映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2018年06月06日

カンフー・ヨガ

歴史には敬意を払わなければならない。
カンフー・ヨガ [Blu-ray]
年2017(KUNG FU YOGA)製作国:中国、インド
監督:スタンリー・トン原作:
製作:バービー・トン製作総指揮:ジャッキー・チェン、チー・ジェンホン、ジョナサン・シェン、サレイシュ・パタック、ワン・ウェイ
脚本:スタンリー・トン撮影:ホーレス・ウォン
音楽:ネイサン・ワンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
西暦647年…マダカ国でアルジュナの手による反乱がおこりましたが、唐の王玄策によって食い止められました。しかし王玄策に同行したマガダ軍は、献上品と共に雪山で消息を絶ってしまうのでした。

現代…中国の博物館で考古学者として働いているジャック(ジャッキー・チェン)のもとに、インドから考古学者のアスミタ(ディシャ・パタニ)が現れました。彼女は財宝の在処を伝えた古い地図の鑑定と協力を願いに来たのでした。
ジャックは地図から財宝がチベットにある事を知ると、助手のシャオグァン(レイ:EXO)とヌゥオミン(ムチミヤ)、そして友人の息子でトレジャーハンターとして活躍しているジョーンズ(アーリフ・リー)に協力を求め、アスミタとその助手のカイラ(アミラ・ダスツール)と共に現地へ向かうのでした。
しかしその発掘調査中に襲いかかってきたアルジュナの子孫ランドル(ソーヌー・スード)の部隊と立ち回りの混乱に乗じて、ジョーンズがひときわ輝くダイヤを盗んで姿を消してしまいます。

そのダイヤこそ、真の財宝の在処を示す『シヴァの目』である事を知ったジャックたちは、オークションにかけられてしまった『シヴァの目』を競り落とすためにドバイの会場に向かうのでしたが、そこにもランドルの手が…。

映画レビュー
普通かななんと、中国とインドの合作のアドベンチャー作品です。
インド合作の為か、最後にやっぱりダンスシーンがあるのですが、ジャッキー作品で悪役まで一緒に踊られると「ふざけてんのかー!」とちょっと思ったりもしましたけど…。(^^;
でも中国では、ジャッキー・チェン主演映画の中でも最高額の興行成績だったそうで…でもでも、インドではイマイチだったとか。(@o@)もしもし?

途中、「インディー・ジョーンズ」の名も出てましたが、各地を回ってのアドベンチャーモノとなっています。展開がめまぐるしく変わっていて、ジャッキー特有のギャグを織り交ぜたアクションシーンもあってダレルこともなく楽しめました。

チェックポイント
【ここがいい!】
・近年の作品では技の切れが少し鈍っていたような気もしましたが、本作では久しぶりに戦いまくっててよかったです。
・ドバイでのカーアクションも凄いですね。あの高そうな車は本物だったのでしょうか?
・蛇拳のような動きあり。(^^;
・インド特有のマジックの裏側が見れたような気がします。(^^)
・ラストのダンス。

【ここは問題かな?】
・展開が早くって、今まで優勢だったのにどうして捕まっているの?あの財宝はどうなったの?とか、ひょっとしてカットされているんじゃないの?と思ってしまいました。(@@)
・最近では氷はああいうふうに切るんですね。でも出た円柱の長さより遥かに長い竪穴だったような。
・謎解き要素はほとんどなし。
・私自身の問題かもしれませんが、女優3人の区別がつきにくくって、結構最後まで困りました。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・正直言って、タイトルから最後はカンフーとヨガの融合技のようなものが出るかと思っていましたが…出ませんでした。(-o-)
Number931・NGシーンが無かったです!無かったです!

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posted by 白くじら at 15:53| Comment(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月25日

成龍拳

千々、何処にいるんだ?千々、千々…。
成龍拳 <日本語吹替収録版> [DVD]
1977年(TO KILL WITH INTRIGUE)製作国:香港
監督:ロー・ウェイ原作:
製作:ロー・ウェイ製作総指揮:シュー・リー・ウォア
脚本:古龍撮影:陳鐘源
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
中国・江南の総督邸では総督(マー・チー)の還暦を祝うために様々な人々が訪れていました。
そんな宴をよそに息子である小雷(ジャッキー・チェン)は、恋人の千々(ジュエ・リン・ロン)に別れ話を切り出していました。とても人とは思えない言葉で彼女を気付付け別れた小雷は宴の場所に戻るや祝い人達を追い返してしまいます。
訝しがる父である総督と母でしたが、小雷が言ったことに言葉を失います。それは昔、父が盗賊団『花蜂党』の首領を退治した恨みで、『花蜂党』が襲ってくるというのです。
小雷は恐らくは勝てないであろう強敵に、恋人千々や関係のない人をこの場所から逃がしたのでした。

そしてその言葉も終わらぬうちに襲撃してきた『花蜂党』に、はたして次々と命を落としていく父、そして母。小雷もまたあと一歩というところで首領の娘と言う現首領、丁残艶(シュー・フォン)に倒されてしまうのでした。
小雷は彼に一目ぼれしてしまった丁残艶によって助けられ、判れてしまった千々を追い求めます。しかし彼女を託したはずの親友、金川(シン・イルリョン)と共に消えてしまっていました。さらに襲ってきた『血雨党』との戦いで知り合った警備隊の隊長と兄弟となり、『血雨党』との戦いの中で金川こそがその首領である事を知ります。
今の力では到底彼に勝てないことを知った小雷は、丁残艶との壮絶な修行を始めるのでしたが…。

映画レビュー
とほっ小雷がまったく格好良くないところが、一番の問題かもしれませんが…ラスト以外、とにかく弱い。あと一歩で勝てそうなんですけど、そこで負けてしまって別の人物が助けるという構図が続くと流石に…で、ラストの修行も他の作品に比べると短いですし、特に弱点を突く修行だけで…ふ〜んといったところでしょうか。
こういう部分が洗練されて作られたのが後の「蛇拳」「酔拳」なのでしょうね。

それに…千々、千々と女々しい!の一言です。

チェックポイント
【ここがいい!】
・いろいろな変わった武器との戦い。
・女首領の丁残艶が小雷に惚れてしまってから、いろいろと面倒を見てくれるのですが、とにかく小雷は千々、千々と呟くばかりでしたから彼女の気持ちはもう…それておそらく彼女は親の仇討ちの修行ばかりで女性らしさも身についていなかったのでしょうか。それが故のラストの壮絶なる修行でしょうか。できれば小雷にはこれ以上闘ってほしくなかったではないでしょうか。ラストで1人旅立つ彼女の姿がもの悲しいです。正直、彼女を主役にした方がよかったのでは?

【ここは問題かな?】
・小雷、腹刺されてからの復活が早すぎ。
・金川の存在が、小雷も隊長、小雷の母親も彼なら大丈夫と太鼓判を押すほどの「親友」なのですが、その部分の演出は一切なし。それでいて登場した時から悪玉そのものというのがなんともはやです。

【一言いいたいコーナー】
・何が成龍拳なのかさっぱり解らないです。
Number915・あそこが弱点だ!といいつつ、首絞めて殺すって…何かおかしい。(^^;

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posted by 白くじら at 16:16| Comment(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

霊幻道士 こちらキョンシー退治局

頑張って、きっとできる♪
霊幻道士 こちらキョンシー退治局 [Blu-ray]
2017年(VAMPIRE CLEANUP DEPARTMENT)製作国:香港
監督:ヤン・パクウィン、チウ・シンハン原作:
製作:製作総指揮:
脚本:ヤン・パクウィン、ホ・ウィンホン、アシュリー・チャン撮影:クビー・ツォイ
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
子供のころからゴミと共に歩んできた学生のチョンティン(ベイビージョン・チョイ)は、ある夜、路地裏で争っていた2人の喧嘩に巻き込まれますが、なんとその1人が牙を剥いて襲ってきたのです。逃げようとするチョンティンでしたは、尻を噛まれて気絶してしまうのでした。

次の朝、何事も無かったかのように起きたチョンティンは、自分を助けたという祖父ツォン(リチャード・ン)と叔父ジーチャウ(チン・シュウホウ)たちに出会います。
何が起きたのか知りたいのであれば、ここにこいと祖父は名刺を渡します。

VCDと書かれた名刺に書かれてあった住所にあったのは清掃局でした。
しかしその奥でチョンティンはそこが政府のVCD(VAMPIRE CLEANUP DEPARTMENT)と呼ばれるキョンシー退治局である事を知ります。驚いたことに今は亡き父、母もここのメンバーであり、母が自分を屋としていた時にキョンシーに噛まれたために、自分に免疫がある事を知るのでした。

局で修行に明け暮れるチョンティンでしたが、ある時、女性キョンシーと出会い、本来なら燃やすところがそのキョンシー、シウハー(リン・ミンチェン)を匿うことになるのでしたが…。

映画レビュー
普通かな…1980年代にブームを巻き起こした「霊幻道士」が戻ってきました。
昔のものはコメディであるもののカンフーシーンが多彩で魅せられたものですが、本作はコメディはあるものの、カンフー要素は少なくなり主人公と女キョンシーとのラブロマンスが多かったように思えます。
ただ、そのラブロマンスの部分もあまりにも純粋な部分が多く、個人的にはなかなかよかったと思います。この純粋で鉄板の恋の流れで、主人公がピンチになった時に行動を起こすシウハーがとてもよかったです。

まぁ、今回の霊幻道士はリブートの最初という位置付けで、次に続いてくれるといいかなーって個人的には思っています。

チェックポイント
【ここがいい!】
・鉄板ですけどチョンティンとシウハーのピュアな恋愛がいいですね。心臓の音を感じるところや、歩こうとする辺りが特にいいです。
・シウハーの戦いのシーン。
・清掃仕事が戦いの動作に結びついているところ。
・退治局に墨壺やお札などなじみのある品が多くあったのがうれしい。
・スマホで喋らせるところ。

【ここは問題かな?】
・キョンシーがちょっと弱いかな。
・面白い事は面白いのですが、やっぱりカンフーシーンが少ないのは残念ですね。

【一言いいたいコーナー】
・清掃の仕事がそのまま武術の修行になっているところなどは、「ベスト・キッド」のペンキ塗りなどに通じるものがありましたね。
Number896まぁ、昔から少林寺系の修行にはそういうところが多いんですけどね。

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posted by 白くじら at 21:35| Comment(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月02日

ファイナル・ドラゴン

流星を呼ぶ伝説の武器とは!?
ファイナル・ドラゴン デジタル・リマスター版 [DVD]公開年1976年
風雨雙流星
THE KILLER METEORS
制作国香港
監督羅維(ロー・ウェイ)
原案
制作スー・リーホワ
制作総指揮羅維(ロー・ウェイ)
脚本古龍(クー・ルン)
撮影
音楽周福良(チョウ・フーリャン)
amazon.co.jpでの評価を見る。

ストーリー
放浪していた武術の世界で名高い奪命流星の梅星河(ジミー・ウォング)は元に、同じく名高い天魔星の花無病(ジャッキー・チェン)の使いである青い衣の刺客、柳青衣(マー・ケイ)が現れました。

屋敷に訪れた梅星河を待っていたのは、床に臥せっていた花無病でした。病は妻である花雨が作った人参スープに毒を盛られたからだと言い、その原因は妻の男好きにあるという…しかもその解毒薬を年に一回(7/15かな?)くれるという。
花無病の頼みは、妻を倒し解毒薬を奪ってほしいというものでした。しかし妻の住む花雨洞には恐るべき四天王がいると言うのです。

引き受けようとした梅星河でしたが、突然襲い掛かってきた花無病によって捕えられ手下の4人にぼこぼこに…さらに挙動不審者として捕えられた梅星河の元に現れた七太爺(トン・リン)から5年前の七宝窃盗事件について花無病が容疑者である事を知ります。実は朝廷の密使であった梅星河は、七太爺の娘である月児(ジュエ・リンロン)と牢の中で一晩明かした後、花雨洞を目指すのでしたが、その前に鳳凰(ラン・イーリー)が現れます。梅星河は彼女の下僕として花雨洞へ潜り込もうとするのでしたが…。

映画レビュー
とほっかつてビデオ版で「キラードラゴン流星拳」の名であったものです。
DVDパッケージの画面はジャッキー・チェンが大々的に出ていますが、実際の主人公はジミー・ウォングです。
評価は「とほっ」に位置づけしていますが、実は割と好きです。でも万人受けはしないでしょうね。

片腕ドラゴン」「片腕カンフー対空とぶギロチン」でもハチャメチャな内容でしたが、これはさらにどんでん返しが何度も入っているので、実は、実は、実は!!というのが多いです。(^^;
一風変わった人物ももちろん登場。序盤で登場している大力神(力持ち)、飛飛児(ジャンプ力)、石猿(鉄の手…鉄猿にしたら?)、鬼影子(鞭使い)もそうですが、なんと言っても四天王ですね。百発百中で何羽もの鳥の眼を一度に射抜く満天星、物を引き寄せることができる勾魂手、妖術を使い鳥を焼く黒ラマ、悪巧みに長けて焼き鳥を食べる鬼道士、この四人にどう立ち向かうのか興味がそそられました。そそられたのですが、そそられたのですが…まぁ、なんというか。(T T)

とにかく先が読めない作品としては、かなり上の順位かも知れませんね。
昔はこういう訳のわからない展開の作品が多かったですけど、今でもあるのでしょうか。最近はあまり観てないのでまた発掘しなければ。

なお、ジャッキー・チェンは、自伝で『永遠に公開されなければよかったのに』と言っているとか。(_ _)南無

チェックポイント
【ここがいい!】
・最後までもったいぶって見れなかった「奪命流星」という武器。「なんだこれは!!」と叫んでしまうこと請け合い。よくも悪くも凄い衝撃でした。しかし…これ、どっちかというと悪人が使うような武器では?…あ、だからいいのか!!(^o^)
・病で臥せっているというのに抜群の動きを見せる花無病…元気いっぱいじゃん!でもジミー・ウォングジャッキー・チェンの手合せはうれしい。
・数字に変なこだわりがあるようで、「貴方の敵は800人(変に中途半端)」「いや、491人だ(リアルだけどどうやって数えた?)」「異動した囚人は63人です(数はどうでもいい)」「7/15までに(解毒薬が間に合わなくなる日?)」など…なんだか気になります。

【泣きポイント(T T)】
・ありません。(^^;

【ここは問題かな?】
・こういう作品に問題点はありませんが、四天王瞬殺が…しかし、ここは笑うところかな。

【一言いいたいコーナー】
・月児どうなったの?
・あまりのことに「片腕ドラゴン」を観直しました。(^^)

#818

コメントとトラックバックをさせていただきました。
功夫電影専科(龍争こ門さん)の「『キラー・ドラゴン流星拳』

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posted by 白くじら at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

新少林寺/SHAOLIN

御仏の教えを請う者を拒んではいけない。
新少林寺/SHAOLIN スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]公開年2011年(Shaolin)
制作国アメリカ
監督ベニー・チャン
原作
制作ベニー・チャン
制作総指揮
脚本
撮影
音楽
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
1912年、中国各地の軍閥は列強諸国と手を組み、激しい内戦を繰り広げていました。
そして河南省、登封…登封城の将軍が少林寺に逃げ込んできますが、軍閥の将軍侯杰(アンディ・ラウ)とその腹心である曹蛮(ニコラス・ツェー)は、少林寺の方丈(ユエ・ハイ)と将軍の約束を守ることもせず財宝の在り処を書いた書類を奪い去ってしまいました。
そんな敵には容赦のない侯杰でしたが、娘、勝男(嶋田瑠那)の婚約の時に曹蛮の裏切りに会い全てを失ってしまいます。命からがら傷ついた娘と共に少林寺に逃げ込むも娘は息を引き取ってしまい、侯杰は半狂乱のように暴れるのでした。方丈はそんな侯杰をも受け入れます。厨房係の悟道(ジャッキー・チェン)との出会い、そして少林寺の生活、鍛錬はいつしか彼の心から増悪と憎しみをぬぐい去っていきます。

しかし侯杰が少林寺で生き延びていることを知った曹蛮は、少林寺への攻撃を開始するのでした。

映画レビュー
ちょっとオススメ最初アンディ・ラウが敵役かと思ったら違いました。(^^;
残念ながら曹蛮(ニコラス・ツェー)が敵ではちょっと弱かったような気がしましたし、一人浮いていたような気もしていました。
ですが、侯杰の裏切りから全てを失ったところから少林寺での生活を経て悟っていくシーンがよかったですね。深夜、子供と修行しているシーンも侯杰同様ふと笑ってしまっている自分がそこにいました。

ラストの戦いでは今までのカンフーモノとは違ってカンフーVS銃という、純粋にカンフーの戦いではありません。どんなに強くとも銃にかかってはどうにもならないところが物悲しかったです。死をもっての感動はあまり好きではないのですが、それでも感動するシーンも多かったです。

【ここがいい!】
・悪とは何、善とは何、人間が持つ増悪や憎しみはどうすれば吹っ切ることができるのだろう。そういう悩みを持った侯杰がよく表されていたと思います。
・悟道(ジャッキー・チェン)が脇役に徹しているのも珍しいかも。達人が身を隠しているのかと思ったら…ただの怖がりで保身な人でした。(^^; でも料理の腕で戦うシーンはありましたけどね。
・浄能(ウー・ジン)のラストは可哀想でした。

【ここは問題かな?】
・子供を殺すのはやめて欲しかったですねぇ。あの馬車に激突した時から嫌な予感はしていたのですが…。
・侯杰の手配書に踊らされる人がいなかったのが不思議です。
・曹蛮の腕前が凶悪的ではないため敵としては少し弱い。まだ配下の人間のほうが強そう。
・手斧を持った敵が強いのか弱いのかわかりません。(^^; かなり強そうなんですけど、一撃で倒されていたりして…まぁ、これはほかのシーンでもそうなんですけど、雑魚キャラの扱いが酷いです。

【一言いいたいコーナー】
Number765・戻らないのか!!

コメントとトラックバックをさせていただきました。
いやいやえん(makiさん)の「新少林寺/SHAOLIN
RockingChairで映画鑑賞(YANさん)の「新少林寺/SHAOLIN
子育て 時々 映画(マミイさん)の「思い入れが強すぎて

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posted by 白くじら at 22:09| Comment(8) | TrackBack(2) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月08日

片腕ドラゴン

武闘家は技を磨くだけでなく、品格を重んじなければならない。
片腕ドラゴン デジタル・リマスター版 [DVD]公開年1972年(獨臂拳王:The One-Armed Boxer)
制作国香港
監督ジミー・ウォング
原作
制作レイモンド・チョウ
制作総指揮
脚本ジミー・ウォング
撮影
音楽ワン・フーリン
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
正徳武館と鉄鉤門、2つの道場は事あるごとに小競り合いを続けていましたが、お茶屋で正徳武館のティエンロン(ジミー・ウォング)が鉄鉤門のマーの乱暴を止めたことを発端に、両道場の争いは激化してしまいます。ティエンロンは師匠のハンから謹慎を言い渡されますが、マーは師匠ザオにティエンロンを悪役にして言いつけてしまったために、ザオはハンの元へ向かいます。
しかし逆にハンにやられてしまい、まっくの逆恨みのままザオは世界中から殺し屋を雇い入れ、再びハンの元へ向かうのでした。

その恐るべき手練れたちに弟子たちは次々と倒され、ティエンロンですら片腕を切り落とされるという大怪我を負ってしまいます。
瀕死のティエンロンはシャオユーたち父娘に救われます。九死に一生を得た彼は、徹底的に片腕を鍛え復讐を誓うのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメジミー・ウォング、渾身の一品です!
学生の頃観た事があったのですが、電波が上手く届かずザラザラな画面で食い入るように観ていました。とにかく片腕を手刀で落とされたりするところは衝撃的でした。しかも残された腕の神経を焼き切り、薬草に付けて鉄のように強力な片腕を作るって…なんという発想でしょう。
よくある、やられて、修行、復讐という図式ですが、その過程の演出は奇抜です。さらに全編これカンフーアクション炸裂で、それがまた個性があって面白いと思います。こういう作品はもう作られたりしないんだろうなぁ。

ちょっとオススメの評価ですけど、あくまでもカンフーファン用です。(^^)

【ここがいい!】
・この作品はやっぱり異種格闘の面白さでしょうか。敵は沖縄空手の師匠二谷(なぜか牙あり)、弟子の長谷川さんと坂田さん、柔道の名人の高橋さん、韓国テコンドーのキムさん、タイのムエタイのナイとミー兄弟、インドのヨガの達人モナ、チベットのラマ僧左龍と右虎という顔ぶれです。最初に彼らの強さを演出して、それを片腕になったジミー・ウォングが倒していくというのが、やっぱりいいですね。しかも倒し方がまた…もー、好きにしてって。(^^)

【ここは問題かな?】
・っていうか、もう問題だらけですよ!!

【一言いいたいコーナー】
・続編として「片腕カンフーVS空飛ぶギロチン」がありますけど、今観ると続編の方がハチャメチャだったような気がしますが、衝撃度はやっぱりこっちでしたね。
Number747・用語的にはタイトル名が不適切とも言われていたようですが、別に差別をしているわけでもないんですけどねぇ。

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ラベル:映画 DVD カンフー
posted by 白くじら at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月22日

燃えよ、マッハ拳!

一番敬服したのは、腕前より武徳だった。
燃えよ、マッハ拳! [DVD]
2011年(Choy Lee Fut)製作国:中国
監督:トミー・ロー、サム・ウォン原作:
製作:製作総指揮:
脚本:マーン・リク撮影:
音楽:リンカーン・ローamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
1836年…広東の陳享は武術訓練の教本を書きました。それが蔡李佛拳の指導書でした。

時は流れ現代、イギリスのテムズ。
イギリスに渡り「違う月」を見ようとしていたキッド(サミー・ハン)は、父親であるロイ(サモ・ハン・キンポー)に諭され中国に帰る決心をします。そしてその昼にレストランを首になったケン(ケイン・コスギ)と共に。
ケンは父親が目指そうとしていた蔡李佛拳がキッドの道場で習えると知り、道場へやっかいになることにします。

ところがアメリカのファンメイ社のフェイが中国では有名な蔡李佛拳道場をカンフーブームに融合することによってビジネスになると判断、ロイに近づき合併にサインさせてしまいます。
道場に現れたフェイは、そのことをもう一人の師範代であり叔父でもあるホン(ユン・ワー)に吸収合併の話を持っていきますが、キッドはそれを拒否し、合併の話は両道場の3人対3人の勝負により決定することになるのでした。

近代科学により力を付けているファンメイ社のメンバーに対し、キッド、ケン、そして兄弟子であるホイの3人は修行を開始します。
そんな中、フェイとキッドは次第にひかれ始め、対戦相手のリーダーでありフェイの恋人でもあるコンとの確執も…そして1ヵ月後、第一回カンフー大会が開催されるのでした。

映画レビュー
とほっ…DVDを手に取った時にはケイン・コスギ主演でサモ・ハン・キンポーがお師匠さん役かな?と思ったのですが…違いました。(^^;
主人公はほかにいて、なんとその主人公であるサミー・ハンサモ・ハン・キンポーの息子でした。
親子共演なんですね。もうそんな時代なんだ…とちょっとびっくり。
そういえば、ジャッキー・チェンの息子も頑張っていますし、親子で映画に登場するのもまた楽しいでしょうね。

とはいうものの…この作品ではまだまだ主役を張るには難しかったのか、はたまたケイン・コスギがいいのか。顔も技の切れもケインの方が上で、特に最後の戦いなどは格好いいです。サミー・ハンの試合はちょっと微妙で、ラストの一撃も「えっ?」でしたので…ただ、フェイとのベタの恋愛はよかったかもしれません。そういう演技の方が合っているのかもしれません。

なんだか皆さんいい人(?)で、ファンメイ社も相手のメンバーも悪いこともせず真面目に戦っているので、実はラストの試合以外あまり盛り上がらないのです。
ちょっと珍しいですね。

Number737【ここがいい!】
・正々堂々と戦っている最後の3試合は、なかなかの迫力。一番格好いいのがケインというのも映画的にはどうかなと思いますけど…なにげにホイの戦いも素晴らしいです。
・恋愛がベタベタですねぇ、まるで韓国映画みたい。

【ここは問題かな?】
・主人公があまり立っていないのがやはり問題かと思います。
・三角関係のフェイの心情がよくわかりませんね。結ばれてもすぐに浮気しそうです。
・折角のサモ・ハン・キンポーユン・ワーとの戦いのシーン、バックが変でなんだかもったいないなぁ。
・ファンメイ社の社長(?)の言葉「どっちが勝っても」はどういう意味?サインはしているので結局合併とか騒ぐのかと思いましたけど…それっきり。
・「背が大きく見える」というのは男の背中でその人物の大きさを現す言葉ですが、まだ序盤でサミーが父の背を見て大きいというのは…確かに父は大きいんですけど、実は体格もずいぶん大きくって…ちょっとクスって笑ってしまいました。(^^; まぁ、ラスト近くの伏線にはなってましたけど。
・蔡李佛拳らしさはあまりありませんし、敵も味方も修行の成果っぽいものが出ず…結局、みなさん総合的に強くなっているだけなんですね。
・ロイのサインした理由もなんだかなぁです。

【一言いいたいコーナー】
Number737・で…マッハ拳っていったいなんなんだ!!

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posted by 白くじら at 22:56| Comment(4) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月10日

レイン・オブ・アサシン

生者が楽で、死が苦ではない。
レイン・オブ・アサシン [DVD]
2010年(Reign of Assassins)製作国:中国・香港・台湾
監督:スー・チャオピン、ジョン・ウー原作:
製作:ジョン・ウー、テレンス・チャン製作総指揮:
脚本:撮影:ホーレンス・ウォン
音楽:ピーター・カムamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
800年前…インドの達磨大師が中国へ現れました。彼は宮中で3年の間、説法を説き、九華山(ジウホア)で19年修行、究極の奥義を身に付け死にました。その遺体は熊耳山(シオンアル)へと埋葬されました。
数100年後…遺体が奪われ、腰から2つに引き裂かれ、遺体を手にしたものは武術界の覇権を握るであろうと言われました。

朝廷の暗殺組織である≪黒石≫は、張宰相が達磨の上半身を持っていることを知り夜襲をかけました。首領である転輪王(ワン・シュエチー)、そしてその配下の細雨(ケリー・リン)、雷彬(ショーン・ユー)、彩戯師(レオン・ダイ)は、張宰相とその息子を殺し上半身を手に入れましたが、その戦いの中、上半身を持った細雨が姿を消してしまいます。
彼女は逃げる途中で出会った武僧の陸竹(リー・ゾンファン)に諭され、彼を最後の犠牲とすることで剣を捨てたのです。

数年後、細雨は顔を変え曽静(ミシェル・ヨー)として都に住むことにします。そして優しい配達人の阿生(チョン・ウソン)と出会い結婚することに…ところが強盗を倒したことから転輪王に正体がバレてしまうのでした。襲い来るかつての仲間、そして新たに仲間に加わっていた綻青(バービィー・スー)に、夫を守るために下半身を探すことを約束させられるのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメワイヤーを多用したカンフーアクションですが、先に観た「酔拳 レジェンド・オブ・カンフー」よりも軽い感じがせず重厚な戦いがいいですね。
主人公だけでなく残る四天王ともいうべき雷彬、彩戯師、綻青もそれぞれ独特な技に長けており、彼らの戦いは目を見張ります。それだけに身内同士での戦いは避けてほしかったですが、敵対する相手がいないのではそれも仕方がないことでしょうか。
曽静と阿生との出会いの部分は本当にベタな恋愛ですが、みていると微笑ましい。なんだか阿生の謎な部分などなくして、そのままの関係でも十分面白かったのではないかと思います。
ラスト近くでの告白は、(全てが)本心からではないと思います。愛しても譲れない一線との狭間で彼もまた苦しんでいたと思います。しかし春巻きを食べ時…嬉しそうでしたしね。

そしてこれだけ盛り上げておいて転輪王が最終的に欲したものは!!
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい…そりゃ男として大事でしょうけど…おいおいおいおいおい…そして綻青との間の関係も…おいおいおい…これはおそらく何十年後にはカルト作品になる可能性をはらんでいるのではないでしょうか。
という意味も含めての評価にしました。(^^)

Number719【ここがいい!】
・細雨が操る辟水剣、しなる剣での殺陣が格好いい。実際それだけでなく登場人物たちの殺陣はすべていい。
・曽静と阿生のベタベタな恋愛もベタで面白い。
・綻青は美少女でありながら超残酷な一面を持つかなりインパクトの強いキャラで、彼女がいるとぞくっとしました。まぁ、夫を殺した理由も○○ならば、転輪王との関係に終止符をつけたのもまた○○…うーん、そうなのか。怖いぞ。

【ここは問題かな?】
・あれだけの手練れがいながら細雨の行方を見失ったことが情けない。やっぱり仲間という意識の問題だったのかな。
・阿生の体質的な問題は、ちょっとなんだかなぁと…違うかってもやっぱり死ぬんじゃないの?って思いますけど。(^^;
・明確に死んだところが描かれていない事が多いですね。まぁ、死んだんだろうけど…特にラストなんてどうなったの?と思えます。

【一言いいたいコーナー】
Number719・武術界の覇権の覇権はいったいどうなっているんだ!!

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ラベル:映画 DVD カンフー
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2011年12月30日

酔拳 レジェンド・オブ・カンフー

命は人の心でつながっている。
酔拳 レジェンド・オブ・カンフー [DVD]
2010年(TRUE LEGEND)製作国:中国
監督:ユエン・ウーピン原作:
製作:ビル・コン製作総指揮:
脚本:クリスティン・トー撮影:チャオ・シャオティン
音楽:梅林茂amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
1861年、清帝国、戦乱の時代…外国の列強に侵略され続け、帝国はもはや崩壊寸前でした。今や朝廷は混乱、反抗心の強い民衆たちは武術の鍛錬に心血を注いでいました。
猛将スー・サン(チウ・マンチェク)は義兄ユアン(アンディ・オン)と部下を率いて囚われた親王の救出を果たします。親王はスーを湖北の知事に推薦するよう言いますが、かれはそれを断りユアンを押すのでした。

5年後…スーとユアンの妹シャオイン(ジョウ・シュン)は結婚し息子ファンを授かっていました。
父の誕生日に戻ってきたユアンは、18年前の恨み(実の父はかつて五毒蛇拳を使って暴れており、今の育ての父に殺されていたのです)を忘れておらず、五毒蛇拳を使って父(レオン・カーヤン)を惨殺してしまいます。さすがに妹とその息子を殺すことはありませんでしたが人質にとったためにスーはユアンと対決。しかし五毒蛇拳は強くスーは濁流にのまれ、シャオインもまた濁流に身を躍らせます。
かろうじて生きながらえた2人を救ったのは山に住む医者のユ(ミシェル・ヨー)でした。
再起不能かと思われたスーはシャオインとユの献身的な介護によくなり始めますが、息子を助けられなかった苦しみから酒におぼれてしまいます。
しかし山に住む武神(ジェイ・チョウ)との修行に力を取り戻し始めるスー。しかし武神の存在が信じられないシャオインは1人、息子を助けるために山を降りてしまいます。それを追うスー、果たして2人の運命は!

映画レビュー
まぁまぁジャッキー・チェンの「酔拳」で一躍有名になった拳法ですが、この作品は酔拳を生み出したあの赤鼻の老人の若き日の物語となっています。とはいうものの、作中ではもう一人酔拳を使う男性がいて、その男性の技を見て自分も酔拳を作り上げるのですが、実際にはこの男性こそ酔拳の創始者ではないかと思います。でも、なんだかこの男性も武神と同じく幻影だとすれば自分で生み出したことになりますけど。(^^)

全編ワイヤーアクション全開の作品ですが、ちょっとしたジャンプまでワイヤーだとなんだか体が物凄く軽く感じるんですよね。それでいて殴られたり蹴ったりすると宙を飛んで血を吐く…なんだか変な気もします…が、いいです。(^^;
ストーリー的は家族愛を軸に復讐の話となっています。敵の妹が妻という関係ながら、お互いを倒すことにはあまり躊躇ないようですが、なんだか違和感がありました。でも戦いのシーンはやはりいいですね。
ちょっと驚いたのが、あのユアンとの戦いが決着した後、終わるのかと思っていたんですけど…そういえば酔拳ってどうなっているんだ?と初めて気づいたりして。(^^;
というわけで、なんと二部構成になっていたりしました。
後半が飲んだくれて放浪しながら…という話ですがかなり雰囲気が違います。前半で終わっていればきれいに終わっていたような気がしますけど、まぁ、それでは酔拳にならないですけどね。(^^;

Number713【ここがいい!】
・武に優れていても無敵じゃないところがいいですね。やっぱり複数いればピンチにもなるし、当然殴られます。
・武神との修行シーンは変わっていましたね。あそこに老人がいたのは、やはり自分が酒に溺れていたからでしょうか。てっきりここで酔拳を学ぶのかと思っていたら違いました。

【ここは問題かな?】
・ユアンが妹のことをどう思っているのかがどうもよく判りませんでした。
・5年間いったい何が起こっていたのでしょう。あまりの変わりようです。

【一言いいたいコーナー】
Number713ミシェル・ヨーの扱いが…ほとんどカメオでしょうか。(^^; 彼女のアクションも期待したんですけどねぇ。

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posted by 白くじら at 20:20| Comment(4) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月18日

タイガー&タイガー 猛虎激突

我々3人を続けて倒せば、妹の結婚を許そう!
タイガー&タイガー~猛虎激突~ [DVD]
1979年(TWO WONDROUS TIGERS)製作国:香港
監督:チャン・セン原作:
製作:アレックス・ゴウ製作総指揮:
脚本:撮影:
音楽:amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー

悪名高いマー家では、村の娘を力ずくでさらっては妾にしていました。
あるときマー家の坊ちゃんが、村の通りでサンメイ(パメラ・ヤン)に目を付けました。さっそく連れ帰ろうとしたところを、町で気ままに生きているフー(チャン・ウーロン)とアメリカ帰りのロバート(フィリップ・コー)が救いますが、坊ちゃんは諦めきれず、結納の品を持ってサンメイの家に乗り込んできました。
わがままで言うことを聞かない坊ちゃんに、サンメイの兄ヤンは、自分、おば、そしてサンメイの3人を倒すことができれば結婚を許すことにする。と言います。もちろん武術家のヤンたちに坊ちゃんが叶うわけもなく、彼は逃げ帰るのでした。
しかし坊ちゃんたちは、どうしても諦めきれず村にヤン家の3人を倒したものにサンメイと千元の金を賞金として渡すと告知をしてしまうのでした。その日からヤン家には部首角達人たちが…そしてフーとロバートも戦いに訪れるようになったのでしたが…。

映画レビュー

とほっ…どうして、そういう流れになるのかなぁ。という率直な感想です。(^^;
まぁ、最初にきっぱりと断りきれず、自分たちの強さに自信があったのでしょうけど、こういう約束をしてしまうヤンの甘さがまず問題なのでしょうが、なんとなく彼には強い男に妹を嫁がせたいという想いもあったのかもしれませんね。
それに対してマー家が村に告知をするとは…どれだけ権力があったのでしょうか、このエロ一家はもう!ヤン家がこの告知に対して否定も拒否もせずに戦いを受けるのがなんともはやですが…昔のカンフーものにはこういう無理やり感というか不条理なストーリーになっている作品が多いですね。(^^;

【ここがいい!】
・妙にサンメイがクローズアップされているかと思ったら「女ドラゴン」の主人公だった方で、どうやら彼女とフー役のチャン・ウーロンの映画だったようですね。サンメイの型が格好いいのもうなづけます。
・ストーリー上、いろいろな武芸者が来ますが、なにげにちょっと変り種が多いのが面白いです。しかもそこそこ戦っているんですよねぇ。

【ここは問題かな?】
・こういう作品はカンフーシーンがあってなんぼ!というものですが、フーとロバートとの出会いからの戦いが妙に長い…メイン以外の戦いはそこそこにして欲しいような気がします。お陰で時間がなくなったのかボス戦がなんだか短い上に、中ボスの方が強かったんじゃないの?って感じで、あのエロ親父はもっと最強にして欲しかったです。

【一言いいたいコーナー】
・いったい誰がタイガーだったのかな??
Number641・坊ちゃん!真面目なのか、狡賢いのか、はっきりしてください!

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ラベル:映画
posted by 白くじら at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

カンフー少女

英語を勉強していてよかった!!
カンフー少女 [DVD]2006年(My Kung-fu Sweetheart)
製作国:香港
監督:バリー・ウォン
製作:バリー・ウォン
脚本:バリー・ウォン
amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
少女は小さい頃、月に映る2つの影を見ました。
両親は信じてはくれず、寝るときに九大門派の侠客の武勇伝を語ってくれます。少女は十八銅人がお気に入りでしたが、それは作り話だと思っていました。しかし14歳のある夜、猫や大蛇に変化する賊が襲ってき、それを両親(ユン・ワー&ユン・チウ)がカンフーを使って撃退したのです。実は両親は、誇り高い武林の出身だったのです。
目をきらめかせ、少女もカンフーを習うことを誓い、両親はそのまま彼女を崋山に連れて行くのでした。

数年が経ち、少女シャンカン・リンホー(セシリア・チャン)は、大企業の秘書として働いていました。
ところが、武林の恥さらしであるバクメイが秘伝書「大陰真経」を解読し日の当たる場所へと出てきました。おりしも社長の代理として会合に出ていたクールンが狙われることになり、彼を一目見たときから「運命の男」と信じていたリンホーは、彼の護衛をすることになるのでしたが…。

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2009年01月06日

カンフー・ダンク!

カンフーを制するものは、バスケも制する!?
カンフー・ダンク! スタンダード・エディション [DVD]2008年(KUNG FU DUNK)
製作国:アメリカ
監督:チュー・イェンピン
撮影:チャオ・チャオティン
美術:イー・チュンマン
音楽:石川光
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ストーリー
浮浪者のもとに捨てられた赤ん坊は、瞬間移動の奥義書と共に、カンフー学校で引き取られることになりました。修行の日々、しかしある日のこと、師匠は奥義の習得中にこの世を去ってしまいます。

やがて若者となったシージエ(ジェイ・チョウ)、カンフーの達人ではありながらも校長の引き立て役となる日々。嫌気がさして公園で空缶をゴミ箱へ投げたことが、中年男リー(エリック・ツァン)の目に止まり、二人は自称「富豪化計画」に乗り出すことに。
リーはシージェをバスケを通して親を探すという、感動的ストーリーを作り出し大学へ売り出すことに成功します。

最初はチームワーク、動きながらのシュートに戸惑いを見せつつも、次第に成長してくシージエたち。しかし、勝ち進む彼らの前に現れたのは、マファイアの息のかかる凶悪バスケチーム。今、コートは戦場と化す!

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2008年04月29日

少林少女

彼女の夢は、日本で少林拳を広めることでした。
少林少女 コレクターズ・エディション [DVD]2008年(SHAOLIN GIRL)
製作国:日本
監督:本広克行
エグゼクティブプロデューサー:チャウ・シンチー
製作:亀山千広
脚本:十川誠志、十川梨香
音楽:菅野祐悟、主題歌「ギリギリHERO」
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ストーリー
中国の少林拳武術学校で3千日修行を終えた桜沢凛(柴咲コウ)は、実に9年ぶりに故郷へ帰ってきます。
日本で少林拳を広めるのが私の修行でもある。と張り切る凛でしたが、亡き祖父の少林拳錬功道場はまるで廃墟。主だった門下生も少林拳などやめてしまっていました。
町外れで中華料理店を営んでいたかつての先生、岩井拳児(江口洋介)もまた同様、凛はがっかりして道場へと戻ります。
そんな彼女の元へ現れたのは、中華料理店で働いていた眠眠(キティ・チャン)。眠眠は太極拳を行っていましたが、凛の勧めで少林拳を修行することににしますが、その代わりにラクロスをするようにと持ちかけられるのでした。

国際星館大学でラクロスを学び始めた凛は、メンバーに少林拳をやろうよ!ともちかけますが、メンバーは目を白黒するばかり。
さらにコーチとして岩井が招かれ、なぜか凛をチームから外そうとします。いったいなぜ?どうして?
練習試合についに岩井を説き伏せ試合に臨む凛。しかし、彼女の一方的な攻撃はチームワークを乱してしまいます。岩井に少林拳にはチームワーンクはないことを諭され、落ち込む凛は、ふと少年サッカーチームで同じようなことが起こっていることに気づき、少年たちとのふれあいを通じて、チームワークの大事さを知るのです。
ようやくラクロスチームがまとまろうと…しかし、凛の底知れぬ気に目を付けていた学長の大場雄一郎(仲村トオル)配下の怪しい影たちが、動き始めるのでした。そのことにいち早く気づいた岩井は、道場で大場と相対するのでしたが…。

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posted by 白くじら at 16:53| Comment(9) | TrackBack(2) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

超酔拳

真の英雄にとって、死は何の意味も持たない。

超酔拳2002年(DRUNKEN MONKEY)
製作国:香港
監督:ラウ・カーリョン
製作:モナ・フォン
音楽:トミー・ワイ

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ストーリー
ユウを筆頭とする配達人組織チェンエン通運は、山賊にも恐れられる達人集団でした。中でも猿拳の達人ワン・ビル(ラウ・カーリョン)はその名を轟かせていました。
ある仕事の最中ビルは弟パウが阿片の密売に手を染めていることを知り、激しい叱咤の末、自首をすすめますが、パウの家族の願いもあり、彼を許すのでした。ところが、パウは兄であるビルを罠にはめ、ユウたちと共にビルを殺そうと襲ってきたのです。まさかのパウの一撃と多勢に無勢、ビルはついに川に突き落とされてしまうのでした。

一年後…猿拳の手引書を書いて有名になりたいと思っていたカイと、それに協力するタク(ウー・ジン)は、市場で猿拳を使う女性シウマンと出会います。
彼女こそがあの日、川でビルを救った女性だったのですが、カイとタク、そして以前ビルに馬を借りたホン刑事(リュー・チャーフィ)との出会いが、パウたちにビルが生きていることを知らしめてしまいます。
襲ってきたパウたちはカイとタクを倒し、シウマンを誘拐してしまいます。シウマンを救うために廃寺に乗り込んだビルとホンでしたが…。

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2007年07月02日

少林寺VS忍者

慣習の違いはいかんともしがたいが…。

1979年(中華丈夫)
製作国:香港
製作:ラン・ラン・ショウ
監督:ラウ・カーリョン
脚本:イー・クワン
撮影:ウォン・ニョクタイ
音楽:チェン・ヤンユー
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ストーリー
中国のアタオ(リュー・チャーフィ)は父親の言いつけで、幼馴染の日本人の女性弓子(水野結花)と結婚することになります。鼻垂れはイヤだ!と最初は嫌がっていたアタオでしたが、すっかり京都美人に育っていた弓子を見て、喜んで結婚してしまうのでした。
楽しい新婚生活が始まると思っていた2人でしたが、実は弓子が日本武術に長けていたために、中国武術と衝突してしまいます。そのずれは次第に食生活にもおよび、凄まじい夫婦喧嘩に発展してしまい、ついに弓子は実家(日本)に帰ってしまうのでした。

後悔したアタオは、トラブルメーカーの使用人の知恵を借り、弓子に果たし状を送ります。それは武術でどちらの言い分が正しいのか決着をつけるという文章でしたが、ホントは彼は弓子に帰って欲しかったのです。
ところが、その手紙は弓子に想いを寄せていた武野三藏(倉田保昭)の目にふれ、彼は日本武術への挑戦状だと、師匠を含む8人の怒り武道家が中国へと渡ったのです。

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2007年04月23日

カンフーハッスル

我が地獄に行かずして、誰がいく!

カンフーハッスル デラックス・コレターズ・エディション2004年(KUNG FU HUSTLE)
製作国:中国、アメリカ
監督:チャウ・シンチー
製作:チャウ・シンチー
製作総指揮:ビル・ボーデン
脚本:チャウ・シンチー
撮影:プーン・ハンサン

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ストーリー
社会が不安な時代は悪が横行する時代でした。
中でも斧頭会は人々をふるえあがらせていましたが、貧困地区は無視し、住民は平和を享受していました。そんな豚小屋砦に、斧頭会だという男が2人入り込みました。しかしそれは強くなるためには悪にならなければならない、と信じるシン(チャウ・シンチー)と相棒でした。
シンは子供のころ、ぼろぼろの男にカンフーの素質があると言われ、如来神拳の書を100毛で買い修行をしたのですが、いじめられている女の子を救うために飛び出した彼は、こてんぱんに負けてしまったのです。

彼らが斧頭会ではないことはすぐにバレますが、シンは仲間を呼ぶぞと花火を取り出し投げます。ところがその花火は間の悪いことに、本物の斧頭会を引き連れた頭で爆発してしまいます。
これをきっかけとして豚小屋砦に乗り込んでくる斧頭会…しかしその斧頭会から砦を守ったのは、今まで普通に暮らしていた3人の男たちでした。彼らは武闘界の世界から身を隠していたカンフーの達人で、それぞれ洪家てっ線、五郎八卦棍、十二路譚腿の使い手だったのです。
今まで目もくれなかった貧困地区で、情けない行動をとらされた斧頭会のボス、サムは、琴を使う凄腕の殺し屋を雇い、3人の暗殺をたくらむのでした。

だがそこには3人をも凌ぐ伝説の達人が…。
一方、鍵開けの技術をサムに買われたシンは、究極の殺し屋と言われる火雲邪神を解放すべく病院に向かうのでした。

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2007年02月22日

新・少林寺伝説

お前の人生はお前のもの…剣と木馬、どちらを選ぶのか決断しなさい。

新・少林寺伝説1994年(洪熙官)
製作国:香港
監督:バリー・ウォン
製作:フォン・ピン
脚本:バリー・ウォン
撮影:ラウ・ムントン
武術指導:ユン・ケイ

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ストーリー
清朝時代、少林寺一族は天地会の傘下に入りました。
清朝転覆を企てた勇者たちの中で伝説の兵士と言われたのが洪熙官[ハン・カーロ](リー・リンチェイ:ジェット・リー)でした。しかし彼の留守の間に朝廷の手にかかり村が襲われてしまいます。残されていたまだようやく歩けるようになった息子文定に、彼は剣と木馬のいずれかを選ぶように言います。剣をとれば父とともに生死をかけて戦うことに、木馬をとれば母と暮らすことに…ただし黄泉の世界で…。

7年後…。
少林寺は5人の子の背中に、明朝の財宝の所在を示した刺青を施します。その後、少林寺は朝廷の兵に襲われますが、かろうじて子供たちだけは脱出するのでした。

一方、洪熙官と文定は兄のいる街にたどり着いていました。
すでに金もなく2人はその日の食事もままならない状態でした。しかし出会った兄は富と名声のために彼を殺そうとし、逆に情けは無用と洪熙官に倒されてしまうのでした。
ちょうど街では詐欺師の母娘(チンミー・ヤウ)が、この街の大金持ちに取り入ろうとしていました。洪熙官は生活をするためにこの大金持ちの用心棒に雇われることになるのでしたが…。

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2007年02月20日

マスター・オブ・リアル・カンフー 大地無限

武術の本分は、人を助けることにあることを…。

マスター・オブ・リアル・カンフー 大地無限1994年(太極張三豊)
製作国:香港
監督:ユエン・ウーピン
製作:リー・リンチェイ
脚本:イップ・クォンキム
撮影:ラウ・ムントン

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ストーリー
明朝時代、少林寺で学ぶ兄弟子クンパオ(リー・リンチェイ)、弟弟子テンパオがいました。
クンパオは温厚でしたが、テンパオは気性が荒くクンパオよりも背が高かったためにみんなの前では兄弟子と呼んでいましたが、それ以外では兄さんと呼べというほどでした。
それでも2人は仲がよく、共にほかの修行僧よりも過酷な修行をしていました。

羅漢堂での武術大会の時、テンパオは小さい時からのいじめっ子であるシンバオと戦うことになりましたが、シンパオが卑怯な手を使ったことに怒り、やりすぎてしまいます。
シンパオの師匠である審判は怒りテンパオを、そしてそれを助けようとしたクンパオを取り押さえようと、羅漢の陣で襲いかかってきます。
危機一髪のところを2人の師匠が助けますが、2人はそのまま少林寺を去らなければならないことになりました。

街に出てきた2人は、食べ物にも困るほどでした。
やがて出会った街の人たちとのふれあいを通じ、人たちと生きて行こうとするクンパオ、出世し権力を手に入れようとするテンパオ。2人の想いはすれ違い、ついに将軍の前での失敗を償うためにテンパオは、クンパオたち街の反逆者たちを、一網打尽にしようと罠をかけてしまいます。
壮絶なる戦いの中、次々と殺されていく仲間たちの叫びは裏切り者に対する無念の悲鳴。かろうじて助け出されたクンパオは生き残った人たちの信頼もなくし、ただ一人、捕まってしまったチェシュ(ミシェール・キング)たちを救うため乗り込みますが…。

師匠がテンパオに託した木の書…
  樹木に関する書は心が乱れたときに役に立つだろう…しかし…。

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2007年02月16日

酔拳2

酔拳は諸刃の剣、長所と短所が混在している。

酔拳21994年(DRUNKEN MASTER II)
製作国:香港
監督:ラウ・カーリョン
製作:エリック・ツァン
製作総指揮:レナード・ホー
脚本:エドワード・タン
撮影:チャン・ユイジョウ
音楽:ウィリアム・フー

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ストーリー
父ウォン・ケイイン(ティ・ロン)と手伝いのツォウと共に薬の材料を仕入れに出かけていたフェイフォン[黄飛鴻](ジャッキー・チェン)は、長春駅の税申告所で税金を払いたくないばかりに、父に内緒で薬用人参をイギリス領事の荷物に紛れ込ませてしまいます。
ところが列車の中で人参を回収しようと荷物室に入ったとき、その領事の荷物を狙う男と鉢合わせ、出発間際の列車の下で戦いが始まってしまいます。その男は年配のわりに凄腕の槍使いで、酔拳を使うフェイフォン以上の腕前でした。
結局戦いは列車の発車で中断され、男は人参の箱を手に入れることになるのでした。
間違った箱はフェイフォンの手に入り、その中にはなんと皇帝の印章が入っていました。

家に戻ったフェイフォンは母リン(アニタ・ムイ)と一緒に、無くなった人参をごまかしたり、買い物先で禁止されている酒を飲んで酔拳を使い、ついに厳格な父から家を追い出されてしまいます。
さらに自分を恥じるフェイフォンに、昼間の荒くれどもが仕返しに来、戦わない彼はボロボロにされてしまうのでした。

一方、ようやくフェイフォンの行方を突き止めた、年配の男がウォンの家にやってきました。
彼の名はフク・マンケイ(ラウ・カーリョン)、有名な軍人武道家でした。
フクは中国の国宝を国外に持ち出そうとしている一味を倒すために、印章を奪おうとしていたのです。そのことを知ったフェイフォンは彼に印章を返しますが、その席に領事館の手先の集団が襲いかかってくるのでした。
多勢に無勢、ついに背に一撃を食らってしまったフクを先に逃がし、独り奮戦するフェイフォン…しかし銃声がとどろき、彼がその場に向かったときにはフクは倒れ、印章もまた奪われているのでした。
怒るフェイフォンは、ついに領事館に忍び込む決心をするのでしたが…。

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2007年02月08日

ラヴァーズ&ドラゴン

ニキビを治すために誕生した正義の剣士!

ラヴァーズ&ドラゴン2004年(LOVERS & DRAGON:小白龍情海翻波)
製作国:香港
監督:ウィルソン・イップ
製作:ジョー・マ
脚本:ウィルソン・イップ

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ストーリー
中国、平凡…とはいいがたいのですが、ハクフォンは貴族の学校で学んでいた女子大生でした。
ある夜のこと、学校の女性に不埒なことをしていた校長に、天罰を与えるために現れた盲目の殺し屋「トリの羽根」は目的を達したものの、正義の剣士パクロンと壮絶な戦いを余儀なくされました。
パクロンは「トリの羽根」に重症を負わされ、屋根を破ってハクフォンの部屋へ落ちてきました。もう命がつきると思ったパクロンは、ハクフォンと出会ったのも何かの縁と、自分の力をハクフォンに「ダウンロード(ブロードバンド級)」するのでした。

次の日、おでこに特大のニキビができていることを知ったハクフォンは、狙っていた第二王子ティンヨン殿下とのデートにいけないと嘆きます。
しかも知り合いとの喧嘩のときには、思わず体が反応し相手を叩きのめしたり、宙を飛び屋根に飛び上がってしまい降りられなくなったりと…さらに鏡を覗いた彼女はほかにもニキビができているのに気付きます。
再び嘆く彼女に声をかけたのは、死んだと思われていたパクロン、彼女はちょうどその日ハクフォンからもらって食べていた、栄養たっぷりのツバメの巣のおかげで命をつなぎとめていたのです。
力を返せば元に戻るとのハクフォンの説明でしたが、あいにく「システム(?)」の不調でしばらくは戻せないと…やむなく血の巡りをよくするためにハクフォンは、シューパクロンと名を変え、義賊となって活躍を始めるのでした。

こうしてようやくニキビも消えたころ、ティンヨン殿下に招かれたハクフォンは、殿下といい仲になっていきますが、彼の部屋に大量の羽根が!これは「トリの羽根」の予告状なのです。
ハクフォンは殿下の危機に、再びシューパクロンとなり「トリの羽根」と戦うことにするのでした。しかしその戦いで彼女は不覚にも足を骨折し、いやおうなしに「トリの羽根」の家で一緒に暮らすことになっていくのです。
やがて「トリの羽根」の生き様にふれていく内に、彼女の心情に微妙な変化が起こりはじめるのでした。

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