映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2016年07月03日

高台家の人々

私の妄想が観られていたら?
映画ノベライズ 高台家の人々 (集英社オレンジ文庫)
2016年製作国:日本
監督:土方政人原作:森本梢子
製作:フジテレビジョン、東宝、集英社製作総指揮:
脚本:撮影:大石弘宣
音楽:菅野祐悟、西野カナ「You&Me」amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
とある会社に勤める平野木絵(綾瀬はるか)は真面目なOLでしたが、地味で口下手な女の子。彼女の得意分野は「妄想」…妄想の世界にトリップしてしまうとしばらくは出てこないくらいの集中ぶり。

そんな彼女が務める会社に、名家「高台家」のエリート高台光正(斎藤工)が転勤してきました。
なんと彼は代々伝わるテレパシーの能力を持っており、社員の考えることを聞くことができました。周囲のいつもの人間らしい喜怒哀楽をスルーしていた光正でしたが、木絵の独特な妄想に驚き、そして笑い出してしまいます。
それ以来、木絵の事が何かと気になり始めた光正は彼女に接近、付き合いを始めます。

光正は木絵を家に招き、父、茂正Jr.(市村正親)、妹である茂子(水原希子)、弟の和正(間宮祥太朗)を紹介します。しかし最大の壁は母である由布子(大地真央)でした。名家であるが故の反対に木絵はなんとか認めてもらうように努力を始めるのでしたが、そんな彼女に光正は全てを知ってもらうために、自分が他人の考えていることを知る能力がある事を打ち明けるのでした。
驚きを隠せずとも、それでも付き合うことを選んだ木絵でしたが、頭を覗かれている思いが彼女の頭を虚無状態にしつつ、知らず知らず彼女の顔から笑顔が消えてしまうのでした。
そして、由布子が出した条件が試されるの夜、木絵は…。

映画レビュー
普通かな「ごくせん」「デカワンコ」などで知られる森本梢子さん原作のラブコメディです。
テレパスがいる時点でただのドラマではないわけですが、その頭の中が奇想天外な妄想であり、そこに引かれていく光正が面白かったですね。
妄想も現実世界とは一線を画した映像になっていて面白かったり。画面の随所にもネタが仕込まれていたようで、ちょっと見逃したところもあるようでDVDが発売されたら確認です。

ただ残念ながら、後半からは妄想が封印されてしまいました。
前半と後半でまったく雰囲気が違っており、コメディ要素はほとんどありません。肩透かしをくらってしまった人も多いのではないでしょうか。ただ、やはり頭を覗かれていると知ってからは、付き合っていくのも難しいと思います。
たとえ信じているから…と言っても「全て」わかってしまうのは辛い。息が詰まってしまうのも無理はないでしょう。そしてひたすら隠そうとしていることは、相手を信じていないという事にもつながってしまうとも考えられます。
いったいどうやって2人は付き合えるのか(破局することは考えてなかった)解りませんでしたが、そう来たかでした。(^^)

チェックポイント
【ここがいい!】
・妄想!後半なかったことが悔やまれますが、その分、ラストが生きていたかな。
・妹弟たちもテレパスですが、2人ともテレパスであるが故の苦悩がちゃんと描かれていたのがよかったです。秘密を明かしたらまた問題勃発でしょうけど。

【ここは問題かな?】
・後半はコメディを期待していた私としてはちょっと残念でした。ただ、明かすとこうなっちゃうでしょうけど。

【一言いいたいコーナー】
・高台家のおじいちゃん、おばあちゃんに大野拓朗シャーロット・ケイト・フォックスが出演でした。
・公開前後(どっちだったか忘れました)には「VS嵐」などで番宣の為に綾瀬はるかさんも出演されていましたが、その天然ぶりには爆笑でした。
Number858ひょっとしたら本篇よりも番宣の方が面白かったかもしれません。(^^;

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ラベル:ドラマ コメディ
posted by 白くじら at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

おしゃれ泥棒

あなたって、本当にキザな泥棒ね!
おしゃれ泥棒 [DVD]
1966年(How to Steal a Million)製作国:アメリカ
監督:ウィリアム・ワイラー原作:
製作:フレッド・コールマー製作総指揮:
脚本:ハリー・カーニッツ撮影:チャールズ・ラング
音楽:ジョニー・ウィリアムズamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
フランスはパリ…美術品収集家のシャルル・ボネ(ヒュー・グリフィス)は、オークションにかけていたセザンヌの絵画が売れホクホク顔。彼は贋作の名人であり、いまもまたゴッホの絵画を手掛けているのでした。
娘のニコル(オードリー・ヘプバーン)はそんな父に贋作を辞めてもらうように頼むのですが…そんなとき、ラファイエット博物館からチェリーニのビーナス像を借りたいという申し出があり、ボネは快く承諾。この像もおじいちゃんがおばあちゃんをモデルにした贋作でした。ニコルは大慌てでしたがボネはグラモン館長に渡してしまうのでした。
その夜、展示記念パーティにボネが出かけている間になにやら物音が…ニコルが銃を持ち、電気をつけるとなんとそこには泥棒が。警察に電話をしようとしたのですが、泥棒が手に持っていたのが父が描いていたゴッホの絵画…これはまずいと思ったニコルは電話を辞めるのでしたが、その時銃が暴発。
擦り傷でしたが、やむなく手当をして、なんということか車で泥棒を送っていくことに。しかも泥棒の住処は高級ホテル・リッツ…あきれ果てるニコルにキスをしさよならをする泥棒デルモット(ピーター・オトゥール)に彼女は…。

次の日…ボネ家に保険屋が現れます。チェリーニのビーナス像に盗難保険をかけるということで、無料だったためにボネもサインしますが、あろうことか明後日に科学鑑定を行うためにバウアー教授が来られるとのこと。バウアー教授は像の鑑定にかけては第一人者…ボネは真っ青、しかしやめてくれとも言えず。
そんな父を見たニコルは、泥棒デルモットに美術館からビーナス像を盗み出すように依頼することにするのでしたが…。

一方、美術品収集家のリーランド(イーライ・ウォラック)は、美術館でビーナス像に一目ぼれ。手に入れるためにニコルに接近しようと画策していました。

映画レビュー
オススメ何度もTV鑑賞していますが、今回初めてDVDでの鑑賞となりました。
当時の吹き替えはTV放送のものでしたが、残念ながらカットされていたところは字幕となります。こうなると常に字幕となるので、またまた吹き替えとの違いが…今までに2枚売ったという字幕とセリフなのに吹き替えは5枚とサバ読んでいたり、困ったものですねぇ。

オードリー・ヘプバーンの作品としては「ローマの休日」に続き好きな作品です。
各所で見せるニコルの衣装(ジバンシー?)や車などもいいですが、服装だけではなく、映画そのものがシャレた感覚で作られていると思います。
いろいろな伏線も有効に張られていましたし、盗みの方法や倉庫からの脱出も面白く作られていると思いました。それにしてもデルモットさん、どれだけ用意周到に計画していたんでしょう。(^^)

こんなこともあろうかとね♪

Number705【ここがいい!】
・ブーメランで警備装置に引っ掛けるのは面白いですね。ただ一回目の受け取りミスを考えると、手で鳴らしてから逃げても間に合いそう。(^^)
・警備員たちのドタバタぶりも面白いですし、太った人がお酒を飲んだり、一言言ったりするところも気が利いてます。
・ビーナス像を包んでいる新聞に盗難の記事が載っていたり、指輪がかけられているところがシャレてます。
・そしてラストのニコルのセリフ。あの家族はこれからどうなることやら。(^^)

【ここは問題かな?】
・とくに無いような…しいて言えばニコルとビーナスを天秤にかけて○○を選ぶところかな。ええっ、そこまで好きなの?(^^;

【一言いいたいコーナー】
Number705・カットされているところって、結構大事なシーンが多かったです。TVで観ていたときに判らなかったことが多かったのは収穫でした。

コメントありトラックバックです。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「おしゃれ泥棒」観ました
映画鑑賞の記録(miriさん)の「160・おしゃれ泥棒

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posted by 白くじら at 20:20| Comment(6) | TrackBack(2) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム

一人で突っ走ると周囲が見えなくなる
キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム [DVD]
2010年(CAMP ROCK 2 THE FINAL JAM)製作国:アメリカ
監督:ポール・ホーエン原作:
製作:ケヴィン・ラファティ、アラン・サックス製作総指揮:
脚本:ダニエル・ベレンドセン撮影:デヴィッド・A・メイキン
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
またまた「キャンプ・ロック」のシーズンがやってきました。
ミッチー(デミ・ロヴァート)たちはケイトリンたちの再会によろこび、そして人気バンドのボーカル、シェーン(ジョー・ジョナス)とも久しぶりの出会いも待っていました。
ところが今年は湖の対岸に同じ音楽サマー・キャンプ「キャンプ・スター」ができていたのです。しかも責任者は「キャンプ・ロック」の創始者ブラウンのかつてのバンド仲間…。
にくい演出でキャンプファイアーに招待されたミッチーたちでしたが、そこで待っていたのは派手な演出と音楽、スタッフやメンバーを引き抜かれ、たちまち閉鎖の危機に追い込まれる「キャンプ・ロック」…ミッチーたちは持ち前の不屈の闘志でファイナル・ジャムで彼らに勝負を挑もうとするのですが、それこそが思う壺、「キャンプ・スター」と「キャンプ・ロック」はTVで観客を集めての勝負に持ち込まれてしまうのでした。
そして…勝たなければならないというプレッシャーを持ってしまったミッチーは、いつしか勝つことを優先し仲間を、そしてショーンにも大きな溝を作っていくのでした。はたして勝負の行方は。

関連リンクです。
2008年「キャンプ・ロック
2010年「キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム

映画レビュー
とほっ…一作目「キャンプ・ロック」に続く2作目です。ベタな一作目でしたが結構好きだったので2作目も鑑賞してみました。
懐かしいメンバーに会えたのは嬉しい。面影も残っていて、特に説明がなくとも判ってしまうのもいいですね。とはいうものの主人公のミッチーはあまりにも変わりすぎかなって印象を受けました。
確かに歌声はいいのですが何か…ひょっとして。(^^;

今回のストーリーではライバルキャンプが出現し、最初こそ負けるはずがないというミッチーがどんどん押せ押せムードで歌いまくっているんですけど、中盤辺りまで自分が主役、言うことは全て正しい!私に任せて!といった感が凄く強くって、こんな性格だったかな?とちょっと観るのがつらかったです。
ただラストはさすがディズニーということで無難にまとめられていましたけど、やっぱりデミ・ロヴァートのための作品なんだろうな。と思いました。
キラリと光っているのは周囲のメンバーだったりするんですけどね。

それにしてもスタッフ全員移動とか、今時の若者って信頼とか約束、恩、思いやりというのが欠けている人が多いようですね。ちょっと驚きます。

Number669【ここがいい!】
・今回は残念ながらお気に入りという曲には出会えませんでしたが、全編を通してのダンスが素晴らしい。
・わがままぶり爆発のミッチーに対するショーンの心情には泣かされます。ミッチーと付き合うのは大変そうです。

【ここは問題かな?】
・ジョナサンたち3人の扱いが一般に近いような感じでしたね。前作では活躍こそ少なかったですがスターという印象が強かったのですが、今回は仲間に入っているために存在感自体が希薄になっており、頼れる先輩?に近いです。
・オチで来年の「キャンプ・スター」を観たかったです。

【一言いいたいコーナー】
Number669・前回の敵役だったテスさん…そんなことばかりしているとコウモリって呼ばれますよ。

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posted by 白くじら at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月26日

ハンナ・モンタナ・ザ・ムービー

幼虫の君に未来の姿は見えない。でも夢はいくらでも描ける。
ハンナ・モンタナ・ザ・ムービー
2009年(Hannah Montana: The Movie)製作国:アメリカ
監督:ピーター・チェルソム原作:
製作:デヴィッド・ブロッカー、ビリー・レイ・サイラス、アルフレッド・ゴフ、マイル・ミラー、スティーブンピーターマン製作総指揮:
脚本:ダン・ベレンドセン撮影:デヴィッド・ヘニングス
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

全米で大人気のポップスター≪ハンナ・モンタナ≫と普通の女の子≪マイリー・スチュワート≫の二つ世界の顔を持つマイリー(マイリー・サイラス)は、父ロビー(ビリー・レイ・サイラス)と共にカリフォルニアで楽しくも忙しい生活を送っていました。
しかし最近は≪ハンナ≫を優先することが多く、兄ジャクソン(ジェイソン・アールズ)が大学へ行く見送りもすっぽかし、友人であるリリー(エミリー・オスメント)の誕生日に≪ハンナ≫として現れ目茶目茶に。
ロビーはこれではいかんと≪ハンナ≫抜きをするために、ちょうどニューヨークで音楽賞をとるために旅立つときに、騙して故郷のテネシーの田舎町に戻ってきます。

おばあちゃんの誕生日、鶏のタマゴ獲り、そして幼馴染トラヴィス(ルーカス・ティル)との再会…しだいに自分を取り戻し始めていくマイリーでしたが、≪ハンナ≫を友人であると言ってしまったことから、彼女を慈善コンサートに呼び寄せなければならないことに。さらに彼女の秘密を暴露しようとする記者オズワルド(ピーター・ガン)、ついにマイリーはとった行動とは。

映画レビュー

ちょっとオススメ先日観た「キャンプ・ロック」のように自分探しのストーリーですが、こちらの場合は嘘というよりも秘密にですね。それでもその秘密を守るためには嘘を付かなくてはならなく、しだいに追い詰められていきます。本作の場合、秘密を知っている人間が彼女だけでなく、周囲に家族や友人にもいるため、生半可なことではバレません。
暴露記事で儲けているような雑誌の記者のカメラマンであるオズワルトに、正直言って緊張感がまったく感じられないのが残念なところです。しかも途中から存在を忘れたかのようにラストまで出てこないし。でも彼が仕事よりも娘をとったのはよかったです。結局のところ悪い人ではなかったため、あと一つの押しがなかったということかもしれません。やられかたもわざとらしくないギリギリのラインでしたしね。

普通の自分探しモノはラストで暴露、もしくは暴露されて、反省、自分として生きる…というパターンですが、このお話では反省はしたもののそこからが違うパターンで、しかも納得できるものでよかったと思います。
秘密を知ってしまった、あの名もなき少女の一言がとてもよかったです。

歌、ギャグ、シリアスのタイミングとテンポがとてもよく、オススメしてもいい一品だと思いました。

【一言いいたいコーナー】
・≪ハンナ≫よりも素顔の方がカワイイし歌っていてとても楽しそうに見えますね。もっとも好みは人それぞれでしょうけど。
・ラストで歌う山登りの歌がお気に入りです。
・リリーと一緒のときがとても楽しそう。でも仕事のせいもあるんでしょうけど、上から目線が多いですが。
・トラヴィスくん、最後は「ウソ」…じゃなく「新しく」「改めて」とかの方がいいんじゃないの?
税金の問題で新しい町を作ろうとしているクラウリー問題も、ラストではなんだかうやむやになってしまったようですが…歌っていたときに出ていたのかな?エンドロールではおばあちゃんとなかよく踊っていたので、和解したのかも。(^^)
Number613・マイリーとロビーは実生活でも親子です。歌手ですし、本人出演って感じなのでしょうか。

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posted by 白くじら at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

キャンプ・ロック

自分を知るってどういうこと?
キャンプ・ロック プレミアム・エディション [DVD]
2008年(CampRock)製作国:アメリカ
監督:マシュー・ダイアモンド原作:
製作:ケヴィン・ラファティ製作総指揮:アラン・サックス
脚本:カリン・ジスト、レッジーナ・ワイ・ヒックス撮影:
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

ミッチー(デミ・ロヴァート)は生活全てが歌でできているような女の子。
参加費用のため一時は諦めつつあったキャンプ・ロックでしたが、母が料理人として参加が決まり、特別割引で行けることになり大喜びでした。
しかしいざキャンプへ到着してみると、メンバーは有名アーチストの娘といった才能、経歴豊かな子供たちばかり。知り合いになったケイトリン(アリソン・ストーナー)がいろいろと忠告してくれるのも無視し、グラミー賞に輝くTJ・タイラーの娘でありキャンプでも歌姫と呼ばれているテス・タイラー(メガン・ジェット・マーティン)の仲間に入りたくて、ミッチーは自分がテレビ局の社長の娘だと、嘘をついてしまうのでした。

一方、キャンプの責任者・創設者であるブラウンの甥でもあり、人気バンドのボーカル、シェーン(ジョー・ジョナス)は、今回のキャンプにゲスト講師として(いやいやながらも)招かれていました。スター生活が嫌になりかれていたシェーンは、ピアノを弾きながら歌う謎の女の子の曲に心うたれます。
やがて特異な者同士2人は出会い、いつしか惹かれ始めますが、ミッチーがテレビ局の社長の娘ではないことを知ったテスによってもろくも打ち砕かれてしまいます。そしてシェーンとデュエットが叶う歌姫を選ぶ「ファイナル・ジャム」が迫ってきました。

関連リンクです。
2008年「キャンプ・ロック
2010年「キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム

映画レビュー

まぁまぁ周囲に合わせて見栄をはることは、人間誰しもがもっているプライドによって、ついしてしまいそうになる感情ですね。この作品の主人公ミッチーの場合も然り、自分も社長の娘だと見栄をはってしまいますが、そうしつつも母の料理の手伝いもするわけですから、両方へ嘘を付き、つじつまあわせにどんどんと深みにはまっていきます。
実際に見ている分には、バレないように悪戦苦闘しているミッチーの姿がコメディとなるのですが、もうミッチーとしてはやめるにやめれないところだったことでしょう。テスによってバラされたことはある意味良かったのかもしれません。

こういうタイプの作品では、嘘の生活を通じても得ることはあり、人として成長し、自分の本当の姿、そして居場所を発見するパターンが多いですが、この作品でも王道を突き進んでいます。判ってはいるけど、やっぱりこういう作品って実は好きだったりします。
とまぁ、主人公であるミッチーが自分自身を発見していくのは良かったのですが、周囲を固めている学生たちがちょっと…あれほどの悪であったテスの最後でのあまりにも極端な変わりようが不自然。まだバックコーラスの2人の方が、それまでにも鬱憤が溜まっているような演出があったので良かったと思います。
それに一番のキーにもってこなければならないと思うミッチーの歌声に、シェーンが感動するシーン。ここでのシェーンにほとんどそういうことを感じられなかったのが残念…最初なんて聴いているの?と思ったりもしました。
まぁ、この人気バンドが実際に人気のロックバンド≪ジョナス・ブラザーズ≫が演じていただけに、演技としては今一つだったのかもしれません。

とはいうものの音楽シーン、ダンスシーンも多く、なかなか楽しめる一品になっていたと思います。

【一言いいたいコーナー】
Number609・オマケ映像でも音楽だけのシーンチョイスやロックのススメ、ロケ風景などふんだんに入っていて必見です。ラストでミッチーが舞台で歌う曲が一番のお気に入りでした。あとで何度も聴きなおしてしまいました。(^^)

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posted by 白くじら at 23:45| Comment(4) | TrackBack(0) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

あなたは私のムコになる

ぼくは3年の間、このテロリストといっしょに働いていた。
あなたは私のムコになる [DVD]
2009年(The Proposal)製作国:アメリカ
監督:アン・フレッチャー原作:デヴィッド・ホバーマン、トッド・リーバーマン
製作:アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、メアリー・マクラグレン製作総指揮:
脚本:ピーター・チアレッリ撮影:オリヴァー・ステイプルトン
音楽:アーロン・ジグマンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

仕事一筋で周囲に恐れられていたマーガレット(サンドラ・ブロック)はカナダ人40歳。労働ビザの更新を怠った挙句海外出張にも行ってしまったために、弁護士と話をするもビザが下りず、国外退去を命じられてしまいます。このままでは今まで築いてきたキャリアもパア。ちょうど電話を取次ぎに来た3年間アシスタントを務めてきたアンドリュー(ライアン・レイノルズ)を捉まえて「私たち結婚するんです!」と言ってしまいます。
彼女はアメリカ人であるアンドリューと結婚することによって市民権を得ようと考えたのでした。

しかしマーガレットが偽装結婚をしようとしていることを、彼女に首にされそうになった男がチクッたため、移民局の担当は最初から2人を疑うことになってしまいます。偽装結婚の場合、マーガレットは国外退去、アンドリューは25万ドルの罰金の上、5年間のムショ暮らしが待っているのです。本物と思わせるためには、自分たちへの質問はもとより、周囲の家族、同僚の証言まで必要になってきます。
アンドリューも逆に自分の地位を上げるためにと承諾をし、祖母アニー(ベティ・ホワイト)の誕生日の里帰りに2人で結婚報告をすることにするのでした。場所はなんとアラスカのシトカ…地元ののどかな風景と、実はアンドリューが地元では大金持ちであったことを初めて知ったマーガレット。彼の父ジョー(クレイグ・T・ネルソン)、母グレイス(メアリー・スティーンバージェン)そして祖母であるアニー、彼女たとの優しい家族のふれあいにいつしかマーガレットは騙し続けることに胸を痛めていくのでしたが…。

映画レビュー

まぁまぁあまり歳は気にしていなかったのですが、マーガレットは40歳、アンドリューは28歳だったんですね。役者さんの方は2人とも5歳上です。いずれにしても一回り離れていました。もっとも恋に年齢は関係ないといいますからね。
マーガレットが3年も部下にしていたアンドリューの知られざる秘密を前に驚くのは、もともと仕事にしか興味がないということもまざまざと突きつけてくれます。部下のことを何も知らないというのも困ったものですが、彼の考えなどに実際に触れ人となりもわかるようになるにつれてギスギスした気持ちがほぐれていく過程はいいですね。

この2人にさらに影響を与えていたのは、母親と祖母の存在です。特にマーガレットは多分に影響を受け、彼女たちを騙していく良心呵責がよく伝わってきます。祖母アニーとも謎のダンスやネックレスのくだりは感動します。私はこの点においては満足しているのですが、どうもアンドリューとの関係がなかなか表面化していないような気がします。もう少し2人の関係をくっつける演出が欲しかったです(未公開に町をあるくシーンとかもあるのですが、愛を育むためにはそういうちょっとしたことが大事なのでは?)。なので2人のラブストーリーというよりもファミリー愛なんですよね。(^^)

【一言いいたいコーナー】
・犬が携帯をくわえて逃げるところで、鷲が襲い掛かってくるトーンがありますが、しっかり特撮になっていました。こういうドラマで背景などはともかく、投じよう人物(犬)があからさまな特撮をしていることには驚きました。エピソード自体は面白かったですけどね。
・ラモーン…面白いキャラでしたが…女性の気持ちがよく判らない。(^^;
・ちょっと珍しかったのがアラスカの村のインターネットカフェ代わりの店で、ネットをしようとするところがあるのですが、なんと「ピー・ガガガガカー」。これは明らかに電話回線につなげるときの音ではないでしょうか。田舎を現す演出の一つですが、いかな田舎とはいえ、ここまで復旧していないほどのどかなのでしょうか。(^^; 専用飛行機もありますし…はっ、そういえば、知り合いに最近まで電話回線の人がいた!って、ここはやっぱり田舎なのか!
・移民局の人がアラスカくんだりまで追いかけてきたのにはびっくりです。しかも偽装であることを言うように強要するなんて、なにか間違っていると思います。
・アンドリューの母親役を演じていたのがメアリー・スティーンバージェンです。先日「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」で拝見したばかりでしたが、実は最後まで気付きませんでした。(_ _)
・当時CMでは「草食系」の単語が出されていたようですが、そういうキャラ設定ではないと思いますけど…CMとか作っている人はちゃくと最初から最後まで観てから作っているのかな?
・劇場公開時は「ムコ」が「婿」だったようです。何故?
Number607・パソコンの一斉に表示される「魔女が来た!」の吹き出しは面白いですね。

コメントありトラックバックです。
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「あなたは私のムコになる
夫婦でシネマ(wanco&nyancoさん)の「あなたは私の婿になる

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posted by 白くじら at 11:54| Comment(4) | TrackBack(2) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月29日

アドベンチャーランドへようこそ

君は変わらなくてもいい。僕のために何も変えないで。
アドベンチャーランドへようこそ [DVD]
2009年(Adventureland)製作国:アメリカ
監督:グレッグ・モットーラ原作:
製作:シドニー・キンメル、アン・ケリー、テッド・ホープ、グレッグ・モットーラ製作総指揮:ウィリアム・ホーバーグ、ブルース・トール
脚本:グレッグ・モットーラ撮影:テリー・ステイシー
音楽:ヨ・ラ・テンゴamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

1987年夏…大学最後のパーティで、彼女に振られてしまったジェイムズ(ジェシー・アイゼンバーグ)に追い討ちをかけるかのようにきたのが、父親の異動による給料大幅ダウン。そのため予定していたヨーロッパ旅行はキャンセル。さらにはコロンビア大の大学院へ通うための学費、アパート代などを自分で稼ぐことになってしまうのでした。
とはいうものの実務経験のない彼を雇うようなところはなく、やっと悪友フリゴのツテで雇ったもらえたのがアドベンチャーランドの係りのバイトでした。しかも乗り物系を希望したというのに、君はゲーム小僧だ!とゲームコーナーに…。
しぶしぶと仕事を始めたジェイムズでしたが、客とのトラブルの際に助けてくれたエム(クリステン・スチュワート)との出会い、そして新しくできたランドの友人ジョエル(マーティン・スター)、リサ(マルガリータ・レヴィエヴァ)、設備員コンネルたちが、彼の人生を大きく変えていくのでした。

映画レビュー

まぁまぁひと夏の青春ドラマです。
夏休み、嫌々始めたバイトが、主人公ジェイムズにとって忘れられない思い出となります。
監督であるグレッグ・モットーラが実際に体験したことが元になっているようですが、ドキュメンタリーというわけでもなく、当然脚色するために実際にはいなかった人たちもつくったようです。

時代背景が1980年代ということで、車、ファッション(Tシャツが多い)、行動、全編に流れる音楽など、今観ると結構唸るシーンは多いです。特に日常茶飯事的に「はっぱ(マリファナ)」を吸ったり、飲酒運転もなんのその、女の子も男の子もお互い関係を持つことがステイタスとなっています。
同じ時代でも日本ではそういうことはありませんでしたが、海外では当時作られていた青春モノにはこういうタイプが多かったのではないでしょうか。。なので共感というよりも、昔の映画が懐かしい!という感じでしょうか。

この作品ではジェイムズとエムの恋を主軸に、互い別の恋も経験することとなり、されに加えて友人達の恋の行く末も絡み合う人間ドラマが構成されています。
若干盛り上げにはかけていますし淡々と進むのですが、それでいてなぜか彼らの行く末が気になる…そんな作品でした。

【一言いいたいコーナー】
・最後までイマイチ行動の読めなかったコンネル…自分を絶対にモテる男と思っていてのジェイムズへのアドバイスなのか、別にエムとは関係を持っていることができればいいのか、ラストでも相変わらずですし…ある意味、男の煩悩のまま行動しているのかも知れないし…頭の中を覗いてみたい。
・ジョエルに対して人種問題で決別した女友達に、エムが「友達をやめる!」と言い放つシーンはハッとしました。なかなかこういうことって即答できないですし、エムの強さを表現しているいいシーンです。
・家族で運営されているランドというのも当時を匂わすのでしょうか。この夫婦、ギャグメイカーのようで、抑えるところはピシッと抑えていました。
・80年代というわけではないですが、ランドに出てくるゲームは実際にプレイしたものもありました。簡単なものだけどアメリカにもあった(どっちが先なんだろう)ことが、なんだか共感を生んでしまいました。でも、結構ランド側もズルしているんですねぇ。それにランドの縫いぐるみとかは大きいのが多いし、ほかでは見たことがないものがいっぱいなのでつい遊んだりするんですよね。(^^;
Number592・ヒロインのクリステン・スチュワートは「トワイライト 〜初恋〜」で一躍有名になりましたが、いろいろな表情が見ることのできた、こちらの作品の方が魅力的に感じました。

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posted by 白くじら at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

イルマーレ

イルマーレでの幸運を祈って…。
イルマーレ [DVD]
2000年(時越愛)製作国:韓国
監督:イ・ヒョンスン原作:
製作:チャ・スンジェ製作総指揮:
脚本:ヨ・ジナ撮影:ホン・ギョンボ
音楽:キム・ヒョンチョル amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

1999年、海辺の家「イルマーレ(Il Mare)」を引っ越すことになったウンジュ(チョン・ジヒョン)は、次に入る人への挨拶と手紙が来たときには転送してもらうように郵便受けに手紙を残します。
その手紙を受け取ったのは若者ソンヒョン(イ・ジョンジェ)…彼は手紙に書かれていた「イルマーレ」の名、そして犬の足跡などを不信に思いながらも手紙を返します。そう、「イルマーレ」はまさに彼が付けた名前、そして彼の前に入居者もいなかったのです。

やがて彼らは、郵便受けが1999年と1997年とを結んでいることに気づきます。
手紙のやり取り、そして昔のウンジェの姿を見るようになったソンヒョン…しかしこの時代の彼女は自分のことを知らない。思いの募った二人はある日の出会いを約束するのでしたが。

関連リンクです。
2006年「イルマーレ

感想はコチラから ▼

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2009年02月14日

小さな恋のメロディ

僕たちは一緒にいたいんです。それが結婚でしょ!
小さな恋のメロディ [DVD]1971年(Melody または Sealed with A Loving Kiss)
製作国:イギリス
監督:ワリス・フセイン
製作:デヴィッド・パットナム、デヴィッド・ヘミングス
脚本:アラン・パーカー
撮影:ピーター・シャシスキー
音楽:ビー・ジーズ
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
イギリス、パブリック・スクールに通うダニー(マーク・レスター)は、少年軍に入ったことで、同じ学校のオーンショー(ジャック・ワイルド)と知り合います。彼はいわゆる不良のレッテルを貼られていましたが、お互い気が合い、遊ぶようになっていきます。
そんなとき、ダニーは学校でバレエの練習をしている女の子メロディ(トレーシー・ハイド)に一目ぼれをしてしまいます。

オーンショーの協力もあり、やがてダニーとメロディはお互いに知り合うようになるのですが、そのことによってダニーはオーンショーの付き合いよりメロディを取ってしまいます。そしてついに学校を休んで二人は遊びに…そのことを知った学校では校長が頭を抱え、二人はクラス中から冷やかされるようになり、ついにはダニーとオーンショーの喧嘩にまで発展してしまいます。
そして…気持ちを抑えられない二人がとった行動は…。

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ラベル:映画 DVD 恋愛
posted by 白くじら at 21:36| Comment(4) | TrackBack(0) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月25日

ホリデイ

ロンドンとロサンゼルス。全てを交換する2週間が今、はじまる。

2006年(THE HOLIDAY)
製作国:アメリカ
監督:ナンシー・メイヤーズ
製作:ナンシー・メイヤーズ、ブルース・A・ブロック
製作総指揮:スザンヌ・ファーウェル
脚本:ナンシー・メイヤーズ
撮影:ディーン・カンディ、ASC
音楽:ハンス・ジマー
衣装デザイン:マーレーン・スチュアート

ストーリー
クリスマス直前…。
ロンドン郊外に住むアイリス(ケイト・ウィンスレット)は新聞記者。3年も恋してきたジャスパー(ルーファス・シーウェル)が最悪のタイミングでほかの女性と婚約発表をしてしまい、彼女はどん底の中、郊外のコテージに帰り泣き崩れました。
一方、ロサンゼルス、ビバリーヒルズに住む映画の予告編制作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)もまた、同棲中の作家イーサン(エドワード・バーンズ)に浮気をされ、彼を家から追い出したところでした。それでも彼女の眼からは、なぜか涙が落ちませんでした。

アマンダは失意を癒すためにインターネットで『ホーム・エクスチェンジ』することに。相手はロンドン郊外のコテージでした。相手のアイリスから町には男がいないことを知るや契約を完了するのでした。

9,600キロ離れた、ロンドンとロサンゼルス。
ロンドンへやってきたアマンダは、自分が住み慣れていた屋敷とは違って小さなコテージに衝撃を受けます。買い物をして楽しむも、やがて何もすることがなく明日には帰ろうと思いますが、そんな時、家にやってきたのがアイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)。彼は酔っ払い妹の家に泊まろうとしたのですが…現れたアマンダに驚きつつも、2人とも一目ぼれに近い状態で引かれ始めます。

ロサンゼルスの大邸宅にやってきたアイリスは、とてつもない屋敷に大喜び。アマンダの元彼イーサンの持ち物を取りに来たマイルズ(ジャック・ブラック)に何かを感じます。そして彼が言う『サンタアナの風』が吹くとき…。

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posted by 白くじら at 14:35| Comment(24) | TrackBack(17) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月18日

デイジー(アナザーバージョン)

誰かしら?毎日4時15分に花を届けてくれる人は…。

デイジー アナザーバージョン2006年(DAISY)
製作国:韓国
監督:アンドリュー・ラウ
脚本:クァク・ジェヨン
撮影:ン・マンチン
美術:ビル・ルイ
音楽:梅林茂

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
オランダ、アムステルダムで暗殺者として暮らしているパクウィ(チョン・ウソン)は、最初の暗殺の後、田舎に隠れていたとき、橋から落ちる画家の卵ヘヨン(チョン・ジヒョン)を目撃します。
彼女をなんとかしてやりたいという思ったパクウィは、仲間と共に橋をかけました。
またやってきたヘヨンは、橋が架かっていることを知り、お礼にデイジーの絵を残しました。それはパクウィの手に、彼女の心と共に渡り、そのお礼なのかいつしか彼女の元にデイジーの花が送られるようになりました。
花は毎日4時15分に届けられ、ヘヨンはその花の贈り主を待ち続けるようになるのでした。

ある日のことヘヨンは4時15分にデイジーを持ち、自画像を描いて欲しいとやってきた男性ジョンウ(イ・ソンジェ)がその人ではないかと心を引かれ始めますが、彼はアジア犯罪組織を追跡中のインターポールだったのです。
運の悪いことに二人が会っていた広場で銃撃戦が始まり、ヘヨンは負傷し病院へ、ジョンウもまた大怪我をして帰国することに。
彼女を気の毒に思ったパクウィはついにヘヨンの前にその姿を現しますが…。

関連リンク
2006年「デイジー
2006年「デイジー(アナザーバージョン)

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posted by 白くじら at 20:54| Comment(0) | TrackBack(1) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

デイジー

心配ない。雨はいつかやむ。その後の日差しは美しい。

デイジー2006年(DAISY)
製作国:韓国
監督:アンドリュー・ラウ
脚本:クァク・ジェヨン
撮影:ン・マンチン
美術:ビル・ルイ
音楽:梅林茂

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
オランダ、アムステルダムに住むヘヨン(チョン・ジヒョン)は、平日はおじいちゃんの骨董品店を手伝い、夜は初の個展に向けての絵を描く、25歳の画家の卵でした。
彼女はデイジーの花畑を書くために丸木を渡ってお気に入りの場所に行っていましたが、あるとき足を滑らせ河に落ちてしまいます。怪我はなかったものの、画材一式を流され、落ちたことがトラウマとなって向こうへ渡ることができなくなりました。
ところがしばらく経つとそこに無骨ながらも橋がかけられ、さらに橋になくしたはずの画材道具が…彼女は誰とも知れぬ人物にお礼を叫び、デイジーの絵をその場に残すのでした。絵は何者かに渡り、一ヵ月後、骨董品店の前にデイジーの花が送り届けられるようになるのでした。

ヘヨンは週末、4時15分にデイジーを持ち自画像を描いて欲しいとやってきた男性ジョンウ(イ・ソンジェ)がその人ではないかと心を引かれ始めますが、彼はアジア犯罪組織を追跡中のインターポールだったのです。
運の悪いことに二人が会っていた広場で銃撃戦が始まり、ヘヨンは負傷し病院へ、ジョンウもまた大怪我をして帰国することに。
しかし、それでも送られてくるデイジーの花。
そう、人知れず彼女に花を送る男性、ジョンウとは正反対の立場の人間、暗殺のプロ、パクウィ(チョン・ウソン)がそのホントの送り主だったのです。

関連リンク
2006年「デイジー
2006年「デイジー(アナザーバージョン)

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posted by 白くじら at 22:20| Comment(2) | TrackBack(1) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

イルマーレ

時代の差?そんなものは些細なことに過ぎない。

イルマーレ2006年(THE LAKE HOUSE)
製作国:アメリカ
監督:アレハンドロ・アグレスティ
製作:ダグ・デイビソン、ロイ・リー
製作総指揮:メアリー・マクラグレン、アーウィン・ストフ
原作:韓国映画『イルマーレ』(サイダス製作)に基づく
脚本:デイビッド・オーバーン
撮影:アラー・キビロ
音楽:レイチェル・モールハイ

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ケイト・フォスター(サンドラ・ブロック)は、愛犬ジャックと共にお気に入りの湖畔の家から引越すことに…最後に次の住人のために1通の手紙をポストに残し…。

その手紙は、湖畔の家を買い、ボロ家を修理するためにやってきた若き建築家アレックス(キアヌ・リーヴス)の手に渡ることになりました。
その手紙の追伸の内容「入り口の犬の足跡は前からありました。屋根裏の箱も…」にアレックスは怪訝顔。しかし修理中にどこからともなくやってきた犬に足跡を付けられます。
彼はケイト宛の手紙をポストに入れました。それにはこの家は長い間空き家であったこと、そして犬の足跡はいまついたと…。

やがてそのポストが、時間を越えて手紙を運んでいることを知り、2006年に住むケイトと2004年に住むアレックスとの文通が始まります。
想いを伝えることができても決して会うことができない二人は、同じ町を歩き、同じ景色を感じていましたが、実は過去に接点があったことを知る2人。
気持ちが抑えられなくなったアレックスは、2年後の君に必ず会いに行くと連絡します。待合場所は予約も取れないことで有名なシカゴ1のレストラン『イルマーレ』。彼は2年後の予約を取り付け、ケイトは『イルマーレ』でアレックスを待つことにするのでしたが…。

関連リンクです。
2000年「イルマーレ

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posted by 白くじら at 17:15| Comment(8) | TrackBack(4) | ラブストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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