2007年(STARDUST) 製作国:アメリカ 監督:マシュー・ヴォーン 製作:ニール・ゲイマン 脚色:マシュー・ヴォーン 原作:ニール・ゲイマン amazon.co.jpで詳細を見る。 |
今から150年前イギリス…田舎町ウォールは、その名のとおりウォール(壁)に囲まれ、その向こうには別の世界が広がっていると言われていました。
好奇心旺盛な若者ダンスタンは、門番の隙を見て壁の向こうへと行ってしまいます。そこに広がっていたのは、魔法の国ストーム・ホールド。市場である女性に一目ぼれをしてしまった彼は、そのまま一夜を共にしてしまいます。
そして9ヵ月後…ウォール町に戻っていたダンスタンに、トリスタンと名付けられた赤ん坊が届けられるのでした。
18年が経ちました。
トリスタン(チャーリー・コックス)は元気よく育ちましたが取り立てて目立つこともありません。金持ちの娘ヴィクトリアに恋をしても、恋敵のハンフリーにはフェンシングでも、身分の差でもかなわず、あまつさえ、働いていた店までもクビになってしまいます。
一方、魔法の国ストーム・ホールドでは統治していた王が死に、王位継承を巡って3人の兄弟(実は7人いて生き残りは4人。しかも王が死ぬ直前に1人死んでしまう)の争いが始まろうとしていました。王の遺言で、継承者の証であるルビーを発見し、手に入れたものが王になれるのです。しかもルビーのネックレスは王が死ぬと同時に、夜空へ舞い上がってしまったのです。
凄まじい勢いで空に消えたルビーは、なんということか地上を覗いていた『星』に激突し、流れ星となって地上へ落下するのでした。
ちょうどそれを見ていたトリスタンは、ヴィクトリアにプロポーズの証として流れ星をプレゼントすると言います。
ヴィクトリアがトリスタンに与えた時間は1週間。
トリスタンは赤ん坊のときに託されていたバビロンのロウソクを使い、流れ星の元へ急行。しかし、なんと『星』は美しい女性イヴェイン(クレア・デインズ)に姿を変えていたではありませんか。トリスタンは彼女を捕らえ、ウォールを目指しますが、3人の王子たちのルビー捜索に巻き込まれ、さらに永遠の若さを手に入れるために「流れ星の心臓」を狙う魔女(ミシェル・ファイファー)たちによって、大変な冒険になってしまうのでした。
別世界というわけでもなく、ほんのすぐ先の壁の向こうにある魔法の世界。
しかし人々はなぜかその向こうへは入っていきません。げに恐ろしきは日常的な習慣なのでしょうか。それはさておき、壁の向こうでは魔法や不思議なことがいっぱいで、その中で、それらをほとんど抵抗なく受け入れているトリスタンと、流れ星であるイヴゥインともなんとも言えない旅にひかれてしまいます。
もう少しスローテンポでもいいかなと思えるほどの展開の速さで、いろいろなスパイスを詰め込みといった感がありましたが、ちゃんと最後には全てオチをつけているのはなかなかではないかと思います。おかけで欲求不満にならずにすみました。(^^;
ストーリー展開は子供向けではありますが、不思議なものが多いので、ラストはこうなるだろうというというのは読めますが、場面場面の展開が予測できず面白かったです。
7人の王子のゴースト、空飛ぶ海賊(空賊じゃないの?)、魔力使うと老婆になるよと言われてもビシバシ使う魔女、そして輝きを取り戻す流れ星の存在など、それはやっぱりお子さまとご一緒にどうぞ。
【一言いいたいコーナー】
・なにげに海賊のキャプテン・シェークスピア役にロバート・デ・ニーロが出ていました。
登場シーンであれ?と思ってロールを確認したらちゃっかり出演していて、しかも結構いい役でした。
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「スターダスト」
肉球シネマブログ(アニーさん)の「スターダスト」
あら、まぁまぁですか…。
私は、ノリノリで観てしまいました。
主役の影が薄いのが難かな?ですけどね。
そのぶん、脇が濃いっ!
デ・ニーロもミッシェルも、ノリノリで演じてたように思います。
王子たちの亡霊は、好きです♪
オトナには、くすぐりのきいた映画じゃないかと思います。
まぁ、私のまぁまぁは5段階評価の3ですから、普通より上です。(^^)
主役は前半からり影薄…というか、大丈夫・この人、とか思ってしまいましたが、特に「スターダスト」の意味を知ってからはがんばっていたような気がします。
ゴーストは面白かったです。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
脇出演者の、自爆的なギャグが私の心
掴みましたね。
どこか、綾小路キミマロの世界でした
Ψ(`◇´)Ψ キャハハハ
分かりますね〜、主役より脇が濃いのです
脇はキャリアが違うのでしょうがないかも
百戦錬磨の方々なんでσ(^◇^;)
私も、トラバ送ってみます。
エイリアンの方、3回送ってるのですが
やはり、反映されないようで
再チャレンジ頑張ります。(^_^)v
確かに、主人公たちより脇役たちがかなりあくが強くって、恐ろしく頑張っていましたね。っていうか、主人公出てこないときも多かったですし。(^^;
こちらへはトラックバックが来ていたのですが、エイリアンの方は届いてしませんでした。どうしたのでしょうね。(>_<)