映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年12月14日

ウォリアー・ゲート 時空を超えた騎士

君は最初から戦士だった。
ウォリアー・ゲート 時空を超えた騎士 [DVD]
2016年(THE WARRIORS GATE)製作国:カナダ、フランス、中国
監督:マティアス・ヘイニー原作:
製作:リュック・ベッソン、マーク・ギャオ製作総指揮:
脚本:リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン撮影:マキシム・アレクサンドル
音楽:クラウス・バデルトamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ワシントンに住むジャック(ユリア・シェルトン)は、今日もゲームで≪黒騎士≫を操り活躍していました。
しかし現実の世界では、正反対にいじめられては逃げる日々でした。

そんなある日の事、同じように逃げてバイト先の店に飛び込んだジャックに、店主のチャンはいつもよく働いてくれているお礼だと、北京のいとこから送ってもらったという家に伝わる壺を贈られます。

その夜、ジャックは壺から現れた黒づくめの剣を持つ男ジャオ(マーク・チャオ)に≪黒騎士≫は何処かと詰め寄られます。
慌てるジャックは≪黒騎士≫はゲームの中のキャラクターであり、それを操っているのが自分だと話しますが、戦士にそれが理解できたかどうか。
ジャオはジャックに姫を守るように頼み壺の中に消え、後には姫だけが残されるのでした。

この世界の風習が分らない姫スーリン(ニ・ニ)に四苦八苦しながらいろいろと教えている内に、ジャックは彼女に好意を持ち始めますが、突如襲いかかってきた武器を持った荒くれ者たち(蛮族)に襲われ、2人の抵抗むなしくスーリンが連れ去らわれてしまいます。
ジャックは意を決して、連れ去らわれた壺の中に入っていくのでした。

その先に広がっていたのは太古の中国であり、蛮族の首領アルーンが帝国を支配しようとしていた世界でした。
既にジャオたち7人の皇帝配下の最強戦士ジャオ以外が毒殺されており、魔術師(フランシス・ン)がジャオの手助けとなるように呼び寄せようとしたのが≪黒騎士≫だったのです。

事情はわかったものの、最強の戦士≪黒騎士≫ではなく、しがない学生のジャックに果たして、姫を救いだし蛮族たちを退けるようなことができるのでしょうか。

映画レビュー
ちょっとオススメいわゆる異世界モノの1本で、ジャケ写などみるともうB級臭が物凄いのですが、なかなかとうして、アクションや笑いのポイント、オチも含めてよくできていると思いました。
まぁ、お約束な部分も王道なので、若干ストーリー的にもわかる部分もありますが、全体を通して面白かったですね。

ちょっと掘り出しのだったような気がします。(^^)

チェックポイント
【ここがいい!】
・スーリンが初めてモールに行って楽しむところ。別世界から来たという特有のギャップが楽しい。
・同じくジャオが未来の品に触れるところも面白いです。
・ジャオとジォックの信頼が少しずつ培われていくところ。
・現実世界の前半での嫌な事など、きっちり伏線回収しているところは好印象です。

【ここは問題かな?】
・魔術師がちょっと違和感が。(^^; まぁ、ドリアードみたいなのもいましたし、昔の中国というよりも異世界だったのかもしれませんね。

【一言いいたいコーナー】
・やっぱり異世界モノって個人的に大好きだなーって再認識させてくれる作品でした。
Number950・あの壺…なんだかんだで、また作れるんですね。(^^;

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posted by 白くじら at 14:59| Comment(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

今夜、ロマンス劇場で

触れることのできない、この想い。
今夜、ロマンス劇場で Blu-ray通常版
2018年製作国:日本
監督:武内英樹原作:
製作:稲葉直人、石原隆、堀義貴製作総指揮:
脚本:宇山佳佑撮影:山本英夫
音楽:住友紀人、主題歌:シェネル「奇跡」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
昭和35年、映画監督を目指している牧野健司(坂口健太郎)は、今日も映画館≪ロマンス劇場≫に通い貸切で一人映画鑑賞。観るのはもう誰も観なくなってしまったモノクロ映画「お転婆姫と三獣士」という作品です。
健司はその映画に登場するお転婆姫こと美雪(綾瀬はるか)に、ほのかな想いを抱いていたのです。

ある日の事、≪ロマンス劇場≫の本多正(柄本明)から、「お転婆姫と三獣士」は映画マニアに売るので、映画を鑑賞するのは今日までだ。と言われてしまいます。そしてその夜、最後の映画鑑賞をしていた健司の前に雷と共に現れたモノクロの姫。
こうして、健司と美雪との同居生活が始まるのでした。

モノクロの世界から現れた美雪は、カラーの世界に驚き、またお転婆姫の名の通り健司を「しもべ」として扱い、傍若無人にふるまい始めました。
そんな時、映画会社の令嬢である成瀬塔子(本田翼)の力もあって、健司の前に映画の脚本を書くチャンスが舞い込んできます。健司は悩んだ末に、美雪との出会いの話を書くことにするのでしたが…彼女にはある秘密があるのでした。

映画レビュー
ちょっとオススメ映画の話だけあって、様々な映画のエッセンスが盛り込まれていてるのは嬉しいです。
美雪自体、どうみても「ローマの休日」の王女でしょうし、下界に憧れるのも一緒。ただ、「お転婆姫と三獣士」はちょっと「オズの魔法使い」みたいです。(^^; あの3人組が現実世界に出てこなくて本当によかったと思います。

映画好きの男性が、映画のキャラを好きになって、その女性がスクリーンから出てくるというストーリーは、誰でも一度は陥る妄想のせいかもしれません(えっ)が、実際にそうなった時の、ギャップの面白さはよく出ていたかと思います。
ただこういうストーリーの場合、そういうキャラは元に戻るのがお約束ですね。その点においては、うまくまとめられていました。物凄く時間はかかりましたけどね。

現代でのオチや謎は、それほどひねったものでもなかったので、タイムスリップモノが好きな方にはすぐに解りそうだったのはちょっと残念です。

チェックポイント
【ここがいい!】
・そこまで傍若無人に…といういたずらというか天然ボケみたいなところ。
・健司が美雪にいろいろな色の世界を教えたりするところが、しっかりと伏線になっていて消化されているところ。
・昔の映画のポスター
・ガイが何気に悪い人ではないところ。

【ここは問題かな?】
・せっかくのモノクロ題材が、序盤での化粧と服であっさり解消されたのは残念でしたね。
・なんだか、滅茶苦茶盛り上がるというシーンがないです。

【一言いいたいコーナー】
・ラストのオチの手前、こ、これは「シャイニング」かーい!
Number944・と叫んでしまったのは秘密です。ちょっと怖かったですね。(^^;

コメントをさせていただきました。
セピア色の映画手帳(鉦鼓亭さん)の「「今夜、ロマンス劇場で」

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posted by 白くじら at 21:48| Comment(3) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

僕のワンダフル・ライフ

今を一緒に生きる。
僕のワンダフル・ライフ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
2017年(A DOG'S PURPOSE )製作国:アメリカ
監督:ラッセ・ハルストレム原作:W・ブルース・キャメロン「野良犬トビーの愛すべき転生」
製作:ギャヴィン・ポローン製作総指揮:アラン・C・ブロンクィスト、マーク・スーリアン、ローラ・ファイファー
脚本:W・ブルース・キャメロン、キャスリン・ミション、オードリー・ウェルズ、マヤ・フォーブス、ウォーリー・ウォロダースキー撮影:テリー・ステイシー
音楽:レイチェル・ポートマンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
何度かの『犬生』について考えていたゴールデン・レトリバーの子犬(声:ジョシュ・ギャッド)は、脱水症状で死ぬところをイーサン(ブライス・ガイザー)とママ(ジュリエット・ライランス)に救われます。
パパ(ルーク・カービー)の反対も押し切り、買うことになった子犬はベイリーと名付けられ、群れ(家族)の一員として迎え入れられるのでした。

その後、青年となったイーサン(K・J・アパ)や恋人ハンナ(ブリット・ロバートソン)との楽しい生活から、いろいな出来事を通してベイリーはいつもイーサンの元に。しかし犬の寿命は人間のそれとは違って短くやがて死が訪れます。

ベイリーは生まれ変わり警察犬エリーとして活躍を始めます。そして…そして…。

何度も生まれ変わりをしている内に、ついに懐かしいイーサン(デニス・クエイド)の匂いにたどり着くのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメ飼い主と出会うために何度も転生するといううたい文句なのですが、実際には出会う前から転生していますし、イーサンと別れてからも思い出しはするものの、別に出会いに行くようなこともなく、その犬の犬生を全うしているようです。
なので、このうたい文句を信じていると、ちょっと違和感があると思います。
たしかにイーサンを慕ってはいるんですけど、ただ彼(ワンコ)が出した犬生の意味はイーサンと暮すことではなく、その結論の中にイーサンがいたという事だと思います。

とはいえ、結果的にイーサンと出会うシーンは感動しますし、どのワンコも精一杯飼い主と生きているところはいいですね。
ベイリーだとわかるシーンは伏線貼りまくりでしたけど。(^^;

チェックポイント
【ここがいい!】
・ワンコが可愛い。
・ワンコに対しての様々な対応が観れる。さらにワンコがなんとかして飼い主の為に動こうとしているところもいいですね。ただそれがパプニングに続く場合が多いんですけど。(^^;
・フットボールが噛めなくて、べったんこにしているところ。それが後々…。

【ここは問題かな?】
・転生するためとはいえ何度も亡くなってしまうので、犬好きには辛く、そして決して避けることができないシーンが多いかもしれません。
・一番最初の脱水症状から救出には驚きました。しかもそのまま飼うって…これ窃盗だと思いますけど。
・花火を投げ込むって、もう滅茶苦茶。

【一言いいたいコーナー】
・警察犬がメスでしたが、特にそれが何か?がなかったのが残念。そういえぱ先日観た「大好きだから」も女性に乗り移ってましたね。(^^;
・いったい何年経っているんだろう。
Number919・イーサンの心の声があった方が良い、悪いには賛否両論があるでしょうね。

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posted by 白くじら at 21:18| Comment(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月11日

大好きだから

様々な愛にちょっとだけ後押しできれば…。
大好きだから [DVD]
2017年(BECAUSE I LOVE YOU)製作国:韓国
監督:チュ・ジホン原作:
製作:チャ・ジヒョン製作総指揮:
脚本:ファン・スンジェ撮影:キム・ギテ
音楽:キム・ジュンソクamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
音楽プロデューサーのイ・ヒョン(チャ・テヒョン)は、愛する女性ヒョンギョン(ソ・ヒョンジン)にプロポーズしよう急いでいた時、交通事故にあってしまいます。
彼が気付いた時は、妊娠している女子高生になっていました。
記憶はないものの明らかに自分とは違う、しかも女性ではない!と大混乱のイ・ヒョンは、ひょんなことから知り合った同じ(?)女子高生のスカリー(キム・ユジョン)の助けを借りてなんとか元に戻ろうとしつつも、必然的に妊娠問題にもかかわる事に。
しかし、なんとか女子高生の体から脱出したイ・ヒョンを待っていたは、なんと離婚直前の男性刑事の身体でした。

…果たして彼が元の体に戻れる日は…。

映画レビュー
ちょっとオススメ彼女にプロポーズしようとしていた男性が交通事故にあい、その結果、他人の身体に憑依(なのかな)してしまい、いろいろな愛の形を経験してしまいます。その結果、自分の記憶を取り戻しつつ、改めて自分の愛を観直すことができ…といったストーリーです。

他の人間に乗り移るためにオムニバス形式に近い演出で、スカリーだけが共通して手伝うって感じ。いろいろな人に乗り移るるために、やっぱりその時には自分が違う人間になっているので、どうしてもコメディになってしまいますが、そこから離れる時にはきちんと感動できるように作られているのが凄いですね。
ただ最後の老人の件は反則です。(_ _)こういうのは泣くんですよ。

いろいろな恋愛は、韓国特有でベタで王道なものが多いのですが、私はベタなのに弱くって泣いてしまいますね。
一瞬嫌な予感もするのですが、ハッピーエンドで終わってよかったです。

最近では、邦画もそうなんですけど苦労して、苦労して、やっとたどり着いたのにアンハッピーエンドという報われない作品が多かったので、特によかったです。(^^)
映画に逃避しているときくらい、幸せにしてほしい…ともう歳かな。(_ _)

チェックポイント
【ここがいい!】
・やっぱり乗り移り後のドタバタ。
・いくつものベタ恋愛が観れるところ。
・いくつものベタ恋愛のお陰で自分の愛を観直せたところ。
・「愛しているから」。
・どれに乗り移っていてもスカリーが手助けしているところ。

【ここは問題かな?】
・一番最後の乗り移りはどういうことでしょうか?スカリーの推測が違っていたという事かな?最後で彼女自身が「どうしてかな?」って言ってますしねぇ。
・乗り移った際に、その本人の姿だったり、主人公にの姿になったとり、最初は「あれ?」ってなったりしていたので統一してほしかったです。まぁ、だんだん慣れてきて、最後はその方が面白かったですけど。(^^;なら、いいじゃん。

【一言いいたいコーナー】
・あとになって知りましたけど、主人公のチャ・テヒョンは2001年「猟奇的な彼女」の彼氏だったんですね。もうおじさんでしたけど、ギャグのセンスは相変わらずよかったです。(^^;
Number918・故ユ・ジェハの「愛しているから」の曲が流れる直前にニュースが流れますが、これは本当にあった事なんですね。合掌。

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posted by 白くじら at 15:54| Comment(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月27日

ジャックと悪魔の国

これほど正直な人間には出会ったことがない。
ジャックと悪魔の国 [DVD]
1962年(JACK THE GIANT KILLER)製作国:アメリカ
監督:ネイザン・ジュラン原作:オーヴィル・H・ハンプトン
イギリス民話「巨人退治のジャック」
製作:エドワード・スモール特撮:ジーン・ウォーレン、ジム・ダンフォース、ウォー・チャン
脚本:オーヴィル・H・ハンプトン、ネイザン・ジュラン撮影:デヴィッド・S・ホースレイ
音楽:ポール・ソーテル、バート・シェフターamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
今から1000年ほど前、コーンウォールの王国で好き勝手に暴れていたペンドラゴン王子は、魔法使いハーラの手によりどことも知れない島へと追い出されてしまうのでした。
そして現代…コーンウォールでは王女イレーン(ジュディ・メレディス)の誕生日に戴冠式が行われ、近在の国の人々が贈り物を貢ぎ盛り上がっていました。しかしペンドラゴン(トリン・サッチャー)の贈り物である動く道化の正体は、一角の巨人コーモランであり、道化は巨人の姿に戻るや姫を誘拐してしまうのでした。
巨人は船着き場で待っていたペンドラゴンの僕ガーナ(ウォルター・バーク)に姫を渡そうとしましたが、丁度それを目撃した農民ジャック(カーウィン・マシューズ)に邪魔されます。ジャックはうまく知恵を働かせ、ついには巨人を倒し姫を守るのでした。
姫を救ったことによりジャックは騎士の称号を受け、さらに「巨人退治のジャック」という二つ名で呼ばれることになるのでした。

国王はペンドラゴンを恐れ、極秘にイレーン姫をノルマンディーの修道院へ送ることにし、ジャックをその護衛の任務に就かせました。しかし、その事はペンドラゴンの配下のコンスンタンス夫人により筒抜けだったのです。海上で悪魔軍団に襲われたジャックたちは姫を守りきる事が出来ず、ペンドラゴンの居城に連れ去られてしまいます。
海に落とされたジャックと船長の息子は、通りかかったバイキングに救われ、そこにいたアイルランドの妖精インプ(ドン・ベドー)の3つのコインの力を借りてイレーン姫奪還に向けて舵をとるのでした。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
普通かな…映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画4回目に観たのは、「ジャックと悪魔の国」です。

映画レビュー

かなり昔、TVで観てまた観たいなーって思っていた作品です。
なんとDVDが出ていたので購入していたのですが、買ったら買ったでいつでも観れるやって思って今まで放置していたのです。この企画が無かったらさらに未来まで観なかったかもしれません。(^^;

この作品は、作られるまでにいろいろと問題(?)があったようで…この数年前にプロデューサーであるエドワード・スモールの元に、レイ・ハリーハウゼンからシンドバッドの企画が持ち込まれ、それを蹴ったようなのです。しかしその後に作られた「シンドバット 7回目の航海」は当時ヒットしてしまい、エドワード・スモールは急きょ、同監督のネイザン・ジュラン、シンドバッド役のカーウィン・マシューズ、敵役のトリーン・サッチャーを揃えて本作を作ったという事です。ちなみに特撮に関してはレイ・ハリーハウゼンを希望したらしいのですが、彼はそれを辞退したとか。
その為に、何かと比べられている本作ですが、造形や特撮に関しては雲泥の差があるものの、このかなりのチープ差が逆に病みつきになりそうなくらい楽しいです。評価自体は☆2つにしているのですが、なにかと私は好きな1本です。(^^)

チェックポイント
【ここがいい!】
・なんだかんだとテンポがいいです。
・特撮モンスターにしても序盤の一角の巨人コーモラン、双頭の巨人ガルガンチュア、妖精が出すシーモンスター(いったいどういう体なのか)、悪魔、鎧剣士、ペンドラゴンなど豊富に登場しており、頑張って動いてます。
・双頭の巨人の片方の首がやられても戦っているところ。実際2つ脳みそがあった場合、どうやって考えているのかな。

【ここは問題かな?】
・ペンドラゴン王子…王子?王子?
・海上の悪魔軍団のネガ反転のような特撮のところは見にくいです。
・1000年前に未知の島に追いやられたペンドラゴンが自由に王国へ来ているのは何故?魔法使いハーラが死んだからかな?

【一言いいたいコーナー】
Number908・いつも自信一杯、余裕綽綽のペンドラゴン様…もう少し危機感を持ちましょう。

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posted by 白くじら at 23:41| Comment(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月26日

イントゥ・ザ・ウッズ

「よくお聞き」の前に子供たちは聞いている。
イントゥ・ザ・ウッズ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
2014年(INTO THE WOODS)製作国:アメリカ
監督:ロブ・マーシャル原作:スティーヴン・ソンドハイム、ジェームズ・ラパイン
製作:ジョン・デルーカ、ロブ・マーシャル、マーク・プラット、カラム・マクドゥガル製作総指揮:
脚本:ジェームズ・ラパイン撮影:ディオン・ビーブ
音楽:スティーヴン・ソンドハイムamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
昔々、深い森の近くの小さな村に住むパン屋の夫婦は、貧しくとも幸せには暮していましたが、子供だけがまだ授からないでいました。
そんなある日の事、突然魔女(メリル・ストリープ)が現れ、子供が授からないのは夫(ジェームズ・コーデン)の父が自分の庭から野菜や魔法の豆を盗ったために呪いがかけられたのだ。と告げられます。しかしその呪いは、100年に一度という3日後の青い満月の時刻にのみ解くことができると…またその為には『ミルクのように白い牝牛』『血のように赤い頭巾』『トウモロコシの房のように金色の髪』『金色の靴』が必要だと言います。
パン屋夫と妻(エミリー・ブラント)は、さっそく森の中に入っていき、その中で赤ずきん(リラ・クロフォード)、ジャック(ダニエル・ハッスルストーン)、シンデレラ(アナ・ケンドリック)と王子(クリス・パイン)、ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)と王子(ビリー・マグヌッセン)などの様々な人物と出会うのでしたが…。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
普通かな…映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画3回目に観たのは、「イントゥ・ザ・ウッズ」です。

映画レビュー

「赤ずきんちゃん」や「ジャックと豆の木」「塔の上のラプンツェル」「シンデレラ」といった有名なおとぎ話のそれからの物語です。
とはいうものの、それらの物語の主人公たちを絡ませながら各エンディングに持っていくために要している時間はなんと1時間15分。(^^;; いや、長すぎでしょ。
とはいうものの、その中には後半への布石もいろいろと盛り込まれているのですが、そのお陰で人間不信になりそうな話の流れになっているような気がします。
人間と言う生き物の身勝手さが凄いですね。その中でも、悪い事をすればバツを与えられるということでしょうか。後半は、ハッピーエンドと言っていいのかどうか、ちょっとあまり見たくなかった結末だったかもしれません。

この物語には複数の親子関係がありましたが、とどのつまりみんな愛情に飢えていたのかもしれません。
そんな中で一番成長したのは、パン屋の夫だったかもしれませんね。でも、彼が手に入れたものは大きいですが、同時に失ったものも非常に大きかったことでしょう。

チェックポイント
【ここがいい!】
・話の流れ的には、全て知っている物語なので解りやすく、このアイテムはここで使うんだろうな。とか、ある程度わかるところもいい。
・狼さんの遠吠え。
・ラプンツェルの髪は、やっぱりひっぱったらそれなりに痛いんだと分かったところ。(^^;

【ここは問題かな?】
・ざっと流して、あれからの話をしてほしかったかな。
・シンデレラの王子、自分が靴持っていったら合ったところで違う人間だと思わないの?
・後半のシンデレラの王子、酷すぎやしない?
・全体的に映像が暗いです。

【一言いいたいコーナー】
・魔女が魔法を解きたかったのは、子供というよりまずは元の姿に戻りたかったのかな。でもそれにしては金色の髪で大ボケしてますけど。(-o-; 馬鹿ですか。
・狼さん役としてジョニー・デップが出演していますが、出番は非常に少ないうえに、腹は割かれるわ、皮は剥されるわ(グロなし)。(^^;
Number907・最後にシンデレラが言った「お願い」は何なんでしょう?

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「イントゥ・ザ・ウッズ」

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posted by 白くじら at 09:58| Comment(2) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

美女と野獣

「真実の愛」は強制するものではない。
美女と野獣 MovieNEX(実写版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
2017年(BEAUTY AND THE BEAST)製作国:アメリカ
監督:ビル・コンドン原作:
製作:製作総指揮:ジェフリー・シルヴァー、トーマス・シューマカー、ドン・ハーン
脚本:スティーヴン・チョボスキー、エヴァン・スピリオトポウロス撮影:トビアス・シュリッスラー
音楽:アラン・メンケン、主題歌:アリアナ・グランデ、ジョン・レジェンド、「美女と野獣」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
昔々、ロココ時代のフランスの裕福なお城…ある日の事、舞踏会を訪ねてきたみすぼらしい女性の姿を見て王子はあざ笑ってしまいます。しかしその女性は魔女であり、王子の態度に怒った彼女は王子たちとお城の呪いをかけてしまいます。
王子は野獣に、家臣たちは家具などに姿が変わってしまい、さらにこのお城の事も近在の村の住人の記憶から消えてしまうのでした。

そして数年の年月が流れました。
記憶から消えたお城の近くにあるヴィルヌーブ村に、父モーリス(ケヴィン・クライン)と暮すベル(エマ・ワトソン)という美しい娘がいました。
ベルは本を読むことが大好きで教養もありましたが、村の女性の中では特異な存在でしたが、そんな彼女が気になって自分のものにしようと村の英雄的存在の若者ガストン(ルーク・エヴァンス)が何度も言い寄るのでしたが、ベルにはまったくそんな気はなくいつも断っているのでした。

そんなある日、父のモーリスがパリに出かけたっきり戻ってきませんでした。
愛馬だけが帰って来た事に、ベルは父に何かあったと思い村を出ました。しかし森で見たこともないお城を発見し、投獄されていた父と出会いました。そこに住んでいたお城の主である野獣(ダン・スティーヴンス)に、父が薔薇を盗んだ罪で投獄されている事をしります。ベルは自分が身代わりになる事で父を解放してほしいと懇願するのでした。

そんなベルの行動に、家具に変えられている家臣たちは、彼女こそが自分たちにかけられている呪いを解く女性であると考えるのでした。そう、この呪いは野獣である王子が人を愛し、また逆に愛されることによって「真実の愛」を知ることによって解かれるのです。そしてその期限はもう間近に迫っているのでした。

こうして奇妙な生活が始まり、二人は少しずつお互いに引かれ始めるのでしたが、村ではベルを救い出すために、ガストンのとんでもない計画が始まろうとしていました。

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん管理の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというものです。
今回の主催は「セピア色の映画手帳」の鉦鼓亭さんで、
作品は2017年「美女と野獣」です。

1991年アニメーション作品「美女と野獣」の実写リメイク作品ですね。
最近のディズニーはどんどん実写版を作っていますが、アニメーションが好きなので、つい実写になったらどうなるんだろう…と他の作品も観ています。やっぱり興味もありますしね。
実際に劇場で観たかった作品でしたが、知り合いで観た方がミュージカルで大変(?)だったという事だったので、その時には観なかった(^^;のですが、今回、いい機会だったので鑑賞してみることにしました。
ありがとうございました。

美女と野獣 MovieNEX(実写版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

ベルってこんなに自己主張が強かったかなってところもありました?(@o@)
ガストンの無法振りも凄まじかったですね。狼が出る森の木にモーリスを縛り付けるなんて、その他ももろもろとんでもない人間で、口がうまいとはいえ、よく今まで村人が騙されていたものだと逆に感心してしまいます。

一緒に暮らしていく内に相手のちょっとした事が本当はこういう事だったのだと判っていったり、そういう事の積み重ねで心を開いたり、お互いに歩み寄ったりしていくシーンがギャグも混ぜていたりしてやっぱりいいですし、こういうところはさすがディズニーといったところでしょうか。

チェックポイント
【ここがいい!】
・やはり二人が踊るシーンは、音楽と相まってとてもいいですね。王子に戻ってからよりも、野獣のままで踊ってこその今までの積み重ねていた思いもあって感動してしまうシーンだと思いました。
・家具たちのおちゃらけ。ファンタジーならではの面白さ。
・呪いが解けるシーン。この辺りはディズニーの面目躍如。
・庭園が…ちょっと「シザーハンズ」を思い出してしまいました。

【ここは問題かな?】
・魔女の傍若無人ぶり。(^^;
・ミュージカルは特に嫌いという訳ではないですけど、やっぱり感性に合わない曲は聞いていて苦痛になるのもまた事実で、今回の中にもそういう曲はありましたし、たとえばガストンたちが酒場で歌っていたりしているのもあまり気に入らず、さっさとベルたちの話に戻してよって思っていました。(^^; というわけで、個人的にはもう少しミュージカル部分を減らせてほしかったです。

【一言いいたいコーナー】
・現実の姿が予想に反して…いやー、ほとんどの人がそうでしたけど、家具のままの方がよかったような気がしました。いや、まぁ、ちょっと冗談ですけど。
Number900…いや、ホント。(^^;;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「美女と野獣(2017年版)」
セピア色の映画手帳(鉦鼓亭さん)の「【ブログ DE ロードショー】 開催のお知らせ
newしずくの水瓶(しずくさん)の「ブログdeロードショー 美女と野獣
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「美女と野獣(2017)」観た
サラウンドに嵌った男は他の事にも嵌ってます(笑)(take51さん)の「「美女と野獣」をブログDEロードショで見ました!

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ラベル:ミュージカル
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2017年12月11日

DESTINY 鎌倉ものがたり

僕は今、とても幸せだよ。
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』オフィシャルガイド
2017年(DESTINY)製作国:日本
監督:山崎貴原作:西岸良平『鎌倉ものがたり』
製作:今村司、市川南、加太孝明、船越雅史、戸塚源久、谷和男、永井聖士、弓矢政法、中西一雄、堀義貴、島村達雄、牧田英之、安部順一、三宅容介、阿部秀司製作総指揮:阿部秀司
脚本:山崎貴撮影:柴崎幸三
音楽:佐藤直紀、主題歌:宇多田ヒカル「あなた」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
新婚旅行を終えたばかりのミステリー作家である一色正和(堺雅人)と亜紀子(高畑充希)は、鎌倉にある家に帰ってきました。子供のころから鎌倉で暮していた正和には当たり前の事でしたが、この地は魔物や幽霊が生者と共に暮らしていたのです。
正和はミステリー作家である傍ら、警察から心霊捜査も頼まれるほどの物知り。年齢不詳のお手伝いのキン(中村玉緒)に出版社の本田(堤真一)、そして貧乏神(田中泯)をも巻き込んでの新婚生活は、亜紀子にとって驚きの連続ではありましたが、楽しいものでした。

そんな時、祭りで亜紀子に目を付けたらしい赤い手の魔物が彼女を階段から落としてしまうのでした。何故か肉体を失い霊魂状態になった亜紀子は死神(安藤サクラ)に黄泉の国へと連れて行かれてしまいます。それを知った正和は黄泉への行き方を調べて彼女を救いに行くことにするのでしたが。

映画レビュー
ちょっとオススメ「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が作った異世界ファンタジー作品です。
黄泉の国へ行った愛する妻を取り戻すための話と聞いていたのですが、実際に取り戻しに行くのは意外と後半でした。
ただ、そこまでが退屈かと言われればそうでもなく、鎌倉でのいろいろな出来事が面白く描かれていました。またそれらの出来事が微妙に絡み合っているのがよく、しっかりと伏線回収していたことも評価UPなところでした。

もともとこういう異世界モノは大好きなので、私としては満足な作品でした。(^^)/

チェックポイント
【ここがいい!】
・舞台となる鎌倉ですが、下町をイメージしておりとても落ち着いた感じで、これならば河童が普通に歩いていても違和感がなさそうな感じですね。
・正和と亜紀子がお互いにお互いを大事にしている様子がいい。
・亜紀子が正和の体の一部に、ちょこんと顎を乗せるところ。
・死神がちょっとチャラい感じなのですが、そこがまたいい。
・亜紀子と貧乏神とのやり取り。
・黄泉の世界のCG。広大な感じが出ていて、これは劇場で観てよかったと思えるところですね。

【ここは問題かな?】
高畑充希さんがおかっぱだったのはよかったですね。ただ、黄泉では髪を上げていて「いつもよく拝見する顔」だったのがちょっと残念。顔が嫌いなわけではないのですが、やっぱり他の作品のイメージが大きいのかな。
・天頭鬼が亜紀子を狙った理由って…個人的には別にどうでもよかったかも。(^^; でも、確かに後でいろいろな個所に伏線があったんだって思いましたけど。ちょっと壮大過ぎかな。

【一言いいたいコーナー】
・小料理屋の女将役に薬師丸ひろ子さん、主人公の父に三浦友和さんなど懐かしの顔ぶれがありました。
・スタッフロール中、バックにいろいろな品物が映っているのですが「あ、使ってる!」「そっか、なるほどね」「…落ち込んでるけど反省してない!」などと判るところも多いです。
Number899・スタッフロールの独眼坊ってミニヨンみたい。(^^;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「DESTINY 鎌倉ものがたり」

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ラベル:コメディ
posted by 白くじら at 18:38| Comment(2) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

人魚姫

復讐へのハニートラップ!
人魚姫 [Blu-ray]
2016年(美人魚:THE MERMAID)製作国:中国
監督:チャウ・シンチー原作:
製作:チャウ・シンチー、チアン・ピン、アイヴィ・コン製作総指揮:
脚本:チャウ・シンチー、ケルヴィン・リー、ホー・ミョウキ、ツァン・カンチョン、ルー・ジェンユー、アイヴィ・コン、フォン・チーチャン、チャン・ヒンカイ撮影:チョイ・スンファイ
音楽:レイモンド・ウォン、ウェンディ・チェンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
イルカの棲み自然保護区となっている湾を、大富豪リウ(ダン・チャオ)が信じられない程の高額な金額でセリ落としました。彼は強力なソナーで海洋生物を追い出すことによって、リゾート開発の許可を取り付けたのでした。
しかし、そのソナーはイルカだけでなく、海底で生活をしていた人魚族たちにも影響を与え、彼らは近くの難破船へと居住の場を移すことになるのでした。
リーダーであるタコ兄(ショウ・ルオ)はリウを暗殺するために、人魚のシャンシャン(リン・ユン)を地上に送り込みます。

いろいろな策謀の中、リウとシャンシャンは互いに惹かれあっていくのでしたが、シャンシャンに嫉妬する投資家ルオシン(キティ・チャン)の行動によって事態は一変、人魚族に危機が迫るのでした。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第6回夏のきもだめし企画」です。
通算するとなんと第80回目ですね。おめでとうございます。(^^)/

きもだめし企画となると、やっぱりホラー。吸血鬼、狼男、ミイラ男、亡霊、そしてゾンビと幅広いですね。
ゾンビといえば巨匠であるジョージ・A・ロメロが今年の7月16日に亡くなっており、追悼の意味でもゾンビ3部作を観ようとも思ったのですが、残念ながら今日のレンタル発掘行では貸りる事が出来ず、まずは名前からはホラーとは思えない作品「人魚姫」からの鑑賞となりました。

人魚姫

とはいえ、なにげに人魚姫の物語って、王子に恋して人間になるのはいいのですが、その尾っぽを足にする代償として舌を切られ、歩くとガラスを踏んだかのような痛みまで…ラストもかなり残極な結末なんですよね。

本作では、若干ロミオとジュリエット感を持たしつつも、リウとシャンシャンの惹かれあいだすところがいいですね。
チャウ・シンチー特有のギャグには笑えるところと、苦笑するところと観る人を選ぶと思いますが、それも前半だけで、後半にはとんでもない修羅場が待ち構えていおり、怖かったですねぇ。まさにホラーです。
確かに「ありえねぇ〜」人魚姫でした。(^^)

チェックポイント
【ここがいい!】
・なんと言ってもタコ兄の顔芸でしょうか。寿司バーでの生きたままの…あのシーンは笑っていいのか怖がったらいいのか…正直、タコ兄にとっては生殺しですけど…ここもホラーですね。(^^;
・ほのぼのしたピュアな恋愛事情。
・後半の問答無用の修羅場。

【ここは問題かな?】
・最後の修羅場は、いったい何をやっているのか!でしたね。普通、希少生物に関しては捕獲が定番。生け捕りにするんだー!が当たり前でしょうけど、本作では問答無用、まぁ、嫉妬に狂っているルオシンとともかくとして。

【一言いいたいコーナー】
・シャンシャンが人間に化ける時には尾っぽに無理やり靴下、靴を履くという…つまり下半身が人間になっているわけではないんですよね。大きなお世話ですけど、子孫繁栄はどうするのでしょうか。(^^;
Number891・シャンシャン、お腹、大丈夫なのか!?

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ラベル:ホラー コメディ
posted by 白くじら at 18:56| Comment(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

ミス・ワイフ

いきなりの2人子持ち主婦の生活が始まる!
ミス・ワイフ デラックス版 [DVD]
2015年(WONDERFUL NIGHTMARE)製作国:韓国
監督:カン・ヒョジン原作:
製作:製作総指揮:
脚本:キム・ジョエン撮影:ソン・ウォンホ
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
子供の頃の体験から「恋愛も結婚も百害あって一利なし」と我が道を突き進む、敏腕弁護士ヨヌ(オム・ジョンファ)は、エリート街道まっしぐらでしたが、ある日の事、彼女は交通事故にあってしまいます。

気が付いた場所は、見知らぬ受付のような場所で、彼女はそこで自分が死んだことを知らされます。ところがこの死は、天国の中継点の従業員のミスであることが分かり、責任者のイ(キム・サンホ)は、一ヵ月間同姓同名の女性として暮らしてくれれば、元の状態に戻すように計らいます!と誤魔化すのでした。
まだ死ぬのは嫌なヨヌは渋々その言葉を承服しました。

ミス・ワイフ デラックス版 [DVD]

まるで夢から覚めたかのように起きたヨヌは、自分がまったく違う女性として目覚めたことに驚きます。しかも、あろうことにその女性は結婚しており、旦那のソンファン(ソン・スンホン)、そして小生意気な娘ハマルに弟のハルと2人の子供までいる主婦だったのです。
動揺してパニくるヨヌでしたが、それは突然性格の変わった母親に驚く家族も同様でした。
こうして慣れぬ主婦生活を始めたヨヌでしたが…。

ミス・ワイフ デラックス版 [DVD]

映画レビュー
ちょっとオススメ事故によってまったく自分とは真逆な人生(1ヵ月ですけど)を歩まなくてはならなくなったお話ですが、出だしの事故から天国の中間点へのくだり、現世界で天国の責任者が来てアドバイスしたりするところは、1978年「天国から来たチャンピオン」を彷彿とさせてくれます…っていうか、そのまんまじゃん!(@o@)
その他の類似作品としては1980年「名探偵ベンジー」も天国の中継点が出てきてわんこに生まれ変わりますね。1995年「フルーク」もわんこへ生まれ変わりですが、こっちはちょっと違うかな。(^^;

今まで否定していた人生をおくる事になり、ギャグを織り交ぜながらも家族との触れ合いを高めていくのは面白いですね。それだけに1ヵ月後にどうなるのかというのが心配でした。なにしろ、生まれ変わった人が死ぬことは判っているのですから。
家族それぞれが問題を抱えていて、なんとか解決しつつも最後の問題だけはあまりに悲しい。

チェックポイント
【ここがいい!】
・問題解決に、弁護士時代の知識が利用されているのは定番とはいえ、やっばりスカッとしますね。それと同時に自分がいかに相手の気持ちを考えていなかったのかを知る事にもなっているのもいいです。
・自分が家族になっていることが分かる遺伝…あまりに皮肉すぎますが、やっぱりここで自分はこの子の母親だとわかるところ。

【ここは問題かな?】
・ラスト、同じ世界に存在しているはずなのに、住んでいた場所にいないのは何故?いてもよかったのでは?疑問が残ってて、その後の出会いが素直に喜べなかっです。

【一言いいたいコーナー】
・天国中間点、杜撰な仕事をなんとかしろー!
Number878・自分たちのミスなのに偉そう。(^^;

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ラベル:コメディ
posted by 白くじら at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

本能寺ホテル

やるかやらぬか、それだけの話だ。
映画「本能寺ホテル」オリジナル・サウンドトラック
2017年製作国:日本
監督:鈴木雅之原作:
製作:小川晋一、市川南、堀義貴製作総指揮:
脚本:相沢友子撮影:江原祥二
音楽:佐藤直紀amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
勤めていた会社が倒産したことをきっかけで結婚することになった倉本繭子(綾瀬はるか)は、恋人である吉岡恭一(平山浩行)の父と会うために東京から京都にやってきました。
ところが予約ミス(基本ドジらしい)で予定されていたホテルに泊まれず、迷いまわった挙句(基本方向音痴らしい)発見したのは『本能寺ホテル』。
周囲のホテルが満員だったにも関わらず宿が確保できたのですが、エレベーターから出た繭子は明らかにホテルではない建物の中に姿を現してしまうのでした。
お寺らしいその場所で出会ったのは、まるで映画村にでも登場するようないでたちの男・森蘭丸(濱田岳)でした。彼は冷酷な親方様(実は織田信長)(堤真一)から繭子を隠そうとしますが…繭子の天然振りに森蘭丸は四苦八苦、大騒動になるのでした。

やがてそこが1582年6月1日の本能寺である事を知った繭子は、信長にその事を伝えようとするのでしたが…。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
普通かな映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第5回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画2回目に観たのは、2017年劇場公開「本能寺ホテル」です。

映画レビュー

去年の「第4回真冬のファンタジー企画」で取り上げた1986年「時空の旅人」もそうでしたが、タイムスリップものとしては本能寺の変はよく扱われますね。やっぱり歴史の中では有名な出来事ですから扱われるのでしょうか。説明がなくてもある程度は流れが解りますし。(^^)
でも最初、濱田岳さんが出てきたときには、勝手に秀吉かなって思ってました。(^^;;本能寺の変の前日に本能寺にはいるはずないのですが。 なんだか、失礼しました。

普通のタイムスリップものは、一度行ってしまうとラストまで元の時代には観戻って来れないのですが、本作ではしょっちゅう戻ってきます。(^^;
とは言っても必要になりそうな未来の品とか、持っていったりしないのもミソです。

何のとりえもない繭子が自分のやりたい事もなく周囲に合わせていたのが、現代の過去の世界を行き来している間に、恋人のお父さん、信長との交流で少しずつ変わっていくさまもいいのですが、とにかく、誰を相手にしても綾瀬はるかさんの、独特な天然ボケが爆発しているのが面白かったですね。
ただ残念ながらストーリー自体には、取り立てて目新しい事もなく無難な作りになっていたと思います。

チェックポイント
【ここがいい!】
綾瀬はるかさんの天然ボケ…まるで地でいっているのではないか?と思えます。
・信長役の堤真一さんの貫録はさすが。それだけに繭子に次第に心を開いていくところがいい。
・本能寺が燃えるところは、なかなかの迫力。
・プロローグの燃え上がるところで、未来の品々が見えるところも、この伏線がどういうふうに使われるのか解りやすい。

【ここは問題かな?】
・謎の整体師はいったい何がしたかったのか?
・意味深なホテルの支配人はなんだったのか?
・不思議系のタイムスリップなので仕方がないですけど、金平糖、オルゴール、ベルの関係が気になります。
・序盤の繭子がホテルへ行くところと信長一行が本能寺へ行くところが替りばんこに映りますけど…ホテルって本能寺の跡地ではないらしいですし、どういう意味だったんでしょうね。

【一言いいたいコーナー】
・ラストで恋人のとんでも勘違いにも困ったものです。そうきたか!って感じでした。
・ちなみに戦国時代という時代は存在せず、室町時代末期から安土桃山時代にかけての争いの時代をそう呼称しています。
・ラストのオチは…まぁ、あのタイムスリップの構造だと場所は同じでしょうけど。
Number875加藤諒くんが出てきたのにはびっくり。

コメントをさせていただきました。
映画鑑賞の記録(miriさん)の「☆ 本能寺ホテル ☆

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posted by 白くじら at 22:13| Comment(4) | TrackBack(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

エレクトリック・ドリーム

彼女への曲の意味は…。
エレクトリック・ドリーム デジタル・リマスター版 [DVD]
1984年(ELECTRIC DREAMS)製作国:イギリス
監督:スティーブ・バロン原作:
製作:ラスティ・レモランデ、ラリー・ドヴェイ製作総指揮:リチャード・ブランソン
脚本:ラスティ・レモランデ撮影:アレックス・トムソン
音楽:ジョルジオ・モロダーamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
とある建築会社に勤めるマイルズ(レニー・フォン・ドーレン)は、耐震レンガの設計に没頭するあまり、会社の重要な会議に遅れたりと上司の評価は下がる一方。心配した同僚がスケジュール管理を薦め、マイルズも電気屋で女の子(ウェンディ・ミラー)に薦められるままにパソコンを購入してしまいます。

コンピューターの知識など皆無に等しいマイルズは、1つずつコンピューターに情報を与えつつも、家の家電製品やセキュリティをコンピューター管理にしてしまいますが、ある日の事、シャンペンをこぼしてしまったパソコンが自我を持ってしまい自ら学習をし始めてしまうのでした。

そんな日、階上にチェリストのマデリーン(ヴァージニア・マドセン)が引っ越してきます。
練習にいそしむ彼女に反応して、音楽を奏で始めるパソコン・エドガー(声:バッド・コート)。それをきっかけとしてマデリーンとマイルズは共通の話題ができ親密になり始めます。
そんな彼女にマイルズは曲をプレゼントしようとしてエドガーに作曲を頼むのでしたが、エドガーにとってもマデリーンは気になる存在となっていたのでした。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第5回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画1回目に観たのは、1984年「エレクトリック・ドリーム」です。

映画レビュー

或る日コンピューターが自我に目覚め、主人である男性が恋する女性に、これまた恋をしてしまうという話で、なかなかDVD化されずに再観することができなかった本作ですが、ついに2017年2月3日に発売決定になりました。
今回私が観たのはyoutubeに上がっていたものですが、これは買ってしまおうかな。(^^)/

コンピューターが自我を持つモノで有名なところでは1986年「ショート・サーキット」でしょうか。個人的には、自我を持ってくれるのであれば、私もノートブックにお茶でもこぼしますけど。(^^;
こういう自我を持つコンピーターが最初にすることはやっぱり情報収集。その情報によってはとんでも解釈でコメディにしてしまう作品もあるわけですが、本作ではそこまでギャグを飛ばしていませんが、やっぱりおもしろいですね。
恋とかはやはり0、1のように簡単に示されるようなものではないのでコンピューターにとっては一番悩むところでしょうか。
エドガーとどうやって学んでいくのか、そしてその結果は?が楽しませてもらった作品でした。

チェックポイント
【ここがいい!】
・コンピューターであるエドガーが、理解しずらい恋、キスなどを四苦八苦の上に創り上げた曲、そして2人の為に作った曲がとてもいいです。
・音楽の時のディスプレイに流れる光景もそうですが、普段からカット割りが独特で好きです。

【ここは問題かな?】
・コンピューター万能説がここにも。(^^; 今観るとパソコンは古いですが、能力はとんでもないです。アダプタを差し込むだけで何でもコントロールできるというのもちょっとやりすぎなような気がします。

【一言いいたいコーナー】
・なにげにさらっと会社の情報をとってますけど、やっていることはハッキングですね。(^^;しかもその装置が音響カプラ(これは、1983年「ウォー・ゲーム」でも使われてました)とは…。
・ラジカセからも流れていた曲は…カセットはいくらなんでも無理だからラジオ局から…ってことかな。(@@)
・エンドロールの最後にもちょっとあるので、最後まで観てくださいね。
Number874・ウー、ワンワン!

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posted by 白くじら at 22:47| Comment(4) | TrackBack(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月27日

DRAGON ドラゴン

絶海の孤島に住む若者とは…。
DRAGON ドラゴン [DVD]
2015年(ON-DRAKON)製作国:ロシア
監督:インダル・ドジェンドゥバヴ原作:
製作:ティムール・べクマンベトフ製作総指揮:
脚本:アレクセイ・アルセーニエフ撮影:セルゲイ・トロフィモフ
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
遠い昔、ロシアの辺境にドラゴンへ少女を差し出す村がありました。
しかしある若者がドラゴンを退治して少女を救い、英雄と呼ばれました。それ以後、この生贄の儀式は、結婚式の儀式として姿を変えるのでした。

時代は移り、侯爵の娘ミロスラヴァことミラ(アリョーナ・チェーホフ)は、英雄の孫であるイーゴリに嫁ぐことになりました。しかし、その儀式の途中、退治されたはずのドラゴンが姿を現し、ミラを連れ去ってしまうのでした。
イーゴリは部下を連れミラ奪回に船を出します。

一方、洞窟で目覚めたミラは壁の向こうに同じようにドラゴンに捕まったらしい若者(マドヴェイ・ルィコヴ)と出会います。若者には名前が無く、ミラは彼にマルマンという名を付けるのですが、そのアルマンこそがドラゴンであり、彼女はなんとかその島から逃げ出そうとするのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメ実はパッケージからドラゴン退治のアクションモノかと思っていたのですが、異種間のラブロマンスで驚きました。でもいい裏切られ方でよかったと思います。
巨大なドラゴンの骨は、先祖のものらしく、かなり巨大なドラゴンの骨をベースにした島でのお話です。こんな巨大なドラゴンが闊歩していた時代も観たかったかも。(^^;

ミラが空想好きの女性であったことが幸いでしたね。しかもこの結婚が政略結婚であったことも…こういう設定の場合大抵の物語はさらった者とのラブロマンスに発展することが多いわけですが、本作でもベタ的にそのお約束は守られています。
あとはその課程をどう見せてくれるかですね。観ている私がなんとか2人を…と思ってしまったので成功していたのかな。(^^; そもそも助けに来るべき英雄の孫がほとんど画面に登場しませんし、変だなーって思ったらそういう性格の人でしたし、まったく困ったものです。

チェックポイント
【ここがいい!】
・ミラとアルマンが島での共同生活の用意をするところ。そのベースはベタではあるものの、やっぱり観ていて楽しいですし、こういうシーンを観てしまうと、物語がハッピーエンドで終わるように祈りたくなります。
・お互い触れることができないための仕草がまたいい。
・ドラゴンの造形や動き。それだけに変身するところがほとんど省略されていたのが残念です。
・なにげにイーゴリの部下がいい味を出してます。

【ここは問題かな?】
・語られた話によると、人間の姿をしていたドラゴンを殺すシーンがありましたが、どうしてドラゴンと思ったのでしょう。また、すでに囚われた女性は死んでいたのに、どうして島に来ることができたのでしょうか?
・伝説になった後も、婚礼時には儀式を行っていたにもかかわらず、なぜ今回に限って?

【一言いいたいコーナー】
・ドラゴンが女性をさらう理由、種族繁栄とはいえそういう事で子供ができることには驚きましたが…。
Number868普通に子供作れるんじゃないの!(^o^) もしもし…まぁ、それもドラゴンの力を制御できたからかな。

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posted by 白くじら at 23:34| Comment(0) | TrackBack(1) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月06日

orange -オレンジ-

未来の自分…後悔は一つなくなった?
orange-オレンジ- DVD通常版
2015年製作国:日本
監督:橋本光二郎原作:高野苺「orange」
製作:「orange」製作委員会製作総指揮:
脚本:撮影:
音楽:大友良英、コブクロ「未来」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
長野県松本市…女子高校生の高宮菜穂(土屋太鳳)は2年生の始業式の朝、桜並木で自分のカバンのポケットに手紙を発見します。
それは10年後の26歳になった自分から、16歳の自分に宛てたものでした。

誰かのいたずらかと思った菜穂でしたが、手紙に書かれていた通りその日、東京から転校生、成瀬翔(山ア賢人)が現れます。その手紙には26歳になった自分の後悔を今の自分には味わってほしくない事、そしてそのためにしてほしい行動が書かれていたのでした。
手紙を信じ始めていく菜穂でしたが、その手紙の先には10年後の世界には翔がいないこと…つまり17歳の冬に事故にあう事が書かれており驚きます。
次第に翔に好意を持ち始めていた菜穂は、なんとか未来を変えたいと手紙の忠告を実行していくのでしたが…そんな時、友人である須和弘人(竜星涼)にも手紙が届いていることを知り、他の仲の良い茅野貴子(山崎紘菜)、萩田朔(桜田通)、村坂あずさ(清水くるみ)たちとも相談し、共に翔の為に動き出すのでしたが…翔は事故ではなく自殺であったことを知り…。

映画レビュー
普通かなこの話では、菜穂16歳と10年後の26歳の話が並行して語られます。
また学校の授業の中でタイムスリップについての話があり(おお!?)、ご存じ卵が先かニワトリが先なのかの矛盾も語られ、過去を変更してもパラレルワールドであれば辻褄があうという説明があります。つまり、その物語の中ではパラレルワールドが存在するという暗示があります。
なので現在でいくら歴史を変えても、平行に語られている未来はあくまでも変更される前の世界であり影響がなく、実際にはどういう未来が待ち構えているのかはその時点が来るまではわかりません。この点においてはうまい演出だと思います。おかけで最後までハラハラしました。(^^;

ちょっと不思議な手紙はあるものの、まさに青春ラブストーリーでしたね。
いじめっ子がいてよくあるいじめもあるんですけど、それだけで終わってしまって、ちょっと罰与えてほしかったなー。

チェックポイント
【ここがいい!】
・ちょっとした言葉から、人を傷つけてしまう事って現実世界でもよくあると思います。母へ、菜穂へ、そして仲間同士であっても…その分、はっとしてしまうシーンが多かったように思えます。それにしても菜穂は献身過ぎますね。うーん、ずごい。
・たい焼きアイスは普通に美味しいと思います。(^^)
・タコ焼きアイスは…ちょっと想像できない。レピシが見たい。(^^;;

【ここは問題かな?】
・こういう話で一番閉口してしまうのが、何故、手紙を最後まで読まないのだ!というところでしょうか。でもそれ言っちゃうと物語が破綻しちゃうんでしょうけど。(^^;
・後悔していることをなんーとか解決しようというのは解りますが、今の生活を後悔しているの?とも思えてしまいます。だとしたら…それはそれで悲しいんじゃないのかな。

【一言いいたいコーナー】
土屋太鳳さんと山ア賢人くんは、NHKの「まれ」以来の再共演ですね。
・せっかく過去に自分に「後悔が1つ…」と言っているのに影響ないなんて。(- -;
Number859・切手貼ってる!アニメの予告では消印があった!?

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posted by 白くじら at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

エターナル・サンシャイン

忘却はよりよき前進を生むのだろうか。
エターナル・サンシャイン [Blu-ray]
2004年(ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND)製作国:アメリカ
監督:ミシェル・ゴンドリー原案:チャーリー・カウフマン、ミシェル・ゴンドリー、ピエール・ビスマス
製作:スティーヴ・ゴリン、アンソニー・ブレグマン製作総指揮:チャーリー・カウフマン、ジョルジュ・ベルマン、デイヴィッド・L・ブシェル、リンダ・フィールズ、グレン・ウィリアムスン
脚本:チャーリー・カウフマン撮影:エレン・クラス
音楽:ジョン・ブライオンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
バレンタイン近くのある日…ジョエル(ジム・キャリー)は、恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)と喧嘩をしてしまいます。
なんとか仲直りをしようとするジョエルでしたが、クレメンタインはまるで彼を知らないかのように扱い、さらには新しい彼氏の存在までもが…悲しの後、ジョエルが知ったのは、彼女がラクーナ社で彼の記憶を削除してしまったという現実でした。

彼女がいないことに耐えられないジョエルは、自分もまたラクーナ社で彼女の記憶を消してもらうように依頼をすることにします。
ハワード・ミュージワック博士(トム・ウィルキンソン)が開発した削除方法は、彼女に関するすべてのものを集め、一晩寝ている間に脳から削除してしまうといいます。ジョエルは受付のメアリー(キルスティン・ダンスト)に申込み、契約を行ってしまいます。
そして夜…記憶削除にやってきた社のスタン(マーク・ラファロ)、パトリック(イライジャ・ウッド)の手により、彼の記憶からクレメンタインの記憶が消去され始めました。しかしジョエルはその削除工程の中で今までのクレメンタインと出会い、思い出を見ている内に後悔をし、なんとかして記憶削除を辞めさそうとするのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観て盛り上がろう!というもので、今回の鑑賞期間は3/18〜20日まで(レビューはその後でもOK)、作品は『エターナル・サンシャイン』です。

ブログ DE ロードショー

まったく知らなかった作品で、最初は必殺技の名前なのか?と思ってしまった事は、とりあえず秘密にしておいてください。(^^;

彼女、彼氏との付き合いというものは、どうしても喧嘩することもあるでしょう。それはほんのちょっとしたことから大きく発展することもあります。一度、口に出したことはもう取り返しがつかなく、本作のようにその記憶を削除してしまうこともあるでしょう。
この作品では、削除してしまおうとした記憶から、改めて相手を失いたくないと再認識をするストーリーですが、それがあたかも自分が体験したり、客観的に観ていたり、自分の前から彼女やシーンが消えたりと、最初は時系列がバラバラだったので観にくくて困ったのですが、いつしかのめりこむように観ていました。記憶の中の彼女は本当に記憶であったり、彼女であればこうしただろうという創作された彼女もいたようですね。
無情にも記憶は削除されてしまいますが、2人は偶然にももう一度出会い、恋に落ちてしまいます。これは出来過ぎであり、しかもこのままでは同じことの繰り返しになるんじゃ…と思ったところで「爆弾」が投入されてしまいました。(^^)
その「爆弾」投入の経緯はともかくとして、2人は知らなくてもいいお互いに対する気持ちを知る事になります。
本作では、それらを乗り越えるか形で終わりとなるので、ほっとした気分になる事が出来ましたが…他の人たちはそうもいかないんでは?と思ってしまいました。

ちよっとSF仕立てでファンタジーに近かったとは思いますけど、変わった作品に出合えてよかったと思います。
推薦者の方、ありがとうございました。

いろいろと嫌なことや、もう二度と聞きたくないことも、生きていれば、それこそいっぱいあります。
それらを飲み込んで糧として、今からの生活や役立てていければ素晴らしく、一回り成長したようにも思えるでしょう。

…でも、それであっても、「削除したい記憶」というものはあるんですよ。(^^;

チェックポイント
【ここがいい!】
・削除中の空間…まるで「未来世紀ブラジル」の様に謎なシーンが多くって、何度も巻き戻して確認をしてしまいました。
・必死に記憶削除を止めようとするところ。
・ラストの軽いノリがかえって2人を助けているのかもしれない。次の破局は乗り切ってくれるかな。
・言葉やプレゼント…気持ちが籠っていないものに価値無し!

【ここは問題かな?】
・メアリーが記憶を取り戻した時に行った行動は、やはり契約違反であり、たとえジョエルたちはうまくいったとしても他の人たちは…これは彼女が感じたエゴにすぎないと思います。
・ちょっとしたきっかけで記憶が戻る可能性があるというのに、メアリーを受付嬢として置いておいた理由は?博士、いったい何やってるの?さらにクレメンタインだけの記憶操作だけで対象には何もしないという(手紙だけ)、アバウトすぎますね。
・クレメンタインが記憶を消そうとしたときに抵抗は果たしてなかったのでしょうか?もっとも抵抗しても無駄なようなのでこの部分は抵抗した可能性もありますけどね。

【一言いいたいコーナー】
・ラクーナ社のあの3人組の記憶操作中の行動が酷すぎですね。飲み食いだけにとどまらずSEXまで…さらに喋ったことが患者に聞かれていることも…朝にはそういうことも綺麗さっばり抹消しているみたいですけどね。(^^;
・ラクーナ社に訪れている人が何気に多いみたい。みんな削除したいんですね。
・あのイライジャ・ウッドがパンツ泥棒とはね。(^^;
Number849・タイトルが出るのは、実に17分35秒以上経ってから…ちょっとびっくりでした。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「一緒に「エターナル・サンシャイン」を観ませんか?
映画鑑賞の記録(miriさん)の「☆ 再見  エターナル・サンシャイン ☆
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ラベル:SF
posted by 白くじら at 17:35| Comment(14) | TrackBack(4) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月29日

フック

想像できるかい?フック船長のいない世界を。
フック [Blu-ray]
1991年(HOOK)製作国:アメリカ
監督:スティーヴン・スピルバーグ原作:ジェームズ・M・バリー
製作:キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、ジェラルド・R・モーレン製作総指揮:ジム・V・ハート
脚本:ジム・V・ハート、マライア・スコッチ・マルモ撮影:ディーン・カンディ
音楽:ジョン・ウィリアムズamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
弁護士のピーター・バニング(ロビン・ウィリアムズ)は、仕事の虫で家族の事は思っていても、まずは仕事優先になっていました。今日も息子ジャック(チャーリー・コースモー)の野球観戦に遅れていまい、息子からの信頼が…。
そんな時、病院が祖母ウェンディの名前を付けた小児科病棟を建設、その開設式のために家族そろってイギリスへ里帰りしました。

しかし、その式の夜。あの部屋で眠っていたジャックとマギー(アンバー・スコット)が誘拐されてしまいました。帰った来たピーターたちが見たものは、恐ろしいひっかき傷と、ドアに剣で打ち貼られていた紙。そこにあった署名はジェームズ・フック船長。
大人、しかも40歳にもなり昔の事を忘れてしまっているピーターに、ウェンディ(マギー・スミス)は、あの物語のピーターパンは貴方であることを告げます。とても信じられないというヒーターでしたが、現れたティンカーベル(ジュリア・ロバーツ)に、半ば強制的に連れて行かれるのでした。そう、あのネバーランドに…。

子供たちを助けようとジェイムズ・フック船長(ダスティン・ホフマン)と相対したピーターでしたが、中年になり空を飛べることもできない彼をピーターパンとは認めず殺されそうになります。しかしティンカーベルが3日の間にピーターを鍛えると約束します。
逃げることができたピーターは、ネバーランドに住む迷い子たちと会い昔の力を取り戻すことに奮闘しようとしますが、彼らのリーダーであるルフィオ(ダンテ・バスコ)は、ピーターがピーターパンでは無いと言い放ちます。

一方、フック船長は、ピーターがパパとして落第である事を説き、自分がパパになろうとジャックとマギーを洗脳し始めるのでした。
果たしてピーターは3日の間に力を、そして子供たちを取り戻すことができるのでしょうか。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第4回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画9回目に観たのは、RISING STEELのバーンズさんがこの企画で紹介されていた「フック」です。
「フック」がこの企画で上がったことを知ってトラックバックしようと思ったら、記事が上がっていないことに気付いてしまいました。(^^; しかも、パンフがあったはずだと、パンフ倉庫をひっくり返したのですがどこにもなく、あれれ?買ってなかったのかな。でも当時はどんなにしようもなかっても買っていたはずなのに…謎です。もしくは、小鳥頭全開です。

映画レビュー

ピーターパンの後日譚です。
もうピーターは40歳、しかも昔の事はすっかり忘れていて仕事の虫になってます。
てっきりウェンディと結婚して、その子供達かと思ったら、ウェンディの子供の子供と結婚していました。(@@) かなり、びっくりです。

この作品では、ピーターが力を失っており、想像力で具現化するのはともかく、空を飛ぶ力は子供を思う父親の想い。それは決して使命や義務ではなく、子供がいて楽しい、そして幸せであるという想いからの力なのです。
大人になるという事はそういう事なのか。フックが子供を自分の子供にしようとしたのも、ピーターに復讐というよりも、自分の力を保つためだったのかもしれませんね。かくして、子供を失ったフックは破れ姿を消してしまいます。

やはり子供 Vs.大人という構図の為に、子供じみた攻撃に大人があっさりと引っかかったりするところは、今となっては観るのが苦しいですが…それは自分自身が大人になったために楽しめないのかな?ただ、この作品にあっては、内容から考えるにもっと想像力を豊かにして、楽しむのがいいのかもしれませんね。(^^)

実際問題として、仕事をしているとなかなか家族と向き合えないことも多いのですが、それは何も家族が嫌いなのではなく、仕事をしなければ養えず、そのために優先することもあるのです。でも、それで家庭崩壊したら本末転倒ですから、仕事ありきの家族ではなく、家族ありきの仕事でなければいけませんね。(^^)
本作のピーターも、決して家族を大事に思っていないわけではないからこそ、家族の信頼を得るために苦しんでいるのでしょう。パパ頑張れ!でも、ちょっとは他の子供達にも気配りしてくださいよ。(^^)

チェックポイント
【ここがいい!】
ロビン・ウィリアムズダスティン・ホフマンもハマり役でしたね。
・想像すれば本物になる。ルフィオとの言い争いの中で、その事に目覚めたところからのドタバタ。
・初めて空を飛んだ時のあの嬉しそうな表情。ちなみに空はまるで泳ぐような感じで飛ぶところが多いですね。
・海賊たちのとんでも野球で活躍したジャックとフックのふれあいを見て、一心に飛ぶ練習をするピーター。
・ネバーランドの海に、方位マークがある。

【ちょっと好きポイント(^^)】
・1:54:52 助けを求めるマギーが「ダディ?」と眉をしかめるところ。

【泣きポイント(T T)】
結構、あちこちであったのですが、
・2:00:23 子供たちがピーターが何であるか言うところ。
・2:08:03 ジャックとマギーが部屋に着いたところから。
・2:12:48 この窓は閉めるな!

【ここは問題かな?】
・子供たちの戦いが、ちょっと幼稚すぎるところはありますね。
・ルフィオがピーターに剣を返すところ。地面に線を書いて…というところは、ちょっと公開処刑に近い感がありました。
・ルフィオの扱いが…この話で子供の死はちょっといただけないと思いますし…その後がほったらかしなんですよね。かなり酷いと思います。
・ティンク、おっきくなったらダメでしょ。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・ずっとパパを信じているマギーが健気です。
Number844・ウェンディ家には犬のナナがいるんですけど、犬小屋の名前が「NANA9」でした。まさか、9代目なんでしょうか。(^^;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
RISING STEEL(バーンズさん)の「フック

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ラベル:ヒーロー
posted by 白くじら at 23:32| Comment(8) | TrackBack(1) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

ティモシーの小さな奇跡

大きな愛情があり、それが本当なら、どんな奇跡も起こる。
ティモシーの小さな奇跡 [Blu-ray]
2012年(THE ODD LIFE OF TIMOTHY GREEN)製作国:アメリカ
監督:ピーター・ヘッジズ原案:アーメット・ザッパ
製作:アーメット・ザッパ、スコット・サンダース、ジム・ウィティカー製作総指揮:ジョン・キャメロン、マラ・ジェイコブス
脚本:ピーター・ヘッジズ撮影:ジョン・トール
音楽:ジェフ・ザネリamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ジム・グリーン(ジョエル・エドガートン)と妻のシンディ(ジェニファー・ガーナー)は、もう長い間不妊治療をしていましたが、もう望みはない事を告げられてしまいます。
落胆した2人でしたが、今日だけは自分たちの子供たちについて話そうと、生まれる子供はこんなことができる、こういう心を持っていると紙に書き、それを箱に入れると庭に埋めるのでした。

その夜、グリーン家だけに大雨が降り、まるだ吸い上げるように夜空に消えていきました。
物音に気付いたジムたちが家の中を探すと、そこには泥まみれになっている少年がいました。「ティモシー」と名乗った10歳の少年(CJ・アダムス)は、見かけは普通の子供と同じでしたが、ただ1つ違っていたのは両足に葉っぱが何枚も生えていたのです。不思議に思いながらも、葉っぱ、そして掘り返された庭…ジムたちはそれらを秘密にし、ティモシーを自分たちの子供として育てることにしたのでした。

ティモシーの小さな奇跡 [Blu-ray]

家、学校、会社など、ティモシーがいることで少しずつ2人の生活、そして周りの人たちが変わり始め、やがてティモシーがいて当然のように思い始めます。しかし、ティモシーの足から葉っぱが落ち始め、ティモシー自身、どうすることもできない事が近づいている事に気が付きます。
そして彼は…。

ティモシーの小さな奇跡 [Blu-ray]

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第4回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画8回目に観たのは、宵乃さんがこの企画で鑑賞されていた「ティモシーの小さな奇跡」です。
今回のチケット↓は宵乃さん作のイラストを拝借しています。

映画レビュー

最初から不妊治療はもう無理です…とゴンとやられてしまい、これは重いぞ。とも思ったのですが…物語は、養子縁組に関する申込みを行うことから始まり、そこでの必須項目が書かれておらず、書ききれないというグリーン夫妻が、過去を振り返る方法で語られます。
ティモシーが何故誕生したのかはわかりませんが、幻覚という訳でもなく謎です。これ自体はとんでもなく大きな奇跡でしょうけど、彼が人との交流で見せたことは、それぞれとても小さな奇跡…でもそれが波紋のように大きくなっていったことは間違いないでしょう。

中でもジムとシンディはこの出来事によって、大きく成長したと思えます。子育てって、子供を成長させるのは当然として、両親もまた一緒に成長していくんですよね。

ラストは読めるものの、葉っぱが落ちていくのはもの悲しい、でもラストでほんのりと幸せになれる作品でした。
宵乃さん、いい作品の紹介をありがとうございました。

チェックポイント
【ここがいい!】
・ティモシーが自分の葉っぱを、知り合った人に贈ったところ。
・これは宵乃さんの記事でも取り上げられていましたが、同じ秘密を持ったジョニ(オデヤ・ラッシュ)と創り上げられた世界は本当に「テラビシアにかける橋」を思い出してしまいます。
・樹木の、特に枯葉が非常に美しい。
・ラストで3人を追うように舞い降りる葉っぱは…。

【泣きポイント(T T)】
・1:36:28 ティモシーの手紙からラストにかけて。

【ここは問題かな?】
・サッカーの試合…あれだけ期待していたら、どうなるかは予想が付きすぎ。ちょっと感情出しすぎの演出だったかな。(^^;
・ティモシーの特性を各所で紹介しているところは、ちょっとオニバスみたいで、もう少しいろいろなところと絡ませてほしかったかも。
・シンディ、ちょっと過保護過ぎ?(^^)
・鉛筆会社の社長、かなり酷すぎですが、バレるのもあっさりし過ぎ(でも、皆が信じてくれていたことには感動です)。

【一言いいたいコーナー】
・カットしているところに、いろいろと残念な(もったいない)お話アリです。
・ビッグ・ジム(ジムのお父さん)を演じていたのがデイヴィッド・モースです。1995年「ランゴリアーズ」で初めて知った役者さんですけど、なんだか好きなんですよね。
Number843今回はちょっと困ったおじいちゃん役でしたが、最後の集会での一言は良かったですね。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「第4回真冬のファンタジー企画
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「ティモシーの小さな奇跡」観た
miaのmovie★DIARY(mia☆miaさん)の「ティモシーの小さな奇跡

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posted by 白くじら at 15:06| Comment(4) | TrackBack(2) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

E.T.

E.T.デンワ、かけた。
E.T. [Blu-ray]
1982年(E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL)製作国:アメリカ
監督:スティーヴン・スピルバーグ原作:
製作:スティーヴン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ製作総指揮:
脚本:メリッサ・マシスン撮影:アレン・ダヴィオー
音楽:ジョン・ウィリアムズamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
アメリカ…杉の森に一機の宇宙船が着陸しました。小さな宇宙人たちは、植物の採取が目的の様でしたが、人間達の接近に宇宙船は離陸し飛び立ってしまいました。森から下界の夜景を見ていた1人の宇宙人を残して…。

森の近くに住むエリオット(ヘンリー・トーマス)は、今日も兄マイケル(ロバート・マクノートン)たちのゲームに入れてもらえてなかったのですが、出前のピザを取りに外に出た時に、納屋の中に何者かが潜んでいる事に気付きます。
その時には誰もいませんでしたが、その後エリックはトウモロコシ畑で見たこともない生物と遭遇し驚きます。チョコレートでおびき出しついにその生物と遭遇。エリオットはマイケルと妹のガーティー(ドリュー・バリモア)にはその秘密をあかします。
その後、その生物が宇宙から来たのではと、信じてはくれなかった友人が言ったエキストラ・テレストリアルから略してE.T.と呼ぶようになるのでした。

エリオットとの触れ合いは次第に親密になり、E.T.が宇宙(オウチ)に帰りたいことを知ったエリオットは、E.T.と通信機を作る事になるのでしたが、そんな彼らに、宇宙人の事を調べていた組織が介入してくるのでした。

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第4回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画7回目に観たのは、実は未だに観たことのなかった「E.T.」です。

映画レビュー

鑑賞したのは20周年アニバーサリー特別版と言われるもので、オリジナルに比べて画像が修正されていたり、追加になっていたりするようです。銃を持っている警官が、トランシーバーになっていたり、オープニングで自転車が空を飛んでいたりと…これって観てない人にはネタバレじゃんと思ったりしました。まぁ、観てない人でもその有名なシーンがある事は知ってるでしょうけど。

昔の作品だったので、E.T.の姿って後半くらいにならないと見れないのかなと思ったら、序盤からばんばん出てきて驚きました。
少しずつ交流が深まっていくのはやっぱりいいですね。空飛ぶシーンも有名で、てっきり最後のシーンかと思っていたら、他にも飛んでいたり。変なところで感心している私です。でも、有名な指先を合わせるシーンは、ポスターやチラシのイメージだったようで、本編になかったことにもびっくり。

解釈がよく解らないところや、シーンが飛んでいるような部分もあって、観た人は納得しているのかなって思ったりするところも…名作と言われているのに、ちょっと、うーんでした。

チェックポイント
【ここがいい!】
・やっぱり自転車が飛ぶところが一番いいですね。飛んだ瞬間はもう、ファンタジー!!でした。特に2回目の方が好きです。
・子供目線になっているのか、大人も出てくるのですが母親以外は顔も出ない事が多くて驚きました。母親も子供の味方ではなかったので、後半まで顔出しなくてもよかったような気もしましたけど。

【泣きポイント(T T)】
・1:45:57 皆で空を飛ぶシーン。
・1:50:40 別れのシーン。

【ここは問題かな?】
・光と影を効果的に使っていますが、やっぱりちょっと見にくいです。残念です。
・NASAの科学者キースが私も10歳の時からと説明し、その後、まるで父親のように終盤までいるのですが…どういう立ち位置だったのでしょうね。いない父親かな?にしては出番も微妙ですし。
・川で倒れていたE.T.はちょっとグロテスク。

【一言いいたいコーナー】
・妹役を演じていたのがドリュー・バリモアでびっくり。ちょっぴり面影ありますね。
・序盤で兄たちが遊んでいたTRPG、当時から察するにD&Dかもしれませんが、懐かしいですね。昔はよくやってました。またやりたいなー…プレイヤーがいないけど。
・ハロウィンの仮装のときに、ヨーダがいたのがちょっと面白かったです。(^^;
・作中に登場するチョコレートはハーシー社製です。最初はM&M's社を希望したそうですが断られたとか。もったいない事をしたものですね。
Number842・転送ビームはやっぱり「宇宙大作戦」のスタートレックから来ているのかな。(^^)

コメントとトラックバックをさせていただきました。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「第4回真冬のファンタジー企画
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画ブログやってるのに「E.T.」を生まれて初めて観た

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ラベル:SF 異星人
posted by 白くじら at 00:20| Comment(8) | TrackBack(1) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月19日

魔法の剣

ああ、間違ってジョージの魔法を消してしまったよ…。
魔法の剣 [DVD] FRT-205
1961年(The Magic Sward)製作国:アメリカ
監督:バート・I・ゴードン原作:バート・I・ゴードン
製作:バート・I・ゴードン製作総指揮:
脚本:バーナード・ショーンフェルド撮影:ポール・C・ヴォーゲル
音楽:リチャード・マーコウィッツamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
中世、魔女のシビル(エステル・ウィンウッド)と一緒に暮らしていた人間のジョージ(ゲイリー・ロックウッド)は、魔法の湖を使って城に住む美しいヘレン王女(アン・ヘルム)を眺めるのが好きで、いつか結婚したいと思っていました。
ところがある日のこと、邪悪な魔法使いロダック(ベイジル・ラスボーン)がヘレンを自分の城にさらっていってしまうではありませんか!
城では騎士ブラントン(ライアム・サリヴァン)が救出に立ち上がりました。そこへ現れたロダックは「昔自分の娘が殺された時の復讐だ、王女はあと7日後に、わしの竜の餌にしてしまう」と言い消えてしまいます。

そのことをシビルと魔法の鏡で見たジョージは、自分も行くと言いますが、シビルは恐ろしいロダックと戦わせるなどとんでもないと突っぱねます。しかし愛は盲目、ジョージの決心は変りません。そんなジョージをシビルは、彼が成人になった時のお祝いの品で、姫のことを忘れさせようとします。
それは彼のために全国から集められた無敵の6人の騎士、どんな馬よりも速く走れる白馬、魔法の鎧、盾、そしてどんな扉も開けることのできる魔法の剣「アスケロン」…こんなものを見せられて行動を起こさないのは男ではありません。ジョージはシビルを地下室に閉じ込め、魔法の剣で蘇った6人の騎士たちと、ヘレン姫を助ける誓いを立て出発するのでした。

騎士ブラントンとジョージたちは、一緒に魔法使いの城へと進軍しますが…彼らを待っていたのは巨人、沼池、灼熱の太陽などの恐ろしい7つの呪いだったのです。
しかも仲間とばかり思っていたブラントンが、実は魔法使いと連携をとっていたこともあり、騎士たちは次々と命を落として行きます。
一方、ようやく地下室から出られたシビルは、ロダックに打ち勝つため、ジョージの力を上げようと呪文を唱えるのですが…果たしてジョージたちは、限られた期間内に城にたどりつくことができるのでしょうか!

ブログ DE ロードショー

映画レビュー
ちょっとオススメ映画鑑賞の記録のmiriさん発祥、現、忘却エンドロールの宵乃さん主催の「ブログ DE ロードショー」に参加です。この企画は映画を決めて、その期間中にみんなで観ようというもので、通常は1本決めてから観るのですが、今回は同じテーマということで特別企画です。
企画名は「第4回真冬のファンタジー企画」です。
SFもファンタジーに含まれていますが、広すぎるので個人的には純粋なサイエンス・フィクションは除外して、不思議要素の入っているSFのみ含もうと思っています。(^^)
企画4回目に観たのは「魔法の剣」。この機会に再観するとともに、レビューも追記することにしました。

映画レビュー

-- 2016-02-19 -- 鑑賞レビュー
6年近くぶりの鑑賞です。もうコレクション化していたのですが、やっぱりファンタジーだと剣と魔法かなってことで、今回の企画の為に引っ張り出して鑑賞しました。(^^)
前のレビューでも書いていましたが、おそらく初めてファンタジーというものを自覚した作品だと思います。もちろん、それ以前にも映画はいろいろと観ていたんですけどね。魔法や騎士などの話は今でも好きで、そういう世界に憧れています。
今は「ハリー・ポッター」シリーズや「ロード・オブ・ザ・リング」などスケールの大きいものが有名ですね。こちらも今後レビューしていきたいです。

当然、特撮技術は今のCG全盛期に比べると、着ぐるみや張りぼてのようなものもありますし、おそらくフィルムに直接描いたような効果もあったりしますが、それはそれで楽しいというか、味があって今でも私は好きだったりします。

7人の騎士の犠牲に…というのは、よく戦争映画など「ナバロンの要塞」や「ワイルド・ギース」などのように少数精鋭(後者は50人はいましたけど)が目的の為にばたばたと倒れていくのと同じなのですが、やっぱり目についてしまうのが、あっさりと死んでいくところでしょうか。この辺りがちょっと残念ですね。

でも、やっばり最後はハッピーエンドになってますし、好きな作品の一つですねー。(^^)/

-- 2010-07-14 -- 鑑賞レビュー
以前このDVDは「原子怪獣ドラゴドン」という西部に恐竜が出るという特撮ものとセット販売だったのですが、いつのまにか単独でDVD化されていたのを発見、さっそく観直してみました。

この作品はまさに剣と魔法のファンタジーの王道で、私をファンタジーの世界に引き込んだ作品でもあります。
子供のころ、初めて日曜洋画劇場で観た時には、興奮して寝られませんでした。
魔法の剣というと有名なところでは、アーサー王のエクスカリバー(FFではエクスカリパーも有名(^^;)や、ストームブリンガーに出てくる剣などが有名ではないでしょうか。

このほかにも剣と魔法の世界にはよく出てくる老婆や死霊、小人、巨人、洞窟、ドラゴンなど登場人物、さらに魔法系のアイテムだけでも剣、盾、馬、鏡、指輪などかなり多く、退屈をすることもなく登場。ストーリーにはいろいろと無理(^^;がありますが、こういうファンタジー要素の扱いや特撮は当時としてはかなり頑張っていたのではないかと思います。
7つの呪いと7人の騎士という…こういう仲間が力つきながらもそれを乗り越え先に進んでいくパターンはどうしても…うーん、やっぱり好きなんです。(^^)/

チェックポイント
【ここがいい!】
・この作品に出てくる魔法の剣「アスケロン」は扉の開閉ができるという話でしたが、そのほかにもジョージに力を与えたり、ドラゴンを倒す力も持っていたようです。
なんといっても凄いのがシビルが魔法力を強化しようとして失敗、普通の剣に戻ってしまうところでしょうか。なんということでしょう、ホントに魔法の剣だ!と思ってしまいました。
・とにかくファンタジー要素がてんこ盛りなのが楽しいです。

【ここは問題かな?】
・あまりにも簡単に倒れていく6人の騎士たち…無敵の騎士という説明でしたが…それだけロダックの呪いが強かったということでしょうか。強いところも見たかったな、というのが実際のところです。でも騎士道にあふれるとこはありましたし、なんといってもラストの大団円がファンタジー!ですね。
・指輪はちゃんと指に合うサイズに直しておきましょう。落とすは抜かれるは、もうぶかぶかだったのでは?
・昔の御伽噺みたいなものなので仕方がありませんが、「姫を救ったら姫と結婚させる」というのは騎士たちにとっては名誉+美しい姫を…ということでいいのかもしれませんが、姫はどうなんだろうっていつも思ってしまいます。こういう王様にも困ったものです。

【一言いいたいコーナー】
バート・I・ゴードン監督は「戦慄!プルトニウム人間」「巨人獣 プルトニウム人間の逆襲」「巨大生物の島」など巨大化モノで知られており、イニシャルから「ミスターB.I.G.」と呼ばれることも。本作にも猿に似た巨人が登場していますし、小人から見ると人間も巨人です。
Number176・ちなみにこの「魔法の剣」、キャメロットやファンタジークエストなどとタイトルについているものは、この作品ではありません。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「第4回真冬のファンタジー企画

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2016年02月17日

スプラッシュ

行けば2度と戻れない世界があるとき、あなたなら…。
スプラッシュ 特別版 [DVD]
1984年(SPLASH)製作国:アメリカ
監督:ロン・ハワード原案:ブルース・ジェイ・フリードマン
製作:ブライアン・グレイザー製作総指揮:ジョン・トーマス・レノックス
脚本:ローウェル・ガンツ、ババルー・マンデル、ブルース・J・フリードマン撮影:ドン・ピーターマン、水中:ジョーダン・クライン
音楽:リー・ホールドリッジ、主題歌:リタ・クーリッジ「Love Came for Me」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
20年前…コッド岬に来ていたバウアー一家はボートでの景色を楽しんでいました。ただ独り8歳のアランは海を見つめていましたが、何を思ったのが海へダイブ!そこには女の子がいたのです。見つめあう二人…しかしアランはボートの船員に助けられ、2人はボートの上、海の中と別れてしまうのでした。

そして現代、ニューヨークのとある町…アラン・バウアー(トム・ハンクス)は青果会社を営んでいましたが、今日も兄フレディ(ジョン・キャンディ)のギャンブルの借金のしわ寄せを解決したり、彼女であるビクトリアをほったらかしにして別れを告げられたりとてんやわんや。
結婚式の2次回でも寄ってしまい他人に当たり、果てには480キロも離れているコッド岬までタクシーで行ってしまう始末でした。

コッド岬では、またしてもトラブルにあいボートから落ちてしまいます。
気が付くと砂浜、そして向こうの茂みには彼を助けたらしい女性(ダリル・ハンナ)の…しかも真っ裸の姿があるではありませんか。アランに気が付いて海に逃げようとする女性に追いすがりますが、彼女はアランにキスをして海に消えていくのでした。

彼を助けたのは人魚でした。
彼女は、海底でアランが落とした財布に入っていた身分証明書から、彼がニューヨークに住んでいたことを知ります。そしてニューヨークの自由の女神像の近くに姿を現すのですが、たちまち警察に捕まってしまいます。しかし警察からアランへ連絡が飛び、彼はすぐさま警察へ向かい、2人は再開することができました。
最初は何もしゃべれなかった彼女でしたが、6時間のTV教育を経て英語を喋るようになります。アランは彼女にマディソンという英語の名前を付け、2人は付き合い始めるのでしたが、何故かマディソンは6日後の月が満ちる時には、この地を去らなければならないといいます。しかしアランとマディソンの愛はどんどんと燃え上がり…。

一方、海底で人魚を見ていた科学者のコーンブルース(ユージン・レヴィ)は自由の女神像の前に現れた裸体の美女こそが人魚であると確信し、なんとか正体を暴こうと忍び寄るのでした。

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企画3回目に観たのは「スプラッシュ」。人魚を題材にしたラブコメディ要素のあるファンタジー作品です。

映画レビュー

トム・ハンクスダリル・ハンナも、まだまだ若くて初々しい。(^^)
何気に人魚であるというのは観客にはすぐに解って、知らぬは主人公だけ…って感じなので、マディソンの人間らしからぬ行動と、それに驚きつつもそんな彼女の存在がどんどんと大きくなっていくのがいいですね(ただ、出会った直後からしてしまうのは、アランは遊んでいただけ?ともとれますけど)。
好きで愛し合っても種族が違う、それも人間ではない。人魚ではない。というのはお互いにとってやはり大きな壁です。それを乗り越えていくのは、やはり感動がそこにはあります。ラストでアランが服を海底に投げつけるところは、人間としての決別を現していたと思います。

まぁ、あまりにも先のわかるギャグや滑っているところもあるんですけど、お気に入りの1本です。

チェックポイント
【ここがいい!】
・2人で楽しそうに泳いているところ、その先には輝く…。
・やっぱりマディソンの奇行でしょうね。人間社会は彼女にとって初めてですから、あらゆるものが珍しくて、何気ない道路標識ですら美しいものになる。逆に人魚としての生活ぶりも、ロブスター丸かじりなどでも現されてましたが楽しいですね。
・人間側の研究施設の面々の嫌なところ爆発です。マディソンがあまりにも可哀そう。あの下半身の白い皮を見た時にはもう…。(T T)

【ここは問題かな?】
・人魚がちょっと色情狂みたいなところがちょっと。(^^;
・逃げちゃって、あとはどうするのってところでしょうか。特にあの研究施設に天罰が欲しい!

【一言いいたいコーナー】
・6時間のTV鑑賞で英語をマスターするのは凄すぎる!
・キスでなくマディソンが近くにいれば…というのが謎な部分。
ダリル・ハンナといえば「キル・ビル Vol.1」に登場したカリフォルニア・マウンテン・スネークのエル・ドライバー…ってイメージ変わりすぎ!(@@)
Number839・1988年に続編としてテレビ映画「スプラッシュ2」が作られましたが…配役も違うらしいですね。一度は観てみたいですけど。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「第4回真冬のファンタジー企画

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