映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年03月19日

ボン・ボヤージュ 〜家族旅行は大暴走〜

だから、止まらないって言っているだろう!
ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走 [DVD]
2016年(A FOND/FULL SPEED)製作国:フランス
監督:ニコラ・ブナム原作:
製作:トマ・ラングマン製作総指揮:
脚本:フレデリック・ジャルダン、ファブリス・ロジェ・ラカン、ニコラ・ブナム撮影:アントワーヌ・マルトー
音楽:ミカエル・トルディマン、マキシム・デプレamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
夏休み…美容整形外科医であるトム(ジョゼ・ガルシア)は、妊婦であるお母さんのジュリア(カロリーヌ・ヴィニョ)とあまり乗り気ではない娘のリゾン(ジョゼフィーヌ・キャリーズ)、息子のノエ(スティラノ・ルカイエ)…そして、何かと問題を起こしてジュリアにも嫌われているおじいちゃんのベン(アンドレ・デュソリエ)とともにハイテクの新型車メドゥーサでパリから南フランスまでのバカンスに出発しました。

ところが途中、新型車のトラブルで速度が落ちなくなり、止めようとしてさらに速度アップ!
なんと時速160キロでハイウェイを激走することに。
さらに輪をかけてベンの天然ボケの為に車内はおろか、途中で遭遇する車にも大迷惑をかけることになるのでした。

一方、このまま激走しては料金所や大渋滞に突っ込む可能性もあり、警察も行動を起こし始めるのでしたが…。

映画レビュー
普通かな…。家族でのバカンスが、車のトラブルで一転暴走パニックというストーリーなのですが…実はこの作品、最初から最後までもうそれだけです。(^^;

とにかくおじいちゃんのベンがトラブルメーカーで家の水道から始まって、子供の名前、女癖の悪さ、車の対応など全てをトラブルに変えていくのですが、残念ながら、ちょっとそこがわざとらしい演技で少々イライラ度が上がってしまいます。
ただ、途中で接触して怒りと共に追いかけてくるおじさんが凄くって面白く、後半からは楽しめました。

チェックポイント
【ここがいい!】
・途中で被害にあって追いかけてくる人が凄かったです。あの一瞬だけかと思ったら、いろいろな被害を最後まで受けてましたね。(^^;
・警察ネタも微妙に面白いです。ラストのエンドロール中にもオチあり。
・メデューサのディーラー。

【ここは問題かな?】
・家族に危機感無し。
・「止まれない」と何度言っても…ちょっとくどいですね。

【一言いいたいコーナー】
・お父さんが「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jrそっくりで…というか、車がハイテク・メカでしたし、フランス語だ…以外、なんの違和感もなく観ていました。(^^;
Number920・警察…どれだけ卓球に燃えてるの?(^^;

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posted by 白くじら at 22:16| Comment(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

グッドモーニングショー

犯人の要求はニュースキャスター!
グッドモーニングショー 単行本(ソフトカバー)
2016年(Good Morning Show)製作国:日本
監督:君塚良一原作:
製作:石原隆、市川南製作総指揮:
脚本:君塚良一撮影:栢野直樹
音楽:村松崇継、主題歌「Wake up」KANA-BOONamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
澄田真吾(中井貴一)は朝のワイドショーである『グッドモーニングショー』のメインキャスター。かつては報道のエースでしたが、ある災害現場での行動が問題になり異動になっていたのです。

今日も深夜3時に起きて出勤の用意。そんな彼にまだ学生の息子が子供ができたから結婚するとの報告、さらに勘違い女子アナの小川圭子(長澤まさみ)から付き合っていることを番組中に報告しましょうと電話があったり、さらに同期でプロデューサーである石山聡(時任三郎)から番組が終了し澄田の次のポストは決まっていないと通達され、朝から頭を悩ますことがどんどん降り注いできます。

スタジオでは紹介するニュースを巡って、まるで戦場のような有様でした。
やがて放送開始…事あるごとに自分たちの事を報告したくてたまらない小川圭子を交わしながら進行する『グッドモーニングショー』でしたが、緊急連絡が入ります。それはとあるカフェで、ライフル男が人質をとって立てこもっているという連絡でした。
すぐさま予定されていたニュースは取りやめとなり、実況中継の準備がとられます。カフェの様子から犯人、人質の数など総動員して情報が集められます。現地に飛んだ中継担当の府川速人(大東駿介)から犯人の名が知らされるやいなや速報として放送するなど、他社に先んじての情報確保は視聴率に関わるのです。

そんな中、中継の府川が警察の黒岩哲人(松重豊)に呼ばれます。
なんと犯人である西谷颯太(濱田岳)の要求は、『グッドモーニングショー』の澄田真吾だというのです。
スタジオでは危険だという上司を、石田が押し切り澄田を現地に飛ばします。石田の彼をもう一度報道の世界で立ち直らせたい…その気持ちは届くのか…。

こうして各社のカメラが澄田を捉え、彼はトラウマを押し殺し報道しはじめるのでしたが…。

「すげぇ、澄田祭りだ!」

映画レビュー
ちょっとオススメ特に何かあったわけではないのですが、初日の初回に観てきました。ただのタイミングと偶然です。(^^; 昔はそれこそ初日、初日に鑑賞していたものですが…ごほごほ。

若干、熱いところもあったのですが、笑えるヵ所も多く面白かったです。それてほんのり感動。(^^;

ほんとかどうかは解りませんけど、ニュースを放送しているところって、あんな感じに作っているのかなっていうところも解って楽しかったです。もっとも、昨日の内に用意しておけよ!って感じもあったのですが、やっぱり生放送の強みで、旬なものが飛び込んでくることが多いのでしょうね。
皆、得意分野を活かして、ツイッターやブログからも情報を取り出してくるところなどは、今風でいいですよね。本当にSNSなどに本当の情報を載せるのは恐ろしい事です。まぁ、悪いことしなければ問題はないのですが、それも見る人によったらどう悪用されるのかはわかりませんからね。

ラストのオチは伏線も貼っていたので、でもまさかと思っていたら…。(^^;
ここの数値は実際にそうなりそうで恐ろしいものがありますが、それこそが今の風潮なのかもしれません。人間、人が見ていないところ、匿名など、つまり責任を負わないところでは本性が出るのかもしれません。この事は後になって石山の若干のフォローがありましたけど、真実を報道する上においてどこまでが許されるのか…それはとても難しい事だと思います。正直である事が全てではないということですね。

チェックポイント
【ここがいい!】
・ぼそっというギャグが何気に面白い。「死んだら社長賞」とか。(^^;
・ありえない解決策も面白かったです。
・役立たずの報道チーム…なんでこんなに解っていない連中がハバを利かせているんだろう。
・ラストの誰かさんの立てこもりのバリア。面白いオチの1つですね。

【ここは問題かな?】
・警察がほとんど手を出さないというか…交渉自体は警察が…という話でしたがほとんど喋る事もなく、澄田には重装備させているのに先頭に自分はチョッキ程度の軽装備とか。さらに犯人や澄田が言ったままに、澄田のヘルメットや装備を脱がすとは…動きが軽すぎですよ。(^^; 澄田の装備にも甘い…ある程度知って黙認しているような気もしましたけど。
・人質事件というのに、自分の番組が削られることを怒ったり、視聴率の為には何でもやるという風潮はある程度本当なのかな?観ていてあまりいい気持にはならないですね。

【一言いいたいコーナー】
・今は録画している人がいるので視聴率って意味がないという意見も多いですけど、やっぱりその時代その時代の率があるので時代での比較は難しいですが、ある程度の指針はあるでしょうね。そういえば今でも無作為なモニター方式なんでしょうかね。(@_@)
・パソコンを使っての情報収集が得意な館山修平役の梶原善さんは、役どころとしては面白いのですが…。
Number867やっぱり「スカッと…」の印象が強くってね。

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posted by 白くじら at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月14日

紳士は金髪がお好き

舞台からダイアを見通せるなんて、世界であなただけよ。
紳士は金髪がお好き [Blu-ray]
1953年(GENTLEMEN PREFER BLONDES)製作国:アメリカ
監督:ハワード・ホークス原作:ジョセフ・フィールズ、アニタ・ルース
製作:ソル・C・シーゲル製作総指揮:
脚本:チャールズ・レデラー撮影:ハリー・J・ワイルド
音楽:ライオネル・ニューマンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ショーガールのローレライ・リー(マリリン・モンロー)は、大富豪の息子であるガス(トミー・ヌーナン)とフランスへ旅行をし、その後結婚する予定でしたが、ガスの父親がそれに反対しており、結局フランスへはローレライと同じダンサーの友人であるドロシー・ショー(ジェーン・ラッセル)が行くことになります。
しかしローレライの素行調査の私立探偵アーニー・マローン(エリオット・リード)もまた乗り込んでいたのです。

そんなことは知らないローレライはお金持ち、特にダイアモンドには目がなく、船に乗り込むと直ぐに男たちを調べ始めるのでした。一方、ドロシーはそんなローレライを心配している内にマローンと知り合い、お互い意気投合するのでしたが…。
そしてダイアモンド鉱山の所有者ビークマン卿(チャールズ・コバーン)と知り合いになり、奥方(ノーマ・ヴァーデン)の持っていたダイアのティアラにすっかり魅せられてしまったローレライは彼に接近していくのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメマリリン・モンローの作品としても有名なタイトルですね。実際にはジェーン・ラッセルとの共演で、この時点では彼女の方が格上なのかな。
リオ・ブラボー」を鑑賞した時に、或る日の出来事のボー・BJ・ジングルズさんが本作と同じハワード・ホークス監督ですよって教えて頂いたので、気になって鑑賞してみました。

ミュージカルでありコメディとなっていますが、主役の2人がダンサーでもあるので、舞台でのダンスシーンはいいのですが、本当は他の部分はコメディで押していてもよかったようにも思えます。もっとも裁判所では必要だったと思いますが。(^^;
観ているミュージカルがジーン・ケリーフレッド・アステアの作品が多いため、個人的にはダンスが伴わない(または少ない)歌だけのものはちょっと違和感がありますね。

マリリン演じるローレライは本当にお金持ちには目が無いようで、最初はいい加減にしろよ、この女は!!と思ってしまうのですが、ここまで徹底していればもう好きにしてーって感じでした。ダイアを目の前にしたローレライの嬉しそうな表情はとてもよかったです。それに彼女には彼女なりの理由がありますしね。
それにしてもこういうあまりにも露骨な仕草にも、気付かない、気付いていも許してしまう魅力が彼女にはあったのでしょう。もう一度あの笑顔が見られるのであれば!こうしてみつぐ君は生まれてしまうのだろうか。でもそれが紳士であるため嫌らしくもないのが演出の良さなのかな。(^^;
でも、それだけだときつかったのですが、友人であるドロシーが嗜めたり、彼女に協力しているところがまたいいですね。彼女あってのローレライだったとおもいます。

チェックポイント
【ここがいい!】
・ローレライの生活観念が揺らぐことなく、ラストでガスの父親に自分の価値観をしっかり語れるのは、思ったよりバカでもなくしっかり自分の生き方を持っていることが分かってハッとしました。
・「ダイアモンドは女の親友」という歌が後半流れますが、歌詞が凄すぎて、もう女性というよりかローレライの性格をそのまま歌っていたので爆笑でした。(^^)
・裁判所での身代わりは知っている人がいたら一発ですけど、ここでのドロシーのマローンに対する思いが語られたところ。

【ここは問題かな?】
・ドロシーあってのストーリーでもありますけど、やっぱり体がなんというかしっかりしすぎるほどでした。それでいてしまっているところはちゃんとしまっていて驚きの女性です。

【一言いいたいコーナー】
・フランスでお金があまりなくって2人でコーヒーを注文するシーンがあるのですが、そのままミュージカル(ここの曲は割と好き)に雪崩れ込んでしまって画面からは退場してしまいますが…あれ、お代を払ってないですよー。(^^;;まぁ、いっか。
・ドロシーがプールで歌っていた最後で落ちてしまうのはアクシデントだったそうですが、そのまま起用されたようです。
Number853・紳士は金髪が…ではなく、金髪はダイヤがお好きって感じでしたね。(^^;

コメントとトラックバックをさせていただきました。
或る日の出来事(ボー・BJ・ジングルズさん)の「「紳士は金髪がお好き」(21回目)

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posted by 白くじら at 23:37| Comment(4) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月24日

素晴らしきヒコーキ野郎

集まれ世界のヒコーキ野郎ども!
素晴らしきヒコーキ野郎 [DVD]公開年1965年
Those Magnificent Men in Their Flying Machines or How I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes
制作国イギリス
監督ケン・アナキン
原案
制作スタン・マーガリーズ
制作総指揮
脚本ケン・アナキン、ジャック・デイヴィス
撮影クリストファー・チャリス
音楽ロン・グッドウィン
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
太古の昔から空を飛ぶことは人間の夢でした。
そして1903年、ついにライト兄弟が有人動力の飛行に成功しました。これを皮切りに飛行機熱は加速、各国で飛行機が続々と作られるようになってきました。

1910年…アメリカなどの大国に一歩遅れをとっているイギリスは、レースを行うことによって大空の覇者にならんとしていました。
レースはロンドン、パリ間という長距離、そして大手新聞社のローンズレー卿(ロバート・モーレイ)主催により賞金も1万ポンドが出されることになりました。さっそく新聞記事の載せるとともに、主要な飛行家にも連絡が届けられるのでした。

こうして地元イギリス海軍のリチャード(ジェームズ・フォックス)を始めとして、フランスからは女性には目のないデュボア(ジャン・ピエール・カッセル)、ドイツからはランブルストロス大尉(カール・ミカエル・フォーグラー)とホルステイン大佐(ゲルト・フレーベ)、アメリカは借金だらけのオービル(スチュアート・ホイットマン)、日本からはヤマモト(石原裕次郎)、イタリアからは飛行機愛好家ポンティチェリ伯爵(アルベルト・ソルディ)、そしてイギリスからもう1機、パーシー卿(テリー・トーマス)らが参加しました。

ローンズレー卿の娘パトリシア(サラ・マイルズ)は、自分を飛行機に乗せてもいいというオービルに好意を寄せ、彼女と結婚する予定だったリチャードは気が気ではなく、ついに敵対する関係に…ほかにも各国の騒動が絶えないまま、スタートの日はやってきました。
果たして優勝し賞金を勝ち取るのは誰なのでしょうか!

映画レビュー
オススメ1910年時代のヒコーキレースです。
原題でもOPの歌詞でもエアプレインではなく、フライングマシーンとなっています。つまり飛行機ではなく飛行機械(ヒコーキ)なのかもしれません。(^^;
オープニングで原始時代から飛行機の歴史が面白おかしく語られるのですが、やっぱり空に飛びあがった時には「おおっ!」と感動してしまいますね。
やはり空を飛ぶのは男の…いや、人間のロマンなのかもしれませんね。
ちなみにこのオープニングで登場している原始人(ネアンデルタール人)やラストで登場する乗客はレッド・スケルトンです。

全編を通して様々なヒコーキが飛び回っているさまはとても楽しい。
登場人物たちもいかにもその国の人柄を現していて、各国との絡み合いも面白いですね。消防自動車が走り回っているシーンなんて動きがコミカル過ぎて、チャップリン映画を思い出してしまいそう。
こんなドタバタの中でもイギリスとアメリカの三角関係のラブロマンスの行方も見逃せない。

まぁ、のんびりと楽しめる作品だと思います。

【ここがいい!】
・なんだか大らかでのんびりした気持ちにさせてくれます。
・ラストのオチも面白いですね。人間なにも急ぐことはありません。(^^;
・各国の特徴もよく出てましたが、やっぱり日本の解釈は何処かおかしいのでしょうねぇ…最初の日本のシーンで凧に乗った石原裕次郎には吹き出してしまいました。
・実際にレプリカを作って飛ばしているようですね。いい感じです(丸わかりの合成シーンもありますけどね)。

【ここは問題かな?】
石原裕次郎のお師匠さん…日本語ヘタですけどいいの?(@@)
・実は日本の機体はなく、とんでもない機体を持っての参戦なのです。これで日本の!というのはいいのかな。ちなみにその機体は参加者の脅威になってしまうのですが噂って怖いですねぇというオチ。さらにドイツもかなりおバカなところが目立ちますがやはり戦争の問題なのかなって邪推してしまいます。

【一言いいたいコーナー】
・結構長くって、前半が紹介と練習飛行、後半がレース開始って感じで、中間にはインターミッションが入ってます。まさしく昔良き時代。(^^)
・原題が凄く長いですが、なんだかちょっとネタバレしているんじゃ。(^^;
・フランス人のデュボアがいろいろなシーンで女性に声をかけるのですが、実は同じ役者さんが演じてました。ブリジット、イングリッド、マレーネ、フランソワ、イヴェット、ベティ(イリナ・デミック)です。
石原裕次郎のハリウッド映画初出演作品です!
・ドイツのホルステイン中佐(ゲルト・フレーベ)は、1年前の「007-3 ゴールドフィンガー」でゴールドフィンガー役をされた人ですが…完全にコメディ役者と化しています。(^^;
・セリアも1回くらいで名前も判らないのですが、スコットランド衣装のような服を着ていた人がリチャード・ハリスのように見えたのですが気のせいかな?クレジットにも載っていないんですよね。
・ジャケ写…なぜこの男が!?

#807

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ラベル:コメディ 飛行機
posted by 白くじら at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月11日

謝罪の王様

土下座を超える謝罪がある!
謝罪の王様 [DVD]公開年2013年
制作国日本
監督水田伸生
原案
制作門屋大輔、市川南、藤門浩之、伊藤和明、寺田篤、松田陽三、長坂まき子
制作総指揮城朋子
脚本宮藤官九郎
撮影中山光一
音楽三宅一徳、主題歌:E-girls「ごめんなさいのKissing You」
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
司法書士を目指している倉持典子(井上真央)は、ある常識のなさからヤクザさんの車と接触事故を起こしてしまいました。うまく謝ることができない彼女は、気が付くと示談金数百万の上、デリヘル嬢にまでならなくてはならない契約書を交わしているのでした。

困り果てた典子は、謝罪師と呼ばれる東京謝罪センター所長、黒島譲(阿部サダヲ)に助けを求めます。
黒島は典子が驚く謝罪のテクニックを駆使して、もめ事を解決し、典子はそんな黒島の元で働くことになります。

やがて様々な事件を解決していくうちに土下座では済まない相手が出てくるのでしたが…。

映画レビュー
とほっ…謝るとき、人は誰でも主人公!
といううたい文句に、阿部サダヲ演じる東京謝罪センター所長、黒島譲があらゆるもめ事を解決していきます。
基本謝罪することによってですが、それまでの過程が面白いですね。ただゲラゲラ笑うというよりも「へーそんな解釈が…」とかいろいろと納得できる解説があるのが楽しめるところでした。

物語はケース単位でまとめられており、あたかもオムニバス形式とも思えたのですが、絶妙に登場人物たちが絡んでいるので、どこから先に観てもいいというものではありませんでした。次第に登場人物たちの過去が分ってくるところは面白いですね。

ただ残念なことに(そこまでもあり得ないような事件はありましたが)、後半のマンタン王国はやりすぎ感、ありえない感が炸裂でした。フィクションとはいえこういう明らかな創作世界で土下座を超える謝罪と言われてもねぇ…それに自分で作ったものではなく…あの言葉でしたしねぇ…かなりの脱力感が襲いました。

それにしても謝るタイミングの難しい事…今自分を取り巻く小さな世界でも、ちょっとしたすれ違いで謝ることができず、もしくはタイミングは悪かったりして、どうしようもなく修復できない場合も多々あり、そういう事柄が思い出されてしまいました。
もっと気を付けるようにしたいと思いました。(_ _)

【ここがいい!】
・いろいろな謝罪が解説付きであること。
・あ、ここでつながっているとか、観ていてニヤリとできるところ。
・マンタン王国の通訳の口癖が「大体」であるところ。(^^;
・ラストでE-girlsが歌っているシーンが良かったです。
・基本悪い人がいなかったかな。

【ここは問題かな?】
・マンタン王国という訳のわからない王国を出してしまったこと。

【一言いいたいコーナー】
Number799・上映当時はイオンシネマのCMにも登場。新しくできたホットドッグについてですが面白かったです。(^^)

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ラベル:コメディ 邦画
posted by 白くじら at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月25日

ブラック・ナイト

伝説の黒騎士、ここにあり!
ブラック・ナイト〈特別編〉 [DVD]公開年2001年(The Black Knight)
制作国アメリカ
監督ジル・ジュンガー
原作
制作アーノン・ミルチャン、ダリル・J・クォールズ、マイケル・グリーン、ポール・シフ
制作総指揮マーティン・ローレンス、ジェフリー・クワッティネッツ
脚本ダリル・J・クォールズ、ピーター・ゴールク、ゲリー・スワロウ
撮影
音楽ランディ・エルフマン
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ファミリー・パーク≪中世の世界≫で働くジャマール(マーティン・ローレンス)は無気力で、2週間後にOPENするキャッスルワールドへ鞍替えしようと考えていましたが、堀の中に落ちていたペンダントを取ろうとしたとき、そのまま引っ張りこまれ気づいたときには毛むくじゃらな男の足元にいました。彼はノルティ卿(トム・ウィルキンソン)という「浮浪者」でした。
ジャマールは挨拶もそこそこにその場を離れ森を抜けました。するとそこに立っていたのは立派な城壁に囲まれた城でした。ノルマンディの特使として中に入れられた彼は、その中で美しい女性「俳優」ヴィクトリア(マーシャ・トマソン)に一目ぼれ、さっそくナンパしますがつれない返事。しかも騎士パーシヴァル(ヴィンセント・リーガン)と一発触発の事態に…と特使として城内に連れて行かれます。これまでのことを全てお芝居だと思い適当に返事をしていましたが、謀反人の処刑を見てやっとここが紀元1328年のイングランドであることに気が付きます。

慌てる彼に先ほどのヴィクトリアがネックレスは同士の証と、暗殺計画を話し始めます。
どうやら先ほど面会したレオ王は、かつてのジョン王を殺害して王座を奪った男であり、ヴィクトリアたちは王女に王座を奪い返すつもりだったのです。そんなことには巻き込まれたくないジャマールは断った挙句、偶然にも王を暗殺から救ってしまい、警備隊長の位までもらってしまうのでした。
しかし、そんな時、本物のノルマンディからの特使が城に着くのでした…。

映画レビュー
普通かなアメリカでは大ウケしているマーティン・ローレンス主演のタイムスリップコメディです…が、今まで観てきたタイムスリップモノと違って、かなり長い間気が付きませんし、中世の人たちがジャマールの姿をあまり不思議がらないのも珍しいですね。ちなみに未来から持ってきたものの中にライターがあるんですけど、火を付けても「火はある」ですから。逆に苦笑してしまいます。
正直、前半はかなりぐだぐだでどうなることかと思いましたけど、城を出てからがボクシングやアメフトなどを使った修行や、野球などの球技で剣をふるうところなどはかなり面白かったりします。黒騎士出現のシーンなんていいですねぇ。
ラストの2重のオチもいい感じですが…さすがにジャマール死んじゃうんじゃないの?(^^;

【ここがいい!】
・未来と過去とのギャップが空振りしているところが面白い。後半はお見事に役立ってましたけど。
・ジャマールの姿や顔付きが前半と後半で全然違うような…やっぱり成長しているんでしょうね。結構格好よかったりして。
・伝説のとおり口(?)から火を吹く黒騎士、格好いいんですけど、いったいどうやって吹いているんだろう(そういうふうな前振りはあったんですけど、甲冑の中でしたしねぇ)。
・きちんと未来でもオチをつけているし、さらにその後もあってGOODです。

【ここは問題かな?】
・いつの間にか首にかけているメダル…まぁ、いいですけど。ラストで引き上げられた時もしっかり首からかけていましたし、夢じゃないですよね。
・前半部分の喋りからギャグは全て滑っていたような気がしますけど…これがあるので後半盛り上がるのかも。

【一言いいたいコーナー】
Number758・タイムスリップのきっかけはひょっとしてネクレスじゃなくって、あそこ?

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posted by 白くじら at 18:52| Comment(2) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月16日

モンスター上司

貴様は俺の「都合のいい女」だ!
モンスター上司 ブルーレイ&DVD セット【初回限定生産】公開年2011年(Horrible Bosses)
制作国アメリカ
監督セス・ゴードン
原案マイケル・マーコウィッツ
制作ブレット・ラトナー、ジェイ・スターン
制作総指揮リチャード・ブレナー、マイケル・ディスコ、サム・ブラウン、ダイアナ・ボコーニイ
脚本ジョナサン・ゴールドスタイン
撮影デヴィッド・ヘニングス
音楽クリストファー・レナーツ
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ストーリー
日の出前に出勤し、上司のいじめにも似た小言に我慢し深夜まで残業…ニック(ジェイソン・ベイトマン)がこの屈辱に8年も耐えてきたのは、営業本部長に昇進して個室をもらうため…しかしその夢も上司であるハーケン(ケヴィン・スペイシー)が彼に仕事をさせるための嘘であったことが判り砕かれてしまいます。
同じようにセクハラをしてくる上司ジュリア(ジェニファー・アニストン)を持つデール(チャーリー・デイ)、あまりにバカな上司ペリット(コリン・ファレル)を持ってしまったカート(ジェイソン・サダイキス)は、人生を呪い3人の上司を殺し屋に殺してもらおうをしますが、そう殺し屋が見つかるわけもなく、バーで発見した男MF(ジェイミー・フォックス)は5000ドルも払ったというのに殺しの方法しか教えてくれません。やむなく彼らはそれぞれ殺す相手を変えて、まずは3人の情報を探ることにするのでしたが…。

映画レビュー
普通かな権力をかさにきて無理難題を押し付けてくるパワハラ、性的強要をしてくるセクハラ(今回は男性がやられる方ですが)、そしてバカすぎて上司にしておくととんでもないことになるバカハラ(というのは初めて聞きました)…今の仕事場では報告する部署も設けられている会社も多くなっていますが、それでも上からの命令を食い止めもせず降ろしてくるような上司(ようするにイエスマン)とか、どんどん仕事ばかり押し付けて、困っていても教えようともしないで納期だけを言ってくる上司とか…まぁ、いろいろといます。
このストーリーでは実際にここまでするのは、いるのかなというようなつわものたちで、序盤は非常に面白かったのですが、ラストとちょっとありえない方へ進んでしまったのが残念。やはり仕事内で決着を付けて欲しかったように思えます。

【ここがいい!】
・とことん性格がねじくれているハーケンのいじめっぷりには驚きました。
・ちゃんと3人のオチがあって、さらに次の上司の話も面白いです。
・なにげにいろいろなシーンで映画ネタがあって嬉しい。

【ここは問題かな?】
・これまたシモネタが多いです。笑うというより顔をしかめるタイプのギャグが多かったかも。
・デールのようなタイプの人間はいると面白いのですが、その場その場で状況を悪化させているのが、少しわざとらしかったような気がしました。

【一言いいたいコーナー】
・未公開シーンでは、出勤から始まるオープニングのその前、前日の疲れきって戻ってから出勤までのシーンもありました。後々の伏線になるようなシーンもあってカットは残念な気もしました。
Number752・また、妄想でハーケンが窓から落ちるシーンでは、結構グロいシーンもあって驚きです。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
RockingChairで映画鑑賞(YANさん)の「モンスター上司
映画偏り放題(umetramanさん)の「映画『モンスター上司』…パワハラ、セクハラ、バカハラ、最低上司の見本市です
子育て 時々 映画(マミイさん)の「グダグダVSネチネチ
忘却エンドロール(宵乃さん)の「一言映画感想(12/8〜12/12)

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ラベル:映画 DVD コメディ
posted by 白くじら at 22:41| Comment(10) | TrackBack(3) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

デート&ナイト

頼むから、シャツを着てくれぇ!!
デート&ナイト [DVD]公開年2010年(Date Night)
制作国アメリカ
監督ショーン・レヴィ
原作
制作ショーン・レヴィ
制作総指揮ジョー・カラッシオロ・Jr、ジョシュ・マクラグレン、トム・マクナルティ
脚本ジョシュ・クラウスナー
撮影ディーン・セムラー
音楽クリストフ・ベック
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ストーリー
ニューヨークで暮らすフィル(スティーヴ・カレル)とクレア(ティナ・フェイ)は2人の子供にも恵まれていましたが、同じことの毎日に倦怠期がおとずれていました。
離婚の危機を感じたフィルは、超人気レストランで心機一転を図ろうとしますが、レストランは予約客で満席。そこでまだ来ていなかったトリプルホーンという客の予約を横取りして席についてしまうのでした。しかしディナーを楽しむ2人の前に2人の男が姿を現します。裏路地へ呼び出されたフィルたちは、2人から盗んだUSBメモリを返すように銃を突きつけられてしまいます。本当のことを言っても聞いてもらえないフィルは、メモリはセントラルパークへ隠していると嘘をついてしまうのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメすっかり倦怠期…とは書かれていたものの、まだまだ楽しんでいたような気はしますけど、やっぱり新鮮さは欲しいんですよね。それて慣れないことをした挙句、ちょっとありえないことが起こって命を奪われるようになってしまうという…あれ、どこかで聞いたような展開ですが…結構、笑ってしまいました。(^^)
いろいろな危機を夫婦で乗り切っていくところがとても楽しくって、あっという間に観てしまいました。上映時間も短めでいい感じです。

この事件を通して、2人ともお互いの新しい面の発見ができるようになったのではないでしょうか。
敵のマフィアも警察もかなり軽いノリで、安心して観られるサスペンス・コメディと言ったところでしょうか。
夫婦で楽しみながら観るのがよさそうです。

【ここがいい!】
・アクションシーンとしては、特にあのタクシーのくっつきシーン。そこにしか出てこない運ちゃんですけど、一緒になっても大騒動は面白かったですねぇ。運ちゃんが叫ぶのも無理はないです。
・裸の元軍人もいい味出してました。敵でも味方でもないんですけど、いい立ち位置で実際いるといないとでは2人の命はなかったかもしれません。はいはい、3Pでも4Pでもどうぞ。(^^)

【ここは問題かな?】
・まぁ、なんというかシモネタが多すぎですね。(^^) 私自身は別にいいんですけど。

【一言いいたいコーナー】
Number749・日本では劇場公開されなかった?

コメントとトラックバックをさせていただきました。
子育て 時々 映画(マミイさん)の「特別な夜

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posted by 白くじら at 20:36| Comment(4) | TrackBack(1) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

ポリスアカデミー

差別撤廃…誰でも警官に!
ポリスアカデミー 特別版 [DVD]
1984年(Police Academy)製作国:アメリカ
監督:ヒュー・ウィルソン原作:
製作:ポール・マスランスキー製作総指揮:
脚本:ヒュー・ウィルソン、ニール・イズラエル、パット・プロフト撮影:マイケル・D・マーガリーズ
音楽:ロバート・フォークamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
その街の女性市長が出した施策は、警官雇用にあった身長、体重など差別を撤廃することでした。
たちまち集まる若者に警察学校はとんでもないことに!
要領のいい男マホニー(スティーブ・グッテンバーグ)、怪力男ハイタワー(ババ・スミス)、拳銃狂タックルベリー(デイビッド・グラフ)、いじめられっこ、ドジなために周りを知らず知らず不幸な目に合わせてしまう者、金持ち娘カレン(キム・キャトラル)など集まったのは一癖も二癖もある連中でした。

学校にやってきた警察の本部長は、こんな連中に街の治安は任せられんと唸るのでしたが、市長の支持に刃向かうわけにもいかず、警察学校の校長ラサール(ジョージ・ゲインズ)と教官のハリス(G・W・ベイリー)に指示を出し、ハリスは新人いびりを始めます。しかし…。

映画レビュー
オススメスティーヴ・グッテンバーグ主演の爆笑コメディです。
教官ハリス(ラサール校長はのほほん状態)のしごきに耐え彼らが一人前に成長していく話で、軽快な音楽と共に何も考えずに大笑いできる作品です(ちょっと下ネタ多いですが)。

1作目ではハリスはまだましですが2以降彼の不幸が始まります。(^^;
でも1作目の馬関係の彼の不幸はもう…かわいそうに。たまにはこういう作品を観て笑わないとね。

Number740【ここがいい!】
・私のお気に入りは声帯模写をするマイケル・ウィンスローですね。彼の音にはホントにびっくりさせられてしまいます。
・登場人たちのキャラに特徴があり、それぞれの見せ場もちゃんと作られているのがいいですね。きれいにまとまっていると思います。

【ここは問題かな?】
・下ネタが多いところでしょうか。ちょっと子供と一緒には観れないかも。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・この映画ができたきっかけは、ある映画のロケを見ていた時に、観客の誘導をしていた人間のあまりの不甲斐なさと、それを上司に弁解する理由の無茶苦茶さ、さらにその上司の怒りが面白かったためだとか。
Number740・このシリーズは7作ほど作られています。残念ながら3作目くらいからはパターン化しているのが残念なところです。

コメントありトラックバックです。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「ポリスアカデミー1〜5」観たよ

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ラベル:映画 DVD コメディ
posted by 白くじら at 21:56| Comment(4) | TrackBack(1) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月23日

スパイキッズ4 ワールドタイム・ミッション

どんなに辛い時も、これが守ってくれる。
スパイキッズ4:ワールドタイム・ミッション【初回限定生産】 [DVD]
2011年(Spy Kids 4: All the Time in the World)製作国:アメリカ
監督:ロバート・ロドリゲス原作:
製作:ロバート・ロドリゲス、エリザベス・アヴェラン製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
脚本:ロバート・ロドリゲス撮影:ロバート・ロドリゲス、ジミー・リンゼイ
音楽:ロバート・ロドリゲス、カール・シールamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
インテリア・コーディネーターのマリッサ・コルテス(ジェシカ・アルバ)は実はOSSのスパイ。今日も臨月だというのにOSSのミニディスクを盗んだックタックを追いかけていました。なんとか捕えるものの破水してしまったマリッサはそのまま病院へ。
無事子供は誕生し、マリッサはOSSを引退して一家のママとなるのでした。

1年後…子育てに追われながらも義理の子供たちであるレベッカ(ローワン・ブランチャード)とセシル(メイソン・クック)が自分に懐いてくれないことがマリッサの悩みの種でした。しかしそれはレベッカたちも同じ。なんとか仲良くしようとするのでしたが…そんなとき、マリッサがレベッカのネックレスをプレゼントするのでした。

一方、OSSでは「アルマゲドン」という究極の装置が盗まれ、時間を加速させる怪人タイムキーパーが現れました。この時間を止めるためには依然研究されていたクロノスサファイアが必要でした。引退したはずのマリッサに指令が飛びます。そう、そのサファイアこそがレベッカにプレゼントしたネックレスだったのです。
プレゼントしたものを返してもらうという、なんとも気まずい雰囲気の中、レベッカはついいたずらをしてしまいます。そうとは知らない偽物を持たされたマリッサはOSSへ。
しかしタイムキーパーたちはサファイアのある場所を探知し、レベッカたち2人に間の手が迫ります。
その時、愛犬アルゴノート(声:リッキー・ジャーヴェイス)が喋り、びっくり仰天の2人を地下のパニック・ルームへと連れて行きます。そこに設置してあったモニターのママが、自分がスパイであることを告白、2人は強制的にOSSに連れていかれ、かつてのスパイキッズであったカルメン(アレクサ・ヴェガ)と出会うのでしたが…。

映画レビュー
とほっ…史上初『4D』とのうたい文句でも有名です。
3Dは立体、4Dは匂いでした。これはあらかじめ入場時に配られるカードを用意しておき、上映中にスクリーン上に1〜8の数字が現れたときに該当する番号を擦ることによってその匂いを体現できるいうものでした。楽しいんですけど、匂いは1度っきりだったようですね。
そういえば、食事シーンがあったり、ゲロシーンがあったり、わんこのおならのシーンがあったりと…そこでも匂いがあったのかな。(^^;
昔は振動装置などもありましたし「Mr.BOO!インベーダー作戦」に登場した感じるTVがいよいよ実用化するのでしょうか。

新たなるスパイキッズということだったので、てっきりリメイクというか新シリーズにしたのかなと思っていたのですが、しっかり続編モノでした。
嬉しかったのが、全作までのスパイキッズのメンバーが当時の配役のまま登場しているところでしょうか。アレクサ・ヴェガダリル・サバラダニー・トレホなど…もう1作目から10年も経っているんですね。しみじみ。
ただ残念なことにシリーズを追うにつれて、どんどん子供向けになってしまっています。今回は3作目ほどではないにしても…なので設定が甘々です。
時間の解釈もツッコミどころは満載ですが、お子様向けには楽しめるのではないかと思います。

Number738【ここがいい!】
・もともと、実はママがスパイだった!というそういう設定は好きですねぇ。子供たちは適応能力が凄いなって思わせてくれるところも多々あります。
・オリジナルメンバーも登場というのも嬉しいところ。ただ後半は活躍しすぎのような気はしますけど。
・3作に登場したメカの数々も見ることができます。

【ここは問題かな?】
・周囲で時間が加速しているにしては、おかしなシーンが非常に多くって、書ききれないほどです。
・機密も機密なクロノスサファイアを引退した人間が持っていて、しかも娘に渡すって考えられない。
・子供(ベビー)を連れたまま、アクションシーンに突入しないでください。
・有能だったはずのスパイキッズ部門も7年前に予算不足でとり潰し…?

【一言いいたいコーナー】
Number738・父の想い、息子知らず。そしてその逆もまた同様。

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posted by 白くじら at 22:13| Comment(2) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月18日

ホンコン・フライド・ムービー

フライドチキンと焼アヒルの商戦勃発!
ホンコン・フライド・ムービー デジタル・リマスター版 [DVD]
1988年(Chicken and Duck Talks『鶏同鴨講』)製作国:香港
監督:クリフトン・コウ原作:
製作:ロニー・ユー製作総指揮:マイケル・ホイ
脚本:クリフトン・コウ、マイケル・ホイ撮影:デレク・ワン
音楽:リチャード・ユエンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
香港のとある通りに老舗で味も極上な焼鴨を食べさせる店がありました。
しかし客は来るものの店は手入れは酷く、床は散らかしほうだい、スープにゴキブリが入っているなど何とも思っていませんでした。この店の主人ホイ(マイケル・ホイ)は香港一のケチと噂されていましたが、そんなホイを支えているのが妻のギョン(シルヴィア・チャン)でした。
従業員はリーダーのナマズ(リッキー・ホイ)、味付けを盗もうとしているナム、レジ担当のパン(イップ・ウィンチョウ)、ウエイターのナン、そして掃除婦のアリス。彼らは文句も言いますが、ホイの元でされなりに楽しく仕事をしていました。

ところがある日のこと…フライドチキンで有名なダニーズが真向かいに開店してしまいます。
清潔さと安さとでホイの店最大のライバル店となりたちまちホイの店には閑古鳥が!ホイは相手の戦略を真似して何とか挽回しようとするのでしたがすべて空回り。しかもナマズまでがダニーズに就職してしいます。
さらに諦めないホイの店に業を煮やしたダニーズは、ホイの店を休業に追い込むために悪だくみを開始するのでした。

映画レビュー
まぁまぁ「新Mr.Boo!」シリーズ終了後の作品です。もともと「Mr.Boo!シリーズ」は単独作品なので特についていようがついてなかろうがあまり関係はないかと思いますが…。(^^) なお、日本未公開のためか吹き替えは入っているもののマイケルの声は広川太一郎さんではなく小島敏彦さんです。
リッキーの声も今までとはうって変わって実に渋かったりして…思わず字幕で観ることにしました(でもなにげにあっているような気がしました)。

昔気質の職人が、新しい技術を導入してきた会社と戦うといった感じの作品で、ホイの店の人情映画ですね。
ホイも香港一のケチとは言われつつも、全然悪い人間ではなく不器用ですが一生懸命生きています。これは周りで働いている人たちも一緒。みんな家族なんです。そういうところがクスリとした笑いと共に描かれていました。
ダニーズは圧倒的強さを誇りながら支配人が油断したら社長がたしなめるという…珍しく油断しない!と思っていたのですがやっぱり焦っていたのでしょうか。ラスト近くでの行動にはちょっと驚きました。エリートがつまずくとえてしてああいうものなのかな。

おそらく日本では伝統を重んじるのでこういう結末にはならないかもしれませんが、これはこれで香港のある意味気質なのでしょうか。
良いものは全て自分たちの物にしていくという、したたかさがそのままオチに直結していると思います。
こういうところ、日本の頑固さとは違うところでしょう。

Number722【ここがいい!】
・やっぱりホイのイマイチ素直になれないけど、みんなには感謝している表情。
・お互いのマスコットの着ぐるみで戦っているところは面白かったですね。建物から飛び降りるところなんてワイヤーだったようです。
・ダニーズの教育がそのまま身になっているところ。
・ナマズを許してもらうために髪の整髪を出してきたのはいい演出だと思いました。ナムなんて髪の毛ないのにするもんねぇ。笑ってしまいました。
・ホイのアヒルは本当に美味しかったようで、料理には手を抜いていなかったようです。炭火焼もじっくりと焼いてるシーンがあっていいです。

【ここは問題かな?】
・本当にあんなに汚いのでしょうか。ネズミでなんとかという前に営業停止になっていてもおかしくないと思いますけど。布巾、箸、スープなど…序盤から食べ物が好きな人たちは引いてしまいそうですね。
・ダニーズもそうですけど、調理場の裏はあんなものなのかな(いろいろと噂は聞きますけど)。スピードだけを重視しているところを見ると、こういうシーンにも皮肉が込められていたのかもしれません。実際に生焼けとかのシーンもありましたし、見かけは清潔で割引もあって安かったけど味はイマイチだったのかな。なんかどっかみたい。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・相手の携帯がまるでトランシーバーのよう。まぁ、時代による機器の面白さですね。
・店内にハエトリ紙が!!これって日本にあったのと同じですねぇ。もう見かけませんけど。
Number722・ダニーズの開店祝いに駆けつけるのがサミュエル・ホイのようです。忙しそうにすぐに帰ってしまいますし、サングラスでよく判りませんけど。(^^;

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posted by 白くじら at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

振り返らないで後悔するより、振り返って後悔した方がいい!
大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 【DVD 】
2011年製作国:日本
監督:本田隆一原作:前田司郎
製作:製作総指揮:佐々木亜希子
脚本:前田司郎撮影:小林元
音楽:蔦谷好位置amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
大木信義(竹野内豊)と咲(水川あさみ)はなし崩し的に結婚した新婚さん。そのためかすでに倦怠期がおとずれ、相手が何を言っても、しても何か気に入らない。
そんなある日、スーパーの占い師(樹木希林)に地獄ツアーを勧められます。
2人で44000円温泉付き、地獄甘えび付きと…どう考えても怪しいツアーでしたが、2人は行ってみることにしますが、なんと入口はスーパーの屋上に置かれてあるバスユニット…そんな馬鹿なと思った信義でしたが、水に手を突っ込むとそのまま引きずられていく、後を追った咲もまた…こうして2人は地獄へ到着するのでした。

地図はあれども、右も左もわからず彷徨い始めた2人は、途中≪赤い人(でんでん)≫に襲われ、危ないところを≪青い人≫のヨシコ(橋本愛)に救われます。
3人はもともとの目的地であった≪いいじま温泉≫に向かうのでしたが…。

映画レビュー
まぁまぁ最初観始めたときには、なんという脱力系…と思ったのですが地獄へ入った辺りからかなり面白くなってきました。
と言っても脱力系なのは変わりないんですけど、ただ信義と咲の会話が面白くって(特に咲のツッコミが絶妙)見入ってしまいました。
地獄自体は、たいして怖くもないところなのですが、いろいろなところの設定(赤青、巨大爪(角)切り、温泉、地獄甘えび、お菓子など)が凝っていて、観ていて飽きませんでした。
私はもともとこういう異世界が好きなので、こういう話も好きになってしまうのかもしれません。
これらの設定は≪いいじま温泉≫に入った後、彼らの案内役であるいいじま(荒川良々)の喋り方が上手いところもあるんでしょうね。これは「鴨川ホルモー」の時もそうでしたが、この人、説明するだけで面白いんですよ。(^^;

毎日が同じ繰り返しだと倦怠期って程度の差こそあれ、やはりあるんでしょうねぇ。
実際には完全に同じ毎日など起こるはずもないのですが…そんなとき、遠出などすると雰囲気も、相手の違った面も見えて、改めて信頼し合えることってあると思います。
この作品でも、未知の世界で過ごすことによって、相手に頼ったり、助け合ったり…どんな小さなことでもそれが積み重なって相手のことを新しい目で見られる。そういう過程がよくあらわされていたと思います。
ラストはまるで年輪のよう…そう人間は同じ人生を繰り返し年輪のように歳を積み重ねていくのかも知れません。

ラスト近くのヨシコの言葉は意味深でしたが「そういうこと」なのかな。
となると地獄でありながら、待機している場所でもあるんですね。

Number704【ここがいい!】
・地獄甘えびの食べ方…でもって美味しくないなんて。(>_<)
・信義と咲、そしてヨシコたち3姉弟の触れ合いがいいですね。まぁ、ちょっとベタなんですけど、家庭になったような感じでよかったです。
・信義と咲のツッコミ会話。

【ここは問題かな?】
・占い師である樹木希林さんとその助手片桐はいりさんがかなり怪しくていいですが、2人とも喋りがぼそぼそで聞き取りにくく、なんども戻しては聞き直してしまいました。
・ツアーとはいえ、ほかの客が多いのはちょっとどうかなって思いました。

【一言いいたいコーナー】
・あの耳栓って会話も聞こえるんですよね。前にF1で鈴鹿に行ったときに耳栓もらいましたけど…爆音を止められるんですけど会話もできるんです。で役に立っていないのかと言うと、外してあり爆音をパドックから聞くと耳の奥がかゆくなるくらい酷いので、やっぱり耳栓は必要です。
・≪青い人≫ヨシコの弟として鈴木福くんが出演していました。
Number704他にも南海キャンディーズの山ちゃんが出ていたりと、ちょっとびっくり。

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posted by 白くじら at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

ゲット・スマート

知識だけあっても体はついていかない。が、ついていかなくてもなんとかなる。
ゲット スマート 特別版 [DVD]
2008年(Get Smart)製作国:アメリカ
監督:ピーター・シーガル原案:
製作:アンドリュー・ラザー、チャールズ・ローヴェン、アレックス・ガートナー、マイケル・ユーイング製作総指揮:ピーター・シーガル、ブレント・オーコナー、ジミー・ミラー、デイナ・ゴールドバーグ、ブルース・バーマン
脚本:トム・J・アッスル、マット・エンバー、ブライアン・シンガー撮影:ディーン・セムラー
音楽:トレバー・ラビンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
諜報機関≪コントロール≫…分析官として働いているマックスウェル・スマート(スティーヴ・カレル)は、事務仕事ではな現場で働くエージェント23(ドウェイン・ジョンソン)にあこがれていました。
そこで昇格試験を受け、見事合格するのでしたが、チーフ(アラン・アーキン)は、彼の凄れた分析能力(敵の漏らした日常会話からも重要情報を読み取れるほど)を捨てるわけにもいかず、そのまま分析官を続けるように命じるのでした。

おりしも国際犯罪組織≪カオス≫が≪コントロール≫を襲撃、エージェントの情報が奪われてしまいます。困ったチーフは分析官であったスマートを急遽エージェント86とし、さらに整形手術を受けたばかりのエージェント99(アン・ハサウェイ)と極秘任務に就くように命じるのでした。
彼はブルース&ロイドのコンビが開発する秘密兵器を携え任務に就くのでしたが…。

映画レビュー
まぁまぁ1960年代のTVドラマ「それ行けスマート」の劇場版です。先日の日曜洋画劇場で放送されたのですが、裏番組2本と重なっていたため観ることも録画することもできず…でも調べると結構面白いとの噂なので、レンタルで鑑賞してみることにしました。

スパイモノですが、主人公は分析官から初めてエージェントになったような男です。敏腕女性エージェント99と組みますが、彼は知識はあるものの体が今一つついていかないようで、そのギャップが笑いを誘うようになっています。ただそのギャグがある程度予測がつくようなものが多かったのが残念です。
99がうらやむような秘密兵器を持っていたりもするんですけど、うまく使えこなせないところがミソですね。体術も訓練はしているものの、何らかの邪魔が入ったりしていつも中途半端な活躍、でも99のために死をも恐れず行動するところは、エージェントの鏡ですね。

というわけで、シリアスにもコメディにもなりきれず、なんとも中途半端な役どころに感じました。

Number701【ここがいい!】
・ジャケ写で主人公に髪が重なってきて、顔が見えないという…内容がどのようなものかわかるような写真ですね。
・最初に吹き出したのが飛行機のトイレでしょうか。そこのドタバタは少々痛かったのですが、外に出たときには「えっ」と叫んでしまいました。(^^;
・丸い女性の方とのダンスがなにげにいい感じです。
・分析官としての能力も侵入するときや、大男の説得などに活かされていて、今後99が特訓すれば、かなり変わり種のエージェントに育ちそうですね。
・23役としてドウェイン・ジョンソンが登場していて、なんだか豪華な使い方だなぁと思っていたら…まぁ、当然ですよね。(^^)

【ここは問題かな?】
・同じネタのギャグが長いです。もうそのネタいいでしょう?というのが多い。
・スカイダイビングは終末速度で浮遊するため、追いつくこともできると思うんですけど…今回の場合は飛行機も飛んでいましたし、あれだけ時間がかかっていたら99が出たときにははるか後方だと思うんですけどねぇ。まぁ、面白かったですけど。

【一言いいたいコーナー】
・最後にメル・ブルックス監修であることが分かります。なんとなく納得。(^^;
・スピンオフとして「ブルース&ロイドのボクらもゲットスマート」という作品が作られています。
Number701・あの木にいたのはビル・マーレですよね…なんだったんだろう。カメオですか?

コメントありトラックバックです。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「ゲット スマート」観た

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2011年12月08日

Mr.BOO! インベーダー作戦

楽しくなければテレビじゃない!
Mr.BOO! インベーダー作戦 デジタル・リマスター版 [DVD]
1978年(The Contract)製作国:香港
監督:マイケル・ホイ原作:
製作:レイモンド・チョウ製作総指揮:
脚本:マイケル・ホイ撮影:トム・ラウ
音楽:サミュエル・ホイamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
香港…MTV(マウス・テレビ)と8年契約をしているTVタレントのブー(マイケル・ホイ)でしたが、登場したのはわずか一回、それすらも失敗したブーは失業状態でした。ところが、ある日のこと、CTV(キャット・テレビ)からクイズ番組の司会の依頼がきます。えげつない番組でしたが、司会は大好評。CTVから5年契約を言われますが、そのためにはまずMTVの契約を解約する必要がありました。
さっそくMTVで解約しようとしたブーでしたが、制作局長のウォン女史が契約内容(白紙でMTVが自由にかける)を逆手に取り請け合ってくれません。
やむなくブーは女装し、弟で発明家のチョンボ(リッキー・ホイ)と一緒に強硬に金庫破りを決行!しかし逆にチョンボが金庫の中に閉じ込められるトラブルが…なんとか逃げたブーは、チョンボの彼女の兄、マジシャンのロン(サミュエル・ホイ)の協力を仰ぎ、再度MTVへ忍び込むのでしたが。

関連リンクです。
1974年「Mr.BOO! ギャンブル大将
1976年「Mr.BOO! ミスター・ブー
1978年「Mr.BOO! インベーダー作戦

映画レビュー
ちょっとオススメ日本で公開されたMr.BOO!シリーズ第2弾です。この後実際には初期の作品である「Mr.BOO! ギャンブル大将」を第3弾として公開し、第一次Mr.BOO!となります。第二次は新Mr.BOOとなりますが、連続して観ると疲れるのでしばらくお休みです。(^^)
タイトルのインベーダーは、やはり1978年、爆発的大ヒットとなったタイトーのゲーム「スペースインベーダー」から撮られているのでしょうか。後半で宇宙人のような紛争してダンスをするシーンがありますが、その部分がインベーダーらしいです。字幕にはそういうのないみたいですけど。(^^;

当時の中国TV局の有様を皮肉っているらしく、2局の争いのため出演者は契約で縛られていたそうです。
いくらなんでも白紙の契約書はないでしょうけど、そんなので8年も縛られたらたまったものではありませんね。まずブーがそんな契約にサインしたことが問題でしょう。

さて、この作品ではようやく3兄弟が「まとも」に登場。おそらく3作品の中でもっともドタバタの多く、しかも洗練されている作品だと思います。
コメディシーンのつるべ打ちは素晴らしく、時間も忘れてあっという間に観れる作品に仕上がっていると思います。
相変わらずブーの失敗も多いのですが、ハンガーに引っかかるところとかなにげに凄かったり…でもその後、何かの要因でバレたりドジしたりしますけどね。
最初の3作の中では、文句なしオススメ品だと思います。

Number697【ここがいい!】
・歌がとても好きです。もちろんサミュエルですが、冒頭でアフロの歌手も彼です。アフロすぎてわかりませんけど。(^^;
・クイズ番組がかなり面白いです。登場しているおばさんの演技も凄いのですが、喋りもここでは最高潮です。えぐいクイズとストーリーで表現しているのは、次のクイズに行くときに、お金と何か自分のものと交換しなければならず、それはどんどんエスカレートし、最後は病弱の旦那との交換になります。この部分はさすがに人道的に問題なのでしょう、吹き替えが入っていないのでTV放送時はカットされたようです。
・接着剤のシーンは当時大笑いしました。今回は知っているのでニヤリかな。

【ここは問題かな?】
・折角のチョンボの発明の活用がちょっと少ないかな。笑いガスと感じるテレビだけかな。接着剤もどこかで使ってもよかったような。

【一言いいたいコーナー】
・「Mr.BOO!ミスター・ブー」でツービートが声優を担当していましたが、今回は別の人に代わっていました。相変わらずのぼそぼそなんですけど、まだいいです。
Number697・感じるテレビは画期的ですね。「スパイキッズ4」の匂いなどがこの簡易版です。いつか映画を観ているとそう感じるのも面白いです。

コメントありトラックバックです。
子育て 時々 映画(マミイさん)の「アホだなぁ・・・・・♪

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2011年12月07日

Mr.BOO! ミスター・ブー

楽あれば苦がある。それが人生だ!
Mr.BOO! ミスター・ブー デジタル・リマスター版 [DVD]
1976年(The Private Eyes)製作国:香港
監督:マイケル・ホイ原作:
製作:レイモンド・チョウ製作総指揮:
脚本:マイケル・ホイ撮影:チャン・ヤオ・チュー
音楽:サミュエル・ホイ、ザ・ロータスamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
香港…万能探偵事務所を営んでいるウォン(マイケル・ホイ)、従業員である美人秘書のジャッキー(テレサ・チュウ)とちょっとお間抜けな助手チョンボ(リッキー・ホイ)を安月給でこき使っていました。そこへ現れたのが工場を首になったキット(サミュエル・ホイ)。カンフーの腕に惚れたウォンは、これまた安月給で雇うことにします。

浮気調査にローンの取り立て、スーパーの万引き調査など、なにげに大変な仕事をの中、次第に発揮されていくキットの実力に、自分の存在が薄くなりウォンは渋い顔。
そんなとき、映画館から爆弾を使った脅迫手紙が届きます。2人は調査のために映画館へ赴くのでしたが…。

関連リンクです。
1974年「Mr.BOO! ギャンブル大将
1976年「Mr.BOO! ミスター・ブー
1978年「Mr.BOO! インベーダー作戦

映画レビュー
まぁまぁ日本で公開されたMr.BOO!シリーズ第1弾です。
Mr.BOO!というのは配給会社が付けたようですが、マイケルも気に入ったようです。ただ、シリーズとはいっても話の内容は全く違いますので、どこから鑑賞しても問題ありません。
この作品では、ウォンとキットが主軸で、チョンボは助手としてはいるものの出番はやはり少ないです。とはいうものの、「Mr.BOO! ギャンブル大将」に比べるとコメディ部分が格段に上がっています。

当時の香港の暮らしぶりに合わせたギャグをウォンがキットにツッコミ(教え)ながら解決(?)していくパターンの、まるで一種のオムニバス形式ですが、次第に単独で動いてスマートに解決するキットの格好よさ。どじりながらもウォンたちを助けるチョンボも、実際には機転がきくのでは?と思ってしまうほど。
またキットがカンフーの達人(と言ってもいいのかな?)なので、アクションシーンも多いですし、ウォン自身もソーセージをヌンチャクに見立てて戦ったり、相手がジョーズ(音楽も)だったりしてパロディ要素もあって楽しめました。

オーソドックスなギャグが多いものの、まだまだ笑えますね。

Number696【ここがいい!】
・パロディ映画が好きなので、やっぱり序盤の厨房のアクションシーンは面白いですね。
・音楽はサミュエル・ホイ担当です。好きですねぇ。
・ジャッキーがウォンを労わるところは予期してなくてプチ感動。よかったです。給料を上げてくださいね。
・カーチェイスで車が壊れるところはまるでプラモデルかのように要所要所が壊れていて面白い。ウォンが計算機で被害費用をはじき出していると計算機が火を噴いたりしてびっくり。(^^)

【ここは問題かな?】
・サミュエルが車を壊しながらモーテルに到着した時には、わざと無音にしている箇所がありました。ここは吹き替えを入れない方がよかったんで社内かと思います。無音という意図なんですから。

【一言いいたいコーナー】
・ラブホテル店員が次男のスタンリーホイらしいです。
マイケルの吹き替えはもちろん広川太一郎サミュエルビートたけしリッキービートきよしが努めています。サミュエルにはちょっと合わなかったような気がしましたが…。
Number696しっかり水着美女が出たときには「コマネチ!」って言ってましたけど。(^^;

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子育て 時々 映画(マミイさん)の「ベタな笑いが満載

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posted by 白くじら at 17:23| Comment(2) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月06日

Mr.BOO! ギャンブル大将

金持ちになりたかったら、サイコロにかけろ!
Mr.BOO! ギャンブル大将 デジタル・リマスター版 [DVD]
1974年(Games Gamblers Play)製作国:香港
監督:マイケル・ホイ原作:
製作:レイモンド・チョウ製作総指揮:
脚本:マイケル・ホイ撮影:リー・ヤオ・トン
音楽:ジョセフ・クー、サミュエル・ホイamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
マカオ…貧乏なのにギャンブル好きなロン(サミュエル・ホイ)は、カジノのディーラーがチップを盗んでいるのを発見し、脅してそれを奪いますが、その直後カジノのマネージャーに捕まり刑務所へ放り込まれてしまいます。
同じ房にいたのはギャンブル大将と呼ばれているブー(マイケル・ホイ)でした。
刑期が終えた後、気の合った二人は、一帯を仕切っているチュン親分(ウォン・サム)を騙し、ドッグレースで大金をせしめようとするのでしたが…。

関連リンクです。
1974年「Mr.BOO! ギャンブル大将
1976年「Mr.BOO! ミスター・ブー
1978年「Mr.BOO! インベーダー作戦

映画レビュー
まぁまぁ記念すべきマイケル・ホイ監督作品第1弾です。日本で公開されたのはMr.BOO!シリーズとしては第3作ですが、実際には1作目となります。もっともMr.BOO!はシリーズとは言っても話がつながっているわけではないので、どこから観ても問題ありません。
ホイ3兄弟が出演しているのがやはり面白いのですが、残念ながらこの作品では3男のリッキー・ホイが登場しているのは1シーンのみでした(実際には後になって付け加えられたらしい)。でも出ていてよかったぁ、懐かしいですね。
彼は3兄弟の中でもカンフーを得意とし、私が彼の作品に初めて出会ったのは「霊幻道士」でした。
コミカルな演技に非常に好感を持っていました。

彼は残念なことに本年2011年/11月8日に心臓発作で亡くなっています。
映画界は惜しい方をまた失ってしまいました。合掌。

さて、ストーリーはギャンブル好きで、勝つためにはいかさまも平気で行う人物が主人公で、およそヒーローとは程遠いのですが、どこか抜けている2人の行動が面白く、笑って許せそうです。ただオチとしては、やはりイカサマにはそれ相応の罰が科せられるのですが、それでも懲りないところがギャンブル大将です。
それにしても文無しになったり儲けたりと…でもあまり悲壮感はありませんね。借金までして追われる身になるのに、儲かっても払う気がないのはご立派です。(^^)

ギャンブル大将だからこそサイコロに人生を例えているのでしょうけど、人生っていろいろな場面に遭遇します。それを判断し決定するには経験やアドバイスも要因の一つですが、どこかで賭けのようなものも存在するでしょう。そう、人生は賭けの積み重ねとも言えますね。
未来世紀ブラジル」で登場したYES/NO決断器が欲しくなる時があります。

コロコロ…うわっ、ファンブルだ!ってならないように。

Number695【ここがいい!】
マイケルの日本語吹き替えに広川太一郎さんが担当しています。マイケルが実際に喋っていない、向こうを向いていたりしているときでも喋りまくり。これは賛否両論あるでしょうけど、昔から聞いている私は吹き替えでなければMr.BOO!じゃないみたいなほど。もうダジャレのオンパレードですね。初めて観る人はびっくりしてしまうと思いますけど。ただし、吹き替えだけで観ていると、TVでカットされているところはもちろんオリジナルの声になりますから注意です。

【ここは問題かな?】
・初期作品のためかほかの作品にみられるようなドタバタがあまりありません。問題というわけではないかもしれませんが、日本での3作目としてはギャグが弱いと思います。
・ギャンブルの内容がよく判らないものが多いです。少し説明が欲しかったです。
・字幕と吹き替えの訳が違いすぎです。

【一言いいたいコーナー】
・中国の麻雀パイって1素材で真っ白(象牙?)なんですね。なんだか…美味しそうです。(^^;
・上記では3兄弟と書いていますが、末っ子の娘も合わせると総勢5兄弟です。映画に登場するのは長男のマイケル、3男のリッキー、4男のサミュエルです。次男のスタンリーは裏方ですが、ちょろっと出ているときもあります。(^^)
Number695リッキー登場のシーンと差し替えられたのは、サモ・ハン・キンポーとの乱闘シーン。こっちはこっちで見たかったかも。ちなみに、サモ・ハン・キンポーは本作の武術指南でもあります。と思ったら映像特典に入ってました。(^^; こっちも面白いですが…ギャンブル大将ということでは差し替えてよかったと思います。

コメントありトラックバックです。
子育て 時々 映画(マミイさん)の「むしろ原点

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ラベル:映画 DVD コメディ
posted by 白くじら at 23:40| Comment(2) | TrackBack(1) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月02日

マイ・ボス マイ・ヒーロー3

高校に飽き足らず、今度は会社でデモか!
マイ・ボス マイ・ヒーロー3 [DVD]
2007年(頭師父一體3:My Boss, My Salesman)製作国:韓国
監督:シム・スンボ原作:
製作:製作総指揮:
脚本:シム・スンボ撮影:
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
高校を7年で卒業し、大学も出たケ・ドゥシク(イ・ソンジェ)、ついに江南(カンナム)も自分の物だと思った矢先、彼に三度試練が…世の中グローバル社会になりつつあるため、ヤクザの世界もグローバル経営を学ばなければならない。という組長(ソン・チャンミン)言葉に、ドゥシクは今回はほかの者にやらせてくださいと願い出ます。
しかし人選に大学を卒業したものとという条件を出され、結局ドゥシクに白羽の矢が立つのでした。

グローバル経営を学ぶためには大企業に就職しなければならない!
潜り込んだのはコソングループ…しかし研修中にとんでもないミスをし、回されたのは企画室ではなく保険の営業。しかもドゥシクのミスの責任と研修を担当していた本社企画室のパク(チョン・ファン)が左遷され彼の部下になったため、さぁ、大変。
万年係長のキム(チョン・チャンゴル)と同期入社のスジョン(ソ・ジヘ)とともにパワハラ、セクハラとパクの横暴は止まりません。
そんな中、裏の世界でヤクザであるシン・ガンナム(イム・セホ)と繋がりのあるパクは、会社に対してデモを行っているスジョンたちに彼らをぶつけようとするのでした!

関連リンクです。
2001年「マイ・ボス マイ・ヒーロー
2006年「マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ
2007年「マイ・ボス マイ・ヒーロー3

映画レビュー
とほっ…マイ・ボス マイ・ヒーロー」の3作目です。いよいよ社会人となったわけですが、残念ながら配役がガラリと変わっています。同じなのは敵役のガンナムのみ。彼はもうギャグキャラと化していますが、三度退治しなくてはならない状況下において、彼の放つ言葉とは!

というのはおいておいて、配役が変わったのもあるんでしょうけど、演出にも問題があるのかもしれません。
前作までの主人公であるドゥシグ、その配下のサンドゥ、テガリがあまりにも個性的でインパクトがあったために、どうしても地味に見えてしまいます。特にサンドゥはいてもいなくても同じありさまなのが酷いです。テガリも空回りですね。残念ながら3人のお笑いコンビという図式はなくなってしまいました。

また暴力シーンはかなり抑えられています。
回を重ねるたびに抑えられているような気もしますけど…逆に結構普通の作品になっていて、こういうところでも逆にインパクトがなくなっているのかもしれません。

ストーリー的には今までの2作をお手本にしている感が強く、取り立てて新しいところもありません。
こうしてシリーズモノは消えていくんでしょうねぇ。(^^;

Number692【ここがいい!】
・前半のアクションシーンは結構いいです。まぁ、夢なんですけどね。(^^;
・少林寺のシーンは好きなんですけど…この世界にはちょっと合わないかも…でも、やっぱりこういう人たちは好きですし、ラストの登場シーンは格好良かったです。変ですけど。

【ここは問題かな?】
・伏線ともよべない夢が長すぎかな。
・実は予備知識もなく見たので、誰がどの役かしばらく変わりませんでした。(@@)

【一言いいたいコーナー】
・英題は「マイ・ボス マイ・セールスマン」です…私のセールスマン?これは何か変なような。
Number692・ドゥシク役のイ・ソンジェは「デイジー」の刑事さんです。刑事役は好きだったんですけど…。

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posted by 白くじら at 20:32| Comment(2) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月01日

マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ

妹との約束のため、先生は行く。
マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ [DVD]
2006年(頭師父一體2:My Boss, My Teacher)製作国:韓国
監督:キム・ドンウォン原作:
製作:製作総指揮:
脚本:カン・ソッポム、キム・ドンウォン、イ・ユンジン撮影:イ・フゴン
音楽:キム・シファンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
なんとか高校を卒業することができたヤクザ若頭であるケ・ドゥシク(チョン・ジュノ)でしたが、大学卒業は手下であるサンドゥ(チョン・ウンイン)を身代わりに立て、自分は組を仕切っていました。しかし、そのことが組長に知れ、ドゥシクは自分の力で大学卒業を目指すことになります。おりしも教育実習が始まり、カンソン高校3年8組にケ・ドゥシク先生として行くことに…中間試験の2週間前でした。

彼が教えるのは倫理と思想、青少年の人生観や世界観…さらに居眠りをしている生徒を叱りつけたら、なんと組長が生徒として入り込んでいるではありませんか!
セクハラに苦しむミジョン(ハン・ヒョジュ)を助けたり、いじめっ子に苛められている組長を助けたり、テガリ(チョン・ウンテク)とサンドゥの親身だけど役に立たない協力の中、彼は首尾よく大学を卒業できるでしょうか。

関連リンクです。
2001年「マイ・ボス マイ・ヒーロー
2006年「マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ
2007年「マイ・ボス マイ・ヒーロー3

映画レビュー
まぁまぁマイ・ボス マイ・ヒーロー」の続編です。ラストで次は大学と言っていた通り、今度は大学卒業です。ただ、教育実習ということでやはり舞台は高校となります。残念ながら違う学校なので前回のヒロインであるユンジュ(オ・スンウン)は登場せず、変わって
ミジョン(ハン・ヒョジュ)が登場します。恋人というよりも兄妹という形でしたけど。

ストーリー的にはシーンもセリフ回しまで、前作に非常に似かよっています。
ただ生徒から先生になったことで、若干の違いはありますし、組長まで学校の生徒となっているのは面白いです。
ラストの戦いでも、前回戦った敵シン・ガンナム(イム・セホ)が登場しますが、前作の戦いで培った教訓があったり、すっかりギャグキャラになっていたりしてます。
こういうギャグは、やはり前作を観ておいた方がいいでしょう。

少し新鮮さは薄れましたが、面白かったです。
ただし…1シーン、とんでもないところがあるのが…注意です。

Number691【ここがいい!】
・あいかわらずの3人組、そして組長まで加わってのおバカ騒動が面白いです。
・最後の大立ち回り、やっぱり面白い。それにしてもガンナムが「一度に出ろよ!」はまさに真理です。
・前作では教育現場のあれからは推測するしかありませんでしたが、今回はオチと言うべきものがちゃんとあってよかったです。

【ここは問題かな?】
・ミジョンの事故シーン…あんまりです。どうしてそこまで演出してしまうのか。(T T) さわやかなジャケ写からは想像できないです。

【一言いいたいコーナー】
・英題は「マイ・ボス マイ・ティーチャー」なんですね。(^^)
Number691・続編もありますが、配役がガラリと変わっています。どうなることやら。

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posted by 白くじら at 18:16| Comment(2) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月30日

マイ・ボス マイ・ヒーロー

兄貴はしばらく社会勉強だ。
マイ・ボス マイ・ヒーロー [DVD]
2001年(頭師父一體:My Boss My Hero)製作国:韓国
監督:ユン・ジェギュン原作:
製作:製作総指揮:
脚本:ユン・ジェギュン撮影:
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ヤクザ組長の元、若頭であるケ・ドゥシク(チョン・ジュノ)は、今日も手下であるサンドゥ(チョン・ウンイン)、テガリ(チョン・ウンテク)に命じて、裏切者ビョンフンを退治。その夜、組のボスたちの集まりで、ドゥシクに組織拡大に絶好のシマであるミョドン一帯を任せる話になったのですが、他のボスから彼は若すぎてまだ無理なのでは?という意見が出てきます。
彼は腕っぷしは強いのですが高校も卒業しておらず、また最近の話題にもついていけない…メールも知らないし、インターネットをシマ?とか聞き返すほど…と…そこで組長は、

まず、高校を卒業してこい!

こうしてドゥシクは公立は無理なので、私立名門のサンチュン高校3年として編入することになるのでした。
ヤクザであることを隠し、無事に卒業するためにおとなしくする彼は、いじめっ子の絶好の標的…そんなこんなで真面目に登校しているうちに、教育の現場が腐りきっていることに気付きます。そしてついに同級生で淡い恋を感じ始めていたユンジュ(オ・スンウン)が大怪我をし、生徒を思う先生が辞めさせられ、彼の拳は!!

関連リンクです。
2001年「マイ・ボス マイ・ヒーロー
2006年「マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ
2007年「マイ・ボス マイ・ヒーロー3

映画レビュー
まぁまぁヤクザのボスがシマを任してもらえる条件として高校に編入、身分を隠して真面目に勉強、卒業するというストーリー。
ボスはメールも知らず、アドレスは?と言われて住所を言う、インターネットはシマの一つと言うありさまで、ほかの常識的なこともいろいろと知らないので、確かに高校に行った方がよさそう。またそんなボスを支える二人の手下サンドゥとテガリ。サンドゥは大卒と言っていますが、実は高校中退でボスより少しましな程度。テガリはもう駄目(^^;なんですが、この二人とボスの掛け合い漫才みたいなところが面白いです(独特な間合いもありますけど)。

こういうおバカなところを織り込みながらも、教員の場で行われるセクハラ、パワハラなど、ちょっとシャレにならないような描写も多くあり、殴られたら血が出るのは当たり前と、ただのコメディだと油断していたら、げげっとなりますのでご注意ください。
これが韓国の気質なのかもしれませんが、やはり日本とは違う面があることをまざまざと感じました。

笑えるけど…恐ろしい実態をも見せられる作品です。

Number690【ここがいい!】
・テガリが失敗をして、どんなにボスにボコボコにされても決して裏切ることもなくボスのために行動しているのは頭が下がります。
・とにかく3人の掛け合い漫才がいいですね。下手すると間違ったまま突き進みますし。
・組長がなにげにいい人で、自分の学力のなさも感じているようですね。これは続編へと続きます。(^^)
・ラストの大活劇はなかなかいいです。それにしても血だるまでもコメディ要素を持たせるのはさすがです。

【ここは問題かな?】
・とにかく頭を叩くシーンの多いこと、掌で叩いているので最初はまだなれ合いレベルかと思ったら、続けざまに殴っているのが痛い痛い。ヤクザ同士の暴力シーンはまだしも、女生徒を殴り続けるのはやりすぎでは、このシーンは絶句で、今度観る機会があっても飛ばしそうです。

【一言いいたいコーナー】
・あのターザン男はなんだったのでしょう?(@@) 最後は役に立ったようですけど。
Number690・2006年に長瀬智也主演のTVドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」としてリメイクされています。観たことはありませんが、過激な暴力シーンなどは払拭されたようです。

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posted by 白くじら at 17:56| Comment(2) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月08日

ゴルフ13 バンカーを狙え

OKゾーンは譲り合い、話し合い、殴り合い…。
1997年製作国:アメリカ
監督:原作:
製作:製作総指揮:
脚本:撮影:
音楽:

ストーリー

カナダのとあるホテルにあるゴルフコースでレスリー・ニールセンがゴルフの指導、これはゴルフを題材にした作品ではなく、私たちに教えてくれるゴルフレッスンの映画(?)です。
レッスンは以下のとおり…。

1、ボール
2、グリップ
3、スタンス
4、スイングスピード
5、最悪のスイング
6、ヘッドアップ防止法1
7、OKゾーン
8、打数かせぎ
9、追い越し
10、ヘッドアップ防止法2
11、スイートスポット
12、ライが悪い時のショット
13、ラフの出し方
14、ボール捜し
15、ウォーターハザード
16、ラフ
17、プロ並のミスパット
18、18番ホール

…ですが、これを覚えて実践すると確実に友達をなくすので注意しましょう。(^^)

映画レビュー

ちょっとオススメレスリー・ニールセン特有のギャグが炸裂している作品です。
レッスン1のボールでは、カゴに入ったボールを何カゴも打たなければならないでしょう…といいつつカゴを打ちまくっていたり、ボールの断面を解説して中心のコア部分は「憎悪」でその周囲を「険悪」が包み込み表面を「敵意」が覆っているそうです。こんなボールを打つためには不意打ちがもっともよく、ほふく前進も1つの手ですとか。

ゴルフをしている人がいると怒りそうなショットやカートの移動などが満載されていて大笑いですが、これらが全てレッスンの形をとられていて、私たちに教えているという点もこの作品の特徴です。
息抜きにこんな映画も面白いですねぇ。

【一言いいたいコーナー】
・別名「裸のクラブを持つ男」というらしいです。
Number652・とはいうものの、「ゴルフ13」っていうのもなんだか…単に文字がよく似ているので??意味不明。

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posted by 白くじら at 23:09| Comment(2) | TrackBack(0) | コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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