2004年(KOTTENTAIL) 製作国:アメリカ 監督:トニー・アーバン 製作:トニー・アーバン 製作総指揮:マイケル・ホックリー 脚本:トニー・アーバン 撮影:ドノヴァン・オキーフ 出演:ネイサン・ファウドリー、クリスティン・アボット、パトリシア・ベルモア、ヘザー・ダーリング amazon.co.jpで詳細を見る。 |
サリンジャー博士は動物研究所で実験対象動物No.13、すなわち兎を使った実験を行っていました。あるとき、レポートを国防長官に提出すると言われ、実験に疑問を浮かべる彼女でしたが、No.13『フレデリコ』は≪檻の動物を開放する女性団体≫によって森へ逃がされてしまいます。
翌朝、ハンス・コットンテイルは畑を荒らす『フレデリコ』に気づき、捕まえようとしますが『フレデリコ』は彼の手を噛んで逃げ出してしまいます。
ペット探していますの貼紙をしたサリンジャーは、運よく捕獲されていた動物管理局から『フレデリコ』を回収。
一方、『フレデリコ』に噛まれたハンスは前歯、耳、尻尾と変異をはじめ、ついに兎男として変貌してしまい、飛び跳ねながら無差別に殺人を繰り返し始めるのでした。
事態を危険と感じた駐車場整理の警官マキータをはじめとして、サリンジャー、≪檻の動物を開放する女性団体≫たちは、ハンスをおびき出すためにバニーガールの格好をして捕らえようとするのでしたが、それ以外に策のない彼女たちは…。
実験動物に噛まれた人間が、遺伝子変化によって兎人間になるというパターンのホラーです。コミックを読むような感じで物語が進むのは、出来はともかく面白いところかも知れません。
結局のところ『フレデリコ』が開発されていた理由は「国防長官」という言葉が出た時点で軍事用であると推測せよ。というところでしょうか。さっぱり判らず、なおかつ、兎男の殺害目的も不明です。ちょっと女の子の覗きとかしていたのでエロいところもある兎男ですが、実際にはもう手当たりしだい片っ端から強力な爪で切り裂き、なんと食べてます。どっひゃー。
この描写にはちょっとグロいところもありました。周囲でバカばかりしているので、ものすごいアンバランスですが…。
相当の低予算らしく、実験施設もピーカーなどが載った机一つに檻が一つといった部屋があるだけ。「実験に文句があるのならやめてもらっても良いんだぞ」と言われますが、はい、とやめてしまいそうです。(- -; 当然そんな施設ですから≪檻の動物を開放する女性団体(実は2人)≫の進入もらくらく、何のセキュリティーもありません。
そして…書いておかなければならない一番の素晴らしい特撮だったのが『フレデリコ』!
なんと『フレデリコ』はぬいぐるみなのです!最初は実験動物が逃げてぬいぐるみを置いているのかと思ったら…ぬいぐるみを生きている動物として扱っていたのです。
なので『フレデリコ』の動きは、人間が置きなおしたり、糸で引っ張ったり(見えるぞ!)、カメラが切り代わった瞬間に移動したりと。当然捕まえるシーンでは人間の動作に振り回されていますし…むむ。
ここまで徹底的にやってくれると返って面白かったりしますので、本来「怒ほほー」級なのてすが、1つサービスすることにしました。
【一言いいたいコーナー】
・ジャケ写のおどろおどろしい雰囲気と正反対な内容でしたねぇ。
・兎男のうん○は、丸いころころでした。(^^;
・このコミックスVol37の値段は$1.75US、$2.15CAN。
・未公開シーンの中には『フレデリコ』を足で突っついてこかしてしまうシーンがあって、不覚にも笑ってしまいました。
旧作をねらえ!in TSUTAYA わさぴょんの映画鑑賞日記(わさぴょんさん)の「「怪奇!兎男」・・・77点」
DVDレンタルサービス ぽすれんの「怪奇!兎男」
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ぬいぐるみの特撮が気になったんですよね〜(^w^) ぶぶぶ・・・
そう、たぶん雑誌(いやネットか?)で、この映画の存在を知ったんですよぉ。
やっぱ、とほほーなんですね。
ジャケだけは、おどろおどろしてるのになぁ。
o((*^▽^*))o ゲラゲラゲラ
あはは、ありがとうございます!と来ましたか。(^^;
CMみたいな映像が流れていたのですね。そこに『フレデリコ』が登場していたのかな。最初はびっくりしてしまいましたよ。
ジャケ写にすっかりごまかされてしまいましたねぇ。(_ _)
ウサギ男。猛烈なB級の匂いがしますねぇ。
相当の低予算、って言うのがまた・・・
どうせ「とほほ」なら、とことん「とほほ」がいいですよね。
TVで夜遅くやりそうな映画です。
っていうかやって欲しい!!
プリズンブレイクを借りに行ったら
のぉぉぉぉ〜、兎男さんのジャケが目に
飛び込んで来ましたぁ〜。
速攻で、白くじらさんのレビューを
思い出してしまい、棚の前で、クックックッと思い出し笑いをしてしまったぁ〜。
知らなかったら手出す予感・・いや、ある
意味みたいような気もするのですが(-^□^-)
もともと名前からしてB級イメージだったのですが、これはもっととんでもない級でした。(^^;
ネタ的には面白いので、もっとお金をかけたら面白くなりそうですが…この安っぽさがファン(なんの!?)にはたまらないのかも。
確かに夜遅くでないとしないでしょう。(- -;;
そこまで目にしたら、借りて大笑いしないと!
でも、そのジャケを持って「クックックッ」と笑っていたら、知らない人が見ると結構恐いかもしれませんね。ジャケ写はしっかりホラーしていますし。
そういえば、これは「ぽすれん」で借りたので、裏面を見ていなかったです。
『フレデリコ』は写っていないのかな。(^^;
こういうのを待ってたんです!爆
いや、やるなら徹底的にやらないとね。何事も中途半端はいかんと思うのでありますよ。
まずは、“怪奇”と“兎男”ときて、個人的に即行で「ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ!」を思い出したこと。加えてジャケ写の被り物ぽい兎男がうさんくささ200%な点。
まずはこれだけ揃えば、Z級間違いなしなんですが、内容もこれに即した雰囲気なようですね(^^ゞ。
レンタルコーナーにあったら、借りてしまうと思います(σ・∀・)σ
コメントが果てしなく遅くなり、申し訳ございません。
こ、こういうのがいいですか。
同じようなパッケージのキノコ男(?)とかいう作品もかなりいっているみたいですよ。(^^;
この手の作品では、あまりにもぶっ飛んでいて、逆に次の展開が読めないところが、またいいのかもしれませんね。とはいうものの、読めないだけあってツッコミどころ満載なのですが。(- -;;
…はたして、借りて精神的ダメージはなかったのでしょうか。
ここまでやってくれちゃうと、もう脱帽です☆
あのヌイグルミを糸で引っ張って暴れさせてるの、最高(>v<)
こういう映画って、オネエチャン達の胸の形も、なんだかランクが落ちるんですよね〜
(と自分の事は棚に上げる)
なんででしょう?
娯楽大作に出るような人は、やっぱ腕のいい美容外科医に整えてもらってるんでしょうか☆
ハイ、久しぶりのZ級でした。(^^;
そう、私もぬいぐるみを開き直ってここまで活用するのにはもう脱帽、いくつでも脱帽するよーって。糸が見えようが、転がろうが。あははは。
胸の形ですか?
どうなのでしょう、でもやはりスターには一流のスタイリストさんが付いていると思いますが、低予算では、自分でなんとかしないといけないというか…普段どおり!なのでしょうか。(@_@;;