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カナダ、ヌナブト準州北緯60度線、北極圏のこの地で研究をしていた3人が突然、雪原の舌から姿を現した巨大生物に襲われました。捜索隊がこの地に来たとき、そこには無残な死体の一部が…。
捜索隊の一員であるバレリー(ジェイミー=リー・マニー)は、状況からグラボイズではないかと思いドクター・シムズ博士(タニア・ヴァン・グラーン)を通じて、パーフェクションに住むバート・ガンマー(マイケル・グロス)に連絡をとるのでした。
北極圏などにグラボイズはいない!と言うバートでしたが、自称グラボイズの大ファンだというバレリーの状況説明を聞き、ついに説得されるのでした。
バートは丁度店(この店も税金滞納により差押え)に来ていた息子のトラヴィス(ジェイミー・ケネディ)と共にカナダへ向かいました。
セスナで現地入りいたバートたちでしたが、さっそくアスブラスターの奇襲を受け、なんとか撃退したもののセスナは不時着。そこに現れたエリア51に関わるダーパという組織もからんでいることが分かり顔をしかめるバート。
アスブラスターいるところにグラボイズあり、との言葉通り、基地はグラボイズたちの攻撃を受けることに…はたしてバートたちはモンスターたちを倒すことができるのでしょうか…そしてバートを襲う謎の幻覚と体調不良はいったい…。
前作からはわりと早かった「トレマーズ」シリーズ第6作目!(^^)
舞台はついに雪原に…というはずだったのですが、オープニングのシーン以外はほとんど雪で何か…というようなシーンがありません。(^^;;遠くの頂にはあったりするんですけど…というわけで、やってることはいつもと同じで、振動をつかっての誘き出しが主な感じでした。(^^;;
でも、グラボイズが見れるなら許しちゃうぞー。
今回のグラボイズは新種ではなく、どうやらグラボイズのご先祖様のようです。大昔にここに残って冬眠に入ってしまった種と北米に南下していった種に分れてしまったようですね…という解説がちょっとありましたけど、あくまでも推測です。(^^;
【ここがいい!】
・あまり全体像が見えませんでしたが、堅そうな表皮のグラボイズ本体の造形。
・触手が妙に凝ってて、ゆっくりと獲物に迫るときに表面についている棘のようなものが滑らかに動いているのがいい。
・シリーズを通して出ていのはバートだけですが、その息子であるトラヴィス、1作目で登場していた主人公のバルとロンダの娘のバレリーが出ていたりと世代交代を感じさせるところと、昔の名が出ていたのは嬉しかったです。ほかにもバートの奥さんの事や彼が棲んでいるのがウォルター・チャンの店だったり。(^^)/ こういうのはシリーズならではの演出ですね。
【ここは問題かな?】
・雪原は?雪原!ここが一番の問題点。
・振動感知に関しては、おしっこ(これは明らかに1作目の給水塔へのオマージュでしょう)で注意を引くのはちょっと無理がありそう。
・静かにしないといけないのに何気に走り回っているシーンがあって、おかしい。
・ダーパの存在価値って?
【一言いいたいコーナー】
・2015年「トレマーズ5 ブラッドライン」で出てきていた女医さん、バートといいコンビになるかと思っていたのですが、出てこなかったのが残念。
・北極圏の物語ですが、実際のロケ地は南アフリカ共和国でした。町を消したり、山に雪を乗せたりと美術チームはなかなか大変だったらしいです。
・27年の年月を経て、ウォルター・チャンのお店も作り直ししたそうです。(^^)
1989年「トレマーズ」
1995年「トレマーズ2」
2001年「トレマーズ3」
2004年「トレマーズ4」
2015年「トレマーズ5 ブラッドライン」
2018年「トレマーズ6 コールドヘル」
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