映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年12月23日

SSSS.GRIDMAN (TV版)

目を覚ませ!僕らの世界が侵略されているぞ!
【Amazon.co.jp限定】SSSS.GRIDMAN 第1巻 (全巻購入特典:「描き下ろしLPサイズディスク収納ケース」引換デジタルシリアルコード付) [Blu-ray]
2018年(SSSS.GRIDMAN)製作国:
監督:雨宮哲原作:「電光超人グリッドマン」
製作:アニメーション:TRIGGER製作総指揮:
脚本:長谷川圭一撮影:山本弥芳
音楽:鷺巣詩郎amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ツツジ台高校1年E組の響裕太(声:広瀬裕也)は、クラスメイトの宝多六花(声:宮本侑芽)の家で目を覚まします。
六花の話によると、彼女の家の前で倒れていたとの事でしたが、裕太は記憶喪失状態になっており、病院でも治療はできませんでした。
学校へ行った裕太は、そこで友人の特撮おたく内海将(声:斉藤壮馬)とであいます。2人と六花は彼女の家のジャンクショップで古いパソコンから、昨日裕太が聞いたというハイパーエージェント・グリッドマン(声:緑川光)の事を知り、さらに裕太は自分の使命を果たすように言われますが…。

やがて出現した怪獣…裕太はグリッドマンと合体して怪獣を撃退していきますが、その怪獣こそがクラスメイトの新条アカネ(声:上田麗奈)が創造したものであり、その怪獣を使って彼女は自分の気に入らない人間を消していたのです。
怪獣に立ち向かうグリッドマンにアカネは苛立ちを隠せず、グリッドマン抹殺にアンチ(声:鈴村健一)を作り出します。

一方、裕太たち3人は「グリッドマン同盟」を結成、新たなるグリッドマンの謎の仲間たちをも迎え、怪獣に立ち向かっていこうとするのでしたが…。

映画レビュー
オススメ「全話一気に通して観よう!」のアニメ鑑賞です。
実際には今期ずーと観ていたので2ヵ月かかってますけど。(^^;

今回観たのは『SSSS.GRIDMAN』というアニメです。
1993年の円谷プロの特撮『電光超人グリッドマン』のアニメ化ですが、脚本家の方は、要所要所は原作を使い、その他はできるだけ前作に感化されないようにして作ったようです。
作画が半端なくよくできていて、アカネの切れっぷり、六花の可愛さ、戦闘シーンなど、まさに文句なしの出来栄えだと思います。
ストーリーにおいても、単なる子供向けの話ではなく、恐ろしくシリアスでした。登場人物たちの苦悩、それは主人公だけでなく、敵であるアカネや作られた怪獣アンチくんにも悩みがあり、それを苦悩の上に乗り越えていく様がとてもいいです。

2018年10月7日〜2018年12月23日。全12話。

第01話 覚・醒
第02話 修・復
第03話 敗・北
第04話 疑・心
第05話 挑・発
第06話 接・触
第07話 策・略
第08話 対・立
第09話 夢・想
第10話 崩・壊
第11話 決・戦
第12話 覚醒

チェックポイント
【ここがいい!】
・妙に電線シーンがありますが、その上で転がるグリッドマンの様子が凄すぎる。全体を通して、作画技術が半端なんですね。BSで見ていたらちょっと目が疲れるほど。
・腕を強化したグリッドマンがとどめにキックを使うところ。(^^;
・全員で登場した時にフリーズするところ。さらに六花がパソコンの電源を落とすところ。ちょっとー!
・皆、あまりにもキャラが立っている。特に女性はカワイイ。(^^;;
・ノリのいいオープニング曲。歌詞の区切りが長がくって歌うのは難しいですね。
・ウルトラマンのような登場シーン。
・アンチくん、覚醒!

【ここは問題かな?】
・キャリバー達の出番がちょっと少なかったですね。

【一言いいたいコーナー】
・グリッドマンが合体するところは、もうロボットモノですね。(^^;別にいいけど。
・タイトルの「SSSS」は、Special Signature to Save a Soul の略らしい。
Number951・12話で終わってしまったところがなんだか悲しい。

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posted by 白くじら at 22:00| Comment(6) | TV版アニメ・一気に観よう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月07日

鹿楓堂よついろ日和 (TV版)

歩く道は違っても、何処かで繋がっているかもしれない。
鹿楓堂よついろ日和 第一巻 [DVD]
2018年製作国:日本
監督:神谷友美原作:清水ユウ
製作:鹿楓堂よついろ日和製作委員会製作総指揮:
脚本:撮影:口羽毅
音楽:渡辺剛amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
とある場所にある鹿楓堂(ろくほうどう)は、店主である東極京水、通称スイ(声:諏訪部順)、料理担当の永江ときたか(声:中村悠一)、珈琲担当のグレゴーリオ・ヴァレンティノことぐれ(声:小野大輔)、スイーツ担当の中尾椿(声:山下大輝)のイケメンが務める和風喫茶です。ぁ、忘れてはならない昼寝担当の猫のきなこ(声:天ア滉平)もいます。(^^;

くつろげる店内や雰囲気、接待が気に入ったお客さまたちが今日も訪れます。
時に悩み、苦心し、慌てたりしますが、そこには、笑い、喜びが…。



映画レビュー
オススメ「全話一気に通して観よう!」のアニメ鑑賞です。

今回観たのは『鹿楓堂よついろ日和』というアニメです。
真剣に料理と向かい合っている彼らが提供する、お茶、珈琲、料理、スイーツと様々なお客さまたちとの出会いの物語です。
基本ショート・ショートのオムニバスなのですが、1話限りの登場ではなく、時に以前のお客さまも来られるので、なんだかちょっと嬉しい。(^^)
ギャグもかなり入っていて、笑いながらほんのりできると思います。

2018年4月11日〜2018年6月27日。全12話。

第01話 喫茶 鹿楓堂へようこそ
第02話 お茶屋の秘密
第03話 スイーツトラップコレクション
第04話 天丼サバイバー + ハプニングにゃー
第05話 迷える子羊に愛の手を
第06話 はじまりはオムライス
第07話 I 愛 アイス + ベジタブルパワー
第08話 エスプレッソ・エスプレッシーヴォ
第09話 不器用ヒーロー + モンブラン男子
第10話 彼女はまだ鹿楓堂を知らない + 喫茶店のナポリタン
第11話 人生はハンバーグ
第12話 鹿楓堂 よついろ日和

チェックポイント
【ここがいい!】
・1話、1話が非常にうまくまとめられていると思います。笑いも入っているのですが、基本泣ける話が多いです。
・料理の絵が、今まで観てきた食事モノのアニメな中ではダントツにいい。かなりこだわって作ってますね。
・きなこのアイキャッチーが楽しい。(*^o^*)
・ぐれのラテアートが爆笑(恐怖)。(^^;

【ここは問題かな?】
・和風ですが、カフェという事もあって洋風メニューも出てくるのがちょっと。でも、出てもあまり違和感がないのが凄い。

【一言いいたいコーナー】
・イケメン4人ですが、イケメンだからキャアキャアといった浮ついたシーンはほとんどなく、イヤミもないと思います。
Number948・スイとお兄さんの関係がまだ完全ではないので、是非2期も作ってほしいですね。

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posted by 白くじら at 18:04| Comment(0) | TV版アニメ・一気に観よう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月22日

翠星のガルガンティア (TV版)

この海と空の全てが、貴方に可能性を齎すだろう。
翠星のガルガンティア コンプリート DVD-BOX (全13話+OVA, 375分) すいせいのガルガンティア Production I.G アニメ
2013年(GARGANTIA ON THE VERDUROUS PLANET)製作国:日本
監督:村田和也原作:オケアノス
製作:「翠星のガルガンティア」製作委員会製作総指揮:
脚本:虚淵玄、谷村大四郎、砂阿久雁、七篠トリコ、海法紀光撮影:
音楽:岩代太郎amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
遥かな未来で人間、「人類銀河同盟」は、宇宙生命体であるヒディアーズとの戦いを繰り広げていました。
そんな中、人型戦闘機マシンキャリバー≪チェインバー≫(声:杉田智和)に搭乗していた少年兵レド少尉(声:石川界人)は母艦のワープに巻き込まれて別の場所に転送されてしまうのでした。

やがてレドが目覚めたのは、巨大船団≪ガルガンティア≫のサルベージ屋ベローズ(声:伊藤静)の倉庫でした。
謎の人々と遭遇してしまったレドは、配達人の少女エイミー(声:金元寿子)を人質にとり、≪ガルガンティア≫の人々と敵対することに。しかし、女海賊ラケージ(声:恒松あゆみ)の戦いを経て少しずつ和解し、打ち解けていきます。
レドは≪ガルガンティア≫の中で、エイミーやその弟ベベル(声:寺崎裕香)たちと知り合い、そして惹かれていきます。戦いしか知らなかった彼にとってここでの暮らしは初めての事ばかりで、彼自身の行動も徐々に変化していきます。そして彼を支援する≪チェインバー≫もまた彼らの文明を取り入れていくことにより…。

この星では大半が海に覆われており、人々は多くの船を連結することによって巨大な船団の中で生活をしていました。
そんな彼らが神聖視する大型海棲生物クジライカが、自分達が戦っていたヒディアーズであることを知ったレドはこれを殲滅しようと行動を起こすのでしたが、海底遺跡の中で驚愕の事実を知っていくのでした。

愕然とするレドの前に、同じようにこの星に到着していたクーゲル中佐(声:小野友樹)の船団が現れるのでしたが…。

映画レビュー
オススメ「全話一気に通して観よう!」のアニメ鑑賞です。

今回観たのは『翠星のガルガンティア』というアニメです。
戦いに特化した少年兵レドと彼を支援する人型戦闘機≪チェインバー≫が、見知らぬ世界で暮すことになるストーリーなのですが、最初二人は言葉も判らず、≪チェインバー≫の通訳によって、徐々に意思の疎通が可能になります。しかし…その疎通がどこかずれているんですよね。レドがずれているのはまだ解りますが、AIで彼をサポートするはずの≪チェインバー≫自体もどこかずれているのがとても面白いです。

そういうギャグ、レドとエイミーの恋愛事情や、悩みながら戦闘以外の仕事をして自分の生き方を模索していくレド、そしてこの星と未来の関係などが交わりながら話は進みます。
ラストの戦いでの成長していたのがレドだけでなく、≪チェインバー≫もまたそうであったことが素晴らしい。

2013年4月7日〜2013年6月30日。全13話+OVA2話。

第01話 漂流者
第02話 始まりの惑星
第03話 無頼の女帝
第04話 追憶の笛
第05話 凪の日
第06話 謝肉祭
第07話 兵士のさだめ
第08話 離別
第09話 深海の秘密
第10話 野望の島
第11話 恐怖の覇王
第12話 決断のとき
第13話 翠の星の伝説

未放送、OVA

第14話 廃墟船団
第15話 まれびとの祭壇

チェックポイント
【ここがいい!】
・レドと≪チェインバー≫のコンビのそのつもりでなくてもボケになってしまうところがいい。ほぼ無敵と言っていいほどの攻撃力、防御力を誇りながらのコレは凄いと思います。(^^;
・黒いボティのために焼肉鉄板になるところも、なんともはや。(@o@)
・地球の行く末。
・エイミーのがんぱり。
・くたばれブリキ野郎!! ホントに感動しました!

【ここは問題かな?】
・特になし。

【一言いいたいコーナー】
・こういう未知のものに対する上の人の反応は、ホントに嫌になりますね。頭が固すぎ。
Number929・未放送の時の第15話が本編に入っていなかったのはホントに残念。最終決戦前のこの話は観ておきたいです。

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posted by 白くじら at 21:53| Comment(2) | TV版アニメ・一気に観よう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月08日

宇宙よりも遠い場所 (TV版)

ざまぁみろ!ざまぁみろ!ざまぁみろ!ざまぁみろ!
宇宙よりも遠い場所 4
2018年(A STORY THAT LEADS TO THE ANTARCTICA)製作国:日本
監督:いしづかあつこ原作:よりもい
製作:マッドハウス、「宇宙よりも遠い場所」製作委員会製作総指揮:
脚本:花田十輝撮影:
音楽:藤澤慶昌amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
高校二年の玉木マリ、通称キマリ(声:水瀬いのり)は、高校に入ったらしたい事を書いた手帳から旅に出ようとします。しかし失敗を恐れる彼女はなかなかその一歩が踏み出せません。そんな時、南極観測隊員で行方不明になった母親を持ち、自分も南極へ行こうとしている小淵沢報瀬(声:花澤香菜)と出会います。
誰もが南極になんか行けるわけがないという中、母の遺品を見つけたいという報瀬に共感したキマリは、幼馴染の高橋めぐみ(声:金元寿子)の忠告も聞かず、一緒に南極を目指そうとするのでした。

そんな2人を見ていた学校をやめてコンビニ店員をしていた三宅日向(声:井口裕香)も、大学に行く前に何かしたいと思い仲間になります。
しかしなかなか一般人の参加が難しい中、高校生タレントの白石結月(声:早見沙織)がレポーターとして民間南極観測隊「第2回南極チャレンジ」を知り彼女に接近しようとするのでしたが…実は行きたくないという結月の境遇を知った3人は…。

映画レビュー
オススメ「全話一気に通して観よう!」のアニメ鑑賞です。実際には一気と言うか観ていたという事になりますけど。(^^;

今回観たのは『宇宙(そら)よりも遠い場所』というアニメ。
タイトル由来は2007年に南極昭和基地に招待された元宇宙飛行士の毛利衛さんが「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。宇宙よりも遠いですね」という言からだそうです。

女子高生4人が南極に行くというストーリーですが、もちろん、4人だけではなく観測隊と共に…という流れ。

吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度とも言われる荒れる大海原を超えた先にある南極大陸!
個性もパラパラな4人が旅をしながら、互いを知り、友情を育みます。そこには建前の世界ではなく、叱咤も激励もそれが信頼に繋がります。
絶妙にギャグも入っていますが、後半の怒涛のような感動に涙が止まらないシーンが多かったです。もう肩を震わせながら泣いてしまいました。

2018年1月2日〜2018年3月27日。全13話。

STAGE01 青春しゃくまんえん
STAGE02 歌舞伎町フリーマントル
STAGE03 フォローバックが止まらない
STAGE04 四匹のイモムシ
STAGE05 Dear my friend
STAGE06 ようこそドリアンショーへ
STAGE07 宇宙を見る船
STAGE08 吠えて、狂って、絶叫して
STAGE09 南極恋物語(ブリザード編)
STAGE10 パーシャル友情
STAGE11 ドラム缶でぶっ飛ばせ!
STAGE12 宇宙よりも遠い場所
STAGE13 きっとまた旅に出る

チェックポイント
【ここがいい!】
・4人、そして幼馴染の相手に対する本当の思いがほとばしるとき。
・日向が学校を辞めた原因に向かって、啖呵を切る報瀬がいい。これは他の馬鹿にした連中に対して何かが行われた時もそうですけど、そういう相手の姿はもう見えないんですよね。そういう嫌な部分を見せないのもいい演出だと思います。
・結月が友達というものを知る時。これは「君に届け」で爽子に「友達って気が付いたらなっているの!」のシーンに似てます。
・母親へのメールが受信されていくところ。どこかでまだ…という想いが絶対的に断ち切られてしまい、報瀬が何度も叫んでしまうシーン。
・普段の報瀬がポンコツ過ぎる。(^^;
・幼馴染のオチ。(^o^; そう来たか!
・オープニングとエンディングも好きです。

【ここは問題かな?】
・荒れている時にデッキに出るのは辞めましょう。とはいえそういう知識はないのでしょうけど、危ないのは…そういう状態じゃなかったかな。
・一般のメールサーバーだとそんなには貯まらないかも。特別仕様なのかな。

【一言いいたいコーナー】
・実際に女子高生がいけるのかと言うと、大学生が行ってもそれは論文などのために…というものがあるので単純に興味本位ではなかなか難しいらしいですね。
・北極と南極のオーロラは、同時に起こることを知っておいた方がいいです。
・オープニングで使われている縄跳びなどが本編ではあっさり負けているじゃん!(^^;
Number928・同じくオープニングで皆でメガネを上下させているのはなんでしょう。楽しそう。
・…軽く死ねますね。

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posted by 白くじら at 21:22| Comment(2) | TV版アニメ・一気に観よう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

宇宙戦艦ヤマト2 (TV版)

若者は死んではいけない
宇宙戦艦ヤマト2 DVD MEMORIAL BOX
1978年製作国:日本
監督:松本零士原案:西崎義展、松本零士、舛田利雄
製作:西崎義展製作総指揮:
脚本:撮影:細野正
音楽:宮川泰
OP「宇宙戦艦ヤマト」ED「テレサよ永遠(とわ)に」ささきいさお
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
西暦2201年。あの長かったガミラスとの戦いも終わり、地球は再び繁栄の道を歩んでいました。
時代は戦艦アンドロメダを始めとした新造戦艦が航行する世界となっており、ヤマトは館長代理の古代進(声:富山敬)の指揮下の下、辺境警備の任についていました。
その任務を終え、地球への帰還の途についていたヤマトは正体不明の宇宙艦隊の攻撃を受け、さらに謎の強力なエネルキー波を受けてしまいます。

地球に帰還した古代が真田志郎(声:青野武)と共にエネルギー波を解析。それは宇宙からの救援メッセージと解りました。しかし地球の首脳部はそのようなメッセージには耳を貸さないほどだれきっており、それどころがヤマトにも機械化の改造を施そうとする始末でした。
ごうを煮やした古代は、かつての戦友たちを集めメッセージの発信源へとヤマトを発進させてしまいます。反逆者となったヤマトを追うのは新造戦艦アンドロメダ、その艦長の席には古代のかつての恩師である土方竜(声:木村幌)ーの姿が…。

やがて航行する行く手にその存在を現す白色彗星。
それこそが救援メッセージの元凶である白色彗星帝国だったのです。圧倒的戦力で地球に迫る帝国との戦いが今、開幕するのでした。

映画レビュー
とほっ1978年10月14日〜1979年4月7日。全26話。
1978年「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」の後にTV版として作成されたこのシリーズでしたが、その後もヤマトシリーズが続くことを考えて、劇場版の結末とは違うラストが用意されました。またラストに続くその途中のストーリーもかなり変化してしまっているため、まったく別物と言ってもいい作品です。が、結局その後もシリーズとしては続くため、こちらのTV版の方が「正」の位置づけなのでしょう。

TV版から劇場版が作られた1作目とは逆に、劇場版からTV版を作ったために、個人的にはどうでもいいシーンが増えていたりするので、26話も鑑賞するのは苦痛に近かったです。(^^;

第01話 2201年ヤマト帰還せよ!
第02話 彗星出現・ヤマトを改造せよ!
第03話 地球の危機に起てヤマト!
第04話 未知への発進!
第05話 主砲全開!目標ヤマト!!
第06話 激戦!空間騎兵隊
第07話 逆襲!姿なき潜宙艦(スペース・サブ)
第08話 宇宙気流!脱出不可能
第09話 突撃!ヤマトを爆沈せよ
第10話 危機突破!吠えろ波動砲
第11話 復讐の鬼・デスラー総統
第12話 ヤマト空洞惑星に死す!?
第13話 猛攻!テレザート上陸作戦
第14話 反撃!テレサを発見せよ
第15話 テレサ・愛のはじまり
第16話 テレサ・愛と別れ
第17話 テレザート・宇宙に散る!
第18話 決戦・全艦戦闘開始!
第19話 ヤマト・激突ワープ!!
第20話 ヤマト・奇襲に賭けろ!
第21話 壮烈・土方艦長の死!
第22話 ヤマト・徹底抗戦せよ!
第23話 宿命の対決!
第24話 死闘 二人の勇士!
第25話 ヤマト 都市帝国攻略作戦
第26話 ヤマトよ永遠(とわ)に

チェックポイント
【ここがいい!】
・やっぱり劇場版のシーンが使われているところは、観ていて格好良かったりします。

【ここは問題かな?】
・違う作品として観れば…と思っていても、どうしても同じシーンもあるので比べてしまいますね。
・テレサと島のラブロマンスは…なんともはやです。一応設定で反物質人間から、反物質が扱える人間ということになったようですが、島が通信担当の相原を差し置いてテレサと交信をするのも違和感ありまくりで、とても冷静な人間のする事ではありません。輸血シーンは仰け反り。(^^;
・次回作でも真田さんが必要なので、帝国内部では別れ際に真田さんの代わりに斉藤が古代に対して同じようなセリフを言うところがありますが、ここはやっぱり真田さんでないとねぇ。それに上に爆弾を仕掛けなければならないと言って、あんなところに昇るとは。

【一言いいたいコーナー】
・劇場版で「もう二度と姿を現しません」と言いつつ、すぐにこのような作品を作るのは…しかも出来悪いし。ファンが離れていったのも無理ないかも。
・ちなみに古代は顔が劇場版より老けていたりします。(^^; 同じところもあるんですけどね。
Number890・テレサ一人を犠牲にして、本当によかったのだろうか!

関連リンク
1974年「宇宙戦艦ヤマト (TV版)
1977年「宇宙戦艦ヤマト
1978年「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
1978年「宇宙戦艦ヤマト2 (TV版)

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posted by 白くじら at 19:22| Comment(0) | TV版アニメ・一気に観よう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

宇宙戦艦ヤマト (TV版)

地球の滅亡まであと364日。
宇宙戦艦ヤマト DVD MEMORIAL BOX
1974年製作国:日本
監督、設定デザイン:松本零士企画・原案:西崎義展
構成:舛田利雄、西崎義展、山本暎一SF設定:豊田有恒
脚本:撮影:
音楽:宮川泰
OP「宇宙戦艦ヤマト」ED「真赤なスカーフ」ささきいさお
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
時に2199年、地球は謎の異星人からの攻撃を受けていました。
飛来する遊星爆弾の無差別攻撃による放射能被害により、人類の生活圏を地下へと追いやられていましたが、その汚染も着実に地下へと浸透し、もはや絶滅まで1年と迫っていたのです。
頼りの地球防衛艦隊も、謎の宇宙艦隊の圧倒的な攻撃力の前に壊滅寸前でした。

そんな時、外宇宙から飛来した1機の宇宙船が火星に不時着しました。
火星基地にいた訓練生古代進(声:富山敬)と島大介(声:仲村秀生)は宇宙船から絶命した美しい女性と通信カプセルを発見します。
通信カプセルは、地球から14万8000光年離れた大マゼラン星雲にあるイスカンダル星スターシャ(声:平井道子)からのものであり、その内容は宇宙航行に必要な波動エンジンの設計図、そしてイスカンダルに来て放射能除去装置コスモクリーナーDを受け取りに来るようにとのメッセージでした。

地球防衛軍は、地球脱出の為に密かに改造されていた戦艦大和、改め宇宙戦艦ヤマトに波動エンジンを取り付け、艦長沖田十三(声:納谷悟朗)の元、戦闘班長として古代、航海班長として島、そして生活班長、森雪(声:麻上洋子、現:一龍斎春水)、技師長の真田志郎(声:青野武)、機関長の徳川彦左衛門(声:永井一郎)、獣医の技師長(声:永井一郎)と分析ロボットのアナライザー(声:緒方賢一)らが乗り込むことになりました。

こうしてヤマトは地球人類の期待を背負い、往復29万6000光年の未知への旅へ出発するのでした。
その期間は僅か1年…。

映画レビュー
オススメ大昔言っていたととおり、TV版アニメーションもレビューをしていくことにします。ただし、1話毎にしているとすぐにブログが埋まってしまうので、「全話一気に通して観よう!」の場合のみにレビューしていきます。

今回観たのは宇宙船ヤマト、懐かしいー。(^^)
1974年10月6日〜1975年3月30日。全26話。
当時はまったく同じ時に始まった裏番組「猿の軍団」があり、いったいどっちを観れば?もちろんビデオなどは金持ちの子しか持っていませんでした。という感じでした。
ちなみに「猿の軍団」は「猿の惑星」にあやかって作られた日本の特撮番組です。

序盤から謎の艦隊と地球防衛艦隊の戦闘シーン始まりますが、全く歯が立たず壊滅。さらに遊星爆弾が落下する地球は美しい青色ではなく、赤茶けた惑星。なんという絶望的な光景から始まるのか…驚きました。
このような絶望的状況から地割れと共に浮上するヤマト。そして強力な主砲が発射されたときに、やっと一縷の望みが光ります。
地球絶滅まで後○○日というのもよかったですね。

第01話 SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト
第02話 号砲一発!!宇宙戦艦ヤマト始動!!
第03話 ヤマト発進!!29万6千光年への挑戦!!
第04話 驚異の世界!!光を飛び越えたヤマト
第05話 浮遊大陸脱出!!危機を呼ぶ波動砲!!
第06話 氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ!
第07話 ヤマト沈没!!運命の要塞攻略戦!!
第08話 決死のヤマト!!反射衛星砲撃破せよ!!
第09話 回転防禦!!アステロイド・ベルト!!
第10話 さらば太陽圏!銀河より愛をこめて!!
第11話 決断!!ガミラス絶対防衛線突入!!
第12話 絶体絶命!!オリオンの願い星、地獄星
第13話 急げヤマト!!地球は病んでいる!!
第14話 銀河の試練!!西暦2200年の発進!!
第15話 必死の逃亡!!異次元のヤマト
第16話 ビーメラ星、地下牢の死刑囚!!
第17話 突撃!!バラノドン特攻隊
第18話 浮かぶ要塞島!!たった二人の決死隊!!
第19話 宇宙の望郷!!母の涙は我が涙
第20話 バラン星に太陽が落下する日!!
第21話 ドメル艦隊!!決死の挑戦状
第22話 決戦!!七色星団の攻防戦!!
第23話 遂に来た!!マゼラン星雲波高し!!
第24話 死闘!!神よガミラスのために泣け!!
第25話 イスカンダル!!滅びゆくか愛の星よ!!
第26話 地球よ!!ヤマトは帰ってきた!!

※最初の企画段階では全52話だったそうですが、放送決定時には全39話に短縮。さらに振るわない視聴率に全26話になったとか。
なんでも真田さんが反乱を起こすような話も合ったそうですが、監修の山本氏が徳川さんだと勘違いをして徳川さんが島と喧嘩したり、艦橋へ来なくなったりと伏線を張っていたそうです。(^^;; まぁ、その反乱もカットされてしまったわけですけど。

チェックポイント
【ここがいい!】
・1年という、しかも絶望的な旅だというのに男のロマンを感じさせてくれる話が多かったです。OP、EDもいいですね。
・敵のメカも遊星爆弾に始まり、巨大ミサイル、浮遊要塞、反射衛星砲、ドリルミサイル、瞬間物質移送器など何これ!というものも多かったですし、ヤマトのワープ、アステロイドリンク、波動砲、ロケットアンカーもよかったですね。アイデアは凄いと思います。
・宇宙空間がとても美しい。特に七色星団とか。
松本零士のメーター類が泣かせます。
・泣いてしまうポイント多し。

【ここは問題かな?】
・実は動画が雑な部分が多いですね。昔のものとはいえ、襟の色が間違っていたり、序盤などはキャラ名まで間違っていたり、動きや顔も安定していませんね。勢いで描いていたのかな。(^^; 特に、中盤の辺りは酷いです。
・やられてもやられても復活するヤマト。修理の光景もあったりするんですけど、第3艦橋が破壊された時にはさすがに直せないんじゃないの?って思ったり…しかもその後、ガミラスの海で融け落ちているのにイスカンダルに向かう時には直っていたり。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・波動エンジンだけではなく、コスモクリーナーDの設計図もあれば。(^^;
・真田さんの「こんなこともあろうかと密かに作っておいた」は名セリフですけど、やっぱり上には言ってから作ってくださいね。
・ガミラスはやっぱりナチス感が強いですね。デスラー総統(声:伊武雅之)もそうですけど。
・ガミラスとイスカンダルが2連星であることは観ている人には最初から解っていたことでしたが、古代たちにとっては初めて見た時の衝撃はいかんともしがたかったことでしょう。ミサイルを受けた時にはイスカンダルと思ってきたところが、実は敵星だったと思った時には愕然でしょう。こういうネタバレは「超電磁マシーン ボルテスV」でもあったのですが、OPのラストでボルテスの背後にあったのが敵星ボアザンだったりしましたね。
Number886・ところで、このパッケージの女性は誰?(@o@)

関連リンク
1974年「宇宙戦艦ヤマト (TV版)
1977年「宇宙戦艦ヤマト
1978年「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
1978年「宇宙戦艦ヤマト2 (TV版)

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ラベル:ヤマト
posted by 白くじら at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | TV版アニメ・一気に観よう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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