![]() 製作国:アメリカ 監督:ロバート・ロドリゲス 製作:クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス 製作総指揮:ハーヴェイ・ワインスタイン、ボブ・ワインスタイン 撮影:ロバート・ロドリゲス 脚本:ロバート・ロドリゲス 音楽:グレーム・レヴェル、カール・ティール amazon.co.jpで詳細を見る。 |

テキサス…ゴーゴーダンサーのチェリー(ローズ・マッゴーワン)は、自分の人生を劇的に変えたいと、ダンサーを辞めて夜道をJT(ジェフ・フェイヒー)の経営するレストラン「ボーン・シャック」へ向かっていました。
折りしも近くの軍事施設では、科学者であるアビー(ナヴィーン・アンドリュース)と軍の隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)との生化学兵器の裏取引が行われていました。しかし被験者が逃げてしまい、さらに銃撃戦の中DC-2(プロジェクト・テラー)が破壊され、ガスが噴出されてしまうのでした。しかし、なぜかマルドゥーンたちはガスの中で恍惚の笑みを浮かべるのでした。
一方、チェリーはレストランで2週間前に別れた元彼エル・レイ(フレディ・ロドリゲス)とばったり遭遇。一緒に車に乗ることになりますが、その途中、突然飛び出してきた何かに運転を誤り転倒してしまいます。さらにチェリーその何者かに引き釣り出され、レイが助けに行ったときにはときすでに遅く、あろうことか右足を持ち去られてしまうのでした。
病院に向かったレイとチェリーでしたが、病院は謎の感染症に苦しむ患者でごった返し、レイもまた警察へと連行されてしまうのでした。
緑のガスは闇夜に立ち上り、広まりつつありました、そしてそれは…。

2007年「デス・プルーフ」


この「プラネット・テラー」は、ロドリゲス監督とタランティーノ監督が当時のグラインドハウスを思い起こして作り上げた衝撃的作品です。そのこだわりは作中の随所に盛り込まれ、たとえば、ありもしない予告編(「マチェーテ」というこれまた凄いノリの作品ですが、この作品公開後に本編が作られることになったとか(^^;)が入っていたり、フィルムのダメージ(グラインドハウスでは少数のフィルムを各劇場で使い回しをしていたために傷が入ったり、酷いことになると1巻紛失していることも)をわざと全編に入れていたりしています。
実際の上映に関してもタイトルを「グラインドハウス」とし、いくつかの予告編と共に「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」の2本立てて上映されました。日本でも8日間限定で上映され、その後はそれぞれ「プラネット・テラー in グラインドハウス」、「デス・プルーフ in グラインドハウス」として単品として上映されています。単品になったときには2本立て上映時にはカットされた部分も入っているそうですが、2本立て版を観ていないので、残念ながらどの部分なのかは定かでは、あ
「 …申し訳ありませんが、この部分のレビューは紛失しました。 」
こが凄かったわけなのですが、ストーリー的には生化学兵器のガスのために汚染されてゾンビ化という定番ストーリーが骨格にあるものの、汚染の変貌メイク、汚染者たちの凶暴ぶり、戦いは凄まじいの一言(ちょっと血糊がたっぷりすぎ?)。アイデアをこれでもか!というくらい詰め込んで、しかもそれがうまく昇華されているようです。
医師のウィリアム(ジョシュ・ブローリン)とダコタ(マーリー・シェルトン)とのいざこざも、ここまで突き詰められてしまうとは!と脱帽です。
解説ではチェリー役(ロドリゲス監督と婚約中らしい)のローズ・マッゴーワンのみが両方の出演とありましたが、実際には、ダコタ医師とその父であるテキサスレンジャー(マイケル・パークス)が同じ役で出ています。しかも「デス・プルーフ」ではダコタが父に向かって悪態をつくシーンがあるので、先にこちらの作品を見ておいた方が理由も判っていいでしょうね。
後半の圧巻は自分の強さを取り戻したチェリーの片足マシンガンでの戦闘でしょうか。(^^;;
いったいどうやって発射しているのかなんてヤボなことは言わず、もうこのアイデアに陶酔しましょう。最後のオチではとんでもないことになっていました。
そういえば、ラストの砂浜にいたのはトミーでしょうか。
ここは何を表しているのでしょうねぇ、それとも違う子かな。
【一言いいたいコーナー】
・ブルース・ウィリス…なんという役ですか。(^^;;


肉球シネマブログ(アニーさん)の「プラネット・テラー in グラインドハウス」
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楽しませてくれました!
あ〜、やっぱり紛失部分にエル・レイの
正体とか描かれてたのですか!?
私も、彼が何者だったのか凄く気に
なって、興味深々なんですが・・
そうとうな有名人なんだと(∩.∩)
内容的には、キテレツなんですが
妙に心ソソル映画で大好きです。
で、白くじらさん紛失部分は何?(笑)
これも気になる
これまたぶっ飛び作品でしたね。
いろいろな面で楽しめました。
エル・レイは凄腕の軍人かなにかで、しかも何らかの勲章を受けているような英雄ではないかと思っています。
あの署長さんの態度も一変していましたしね。(^^)
私のレビュー紛失部分はもう忘れてしまったのですよ。(^^;;
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
好きです!
エル・レイの正体は、実は監督もよく知らないみたいなことをコメンタリーで言ってたような気がします。
このへんのテキトーさが、妙に好き。
白くじらさんのレビュー紛失、爆笑しました。
一応、反転にまでしちゃたのよ。ケラケラ
そうです、私「グラインドハウス」購入しとりますで。フフフ
みなさん、こっちの方が評価高いですね。
僕は困ります。
どっちかにしろって言われてもぉ。
どっちも好きだしぃ〜。
実は「グラインドハウス」ボックス、買えなかったんです。
ちょっと色々私生活でスゴイことがありましてね・・・。
買ってる余裕なんて・・・。(涙)
「プラテラ」は一言でゆーと、意味不明でした。
そこがスバらしいんですよね。この映画。
ストーリーなんてまったく意味不明なのに、何かスゴイことが始まってる感バリバリでメチャクチャにオモロイ。
キャラクターもムダに多彩で、意味不明でした。
何しに出てきたのかワカんないヤツが意味もなく存在感出してみたり、結構重要なのかな?って思っていたヤツが、テキトーに死んだりして、マジでスゴイです。
エル・レイに関しては超絶でしたよね。
説明不足で理解不能な背景をわざわざ設定してるあたりはもうワルノリでしかないわけです。
キャラクターを丹念に描くこともなく、アホで派手なスプラッターだけがドカドカと展開。
マッゴーワンが片足マシンガンでグチャドロなゾンビどもを撃ち殺し出すのも、唐突な展開だけど、楽しくて仕方がない。
ロドリゲスがおめでたい頭で、酔っ払いながらテキトーに撮ったに違いないです。
マイケル・ビーンやトム・サビーニ師匠が顔を出していて嬉しかった。
エル・レイの正体は監督さんも知らない謎なんですね。そういういい加減なところがとてもいいですねぇ。(^^;
普通のゾンビものとしても、全然A級のような気がする、ロドリゲス監督全開の作品だったと思います。
フィルム一巻消失は個人的にかなりのツボだったので、ブログでも再現してみました。(^^)/
トラックバックありがとうございました。
こちらからは相変わらず失敗でございます。(T T)
「デス・プルーフ」の方が…というよりも、甲乙付けがたいのですね。(^^;
両方共かなりのインパクトでしたけど、やっぱり私はコチラの方がテンポも良く、恐ろしいほどのこだわりがあって好きでした。
キャラクターも何かありそうで、何もなはバタバタと死んでいたような、ある意味リアルなのかもしれませんが、そういう部分もよかったです。
ホント、楽しんで作っている感が物凄くありました。
オススメ品でしたねぇ。(^^)/
ちょっとご無沙汰しておりました。
これは面白かったですね〜
怖い・可笑しい・キモイの配分(?)が良かったです!!スッゴク楽しんじゃいました〜
あんな役を真面目な顔して演じるブルースは最高だし、タランティーノも嬉々として出演していましたね〜
結局エル・レイの正体は分からずじまいだったし(笑)
「 …申し訳ありませんが、この部分のレビューは紛失しました。 」
ハハハ・・・これはナイスですね〜ウケちゃいました♪
おひさしぶりです。
グログロ描写満載で、B級映画のノリ満載で面白かったです。
片足マシンガンをどうやって発射してるのか僕も引っかかりましたが、まーいいかー、と観てました。
ラストの砂浜のトミーも、あれ?と思いましたが、まー生きてて良かった〜、という感じで。。
「マチェーテ」が映画化されるんですか?完成したら絶対観たいです!
こちらこそ忘れないでいてくれてよかったです。
これはお気に入りの一品になってしまいましたね。さすがにかなりグロいので万人には難しいですけど。(^^;
もうなんでもいれてしまえー的ノリがとてもよかったです。
レビュー紛失は、ははは、こういうノリは大好きです。以前の「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」のクレジット中に「広告募集中」を観たとき以上の衝撃でした。本編でしましたからね。(^^; 「グレムリン2」でもありましたけどね。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
お久しぶりでございます。
ここまでグロいゾンビモノは久しぶりでした。
まぁたぶん、このノリではマシンガンがどう発射されているのかということを考えるのはヤボなのかもしれないですね。おそらくこのマシンガンはもう彼女の一部なのかもしれません。
あ、やっぱりラストはトミーでしたか。
あそこだけは何か引っかかっているんですよ。(^^;
「マテェーテ」が出来上がるとまたトンデモ作品になりそうな予感も。(^^)
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
ご無沙汰しております。
『デス・プルーフ』から間が開くこと数ヶ月、
やっとのことで観ることができました。
なんだかわけのわからないけど、楽しさが爆発した良い作品だったと思います。
『デス・プルーフ』と登場人物などが微妙にリンクしてましたね。
また新たな発見をするために『デス・プルーフ』が観たくなりました。
トミー役の子は監督の実の息子さんなのだそうです。
作中で彼は大変なことになってしまいましたので(ToT)
ラストのあれは親バカ映像かなぁと私は思いました。(笑)
お忙しいところ申し訳ありませんが、TBも送らせていただきました。
一ヵ月遅れになってしまい、申し訳ございません。
この作品と「デス・プルーフ」は二本立てで上映されていたこともあって、やっぱり同時に観ておいたほうがよかったかもしれませんね。(^o^)
ゾンビファンにはとてつもなくオススメですが、かなりグロイのでちょっと人を選びそうです。
なるほど、オチはそういうことでしたか!(@_@)
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
先ほどはコメント、ありがとうございました!(^.^)
足のマシンガンの引き金には疑問を感じてませんでした。
どうやったんでしょうね??(笑)
そんな事を忘れさせてくれるほど、ぶっ飛んでました!(^.^)
デスプルーフも好きな映画で単品で見てますが、今度
2本立てを買おうと思ってます!どこが省略されているのか
確認したいと思います!覚えてるか自信がありませんが・・(^▽^;)
きっと引き金に関してはツッコんでは駄目な作品なんですよね。(^^)
大好きなゾンビモノですが、ここまでハチャメチャでかつパワーのある作品に仕上げてくれるとは嬉しいです。
ブルース・ウィリスも敵役の方がインパクト大です。
おお、購入されるんですか。
省略されているところとか入っていたりするんでしょうか。なんだか、そこはそこで気になりますね。(^^)