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生物実験を行っていたエナジー社の宇宙ステーション≪アテナ1≫が実験動物ラットによって崩壊。なんとか遺伝子サンプルを持ち出した生き残りのクルーは脱出ポットで脱出を図るものの、そのポットも爆発。地球に破片が降り注ぐのでした。
遺伝子サンプルは大気圏突破することのできるカプセルに守られていたものの、地上に落ちた時に、内部のサンプルが放射されてしまいます。
遺伝子サンプルはサンディエゴの動物保護地区に落ち、アルビノのゴリラのジョージがその影響を受けてしまいます。
ジョージの世話をしていたデイビス・オコイエ(ドウェイン・ジョンソン)は、温和なジョージが灰色熊を殺してしまった事実と若干大きくなっていることに愕然。
ジョージは施設内に隔離されますが、その凶暴さは増すばかり。そんな時、エナジー社の元遺伝子研究者だったケイト・コールドウェル博士(ナオミ・ハリス)が現れます。
しかし彼女が説明をしている途中にジョージが暴れ出し、ついに施設の外へと出てしまいます。
一方、エナジー社のワイデン姉(マリン・アッカーマン)弟(ジェイク・レイシー)は、落下したサンプルを回収するためワイオミングの森に軍事会社のメンバーを派遣するのでしたが、巨大化したオオカミ(ラルフと名付けられる)に襲われて全滅してしまうのでした。
手話でジョージと意思の疎通を図ろうとしたデイビスでしたが、ジョージは政府機関ラッセル(ジェフリー・ディーン・モーガン)の手により捕獲。デイビスとケイトも拘束され機上の人となるのでした。
しかし、ワイデン姉弟の巨獣を捕獲する為の低周波の為に、ジョージが暴れ出し飛行機は墜落。その衝撃にも耐えたジョージはラルフと合流すると低周波が発せられているシカゴ目指して爆走し始めるのでした。
間一髪難を逃れていたデイビス、ケイト、ラッセルは彼らを元に戻すべくエナジー社を目指すのでしたが…。
軍の攻撃は全く効かず、破壊される街々…しかも3体目の巨獣ワニ(リジー)までもが現れ、シカゴは絶体絶命に…。
大元は1986年の同名のゲームとのことですが…知りません。(^^;
なお、ゲームにはストーリー性がほとんどなかったらしく、街で暴れるということと、巨獣たちの名前だけが残されているにすぎないという事です。
実のところ、破壊しまくりのストーリーだと思っていたのですが、手話(なくてもある程度意思の疎通がありそう)で話ができるゴリラのジョージの存在が大きかったですね。序盤のジョージの表情や性格(ジョークも!)がとてもよかったために、とにかく、ジョージ、死なないで、死なないで、と願う事に。
街の破壊シーンもなかなか良かったですね。
最近は巨大な生物モノが多くなってきましたね。ストーリーが単純なのですが、私はやっぱりこういうの好きなんだなーって思います。
【ここがいい!】
・人間の兵器が全くと言っていいほど役に立たないところ。巨獣たちの攻撃方法も多彩で面白かったですね。
・シカゴ破壊。
・ジョージの最期(えっ)のオチが好き。(^^;
【ここは問題かな?】
・ワイデン姉弟が自分たちのビルのアンテナを使って呼び寄せたのは何故?あんな制御できない巨獣をどうするつもりだったのでしょう。バカですか?(^^;
・大気圏突入の性能ありのカプセルでしたが、落下して壊れたり、穴開いていたり…。
・次第にどんどん巨大化する設定ですが、演出的にはその過程があまりなくって残念でした。
【一言いいたいコーナー】
・あのネズミはどうなったの?(@o@)
・ラストはともかく、共闘して戦っていたので、あまり大乱闘って感じではありませんでしたね。
・リジーは一瞬、アンギラスかと思ってしまいました。
いやいやえん(makiさん)の「ランペイジ 巨獣大乱闘」
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ワニが巨獣というよりはもはや大怪獣レベルの大きさで笑いました。
いい意味で頭からっぽムービーでしたね!
猿と人間の絆にもほっこりさせられ…
しかし本作で一番痺れたのは、ジェフリー・ディーン・モーガン演じるエージェント・ラッセルのカッコよさでした。
最近のモンスターは、どんどん巨大化していってますね。
ワニは最初からいろいろと変わっていたので、とてもワニとは思えない姿でした。(^^;
ストーリーが単純で、何も考えなくても楽しめましたね。
ラッセルは裏の主人公的活躍でしたね。
序盤の登場からは、思ってもいなかった変わりようでしたが、よかったですね、カレは。