1976年(DEATH TRAP/EATEN ALIVE) 製作国:アメリカ 監督:トビー・フーパー 製作:マーディ・ラスタム 脚本:トビー・フーパー 撮影:ロバート・カラミコ 音楽:トビー・フーパー amazon.co.jpで詳細を見る。 |
テキサス、タイラーの街の近くにあるミス・ハッティの売春宿で、雇われたばかりのクララは客バックの不埒な要望に耐え切れず、売春宿を首になってしまいます。
やむなく近くのスターライト・ホテルという古びたホテルに泊まることにしました。このホテルはすぐ横にある沼(池)にクロコダイルを飼っているという不気味なところでした。
ホテルの主であるジャドは、クララを迎え入れ案内しようとしますが、ふとしたことからクララが売春宿から来たことに気づいてしまいます。急に態度を一変したジャドはクララに襲い掛かり、ついには鍬のようなもので滅多突きにしてしまうのでした。
次にやってきたロイ夫妻と娘アンジーとペットの子犬スヌーピー…タイラーの町へ行くところをこのホテルでトイレ借りるために寄ったのです。しかしスヌーピーが辺りを走っていたときに、クロコダイルに食われてしまい、ショックを受けたアンジーと共に、ホテルの一室で休むことにするのでした。
一方、クララの行方を追う父と娘もまた、この血に姿を現すのでしたが、ジャドの狂気は彼らを一人、また一人と血祭りに上げていくのでした。
「悪魔のいけにえ」で有名なトビー・フーパーの殺人鬼モノです。実話をもとにしていますが、またしてもテキサスです。もっとも実際には多くの女性の連続殺人で、庭の池にも何匹ものワニを飼っていましたが、ワニに喰わせたかどうかは不明とのことです。
この作品中ではかなり獰猛でしたけどね。(- -;
ただワニだけでなく、ホテルの主人のジャドの狂気ぶりもかなりいっちゃっていましたし、彼が使う大ガマがこれまた怖かったりします。広範囲の草を刈るタイプですが、こんなので襲い掛かられるのは嫌ですねぇ。
彼が狂気に走ったのは戦争のためらしく、彼の部屋にはいろいろとそういった品が見受けられます。戦場に行った人間が精神的に参ってしまうという設定は、ほかの作品でもよく使われるものですが、今回は実話から来ていたようです。
こういう精神錯乱的殺人は、先が読めないので、観ていて怖いものがありますね。とはいうもののいかんせん、ストーリーはあって無きが如しです。
【一言いいたいコーナー】
・実際の事件はエルメンドルフの殺人鬼ジョーボールから。
・最初はワニが本物かと思ったりもしたのですが、c.mamaさんの話では、模型の鰐をスタッフが一生懸命動かしてるそうです。(^^;
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そうでしたか…(^_^;)。アマゾン日本に参りますとね、ここんとこずーーっと、これと「悪魔のいけにえ」等、トビー・フーパーさん作品群を猛烈におすすめされています(笑)。いらんちゅうのに(笑)。わざわざ買わんて(笑)。
実際の連続殺人の方がよほど陰惨なのですが、このホラーも理由なき殺人ということで悪寒が走ります。
やっぱ、夏は不条理殺人映画でスカッと人殺しですよね!!イェィ!!
トビーの作る人殺し映画って本能に訴えるような純粋な凶暴性があって忘れられないですよね。
コレは未見ですけど、ショッキングなだけで本気で怖いと思わせるホラーが皆無に近い昨今では、逆に新鮮かもしれません。
トビーの「悪魔のいけにえ2」も一緒に借りてこようかなぁ。(笑)
フレディ君(ロバート・イングランド)出てました!彼ってホラー人生なんですよね!
実際ワニは、序盤から暗闇でちらほら出ているのですが、もともとゴツゴツしていますし、偽者というのは判りにくいですね。さすがに喰らいつくところは判りますが。(^^;
アマゾン…夏となったらやっぱり恐怖モノなのでしょうかねぇ。まぁ、判りますけど。(^^;
実際の連続殺人もいい加減理由なき殺人のようで、こういうのは予測不可で怖いですね。
あはは、かなりハイになっていますね。
「悪魔のいけにえ」シリーズも怖いですね。1作目は子供のころに観たので、もうあのレザーフェイスが夢にまで出てきて追いかけてくれました。今なら映画の夢はドンとこい!ですが、当時は怖くてたまりませんでした。
このシリーズもレビューはしておきたいです。
おっしゃるとおり!
殺人鬼も意味不明でしたが、登場人物たちも意味不明の人たちが多かったですね。
ロイも謎の言葉を口走っていましたし、一番怪しそうなバックも怪しいまま思ってますし。(- -;;なんだー
これはさすがに絡み合いさせなさすぎですね。(^^;
ロバート・イングランドはフレディ当たり役でしたね。
ひょっとして父親役だったのでしょうか!おお、「マングラー」にも出ていましたか!