![]() 製作国:アメリカ 監督:クエンティン・タランティーノ 製作:クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス 製作総指揮:ハーヴェイ・ワインスタイン、ボブ・ワインスタイン 撮影:クエンティン・タランティーノ 脚本:クエンティン・タランティーノ amazon.co.jpで詳細を見る。 |

テキサス州、オースティン…人気DJであるジャングル・ジュリア(シドニー・ターミア・ポワチエ)、シャナ(ジョーダン・ラッド)、アイリーン(ヴァネッサ・フェルリト)の3人は他愛の話をしながら、ラナ(モニカ・スタッグス)と合流するために「テキサス・チリ・ハーラー」へ。
そこで出逢ったスタントマン・マイク(カート・ラッセル)は、ラジオでジュリアがアイリーンのことを言っていたために言い寄ってきます。彼はすでにカウンターの客パム(ローズ・マッゴーワン)にも声をかけていました。
ひとしきりアイリーンと「踊った」あと、マイクとパムはジュリアたちと別れ、ボンネットに髑髏マークの車で出発します。
しかしその車内でパムは殺害され、さらに何を思ったのかマイクはジュリアたちの車を追い越し、Uターンするや全速で正面衝突を敢行するのでした。
激突のショックで彼女たちは無残に即死し、マイクもまた…。
この行為は、ジュリアたちが酒をたらふく呑み、さらに薬までしていたために事故として処理されてしまいます。
そして14ヵ月後…テネシー州レバノン。
コンビニの前で、ゾーイ(ゾーイ・ベル)、キム(トレイシー・トムズ)、アビー(ロザリオ・ドーソン)、リー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)を発見したマイクは、彼女たちを次なる獲物に標的を定めるのでした。
ゾーイたちがスピードに酔っているとき…マイクは背後から迫ったのですが…。

2007年「プラネット・テラー」


「プラネット・テラー」と同じくアニメの予告編が入っていました。またダメージに関してはほぼ問題ないようでしたが、時々カットされているような感じとか、モノクロ(これはリーの服装などによる演出なのかも知れません)になっているような場所がありました。
とにかく序盤の他愛のない話の長いこと…かなりの我慢が必要かもしれません。
しかし車に乗ってからは恐ろしいですねぇ。スタントマンという特性上、ぶつかる瞬間に女性が死んでしまうことに至上の喜びを感じていたのでしょうか。現実にこういう人がいると怖いですが。中盤の正面衝突は驚きました。
マイクの車はプルーフ(耐死仕様)だったようですが、それでも酷いダメージがあったようです。
後半は逆襲版なのでこれほどの激突シーンはありませんが、後半は女性たちの怖さが全面にでていました。あそこまで執拗だとは…逆にマイクがかわいそうになってしまいました。もっとも前半部分や今までのことを考えると当然だったかもしれませんが。(^^;
どっちをとる?と聞かれると、私は「プラネット・テラー」がお気に入りでした。こちらは車に乗ってからはいいのですが、それまでがあまりにもグダグダではないでしょうか。
【一言いいたいコーナー】
・で、リーはあのあとどうなったの?
・で、ボロボロになった車は…お支払いしたのでしょうか?


晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「デス・プルーフinグラインドハウス」
肉球シネマブログ(アニーさん)の「デス・プルーフ in グラインドハウス」
年がら年中爆走したいブログ!!(shit_headさん)の「映画とは「デス・プルーフinグラインドハウス」のことを言う。」
夫婦でシネマ(wanco&nyancoさん)の「デス・プルーフ in グラインドハウス」
子育て 時々 映画(マミイさん)の「HVなんてクソ食らえ!」
【関連する記事】
US版は、かなりテンポがよくなってますので、デスに関しては、US版の方がオススメです。
(うだうだ話がかなり短く感じる)
彼女たちの復讐は、爽快でしたね。
こっちに「グラインドハウス」のTBも付けておきますね。フェイク予告が楽しいです。
あはは、やっぱり(笑)
長いですよね!もう長い長い、あれは独特の雰囲気
らしいのですが、長すぎてダレました
我慢してると、楽しいプレゼントが降ってくる
忍耐ですσ(^◇^;)
私も、プラネットの方が好きですね〜。
タランティーノのストーリー演出のスバラシさにはいつも感心します。
モノホンの映画バカであるタラちゃんのカーアクションとスラッシャー映画への溢れんばかりの愛。
それがこれ一本で思う存分楽しめます。
そして何より、人物描写がヒューマニズム溢れていて感動的。
アホでビッチなクソ女どものトーク。
前半はほぼこれで埋め尽くされています。
ドーでもいーよーなバカなセックス話ですからね。
このショーもないセックス話そのものが、ビッチどもの人間臭さを的確に表現しています。
で、僕らが「クソ女どもめ!いつまでグダグダやってんだ!」てイライラが遂に頂点に達し、爆発しそうになる頃に、こだわりぬかれた殺戮ですよ!
無駄なリピートによるマルチアングルのクラッシュシーン。
スバらしいサービス精神です。
タラちゃんは観客の期待に応え過ぎるほど応えていました。
見ている側がイライラするのを見越して、そこを狙ってストーリーを構成しているのが分かります。
そして、カート・ラッセルでえすね。
とにかくスゴイ迫力で、まさに映画のカリスマ。
このキャスティングがタラちゃんのスゴさでもあります。
USA版はうだうだ話が短いんですね。やっぱり、カットされるとなるとそういうところなんでしょうか。(^^;
USA版もみたいですねぇ、レンタルしていたのかな。
後半戦は面白かったです。カートラッセルが「ごめんなさい」って言うとは思ってもいませんでした。
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長かったですねぇ。私、何度もうとうととしながら、また巻き戻して観ていたので、余計に長く感じてしまいました。
おかげで確かに後のフレゼントが凄かったですね。
びっくりしましたよ。
トラックバックありがとうございました。
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shit_headさんは、コチラの方がお気に入りのようですね。(^^)
なるほど!人物描写がそういう理由をもって作られているという見方は素晴らしいです。
ホントに、いい加減にしてくれよー!という気持ちでイライラというか、うとうとしていましたから。
これって、劇場ならいいですけど、家庭でDVDだと、途中でプチッって切ってしまう人続出かも知れませけど。(^^;;
私は後半からがやっぱりのめり込んでしまいました。
カートラッセルの変質的なところも、とてもよかったですね。ラストの踵落としでちーん、です。なむ。
こっちにもお邪魔しました。
確かにオネェちゃんたちのグダグダ話にはうんざりしましたね。
ただ、カーアクションはそのグダグダを補って余りある迫力でした。
それから、カート・ラッセルを殴りまくるところは、あまりのしつこさに爆笑ものでしたよ。
リーの扱いが尻切れとんぼのまま、唐突に終わっちゃう所が、おバカ映画らしいいい加減さでした。
んー、前半のお馬鹿話ではしっかりと寝てしまったりしてしまって、また巻き戻して観てと…かなり苦痛でした。(^^;
確かに中盤に出てくる激突シーンからは目がパッチリとぴらいてしまって、最後まで一気でした。
ラストの殴られるところはしつこかったですねぇ。
トラックバックありがとうございました。
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おぉ、白くじらさんの評価は「とほっ」だったのですね。
私はかなり楽しめました。
女子のぐだぐだ話に慣れているからかもしれません。(笑)
もしくは、女の子たちのナイスバディな美脚っぷりに注目してたので
話はほとんど聞いてなかったんです。
後半のカーチェイスでの心拍数上昇とカート・ラッセルの豹変ぶり、
ラストの異様なまでの爽快感にしびれました。
私もリーがあの後どうなったか、気になりました。
最後のせりふが「激ヤバ・・・・」ですよ。
しかも3人は当分帰ってきそうにないし^^;
申し訳ないです。元気ですが、公私共に忙しくなってて、なかなか次の記事が書けず、今に至っております。(_ _)
私はこの前半のぐだぐだ話には付いていけなくって、でも車に乗ってからは恐ろしい話でしたね。
ラストでリーがいったいどうなったのかはわかりませんが、きっと…ちーん。
トラックバックありがとうございました。
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記事にはしなかったんですが、この前観ました。
ホント前半が試練ですよね(笑)
>ぶつかる瞬間に女性が死んでしまうことに至上の喜びを感じていたのでしょうか。
犯罪者の気持ちなんてわからないですけど、彼はとくに理解不能でしたよ。一瞬で終わっちゃうし、運転中だから怖がっている様子をじっくり見られるわけでもないし、怪我と修理で出費がすごいじゃないですか。
まあ、そこら辺の「ありえね〜!」という設定も、狙っているのかも?
でも、後半は痛快でしたね。情けなく助けを求めるマイクをみられただけで満足です。
ボロボロになった車は、マイクに払わせたんだったりして(笑)
ずーと観客を引き込むのは難しいと思いますが、前半がダルイ作品はほかにも多数存在しますよね。
事故は一瞬ですが、彼はプロドライバーとしての常人にはない動体視力があったのかもしれません。そのことによって事故の瞬間がスローモーのように見えているのかも。
出費は…マニアたちにとって趣味のためならいくらでもお金をかける人はいますから。(^^;
ラストでぼこぼこにされるのはよかったですね。