2005年(MORTUARY) 製作国:アメリカ 監督:トビー・フーパー 脚本:ジェイス・アンダーソン amazon.co.jpで詳細を見る。 |

勝手都合で子供たちの迷惑もかえりみず、レスリーはファウラー葬儀場へと引っ越してきました。浄化槽が壊れ、さらに半世紀ぶりの大雨に辺りはびしょ濡れ、黒いカビが周囲に広がっていました。
息子のジョナサンと娘のジェイミーは廃墟のごとき家に明らかに嫌そうでしたが、レスリーはそのままここに住むことを決めてしまいます。
ジョナサンは近くのレストランでバイトをすることにし、店長の姪のリズに一目ぼれ。しかし不良のカル、サラ、ティナに目を付けられ、目の敵にされそうになるのでした。
墓地でスリルを楽しんでいたカルたちは、霊堂に忍び込んだ挙句、行方不明となり、レスリーもまた新しい遺体の処置をしているときに血を撒き散らせ、うごめく黒カビを呼び寄せてしまうのでした。
やがてカビに取り付かれてしまったレスリーたちは、ジョナサンたちをも仲間にしようと襲い掛かってくるのでした。


半世紀ぶりの大雨+浄化槽の壊れによって地上に噴出しているようですが、実は要因はそれだけではなく謎の怪人ボビー・ファウラーも登場します。町では伝説になっている人物ですが、彼も襲撃者の一人となっていましたが…うーん、実際問題あまり重要なキャラとも思えません。どちらかというと母親レスリーの豹変振りがよかったですね。
ちょっとわざとらしい演出も多いのですが、そこそこ楽しめるような感じでしたね。ラストにモンスターもいましたし。(^^)
序盤にアイスのためにと結構な量の岩塩が持ち込まれるのですが、いくらなんでも多いのでこれは何かあるな、と思っていたら案の定ゾンビの弱点でした。(- -;
んー、まぁ清めの塩というのもあるのかな、とか思った瞬間、主人公たちが一言、
「ナメクジみたいだ」
そ、それでいいのかーゾンビ諸君!
【一言いいたいコーナー】
・あの霊堂の鍵はレスリーが開けてしまったのでしょうけど、別ルートからでも家に出入りしていたようなボビー。結局のところ彼が発端なのか、それとももともと土地が腐っていたようなので、あのモンスターが元凶なのでしょうか。しかもB級オチで、ちとも解決してませんしね。(!_!) なんてこったい


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トビー監督好きなんだけど、「スペース・バンパイア」以降はパッとしないですねぇ。
これは気になっていたんで、とほっ・・・な仕上がりのようでガッカリです。ショックでやる気出ません。
そうなんですよ、私も最初は噛み付かれたりしてからそういうことになるのかと思ったら、ゲロを吐いて顔にびちゃーなんですよ。(- -;;
この際、モンスターものとして観た方がいいのかもしれません。ラストはそういうものも出てきますので。(^^;
「スペース・バンパイア」は序盤が好きでしたねぇ、中盤なんだか恋愛モノみたいなところが…むむむ、でしたけど。
これは劇場で観ました。(^^)/
それにしても、「悪魔の沼」は安くてGOOD!です。模型の鰐をスタッフが一生懸命動かしてる感じがこれまた怖い!(笑)あれがCGの鰐とかだったら「アナコンダ」とそれほど変わらなくなってしまいますね。
ちょっと観たことがなかったので調べてみましたが…この「悪魔の沼」を観ながら寝るとうなされたりしませんか?(^^;
フーパーらしい悪趣味満載の作品のようですが、証拠隠滅はワニの中に…むむ、ちょっと探して観てみなければなりませんねぇ。
ワニは模型なんですね。こういうチープなところがB級映画ファンにはたまらないところかも。
情報、ありがとうございました。