![]() 製作国:フランス 監督:ピエール・モレル 製作:リュック・ベッソン 製作総指揮:ベルナール・グルネ 脚本:リュック・ベッソン 撮影:マヌエル・テラン amazon.co.jpで詳細を見る。 |

2010年パリ…郊外で多発する犯罪に手を焼いた政府は、危険地域の周囲に壁を築き、街の独立化を図りました。この物語はその中の1つ、13街区での出来事です。
街に住むレイト(ダヴィッド・ベル)は、街を牛耳るタハのブツ20Kg(約100万ユーロの価値)を奪取したことにより、タハの部下であるK2の襲撃を受けました。体術を酷使しかろうじて逃げるものの、K2は彼の妹ローラを人質にしてしまいます。単身乗り込み、ローラと共に警察に逃げ込みますが、すでに警察は撤退中でレイトは警察に捕らえられ、ローラは街に連れ戻されてしまうのでした。
6ヵ月後…政府が開発中のいわゆる「クリーンの爆弾((中性子爆弾)」がタハたちの手により奪われる事件が発生。しかも時限装置が働きタイムリミットは24時間!事件解決に潜入捜査官のプロフェッショナルであるダミアン(シリル・ラファエリ)が選ばれました。
相棒(案内役)には13街区に詳しい、投獄中のレイトが抜擢されます。
反駁し合う2人でしたが、妹ローラを救うため、200万人の住民を守るために、タハたちとの戦いを開始するのでした。


アクションシーンは確かに言うだけのことがあり、序盤のレイトの脱出シーン、ダミアンの潜入捜査官の活躍など、素晴らしいの一言でした。ただ、ここがあまりにも凄かったせいで、終盤に行くにしたがってアクションは尻すぼみ感があるような気がします。
それなりのアクションもあるのですが、少し短いのでそう感じたのかも知れません。それと人間の命を虫か何かにしか見ていないようなタハの最期がちょっと…それとK2がどんどん憎めないキャラになっていったことがシリアスになりきれなかったところでしょうか。最初登場したときには怖かったんですけどねぇ。
しかし、彼らのちょっとした行動、車に乗り込む時とか、壁をよじ登るときなど、まるで重力がそこにだけ無いかのように身軽に行動しています。
最近では「007 カジノロワイヤル」であった工事現場を逃げ回っているシーンが、全編に渡ってあるかのようですね。
折角の犯罪者、捜査官という対比だったのですが、結局のところレイトも正義側なので、割と速い段階で協力し合いましたし、もう少し仲たがいしても良かったかなと思いますが、その分、2人の協力で、というアクションシーンが多めに見られたことでよしとしましょうか。それにしてもレイトは警察に対してもっと憎しみを持っていてもいいと思いますけどね。
ラストの時限装置のオチもちょっと見たことのないタイプでよかったです。
きちんとその落とし前もつけましたしね。(^^)
【一言いいたいコーナー】


ジョニーからの伝言(hiroさん)の「2010年パリ鎖国(感想・レビュー)アルティメット(2007年107発目)」
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「アルティメット」

DVDレンタルサービス ぽすれんの「アルティメット」
【関連する記事】
見逃してます。
まずまずのようですね。
8月も、新作コーナーばかりにはり付いてたので、どんどん忘れていっちゃう。
いかんいかん!
これはちょっとオススメですよ。
ハンパじゃないアクションシーンに、呆気にとられて一気に観てしまいました。
もっとも最後もキレイにまとめていたのですが、後でよく考えてみると、一番最初が一番凄かったのでは!と思ってしまいました。(^^;
どうしても新着があると手が伸びちゃいますからねぇ。
お久しぶりです!お元気ですか?
夏バテなんぞ、されてませんかね?
私も、アルティメットはなかなか、グッド
だったと思うのですが。
話題作で無かったので、期待してなかった
のですが、ストーリーは単純だった気しますが、何せアクションが凄かった!
あの2人、特に髪の毛の有る彼の方
息も付かせぬ、アクションの切れスピード
これはなかなか、他のアクション映画に
真似出来ないインパクトでした。
お久しぶり、復活、そしてお母さんの退院おめでとうございます。
精神的にダメダメですが(^^;元気にやっております。
この作品のアクションは凄かったですね。
実はあまり期待していなかったのですが、度肝を抜かれてしまいました。
そうですね。
アクションシーンはダヴィッド・ベルの方が肉体を武器にしているだけあってよかったと思います。シリル・ラファエはガンを使っていた分わずかに見劣りかな。でも十分にほかの作品を凌駕していたと思います。
これは良作でした!
特にオープニングとカジノでの潜入捜査が
ばれてバトルになるシーンが楽しめましたね。
しつこいくらい飛んでましたけどね〜
たしかにK2の変わり具合は,おかしいですよね,ボスの冷徹ぶりを見て反面教師かも
(≧▽≦)
元気にしてらっしゃいますか?
今月も、もうすぐ終わりなので、復帰を心待ちにしています。
やっと、観ました!
この映画のアクションは、凄かったです。
ストレス解消にもってこいでした。
冒頭から、ぶっ飛ばしてくれてましたからねぇ。その分、後半損してたといえばそうかもしれませんね。
そうそうK2のこと!あんなに憎たらしいキャラで登場だったのに、あれ?でした。顔つきまで、変わったような気もしました。
タハも、あっけなかった。
でも、かなり気分的に楽しめたんで満足です。
TBさせていただきました。
では、ご無理なさらぬよう…。
果てしなく遅くなりましたが、トラックバックありがとうございました。こちらからもさせていただきました。
アクションのオンパレードでしたが、もう最初の2人の紹介を兼ねてのシーンに全てが凝縮されていたかのようでした。(^^)
K2は…なるほど、反面教師でしたか!!
果てしなく遅くなりましたが、トラックバックありがとうございました。こちらからもさせていただきました。
私も前半飛ばしすぎかなって思いました。(^^)
後半も凄いんですけど、やっぱり同じようなアクションでは、初めて観る序盤の方に軍配が上がりますね。
敵側のボスクラスの力量がずいぶんと変わったのは残念でしたね。