作目となります。
実は2期になってからの劇場版は1作も観たことが無かったのですが、この作品はポスターもいい出来で、キャラもとても綺麗に作られていたので、機会があれば観たいなって思っていたので、今回の企画はいいキッカケとなりました。
もう何年も経ってしまいましたが…声優さんが一新した時にTV版は観たことがあったのですが、その時にドラえもんがのび太くんを呼び捨てにしていたのを聞いて、もう性格的にも変わったのかなってちょっと残念な気持ちになって遠ざかっていたのですが、本作ではそういうこともなく、割と自然に観ることができました。なんだかホッとしました。(^^)
感動して泣くようなシーンはなかったですけど、いろいろな謎解きやアクションなどテンポもよく作られていて、楽しい作品に仕上がっていたと思います。
【ここがいい!】
・懐かしの丸々としたマンモス象のようなパオパオがいたのがうれしかったです。ちなみに声はアイスにちなんで、浅田舞さん、織田信成さんが担当されていたようです。鑑賞中はまったく気づかず。(^^;
・一番面白かったのは、ニセドラえもんとの駆け引きです。
・いろいろな伏線もきっちり回収しているところはいいですね。
【ここは問題かな?】
・タイムスリップに付き物の時代錯誤感はほとんどなし。南極+異星人という話なので無理もないのかもしれませんけど、ちょっともったいなかったかな。
・ドラえもんのいろいろな道具の回収はどうなっているんだろう。
【一言いいたいコーナー】
・結構、死んでしまうような冒険をしていますね。(@o@;
・ジャイアンもいろいろな意味で丸くなってますね。
・エンドロール後に次作の予告がありましたけど、海賊の帽子をかぶったドラえもんが登場し『航海決定』と言ってました。「ドラえもん のび太の宝島」のことでしょうね。
ちなみに『航海』は、しばらく後に『公開』って変わってました。
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