映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2006年12月18日

少林寺への道4 ラマ僧の復讐

お前はこの腐敗から少林寺を救え!

少林寺への道 ラマ僧の復讐1983年(少林叛徒)
製作国:香港
監督:デヴィッド・リン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
少林寺では数人の僧が死ぬという事件が発生していました。
修行僧ペンフェイ(カーター・ウォン)は拳法の使い手でありながら、30年もの長きに渡って悔心院で罪を悔い悟りを得ているテンチー師範に「真の敵は少林寺にいる」と言われます。
そんなとき、またしても総管長ヤントンが、聖僧塚で殺害される事件が起こりました。
さらに最期を看取ったリーチェンが、少林寺内で殺害…現場にいち早く来ていたペンフェイは、大僧正に犯人である烙印を押されてしまいます。その場は次の総管長となったユアンチー、ユアンヘイの、とりなしによって事なきを得ますが、さらに事件が起こりました。

次なる殺害事件が起こり、皇帝(先帝)の寄贈の香炉が奪われてしまったのです。再びその場にいたペンフェイに容疑がかかります。
彼はいい訳は無駄だと知り、少林寺の僧たちを蹴散らし、下山して真の犯人を捜すことにするのでした。

一方現皇帝は少林寺が先帝の香炉を無くしたことを知るや、少林寺を潰そうと動き始めます。そしてまず皇女が、少林寺に向かうことになったのです。
叛徒となったペンフェイを追ったのは総管長のユアンチー、彼はペイフォンと拳を交えますが、必死の彼の訴えで、彼を信じようと考え始めます。しかしそんなユアンチーも殺害され、その容疑は当然ペイフェンに…こうして少林寺は彼に対して殺害命令状を出し、密命を受けた暗殺者たちが彼を狙い始めるのでした。

皇女、皇帝も少林寺壊滅へと動き始めます。
少林寺存亡の危機に次の総管長であるユアンヘイはある決意をするのでした!
しかし真の敵はいったい誰、そしてペイフェンは少林寺に戻ることができるのでしょうか。

関連リンク
1981年「少林寺への道 十八銅人
1981年「少林寺への道2 十八銅人の逆襲
1982年「少林寺への道3 八大門派
1984年「少林寺への道4 ラマ僧の復讐

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

少林寺への道3 八大門派

仏門に入りたい?お前は恩に報いず楽したいのか!

1982年(8 MASTERS)
製作国:香港
監督:ジョセフ・クオ


ストーリー
その日、立会いが行われました。
挑戦状を出したのは棒を得意とする仇英豪、片や剣の柳公延…柳公延は身体の不調のために戦いを延ばすよう願いますが、仇英豪はそれを許さず戦いは始まりました。その結果、仇英豪は死んだ振りをして柳公延を倒しますが、その仇英豪もまた傷付き倒れるのでした。

八大門派の1門であった柳公延が卑怯な方法で倒されたため、残りの八大門派は仇英豪を倒すため家を襲撃しました。
その直前に、以前仇英豪に助けられたという趙世恩の手で、1人息子である少捷は少林寺へ預けられました。少林寺で修行をする少捷は趙の最期の言葉から恨みを忘れ、ここを下山したら母親を捜し、趙の娘を捜し出し恩に報いることを誓うのでした。

20年近くが過ぎました。
高僧にまもなく下山するようにとを告げられた少捷(カーター・ウォン)は、世の中は荒み荒れているので下山したくはない、このまま仏門に入りますと言いますが、高僧はあきれ果ててお前は恩を返すのではないのかと怒られます。
我に返った少捷は銅人に挑戦し、少林寺卒業の証を手に入れます。そして下山して母親と趙の娘のために生きることを約束し、高僧が言った「慎重・忍耐・寛容」の言葉を胸に下山していきました。

しかし母を捜し出し趙の娘明珠と出合った彼を待っていたのは、あの時の復讐を息子にしようとしていた八大門派からの挑戦状だったのです。断っても執拗に挑戦状を付きつけてくる八大門派に、彼はとうとう山に逃げ出しました。しかし母親が捕まり、さらに彼を救うために自害したとき、ついに少捷の忍耐も限界に達したのです。
彼は白装束を身にまとい、八大門派との戦いの場へ向かうのでした。

関連リンク
1981年「少林寺への道 十八銅人
1981年「少林寺への道2 十八銅人の逆襲
1982年「少林寺への道3 八大門派
1984年「少林寺への道4 ラマ僧の復讐

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

少林寺への道2 十八銅人の逆襲

私は少林寺に行って修行をする!

少林寺への道 十八銅人の逆襲1981年(破大正雍十八銅人)
製作国:香港
監督:ジョセフ・クオ

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
清、父の康煕帝が亡き後、卑怯な策略によって皇帝の座についた雍正(カーター・ウォン)、お忍び(とも言えませんが)で街に出ていたときにある女性に一目ぼれしてしまいます。さっそく連れ帰ろうと彼女の家に押しかけましたが、そこで出てきたのが少林寺拳法の使い手の彼氏でした。
雍正はまるで歯が立たず負けてしまうのでした。

怒り心頭の雍正は、自分の身分を隠して少林寺に入門しようと門を叩きますが、年齢制限で無理だと断られます。しかし彼は何日も門の前で頭を下げることによってついに入門を許可されます。
少林寺での修行は厳しいものでしたが、雍正はひたすら修行に励みます。
最後の関門は十八銅人、彼らの待つ房で多彩な攻撃や難問に耐えて突破しなければならないのです。雍正は挑戦し挫折、挑戦しては挫折を繰り返します。その度に彼は死線をさまようことになりました。

そしていよいよ最後の関門、焼けた火鉢を抱きかかえて外に出る場所までたどり着きました。
その鉢を抱くことによって、少林寺の僧の証である竜を身体に宿すことができるのです。逆にいえばその刺青がないものは下山しても、少林寺の僧として認めてもらえないのです。
ゆっくりと鉢に近付く雍正…しかしその時、どういうわけか高僧たちが入ってきたのです!

関連リンク
1981年「少林寺への道 十八銅人
1981年「少林寺への道2 十八銅人の逆襲
1982年「少林寺への道3 八大門派
1984年「少林寺への道4 ラマ僧の復讐

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 11:48| Comment(2) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

少林寺への道 十八銅人

鉄の身体にも、慈悲の心が宿る。そのことを忘れるな。

1981年(少林寺十八銅人、英題:THE 18 BRONZEMEN)
製作国:香港
監督:ジョゼフ・クオ
製作:ジョゼフ・クオ
脚本:ジョゼフ・クオ
撮影:中条申太郎
音楽:シュー・フゥー・ヨン


ストーリー
約2,000年前、少林寺は少室山に建てられました。
明時代の末期に南の福州に移動、人々は御仏に仕えるかたわらひそかに武芸を磨きました。そして北から清が攻め入り、明の王朝は滅亡寸前、明を守ろうとする人々は少林寺の至善禅師のもとで鍛錬に励んだのです。

明の関志遠将軍は清からの再三にわたる降伏勧告にも応じず、ついに清は彼を抹殺すべく「黒い鷹」と呼ばれる男に暗殺を命じました。
突然の襲撃に<将軍はまだ幼い息子の小竜を部下の者に<常夫人に元にやるようにと命じ死んで行きます。親衛隊長の万盛将軍もまた息子の鉄君を抱いたまま少林寺にたどり着き息を引き取りました。将軍の息子小竜を守るのだと言い残し…。

鉄君は少林寺の高僧のもと修行を開始しました。
彼の目的は父の仇うち、そしてまだ見ぬ小竜を守ること、それを聞いた高僧は満足げにうなづくのでした。
一方、常夫人の家で武術を学ぶには1歳からという言葉に従い、小竜の身体を鍛える修行が始まりますが、清の暗殺部隊が来たことを期に彼もまた少林寺へと入門するのでした。

こうして小竜(ティエン・ペン)、鉄君(カーター・ウォン)の修行が続きました。
最終関門は三十六房と十八銅人、しかしまだ力の足りなかった小竜は途中で力つき、そのために鉄君もまた途中で断念するのでした。
さらに修行を続ける2人、そして小さいころから一緒の道奇の3人は書物堂で勉強中に、梁の上に乗っていた奥義書「十八羅漢拳の書」を発見します。その夜謎の黒装束に襲われる小竜、黒装束が奥儀書を狙ってきたようでしたが、鉄君が倒してしまい何者か判りませんでした。

再び銅人に挑戦です。2人は今度こそいろいろな試練に打ち勝ち突破することができました。その両手と胸には焼けた巨大火鉢を抱えたための竜の紋章が…これこそが少林寺の僧である証なのです。
しかし高僧たちに祝福され、下山した2人を待っていたのは「黒い鷹」の刺客たちだったのです!

関連リンク
1981年「少林寺への道 十八銅人
1981年「少林寺への道2 十八銅人の逆襲
1982年「少林寺への道3 八大門派
1984年「少林寺への道4 ラマ僧の復讐

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

新・少林寺三十六房

広東を殴り飛ばし、杭州蘇州をけり倒す。

新・少林寺三十六房1984年(霹靂十傑)
製作国:香港
監督:ラウ・カーリョン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
広東会館で子供たちと学んでいたフォン・サイヨは、いたずら好きで先生の手に負えるような人物ではありませんでした。
母親もそれを知ってか2人の兄に縄で結ぶありさまでした。

あるとき、墓参りをしていたサイヨたちは、ひょんなことで同じように参りに来ていた少林寺のサンダ住持(リュー・チャーフィ)と出会います。そこで満州の人間たちとトラブルを起こしたサイヨを救うために、一芝居打ってくれたサンダでしたが、逆にサイヨに満州の仲間だと誤解されてしまいます。
しかも清朝の武官会館で僧侶を出せを暴れてしまったために、武官たちの怒りを買い、ついに広東会館は閉鎖に追い込まれてしまうのでした。

彼の母はやむなく兄弟たちを、少林寺三十六房へと逃がすのでした。
しかしサイヨは修行をまじめにすることもなく、掟を破り日々街に繰り出すのでした。そんなある日、武官会館で催されていた祭りの会場で提督に目を付けられたサイヨは…。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

続・少林寺三十六房

人を騙すと心まで曲がる。最悪だ!

続・少林寺三十六房1980年(少林塔棚大師)
製作国:香港
監督:ラウ・カーリョン
脚本:ニィ・クアン
撮影:ファン・ユータイ
武術指導:ラウ・カーリョン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
広東…染物工房で働いていたシシェンやチウは染料の質が落ちてきたことに不満でしたが、親方はそれは技術力がないからだと満州から助っ人を呼び寄せ、それを理由に使用人の賃金を下げることにするのでした。
文句を言おうとすると、暴力を振るわれどうしようもありません。

一方、少林寺の坊に化け、インチキ薬を売り歩いていたシシェンの弟チェンチェ(リュー・チャーフィ)は、その騙しテクニックで少林寺のサンダに化けて親方たちを騙そうとしますが、逆にぼろぼろにされてしまうのでした。

チェンチェは少林寺の三十六房に入り込み、なんとか修行をして強くなろうとするのでしたが、本物のサンダは修行を許可せず、彼に改修作業をする少林寺の土台作りを命じるのでした。
やむなく建物の外で土台を作りはじめたチェンチェは、そこから僧侶たちの修行の様子が見えることに気付くのでした。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

少林寺三十六房

死を恐れなければ、屈辱に甘んじることはない。

少林寺三十六房1977年(少林三十六房)
製作国:香港
監督:リュー・チャーリァン
製作:ラン・ラン・ショウ
脚本:イー・クワン
撮影:ファン・ユータイ

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
広東、清朝の圧政に苦しむ人々を救わんと立ち上がったイン将軍は、ティエン将軍(ロー・リエ)の罠にかかり倒されてしまいます。
チォンウェン学校のホーもまた、清朝復活のために組織を結成していました。
学生のリュー・ユウダ(リュー・チャーフィ)は、家が海産物店を営んでいたこともあり、その荷物に密書を隠して運ぶという手助けをしていましたが、それは将軍たちに知られてしまいます。
家族は殺され、仲間の学生たちもつかまってしまいました。

道理を学ぶだけでは駄目だと、リューは少林寺の門を叩き修行をすることに…彼はサンダと名を変え武術を学ぶために三十五房を順番に入って行きました。
やがて彼は三十五房のどれかの副房長になれるほどの実力を身に付けました。しかし彼は俗世間から関係を断ち切っている少林寺の中で、俗世界の人たちにも武術を教えることの出来る、第三十六房を作ることを提案するのでした。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月27日

スカイ・ハイ

伝統と矛盾が背中合わせに存在している街…それが…。

1975年(THE MAN FROM HONG KONG)
製作国:香港、オーストラリア
監督:ジミー・ウォング、ブライアン・トレンチャード・スミス
製作:レイモンド・チョウ、ジョン・フライシャー
脚本:ブライアン・トレンチャード・スミス
撮影:ラッセル・ボイド
音楽:ノエル・キラン

ストーリー
麻薬の運び屋チャン(サモ・ハン・キンポー)がオーストラリアの観光地で捕らわれました。
チャンを引き取りにやってきた香港特別支局のファン・シンレン(ジミー・ウォング)は、尋問という名の腕にモノをいわせるという方法で、ウィルトンという男が背後にいることを知ります。
しかしチャンは裁判所に護送中、何者かに狙撃され死んでしまいます。
ファンは狙撃犯を追い詰めますが、意外なことに犯人はファンと互角の腕前、ファンはテーブルをひっくり返し、椅子を投げつけ血達磨になりながらも犯人を倒します。
犯人の持ち物からやはりウィルトン(ジョージ・レーゼンビー)が絡んでいることを付きとめたファンでしたが、ウィルトンは街をわがもの顔に牛耳る顔役で、警察すら立ち入りに躊躇するほどでした。

ファンは証拠をつかもうとウィルトンが経営する道場に忍び込みますが、逆に門下生たちとの戦いで手ひどい傷を負わされ、逃げ出します。
そんな彼を救った美女二人…しかしウィルトンの魔の手は彼女たちにも襲いかかってきました。

復讐に立ち上がったファンは、香港で知り合っていたハングライダーのキャロライン・ソーンの協力のもと、空からウィルトンのビルに潜入しようとするのでした。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 21:34| Comment(2) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

怒れるドラゴン 不死身の四天王

四天王立つとき、それは悪が壊滅するとき!

怒れるドラゴン 不死身の四天王1973年(四大天王)
製作国:台湾
監督:ジミー・ウォング
製作:ウォン・チューホン
脚本:ユン・クワイ
撮影:チュー・ヤウ・フー
音楽:ショウ・フー・リャン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
1920年、中国北東部は督軍に支配され街道は山賊や暴徒のために乱されていました。
そのために当時流行したのは民間警備の仕事でした。中でも高額な金品を護衛することではシーヨン警備会社が有名でした。そして…今日もまた高価な宝箱を狙って、山賊たちが襲いかかってきたのです。
部下を全員殺され多勢に無勢となったシーヨン警備会社のサム(カム・カン)は、危ないところを街の名士であるフン・ウェイ(チャン・イー)に助けられます。
フンの家で世話になったサムは、師匠であるウー(チェン・シン)に助けを求めようとしますが、ウーはイザコザから人を殺め正当防衛ではあったものの6ヵ月の投獄生活をした後、すっかりやる気をなくし今は飲んだくれ…サムの顔も判らないありさまでした。

一方遊び人のシャオ・パイ(ジミー・ウォング)は、ギャンブルである男から500ドルと財布まで奪っていました。
その財布に書かれていたシーヨン警備会社の名、そのことを知った山賊のティエンは、シャンを消してしまおうと動き出しますが、返り討ちにあってしまいます。
それもそのはず、シャオは賞金稼ぎとして名高い男だったのです。
ティエンが宝箱を売ろうとしていた街のボス、スー・チン・フォンはごうを煮やし、配下の凄腕剣客で侍の血を引いているチンと、その部下虚無僧姿の4人にシャオ抹殺を頼むのでした。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

片腕カンフー対空とぶギロチン

誰だろうとかまわん。わしは片腕の男を片っ端から殺す!

片腕カンフー対空とぶギロチン1975年(獨臂拳王大戦血滴子)
製作国:香港
監督:ジミー・ウォング
製作:ウォン・チューホン
脚本:ジミー・ウォング
撮影:チュー・ヤウ・ム
武術指導:ラウ・カーリョン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
今から240年前(今だと270年前?)清朝初期、ヨウセイ帝は武芸者を集め「空とぶギロチン」と呼ばれる恐怖の暗殺道具の使い方を教え込みました。それは明朝を指示する者たちを抹殺するためでした。

そして清朝末期、「空とぶギロチン」の使い手であり今は隠遁生活をおくっていた盲目のフンシェン(カム・カン)の元に、2人の弟子が片腕の男に殺されたという手紙が届きます。彼はギロチンをひとしきり試すや、復讐のために山を下りて行くのでした。

そうとは知らない片腕カンフーのユー・ティエンロン(ジミー・ウォング)は、カンフー道場を開き弟子たちを育てていました。
そんな時、鷹の爪道場主催の武術トーナメントが開かれることになりました。
遠く日本、モンゴル、インド、タイなどから武芸者たちが集いナンバー1を決めるのです。ユーは参加はせずとも弟子たちの教育になると見物に出かけていきました。

異種武術大会は白熱を極め、次々と変わった武術の者たちが登場してきます。しかし片腕の男が登場した時、屋根の上に立つ1人の僧!その手から放たれたのはチェーン付きのノコギリが付いた半球!!
「空とぶギロチン」は片腕の男の頭に収まったかと思うと、首を斬り落としてしまいました。
試合会場は血風渦巻く修羅場と化しました。
一足先に道場へ帰っていたユーはそのことを聞くと道場を閉め弟子たちに逃げるように言いますが、ときすでに遅くフンシェンの手下と化した、タイの武芸者が姿を現すのでした。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 22:25| Comment(8) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

ドラゴンへの道

行く手にはいつも銃とナイフ、それがタン・ロンの運命なのかも知れない。

ドラゴンへの道 デジタル・リマスター版1974年(WAY OF THE DRAGON)
製作国:香港
監督:ブルース・リー
製作:レイモンド・チョウ、ブルース・リー
脚本:ブルース・リー
撮影:西本正
音楽:ブルース・リー
武術指導:ブルース・リー、ユニコーン・チャン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
イタリアの空港に1人の若者が降り立ちました。
彼の名はタン・ロン(ブルース・リー)、ローマで中華レストランを経営しているチェン(ノラ・ミャオ)に頼まれて病気の伯父の代わりにやったきたのですが、香港とはうってかわった環境と言葉の壁に彼は目を白黒させるばかり。弁護士として来てもらったはずだったチェンも落胆の顔を隠せません。

中華レストランはチェンの父が死んだ後、彼女が引き継いだのですが、ある日のことマフィアに踏み込まれ店を売るのを断ったところ、その日を境に嫌がらせが始まったのでした。
店はワン伯父さんと店員たちで切り盛りされています。
店の店員たちトミー、ジミー、トマス、ロバートはカンフーは実践では役に立たないと、マフィアに対抗するために空手の修行をしていました。
タン・ロンは言葉の問題で空港でスープばかりを飲んだために、何かあるとすぐにトイレに駆け込み、あまつさえマフィアに笑いかける始末。すっかりみんなからバカにされるようになってしまいましたが、その夜、4人組のならず者(マフィア)が暴れだしたのに飛び出し、彼らを一撃の下にたたき伏せるのでした。
周囲の目は180度変わり、その日からカンフーの修行が始まりました。

一方、ならず者が何人いても返り討ちに、殺し屋も駄目、困り果てたマフィアのボスの片腕の男はタン・ロンを抹殺するために2人のカラテの達人と、さらにアメリカでは敵なしと言われる男ゴードン(チャック・ノリス)を呼び寄せるでした。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

蛇鶴八拳

少林寺拳法最強の極意はいずこへ。

蛇鶴八拳1977年(SNAKE & CRANE ARTS OF SHAOLIN)
製作国:香港
監督:チェン・チー・ホワ
撮影:チェン・チョンユァン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
少林寺拳法に八派あり、武芸をみがくため毎年集まるならわしでした。
この年、8月の中秋の日、八派の長老たちが集まって新しい型をあみだしました。蛇鶴八歩と名付けられたこの拳は、まさに天下無敵でした。かくして蛇鶴八歩は少林寺拳法の極意となったのです。

長老たちは虎の巻を少林寺の奥深くに納め、その権威の印として九竜の矛を添えました。これはあまねく天下に平和をもたらすためでした。しかしある日、八派の長老たちは突然姿を消し、虎の巻も行方不明となり、天下は麻のごとく乱れたのでした。

町ではいつにもまして拳法家の姿がありました。
最近、虎の巻を見た者がおり、腕に覚えのある拳法家がこぞってこの町に集まり、巻を我が手中におさめんと狙っていたのです。
そんな緊迫感漂う酒場に現れた男の名は徐英風(ジャッキー・チェン)、来る途中助けた子供、風来坊の黄珠とともに食事をとっていた彼は、ひょんなことから持っていた荷物を落としてしまいます。そこに見えたのはなんとあの虎の巻!たちまち戦いの場と化した酒場でしたが、英風は余裕で彼らをかわすのでした。

その日から彼の持つ虎の巻を狙って、四川唐門派の総師(ノラ・ミヤオ)、飛虎拳法の黄、どうでもいい連中の丁兄弟、そして黒竜党が襲いかかってきます。
徐英風とはいったい何者なのか、九竜の矛は?そして消えた八派の長老たちはいったい…。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

笑拳

人間の感情に基づく、喜び、悲しみ、わびしさ、幸福感…。

クレイジー・モンキー 笑拳1978年(THE FEARLESS HYENA)
製作国:香港
監督:ジャッキー・チェン
製作:スー・リーホワ
脚本:ジャッキー・チェン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
清朝末期のころ、鷹の爪という殺し屋任とその配下3人の武術家が、目障りになってきた形意道場を襲いました。門下生は殺され残るは陳…。
一方その陳は引っ越してきたばかりの地で病にふせっていました。息子である興隆(ジャッキー・チェン)は哲学と芸術、そしてカンフーを学ぼうとしていましたが、修行は怠けてばかり。
ある日のことイカサマ博打を暴いたことからやくざものに襲われますが、逆に倒してしまったことから彼らには兄貴と呼ばれ、ある道場の用心棒として雇われます。
しかし…調子に乗ってきた興隆は道場に形意と名づけ、そのことは任の知ることとなりました。

ちょうど陳にカンフーを使っていたことがばれ、家に帰りづらかった興隆、任が家を襲ったのはそんなときでした。病のため思うように戦えなかった陳は鉄の爪の倒され、助けに行こうとした興隆は謎の爺に押さえつけられてしまいます。

爺は陳の旧友の8本足キリンという男でした。
彼は興隆に修行を施し、形意に加えて鉄線術を基とした拳法を授けるのでした。それは頭脳と力をいっしょに活用することを根本とし、敵の喜怒哀楽の情のつけこむ技でした。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月19日

蛇拳

鷹爪と蛇形は百年来の仇敵なのだ。

蛇拳1976年(SNAKE IN THE EAGLE’S SHADOW)
製作国:香港
監督:ユエン・ウーピン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
鷹爪塾のショングン・ヤッワンは、蛇形塾の門人をことごとく殺し、ついに塾頭ジウをも倒してしまいます。残る蛇形を引き継ぐ者は、息子のジウ・ツォイジーとバク・チョンティンのみでした。

ホン・タイ武館で下働きをしているガンフー(ジャッキー・チェン)は、毎日、床磨きをしたり師範代の稽古台としていじめられていました。
あるとき、ホン・ワイ武館の前で老人が寄ってたかって殴られているのを見て(実は逆だったりしますが)、弱いのを承知で救いに飛び出します。その老人こそが蛇形のバク(ユエン・シャオティエン)だったのです。
バクはガンフーと話をしているうちに彼が好きになり、稽古台としていじめられていることを知ると蛇形の型を教えます。
そんなバクを鷹爪の刺客たちが襲ってきます。2人がかりで襲われたバクはついに負傷を負い、逃げる術を教わったガンフーもまた師範代の怒りをかい、武館を飛び出てしまいました。

負傷したバクと出会ったガンフーは、彼を看病することに…やがて傷の癒えたバクはガンフーに蛇形を教え込むのでした。厳しい修行が続き、やがてガンフーは蛇形の使い手として成長しました。
しかしホン・ワイ武館で師範を救ったことから、通りかかったショングンに蛇形の存在を知られてしまいます。
シュングンはガンフーにバクの同門だと偽りながら迫り、ガンフーもまたそれを信じてバクのところに連れて行こうとするのでしたが…。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 21:06| Comment(2) | TrackBack(1) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

酔拳

酔えば酔うほどに強くなる…。

酔拳1978年(DRUNKEN MASTER)
製作国:香港
監督:ユエン・ウーピン
製作:ウー・スー・ユエン
撮影:チャン・ハイ

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
カンフー道場を営むウォン・ケイインの息子ウォン・フェイフォン(ジャッキー・チェン)は、強さを鼻にかけ、修行は不真面目、町では時にはならず者をカンフーで懲らしめることもありましたが、女の子にも悪さをする放蕩息子でした。今日も初めて目にした美人にイタズラをしていましたが、今回ばかりはその母親にこっぴどく怒られる始末。

家に戻ってきたフェイフォンはイタズラした娘が従姉妹で、しかもその母親が父の妹であったことにびっくり仰天。罰として師範コイシンの元で修行を強要されます。しかしそれすらズルをするフェイフォンにケイインは、彼を叔父の赤鼻のソウ(ユエン・シャオティエン)に預けることにするのでした。
半分騙されて1年間の修行をすることになったフェイフォンが、まじめに修行することもなく、ソウを修行で使っていたカメの中に閉じ込めて逃げ出すのでした。
修行で濡れた服を乾かしていたフェイフォンは、その場所を依頼主との連絡場所に使っていた暗殺者イム・ティッサムと衝突します。無謀にも腕を信じて向かっていきますが、まったく太刀打ちもできずに倒されてしまったフェイフォン…プライドをズタズタにされて、走って逃げる彼は再びソウの小屋に戻るのでした。
こうしてソウの厳しい修行の元、彼はたくましく成長して行くのでした。

やがてソウがフェイフォンに授けたのは、酒に酔ったような型を持つ酔八仙の酔拳でした。
1年が過ぎようとしたころ、道場では町の山の石炭を巡っての抗争が勃発。町の人間のものだというケイインは、山を我が者にしようとする悪者にとっては目の上のたんこぶ、そしてそれを排除する方法はティッサムへの暗殺依頼という形をとるのでした。

感想はコチラから ▼

posted by 白くじら at 07:43| Comment(6) | TrackBack(1) | カンフー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
リンクシェア アフィリエイト紹介プログラム

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。