2004年(THE LAST DRAGON:Dragon's World:A Fantasy Made Real) 製作国:アメリカ 監督:ジャスティン・ハーディ 製作総指揮:ローラ・バウアー 撮影:マイク・エリー ナレーション:パトリック・スチュワート amazon.co.jpで詳細を見る。 |
ロンドン自然科学博物館に、北米モンタナから発掘された、白亜紀6500万年前の化石が到着しました。
若い古生物学者ジャック・タナー(ポール・ヒルトン)は優秀でしたが、ある一言で周囲から軽蔑のまなざしで見られることになります。それはこのTレックスの頭部につけたられ爪跡、そして強力な炎を浴びせられた跡からドラゴンは実在するのではないか、と主張したからなのです。
数ヵ月後、彼の元に吉報が入ります。
ルーマニアで氷付けの謎の生物と中世の人間らしい死体が発見されたのです。
ジャックはすぐさまスタッフと共に現地を訪れました。彼を待っていたのは鋭い爪、ずらりと並んだ牙、そして翼竜のような翼、まさしくその姿は伝説のドラゴンと言っても間違いではないと思えました。
腐敗する前に調査すべく、すぐさま彼らは死体を調べ始めましたが、伝説とは違い、とても大きな体を運べそうにない翼、炎を吐くような仕組みも見つからないジャックでしたが…。
太古の昔から洋々東西を問わず、世界各国の伝説に登場する想像上の生物ドラゴン。この物語は、古代ドラゴン、マリンドラゴン、フォレストドラゴン、中世のマウンテンドラゴンの4種のドラゴンを通じ、彼らがどのようにして空を飛び、炎を吐くことが出来たのかを、そして1つのドラゴン伝説を真のストーリーを解き明かす物語です。
物語はストーリーで書いたようにジャックの調査が続くわけですが、実はそれと平行してドラゴンたちが生きていた世界をも描かれています。空を飛ぶ仕組みや炎の吐き方は、ジャックの推理と同時に彼らが危機を回避したり活躍したりするシーンとシンクロしているのです。若干調査がうまく運びすぎる感もありますが、なかなかのタイミングで、ドラゴンの世界を追いかけながら、いいタイミングで謎も解けるというわけです。
ナレーションがあるためにドキュメンタリーに近い作品ですが、ドラゴンたちが生き生きと動いているところはとてもいいです。
この話で驚いたのはドラゴンたちの求愛の儀式のシーンでした。こういうところは観たこともなく感動的でした。そしてこれらはラストでまた現代である感動と交じり合い、物語を完結させます。しかしその後もジャックは行動を起こすようです。
そう、ドラゴン伝説はまだまだ世界各地にあるのだから。
【一言いいたいコーナー】
・ドラゴンの生態を物語りに組み込んだものとしては、アニメーションですが「フライト・オブ・ドラゴン」でもありました。こちらとはまた別の仕組みの解釈でした。
・にしても、ゆで卵みたいにならないのかなー、いくら耐えるとはいえ、かなりの熱っぽいのですが。
「誰か観てからにしよう」とやめたやつ…。
ドラゴンが出てくるのって、なんだか好きなんですよね。
でも、ハズレもんもなぜか多い(笑)
これは、よさそうですね。
白くじらさん、いつもありがとう!!
("⌒∇⌒") キャハハ
他にない気がしますね☆
ファンタジー世界のものをアカデミックに
とらえる映画って、発想の転換で
とても興味深いです♪
そしてレックで生物みたいな製作したよ♪
あはは、そうでしたか。
結構そういうのって私もありますよ。一度は手に取るんですけど。(^^;
最近では大作と思っていたエラゴンが自分的にはこけてしまっていたので、どうしようかなとも思ったのですが、元来好きなドラゴンモノだったので、ええぃ、と借りてしまったのでした。
ほとんどをナレーションが手助けしているドキメンタリーっぽい作り方でしたが、いい感動作でした。
気に入ってくれるといいですが。(_ _)
この作品では、炎や空を飛ぶ方法だけでなく、求愛の仕方や、卵のあっため方などかなりドラゴンよりな作り方になっていました。
アニメーションでは「フライト・オブ・ドラゴン」という作品がありましたが、実写では初めて観ました。
この作品は知りませんでしたが、
白くじらさんのレビューを見て見たい!と思いましたよ〜
ドラゴンって好きです。面白そうですね。
ナレーションはイギリス俳優パトリック・スチュワートですか!もの凄く渋い声なんですよね、この方。
ではでは!
これはもともとTV版だったようですね。私が行くレンタル屋さんにもなくって、たまたまぽすれんで発見したのです。
ドラゴンが出ているのはどんなのでも、とりあえず目は通しておきたいと思っています。
でもこれはそんな中でも掘り出し物かなって思っています。(^^)/
ナレーション…よかったです。(^^)