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アメリカの偽札を作っている犯罪グループを追い詰めた北朝鮮のリム・チョルリョン(ヒョンビン)は、上司のチャ・ギソン(キム・ジュヒョク)の裏切りにあい、妻を殺され、自分も瀕死の状態に…。
ギソンは偽札の銅板を持ち韓国へ逃亡してしまい、北朝鮮はチョルリョンに秘密裏に銅板奪回に命じるとともに、韓国との共助捜査を行う事にしました。
その韓国側の相棒に選ばれたのは、韓国の中でも熱血刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)でした。
しかし共助するように言われただけで何も解らないカンは、任務の情報を必要最小限にとどめるチョルリョンにイライラをつのらせ、彼の携帯を使って情報を探ろうとするのでしたが…。
本来出会う事のない南北の共助作戦。
片やエリートで戦いのプロフェッショナルの北朝鮮の刑事(兵士)、片や熱血刑事の韓国刑事。この2人のずれている行動が面白い。
各所にちりばめられているアクションシーンもいいですし、2人の刑事のシリアスなのに掛け合い漫才のような行動も、カン一家でのほのぼのシーンもいいですね。
そして、なんといっても2人の信頼(兄弟と呼べるようになる)が少しずつ築かれていくところも。
【ここがいい!】
・チョルリョンがプロフェッショナルなのに、韓国の家庭に入ったときの暮らしに対するギャップがいい。
・アクションシーン。スタイリッシュなところはモチロンですが、カン刑事のそれを真似たアクションとか、熱血アクションも面白いです。
・さりげなくカン刑事が携帯で指示している車確認やカメラ検索などは、韓国の捜査技術を描いてますね。
・ラストのスタッフロールのところにあるオチが逆になってて好き。
【ここは問題かな?】
・赤ちゃんの話はない方がよかったかも。
・問題という訳ではないのですが、家庭の話がもう少し欲しかったかな。
【一言いいたいコーナー】
・映像特典に、任務終了して北に帰るチョルリョンがカン一家に見送られているシーンがありました。
本編についていてもよかったようなシーンですね。終わった後のこういうほのぼのシーンは好きです。(^^)
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