2007年(ALIENS VS. PREDAROR2 [AVP2]) 製作国:アメリカ 監督:ザ・ブラザーズ・ストラウス 製作総指揮:ポール・ディーソン 脚本:シェーン・サラーノ 撮影:ダニエル・C・パール 音楽:ブライアン・タイラー 出演:スティーヴン・パスカル、レイコ・エイルスワースほか amazon.co.jpで詳細を見る。 |
南極での儀式を終えたプレデター艦が地球を離れようとしたとき、回収されたスカープレデターの体内からハイブリッド・チェストバスターが出現!艦にいたプレデターとの戦いで、艦は被爆し再び地球へと落下するのでした。
コロラド州の田舎町クレステッド・ビュートの森に落下した艦は完全に壊れることもなく、そこから現れたエイリアンの幼体フェイスハガーが狩りに来ていた親子を襲ってしまいます。そしてスカープレデターから現れたハイブリッド・チェストバスターもまた…。そして艦に異常が発生したことを知ったプレデターの星(?)からは、1体のプレデターが地球へと向かうのでした。
街では宇宙船が落下したというのに平穏な日常を迎えていました。
保安官のモラレス(ジョン・オーティス)はムショ帰りのダラス(スティーヴン・パスカル)の世話を世話を焼いていましたが、下水道で発見された人間の腕を発端に、何かとんでもない事件が起こっていることに気づきます。
一方、地球に飛来したプレデターは、エイリアンの痕跡を消しながら彼らを追いかけ、下水道で相対します。しかし、地下は彼らの戦いには狭すぎ、ついに地を割り、地上での戦いへと発展していくのでした。
1979年「エイリアン」
1986年「エイリアン2」
1987年「プレデター」
1989年 オリジナルコミック、エイリアンVS.プレデター
1990年「プレデター2」 エイリアンの頭蓋骨登場
1992年「エイリアン3」
1997年「エイリアン4」
2004年「AVP エイリアンVS.プレデター」
2007年「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」
えっと…なんと言えばいいのか、前評判、そして前作の圧倒的なパワーの前に、何かがガラガラと崩れていったような気がしました。
『人類はもう、逃げられない!』というキャッチコピーも、とにかく展開される場所が、田舎町では、なんともパワー不足。そして冒頭からハテナだったのは、プレデター艦でしょうか。確か、長老とか戦士たちも乗っていた割と大きい船だったはずですが、出てきたのは研究エリアで殺害されるプレデターと、キャノンを討ちまくるお馬鹿なプレデターと2体…なんだかこういうところも設定が縮小されていませんか?
田舎町での恐怖というのは、わざと都会より恐怖感が増すという理由からのようでしたが、これってよくあるB級が予算不足から行う手法ですよね。どこにでもある田舎町が日常というよりも、どこにでもある都会!の方がより日常的なのではないでしょうか。(^^)
またほとんどのシーンが暗闇、夜なので、とにかく暗くて細部までよく判りません。その上でエイリアンとプレデターが暴れるわけですから、さっぱりです。とくに折角のプレデリアン(なんという名前なのでしょうか)があまりにもプレデターの特徴を引き継いでいるので、ぱっと見、どちらのアップなのか間違いそうになります。(- -;;
クリアーと名付けられているプレデターも特に変わったところもなかったような気がします。青い液体で消去というのは単にアイテムですしね。それに戦闘中にマスクを外すのはやめましょう。顔を見せたいのは判りますが、あの状況ではあまり意味なしのような。
ただそれでも、エイリアンとプレデターとの戦いのシーンなどは久しぶりにわくわくでした。残念ながら、プレデターと人間との絡みはなく、一瞬ダラスがその役かなって思っていたのですが、単なる囮用のエサでしかありませんでしたね。ホントに人間側は巻き込まれただけって感じでしょうか。
さて、問題のラストシーンですが、やってくれました。
もう「バタリアン」でも「バイオハザード2」でもおなじみで、こんな対応を持ってこられるとは思いませんでしたね。しかも最後にウェイライド社を出して、ニヤリとするのか?といわれると、あの指示で手に入ったのはもう偶然以外の何ものでもないのに、そこまで偉そうな顔するのか!と。(^^;;; ちょっと呆れました。
ということで、バリバリのB級要素満載の作品として仕上がっていました。(^^)
【一言いいたいコーナー】
・もともとコミックスでは最初から「エイリアンズ」になっていたそうですが、前作から変わったのは、エイリアンシリーズの2作目のオマージュなのかもしれませんね。もっともPVAは1作目からエイリアン多いのですが。(^^;
・母体の特徴を持つとはいえ、プレデリアンからの幼体であっても通常になるのは…特異性を持続させられない。というか、進化しない?
・ついにしてしまったフェイスハガーなしの直接幼体挿入!!うーん。
肉球シネマブログ(アニーさん)の「AVP2 エイリアンズ VS. プレデター」
【関連する記事】
前作はオタクなアンダーソン監督ならではのアホな演出とアホな脚本が気持ちよかったけど、今回はただの安いズッコケホラーになってました。
最後とかテキトーすぎて死にたくなった。
結局ミサイルで片付けちゃったので、ザ・クリーナーさんの面目丸つぶれだし。(笑)
今年の正月の大作はことごとく外してます。
映画嫌いになったらどうしよう。(泣)
なんですか、そんなにトホホですか。
どっちも凄いんですけど、
どちらかというとプレデター君の方をひいきしちゃいますね・・・
見るんだったら前作、ですね?
観られましたか!
なんというか、今までのB級映画の集大成のような感じでしたねぇ。
最後のミサイルはあまりにもみえみえの作戦で、しかもたまたま助かった人たちから遺留品を取り上げて得意がるとは…それは作戦でもなんでもないでしょ。(^^)
残念です。
はい、ダメでございます。(- -;;
B旧映画としては、戦闘シーンのみがまだよかったですが、それでも暗いシーン多いし、それほど残虐シーンがあるわけでもなし…これは人類がどうの、というよりも、番外編として観たほうがいいのかも。(^^;
前作観ていないのであれば、こちらはオススメですよ!ぜひどうぞ。
ご無沙汰しており、すんまそんヽ(´▽`)/へへっ
と言っても、白くじらさんも最近復帰
されたようなので・・お仕事、一段落されたのかなぁ〜?
私の方は、今だ復帰できず、くすぶってます(^_^;)
この映画、一作目で・・どうもイマイチ
とは思ったものの、やはり見たい衝動にかられてましたが、やはりダメでしたか!
想像通りでした・・ん〜これは、レンタルにしておくのが、無難そうですね。
お久しぶりです。
仕事はもう少ししたら一段落つけそうです。今回はあまりにも長かったです。(>_<)
アニーさんも難しそうですね。大変そうですが、マイペースを保ちつつ頑張ってくださいね。
この作品は、DVD待ちでもいいのではないかと、個人的には思ってしまいます。
劇場だから驚く、恐い、ということもありませんでしたし。(^^;;
記事に書いてはいないのですが、昨年最後に観た締めの一本ですね。
前作自体が、個人的には完全なバカ企画に思えたので、その続編がさらにできるとはかなりの驚きでした。
でも両シリーズの正統な続編ではあることだし、エイリアンが初めて地球に登場するしで、結局観に行くことになるんですよねぇ。中身に期待できないのに観に行かなければという義務感だけがある、本当にこういうのは困ります(笑)
で、結論ですが
「普通の街や家に現れたエイリアンは怖くない」
「エイリアン」の背景デザインがエイリアンを恐ろしく見せるためにデザインされていたことがよく分かりました。
ひょっとして観たのに記事を書いていないというのは珍しい?
前作は結構好きでした。もっともステイタスはまったく違ったアクション映画になっておりましたが。(^^)
確かに、一応はエイリアンもプレデターも正当なる続編ですしね。観にいかなければならないという義務感のようなものはありましたねぇ。
おっしゃるとおり、エイリアンはやっぱり閉鎖空間で、あのゴタゴタした宇宙船だったからこその恐怖感がありますね。
まぁ、今回のような空間に出たエイリアンがどうなるかということが判ったというのも収穫の一つということで。(^^;
レンタル開始になりました。
ダメでした(笑)
両キャラの良さも何も台無しで
ほんとに、B級に成り下がってました。
もう作るのヤメテ欲しい。
大好きな2大キャラがボロボロになって
しまって悲しすぎます。
プレデリアンも、カッコ良くないよ〜。
ゴテゴテで、あの芸術的なエイリアンの
体は何処へぇ〜σ(^◇^;)
観てしまいましたかー。(^^;
B級ステイタスが全て当てはまるような作品に成り果てていましたね。
前作の格好良さはどこにもなく、やっぱり低予算だったのでしょうかねぇ。両作品とも好きなので、もっと頑張って欲しいものです。これは番外編としましょう。
明日、もう一度飛ばしてみます。
ゴメンなさい<(_"_)>ペコッ
んー、やっぱりまだきていないようです。
申し訳ないです。
どうにもシーサーは重いようでよく失敗しているようですね。(>_<)